本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年6月7日付で読売新聞茨城版から、6月6日付で茨城新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
独法)産業技術総合研究所は6日、つくば市のつくば西事業所エネルギーセンター敷地内のボイラー用排水管から、国の環境基準の23倍にあたる鉛を含んだボイラー水が地中に漏えいしたと発表した。
発表によると、漏れたのは冷暖房用の蒸気ボイラーで使われた水。
監視員が5月21日、ボイラー水を交換する際、タンクにたまった水量が少ないのに気付き、地中約1.5mに埋設された野外排水管(直径約15cm)に長さ約5cm、幅数mmの亀裂を発見した。
老朽化による腐食とみられる。
外部業者の分析で6月5日、鉛が1ℓあたり0.23mg(環境基準0.01mg)、フッ素が同1.9mg(同0.8mg)検出されたことがわかった。
産総研は、汚染水の流出期間を100日以内、漏れた水量は10~30m3とみている。
ボイラー水は、上水道を弱アルカリ性に調整して使用しており、同研究所は鉛とフッ素が混入した原因を調べ、周辺の土壌と地下水の分析を進めている。
地下水が汚染されたとしても、地下水の流れる方向に飲用の井戸はなく、健康被害の心配はないとしている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120606-OYT8T01506.htm
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13389909942033
独法)産業技術総合研究所は6日、つくば市のつくば西事業所エネルギーセンター敷地内のボイラー用排水管から、国の環境基準の23倍にあたる鉛を含んだボイラー水が地中に漏えいしたと発表した。
発表によると、漏れたのは冷暖房用の蒸気ボイラーで使われた水。
監視員が5月21日、ボイラー水を交換する際、タンクにたまった水量が少ないのに気付き、地中約1.5mに埋設された野外排水管(直径約15cm)に長さ約5cm、幅数mmの亀裂を発見した。
老朽化による腐食とみられる。
外部業者の分析で6月5日、鉛が1ℓあたり0.23mg(環境基準0.01mg)、フッ素が同1.9mg(同0.8mg)検出されたことがわかった。
産総研は、汚染水の流出期間を100日以内、漏れた水量は10~30m3とみている。
ボイラー水は、上水道を弱アルカリ性に調整して使用しており、同研究所は鉛とフッ素が混入した原因を調べ、周辺の土壌と地下水の分析を進めている。
地下水が汚染されたとしても、地下水の流れる方向に飲用の井戸はなく、健康被害の心配はないとしている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120606-OYT8T01506.htm
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13389909942033
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。