事故が起きる原因や防止策などについて、最新の事故事例などを題材として考えています。
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2012年4月23日付でSTVニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう札幌市西区のみそ製造工場で、ボイラーが爆発する事故があったが、強風の影響という可能性が出てきた。
爆発事故があったのは、札幌市西区の日本清酒・寿みそ醸造所。
午前9時50分ごろ、近くの住民から「爆発音がして黒い煙が出ている」と119番通報があった。
この事故で、けが人はいなかったが、煙突が破損し、一時、倒壊する恐れがあったため、近くの住民が避難するなど周辺は騒然となった。
爆発によって破損した煙突は高さ50mほどで、すぐ近くには、たくさんの人が住む団地が建っている。
タクシー運転手談、「ドーンという音がして振り返ると煙が空中に上がっていた」。
近くの会社員談、「ドーンといって会社が揺れた(建物自体が揺れた)」。
消防などによると当時、現場周辺は強い風が吹いていて、その風が煙突の中を逆流しボイラーにガスがたまって引火、爆発した可能性が高いとみられている。
出典URL
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
一方、4月23日17時00分に北海道新聞から、また4月23日付の読売新聞北海道版から、上記とは違う情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
1階のボイラー室で爆発があり、鉄筋コンクリート4階建て延べ約9750m2のうち、同室や煙突などを破損した。
当時、工場は稼働中で従業員27人がいたが、避難して無事だった。
警察などによると、爆発したのは大豆を蒸す蒸気を作る重油ボイラーの配管で、燃焼ガスはこの配管を通り、煙突から外に排出される仕組み。
爆発音とともに窓ガラス16枚が割れ、高さ約50mの煙突上部にひびが入り、黒煙が上がったという。
消防は水蒸気爆発を起こした可能性があるとみており、警察が原因を調べている。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/367377.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120423-OYT8T00769.htm
きょう札幌市西区のみそ製造工場で、ボイラーが爆発する事故があったが、強風の影響という可能性が出てきた。
爆発事故があったのは、札幌市西区の日本清酒・寿みそ醸造所。
午前9時50分ごろ、近くの住民から「爆発音がして黒い煙が出ている」と119番通報があった。
この事故で、けが人はいなかったが、煙突が破損し、一時、倒壊する恐れがあったため、近くの住民が避難するなど周辺は騒然となった。
爆発によって破損した煙突は高さ50mほどで、すぐ近くには、たくさんの人が住む団地が建っている。
タクシー運転手談、「ドーンという音がして振り返ると煙が空中に上がっていた」。
近くの会社員談、「ドーンといって会社が揺れた(建物自体が揺れた)」。
消防などによると当時、現場周辺は強い風が吹いていて、その風が煙突の中を逆流しボイラーにガスがたまって引火、爆発した可能性が高いとみられている。
出典URL
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
一方、4月23日17時00分に北海道新聞から、また4月23日付の読売新聞北海道版から、上記とは違う情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
1階のボイラー室で爆発があり、鉄筋コンクリート4階建て延べ約9750m2のうち、同室や煙突などを破損した。
当時、工場は稼働中で従業員27人がいたが、避難して無事だった。
警察などによると、爆発したのは大豆を蒸す蒸気を作る重油ボイラーの配管で、燃焼ガスはこの配管を通り、煙突から外に排出される仕組み。
爆発音とともに窓ガラス16枚が割れ、高さ約50mの煙突上部にひびが入り、黒煙が上がったという。
消防は水蒸気爆発を起こした可能性があるとみており、警察が原因を調べている。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/367377.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120423-OYT8T00769.htm
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2012年4月18日16時4分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時ごろ、名古屋市港区の食品加工会社「大アキ服部」の工場で爆発音がした。
社長が確認したところ、58歳の従業員の男性がけがをしていたことから、同9時40分ごろ消防に連絡した。従業員は右手に軽いやけどを負った。
警察によると、同社では魚の加工品を作っている。
男性従業員が食材を揚げるためのフライヤーに点火しようとした際、爆発したという。
同社では加熱にプロパンガスを使っており、もれたガスに引火した可能性があるという。
爆発で工場のガラスや壁板、天井の一部が壊れた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0418/NGY201204180017.html
18日午前9時ごろ、名古屋市港区の食品加工会社「大アキ服部」の工場で爆発音がした。
