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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20189151114分に北海道新聞電子版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北海道電力は14日、胆振東部地震で損傷し、運転を停止している苫東厚真火力発電所について、耐震設計上、想定する地震の揺れが震度5であると明らかにした。

 

今回の地震では、同町で震度7を観測。

想定を上回る揺れが火発を襲ったことが、ブラックアウトにつながる損傷を招いた可能性がある。

 

北電は、苫東厚真1、2、4号機(3号機は廃止)の再稼働を目指しているが、現在の設計上の耐震性を踏まえ、強い余震を想定した備えも求められそうだ。

 

北電によると、2002年に運転を始めた4号機(70万KW)は、民間規格の耐震基準で設計された。

 

基準は、発電機など火発施設に関する全国一律のルールで、震度5に耐えられる構造上の強度を定めている。

立地ごとに異なる、周辺の活断層の評価は必要ない。

北電も、周辺の断層を評価した耐震設計は行っていないという。

 

1号機(35万KW)と2号機(60万KW)は、運転開始が1980年、85年と古く、当時は耐震性の基準がなかったため、メーカーの自主基準で設置した。

いずれも震度5の想定という。

 

胆振東部地震では、政府の地震調査委員会が、活断層「石狩低地東縁断層帯」との関連について「否定できない」との見解を示した。

 

同じ大規模電源でも、北電泊原発(後志管内泊村)をはじめ各原発は、放射性物質を扱う危険性を踏まえ、活断層などから地震の揺れを評価した上で、設備の耐震性について原子力規制委員会が審査する仕組みがある。

 

出典

厚真火発は耐震震度5 活断層を評価せず

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/228575 

 

 

916133分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

地震による損傷で北海道全域の停電を引き起こした苫東厚真発電所(厚真町)の発電機が、耐震基準上、最低の震度5相当だったことが判明した。

 

北海道電力によると、地盤の軟弱さや地形などで耐震基準を引き上げる仕組みで、震度7を記録した2011年の東日本大震災後、社内で耐震基準の見直しを議論したが、「変更は不要」と結論付けていた。

 

耐震基準は00年、日本電気協会が全国の火力発電所を対象に定めた「耐震設計規程」に基づき、震度5以上と決められている。

 

苫東厚真は、3基ある発電機のうち、02年運転開始の4号機が対象で、震度5で大きく損壊しない程度の設計だった。

 

基準設定前に建設された1号機(1980年)と2号機(85年)は、メーカー自主基準で、同じ震度5に対応していた。

 

北電は、「耐震基準は満たしている」(真弓社長)と、問題はなかったとしている。

 

出典

『苫東厚真発電機、耐震は最低の震度5相当』

https://mainichi.jp/articles/20180916/k00/00m/040/115000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

発電所の設備が損傷したからブラックアウトが発生した・・・と読み取れる箇所があるが、それはチト言葉足らずの感がある。

 

というのは、今回のブラックアウトは、本日修正連絡したとおり、厚真火発の設備が停止した後、電力の需要と供給のバランスを自動でとっている最中に想定外の事態が発生したことが原因らしいからだ。

 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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