社長が確認したところ、58歳の従業員の男性がけがをしていたことから、同9時40分ごろ消防に連絡した。従業員は右手に軽いやけどを負った。
警察によると、同社では魚の加工品を作っている。
男性従業員が食材を揚げるためのフライヤーに点火しようとした際、爆発したという。
同社では加熱にプロパンガスを使っており、もれたガスに引火した可能性があるという。
爆発で工場のガラスや壁板、天井の一部が壊れた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0418/NGY201204180017.html
2012年4月13日12時44分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前10時過ぎ、熊本市中央区の自動車整備工場、「カーケアセンター熊本」からドラム缶が爆発したとの通報が消防にあった。
この爆発で40代のパートの作業員の男性が腕などにやけどを負っていて病院に搬送されたが、意識はあり命に別状はないという。
消防などによると、男性はゴミ入れにしようと200ℓのドラム缶のふたをガスバーナーで空けようとしていたところ、突然、ドラム缶が爆発したという。
工場の隣にあるスーパーの店長の男性は「2階の事務所にいところ、どーん、という音が聞こえ、煙があがり、ドラム缶が飛ぶのが見えた。最初は何が起こったのかわからなかった」と話していた。
現場はスーパーなど複数の店舗が集まっていて、多くの客が爆発音に驚いて集まり、一時騒然とした。
ドラム缶にはエンジンオイルの廃油が残っていたということで、警察は、ガスバーナーの火が何らかの原因で引火して爆発したとみて、原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004417271.html
13日午前10時過ぎ、熊本市中央区の自動車整備工場、「カーケアセンター熊本」からドラム缶が爆発したとの通報が消防にあった。
この爆発で40代のパートの作業員の男性が腕などにやけどを負っていて病院に搬送されたが、意識はあり命に別状はないという。
消防などによると、男性はゴミ入れにしようと200ℓのドラム缶のふたをガスバーナーで空けようとしていたところ、突然、ドラム缶が爆発したという。
工場の隣にあるスーパーの店長の男性は「2階の事務所にいところ、どーん、という音が聞こえ、煙があがり、ドラム缶が飛ぶのが見えた。最初は何が起こったのかわからなかった」と話していた。
現場はスーパーなど複数の店舗が集まっていて、多くの客が爆発音に驚いて集まり、一時騒然とした。
ドラム缶にはエンジンオイルの廃油が残っていたということで、警察は、ガスバーナーの火が何らかの原因で引火して爆発したとみて、原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004417271.html
2012年4月12日付で読売新聞山形版から、現場写真付で下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前11時半頃、東根市蟹沢のガソリンスタンド「野口鉱油東根バイパス給油所」で、解体作業中のレギュラーガソリンの鉄製地下タンク(長さ約6m、直径約1.5m、容量約1万ℓ)が爆発、作業をしていた男性(62)が左足首と左手首などにやけどを負った。命に別条はないという。
タンク内で気化したガソリンに、火花が飛ぶなどして引火した可能性があり、警察は業務上過失致傷容疑を視野に、関係者から詳しい作業手順などを聞いている。
警察などによると、スタンドはセルフ式への改装工事中で、客はいなかった。
男性が、電動カッターでタンクに約40cmの穴を空けたところ爆発し、火柱が約1m上がったという。
今回の工事は、野口鉱油(本社・天童市)から委託を受けた東根市の建設会社が主に担当。
タンクは工事前に、県内の別の業者が洗浄したというが、建設会社は警察の調べに、「可燃性ガスが内部に残っているかは検査していなかった」などと話しているという。
タンクに穴を開けるのは、気化したガソリンなどの残留物を完全に取り除くためで、11日朝から作業員8人が工事をしていた。
現場は国道13号沿い。近くの男性(67)は「ガソリンスタンドの工事は慎重にやってもらわないと怖い」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120411-OYT8T01253.htm
一方、4月12日付の毎日新聞山形版からは、以下の関連情報がネット配信されていた。
・「給油所で爆発音がした」と通行人から119番通報があった。
・地下3mにあるガソリンタンクから出火した。
・他の作業員にけがはなかった。
・地下にはガソリン、軽油、灯油用の五つのタンクがあり、4月2日から全タンクの入れ替え作業を行っており営業していなかった。
・タンクはいずれも中身を抜き、発火しないように中和剤で洗浄していたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120412ddlk06040068000c.html
(ブログ者コメント)
□このケースでは、皿洗いなどと違い、単に内部を中和剤で洗っただけでは、洗浄したとは言えない。
□洗浄が完了したかどうか、洗浄業者と建設会社の双方ともに、ガス検知器で定量的に確認しなかったための事故であろう。
□両者の作業分担がどうなっていたかは不明だが、一般的に言うと、洗浄業者の責任で、ガス検知器などで確認する必要があった。
そして建設業者もその結果を確認する。望ましくは自社でもガス検知器で確認する。
その辺、専門の洗浄業者なら分かっていたはずだが・・・。
ひょっとして、洗浄作業を行ったのは専門外の業者だろうか?
11日午前11時半頃、東根市蟹沢のガソリンスタンド「野口鉱油東根バイパス給油所」で、解体作業中のレギュラーガソリンの鉄製地下タンク(長さ約6m、直径約1.5m、容量約1万ℓ)が爆発、作業をしていた男性(62)が左足首と左手首などにやけどを負った。命に別条はないという。
タンク内で気化したガソリンに、火花が飛ぶなどして引火した可能性があり、警察は業務上過失致傷容疑を視野に、関係者から詳しい作業手順などを聞いている。
警察などによると、スタンドはセルフ式への改装工事中で、客はいなかった。
男性が、電動カッターでタンクに約40cmの穴を空けたところ爆発し、火柱が約1m上がったという。
今回の工事は、野口鉱油(本社・天童市)から委託を受けた東根市の建設会社が主に担当。
タンクは工事前に、県内の別の業者が洗浄したというが、建設会社は警察の調べに、「可燃性ガスが内部に残っているかは検査していなかった」などと話しているという。
タンクに穴を開けるのは、気化したガソリンなどの残留物を完全に取り除くためで、11日朝から作業員8人が工事をしていた。
現場は国道13号沿い。近くの男性(67)は「ガソリンスタンドの工事は慎重にやってもらわないと怖い」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120411-OYT8T01253.htm
一方、4月12日付の毎日新聞山形版からは、以下の関連情報がネット配信されていた。
・「給油所で爆発音がした」と通行人から119番通報があった。
・地下3mにあるガソリンタンクから出火した。
・他の作業員にけがはなかった。
・地下にはガソリン、軽油、灯油用の五つのタンクがあり、4月2日から全タンクの入れ替え作業を行っており営業していなかった。
・タンクはいずれも中身を抜き、発火しないように中和剤で洗浄していたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120412ddlk06040068000c.html
(ブログ者コメント)
□このケースでは、皿洗いなどと違い、単に内部を中和剤で洗っただけでは、洗浄したとは言えない。
□洗浄が完了したかどうか、洗浄業者と建設会社の双方ともに、ガス検知器で定量的に確認しなかったための事故であろう。
□両者の作業分担がどうなっていたかは不明だが、一般的に言うと、洗浄業者の責任で、ガス検知器などで確認する必要があった。
そして建設業者もその結果を確認する。望ましくは自社でもガス検知器で確認する。
その辺、専門の洗浄業者なら分かっていたはずだが・・・。
ひょっとして、洗浄作業を行ったのは専門外の業者だろうか?
2012年4月11日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前7時半ごろ、札幌市白石区のガソリンスタンド「日商砿油南郷通2丁目サービスステーション」で、1階倉庫内で爆発。火柱が上がり、2階建て店舗の1、2階の約15m2を焼いた。けが人はなかった。
消防車18台が出動し、火は約2時間後に鎮火。道の一部が一時通行止めとなった。
警察などによると、倉庫内にあった灯油をくみ上げるモーターから火花が出て、携行缶から気化したガソリンに引火、爆発したとみられる。
出火当時、開店前で客はおらず、従業員が1、2階に各2人いたが無事だった。
2階にいた女性従業員(58)は「1階でドーンという音がしたので階段を下りていったら、自分の背後で2回爆発がした。間一髪だった」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20120411ddlk01040292000c.html
(ブログ者コメント)
□倉庫であれば密閉状態になることもある筈。なぜ、モーターを防爆仕様にしなかったのだろう?
SS新設時、よくそれで消防の検査を合格できたものだ。
□倉庫内にガソリン携行缶を置いていたことといい、当初の設計思想が時間の経過とともに薄れてきた末の事故ではないか?・・・・根拠はないが、そのような気がした。
10日午前7時半ごろ、札幌市白石区のガソリンスタンド「日商砿油南郷通2丁目サービスステーション」で、1階倉庫内で爆発。火柱が上がり、2階建て店舗の1、2階の約15m2を焼いた。けが人はなかった。
消防車18台が出動し、火は約2時間後に鎮火。道の一部が一時通行止めとなった。
警察などによると、倉庫内にあった灯油をくみ上げるモーターから火花が出て、携行缶から気化したガソリンに引火、爆発したとみられる。
出火当時、開店前で客はおらず、従業員が1、2階に各2人いたが無事だった。
2階にいた女性従業員(58)は「1階でドーンという音がしたので階段を下りていったら、自分の背後で2回爆発がした。間一髪だった」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20120411ddlk01040292000c.html
(ブログ者コメント)
□倉庫であれば密閉状態になることもある筈。なぜ、モーターを防爆仕様にしなかったのだろう?
SS新設時、よくそれで消防の検査を合格できたものだ。
□倉庫内にガソリン携行缶を置いていたことといい、当初の設計思想が時間の経過とともに薄れてきた末の事故ではないか?・・・・根拠はないが、そのような気がした。
2012年4月3日20時29分に山形放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時すぎ、寒河江市日田の廃品リサイクル業・秋葉商店の倉庫で爆発が起きた。
この爆発で倉庫の屋根が縦およそ0.6m、横およそ8mにわたってめくれ上がったが、けが人はいなかった。
警察によると、現場の倉庫にはプラスチックを溶かしてコークスを作る機械があり、爆発当時、男性作業員1人がその機械の外側部分を溶接する作業を行っていた。
溶接中に突然、作業員の近くにあった機械のダクト部分が爆発し、ダクトが吹き飛んで屋根がめくれたという。
当時、機械は稼動しておらず、警察では原因を調べている。
出典URL
http://ybc.co.jp/nnn/news8872174.html
(ブログ者コメント)
ダクトの形状や長さなど不明だが、考えられる原因は下記2ケース。
しかし、長い間、可燃性ガスが滞留しっ放しということも考え難い。
ケース2だったのではないだろうか?
ケース1.可燃性ガスがダクト内に滞留していた。
ケース2.ダクト内にこびりつき炭化していたプラスチックによるフィルムデトネーション。
3日午後1時すぎ、寒河江市日田の廃品リサイクル業・秋葉商店の倉庫で爆発が起きた。
この爆発で倉庫の屋根が縦およそ0.6m、横およそ8mにわたってめくれ上がったが、けが人はいなかった。
警察によると、現場の倉庫にはプラスチックを溶かしてコークスを作る機械があり、爆発当時、男性作業員1人がその機械の外側部分を溶接する作業を行っていた。
溶接中に突然、作業員の近くにあった機械のダクト部分が爆発し、ダクトが吹き飛んで屋根がめくれたという。
当時、機械は稼動しておらず、警察では原因を調べている。
出典URL
http://ybc.co.jp/nnn/news8872174.html
(ブログ者コメント)
ダクトの形状や長さなど不明だが、考えられる原因は下記2ケース。
しかし、長い間、可燃性ガスが滞留しっ放しということも考え難い。
ケース2だったのではないだろうか?
ケース1.可燃性ガスがダクト内に滞留していた。
ケース2.ダクト内にこびりつき炭化していたプラスチックによるフィルムデトネーション。
2012年4月2日19時4分にmsn産経ニュースから、同日20時26分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時15分ごろ、塩釜市の船舶会社、東北ドック鉄工の職員から「爆発事故が起きた」と119番通報があった。
すぐに鎮火したが、男性作業員(30)が顔や首にやけどを負い、病院に搬送された。
警察などによると、同社敷地内のドックで男性が、検査や塗装のために入庫中のオイルタンカー「第17菱安丸」(1586トン)の船底を溶接しようと点火したところ、船底に残っていたガソリンに引火したとみられる。
男性は意識はあるが、近くにいた作業員3人が耳に異常を訴えたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120402/dst12040219050010-n1.htm
2日午後4時15分ごろ、塩釜市の船舶会社、東北ドック鉄工の職員から「爆発事故が起きた」と119番通報があった。
すぐに鎮火したが、男性作業員(30)が顔や首にやけどを負い、病院に搬送された。
警察などによると、同社敷地内のドックで男性が、検査や塗装のために入庫中のオイルタンカー「第17菱安丸」(1586トン)の船底を溶接しようと点火したところ、船底に残っていたガソリンに引火したとみられる。
男性は意識はあるが、近くにいた作業員3人が耳に異常を訴えたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120402/dst12040219050010-n1.htm
2012年2月17日12時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前8時30分頃、霧島市の京セラ鹿児島国分工場敷地内にある半導体工場(鉄筋2階建て)2階で爆発があり、火災が発生した。
同10時過ぎに鎮火したが、社員の男性(58)が上半身に重いやけどを負った。病院に搬送されており、意識はあるという。警察などが原因を調べている。
警察などによると、男性は半導体の原料の化学薬品を1人で調合しており、空の容器に漏斗を差し込もうとした際に爆発したという。他の従業員は避難して無事だった。
住宅街に囲まれた工場は、屋根の一部が吹き飛び、建物からは黒煙が立ち上った。
同工場は1972年に操業を開始し、半導体や自動車部品などを製造している。敷地面積は約28万6600m2で、従業員数は4610人。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120217-OYT1T00503.htm
一方、機械の洗浄中だったという報道もあり、その代表として2月18日付の朝日新聞(聞蔵)の記事を記す。
男性は爆発が起きた際、工場2階にいて「セラミックパッケージ」と呼ばれる部品の原料製造設備を洗浄する作業をしていた。
設備は1階から2階に達する大きさで、当時は空だった。
男性は金属製のじょうごを使って洗浄液のトルエンを入れようとしていたらしい。
また17日付の京セラHPお詫び文書には、原因が掲載されていた。
セラミックパッケージの原料製造工程で使用する小型ミル(粉砕機)の一つで事故が起こり、消火器により消火、鎮火いたしました。
小型ミルの注入口での作業中に静電気が原因で溶剤に引火したことによります。
これによる生産設備および生産活動への影響はございません。
なお、弊社男性従業員1名がやけどを負っておりますが、命に別状はございません。
また近隣への影響はございません。
関係者の皆さまには多大なご心配、ご迷惑をおかけしましたことを謹んでお詫び申し上げますとともに、今後とも安全性には十分配慮してまいります。
出典URL
http://www.kyocera.co.jp/information/2012/0201_qwer.html
(ブログ者コメント)
□情報を総合すると、小型ミルを洗浄しようと、洗浄用溶剤を漏斗でミルの中に注ごうとした時に着火、爆発したものと思われる。
□とすれば、漏斗にアースをとっていなかった、あるいは人体帯電が原因だった可能性がある。
このような、溶剤を注入しようとした時の事故は過去に数多く発生しており、静電気火災爆発事故の典型ともいうべきものだが、同じような事故がまた起こってしまったのは、残念というほかない。
□それにしても、京セラは、その日のうちに、よくぞここまで原因を明らかにし、断定的表現でHPに掲載したものだ。
静電気の知識に詳しい人が社内にいて、なおかつ会社としての意思決定が素早いということだろう。
□一方、この手のお詫び文書では「原因究明中」とか「消防が調査中」と書くのが一般的で、ここまで踏み込んで書かれたものは、ブログ者の知る限り、初めてだ。
自社の教訓を他社の事故防止のための情報として積極的に発信する京セラの姿勢に敬意を表する。
企業ならびに消防には、事故が起きてしまった場合、これほど断定的でなくてよいので、推定原因だけは早期に発信していただきたいものだ。
17日午前8時30分頃、霧島市の京セラ鹿児島国分工場敷地内にある半導体工場(鉄筋2階建て)2階で爆発があり、火災が発生した。
同10時過ぎに鎮火したが、社員の男性(58)が上半身に重いやけどを負った。病院に搬送されており、意識はあるという。警察などが原因を調べている。
警察などによると、男性は半導体の原料の化学薬品を1人で調合しており、空の容器に漏斗を差し込もうとした際に爆発したという。他の従業員は避難して無事だった。
住宅街に囲まれた工場は、屋根の一部が吹き飛び、建物からは黒煙が立ち上った。
同工場は1972年に操業を開始し、半導体や自動車部品などを製造している。敷地面積は約28万6600m2で、従業員数は4610人。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120217-OYT1T00503.htm
一方、機械の洗浄中だったという報道もあり、その代表として2月18日付の朝日新聞(聞蔵)の記事を記す。
男性は爆発が起きた際、工場2階にいて「セラミックパッケージ」と呼ばれる部品の原料製造設備を洗浄する作業をしていた。
設備は1階から2階に達する大きさで、当時は空だった。
男性は金属製のじょうごを使って洗浄液のトルエンを入れようとしていたらしい。
また17日付の京セラHPお詫び文書には、原因が掲載されていた。
セラミックパッケージの原料製造工程で使用する小型ミル(粉砕機)の一つで事故が起こり、消火器により消火、鎮火いたしました。
小型ミルの注入口での作業中に静電気が原因で溶剤に引火したことによります。
これによる生産設備および生産活動への影響はございません。
なお、弊社男性従業員1名がやけどを負っておりますが、命に別状はございません。
また近隣への影響はございません。
関係者の皆さまには多大なご心配、ご迷惑をおかけしましたことを謹んでお詫び申し上げますとともに、今後とも安全性には十分配慮してまいります。
出典URL
http://www.kyocera.co.jp/information/2012/0201_qwer.html
(ブログ者コメント)
□情報を総合すると、小型ミルを洗浄しようと、洗浄用溶剤を漏斗でミルの中に注ごうとした時に着火、爆発したものと思われる。
□とすれば、漏斗にアースをとっていなかった、あるいは人体帯電が原因だった可能性がある。
このような、溶剤を注入しようとした時の事故は過去に数多く発生しており、静電気火災爆発事故の典型ともいうべきものだが、同じような事故がまた起こってしまったのは、残念というほかない。
□それにしても、京セラは、その日のうちに、よくぞここまで原因を明らかにし、断定的表現でHPに掲載したものだ。
静電気の知識に詳しい人が社内にいて、なおかつ会社としての意思決定が素早いということだろう。
□一方、この手のお詫び文書では「原因究明中」とか「消防が調査中」と書くのが一般的で、ここまで踏み込んで書かれたものは、ブログ者の知る限り、初めてだ。
自社の教訓を他社の事故防止のための情報として積極的に発信する京セラの姿勢に敬意を表する。
企業ならびに消防には、事故が起きてしまった場合、これほど断定的でなくてよいので、推定原因だけは早期に発信していただきたいものだ。
2012年1月31日付で毎日新聞茨城版から、また31日11時54分に読売新聞から内部写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時15分ごろ、結城市の金属加工会社、東京ハードフェイシングの結城工場で爆発が発生し、男性従業員(41)が腕を骨折するなどの重傷を負った。
警察によると、爆発が起きた工場は木造スレート平屋建て約378m2で、金属部品を溶接加工し製品化している。
爆発時は作業員3人で溶接作業中で、窓ガラスも割れ、入り口の木製ドアもはずれたという。他の2人にはけがはなかった。
溶接作業に取り掛かろうとしたところ、床下で「ドカン」という音と共に爆発が起こり、床に敷いた鉄板(長さ約2m、幅約1m、厚さ約20cm)6~8枚が吹き飛んだ。
重傷を負った社員は、鉄板の上で作業をしていた。
警察は、作業場内にある焼き入れのための炉はLPガスを使用しており、溶接の火が引火し、ガス爆発を引き起こした可能性があるとみて調べている。
関係者は、「溶接する金属部品を温めるプロパンガスが鉄板で覆っていたくぼみにたまり、何らかの原因で爆発したのでは」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120131ddlk08040187000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120131-OYT1T00425.htm
(2012年3月1日 修正1 ;追記)
2012年1月31日付の茨城新聞紙面に、現場のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
鉄板の下は空洞になっており、屋外のガスボンベにつないだ複数の管が通っているという。
工場長は「床下にガスが漏れてたまっていたのかもしれない」と語った。
30日午前10時15分ごろ、結城市の金属加工会社、東京ハードフェイシングの結城工場で爆発が発生し、男性従業員(41)が腕を骨折するなどの重傷を負った。
警察によると、爆発が起きた工場は木造スレート平屋建て約378m2で、金属部品を溶接加工し製品化している。
爆発時は作業員3人で溶接作業中で、窓ガラスも割れ、入り口の木製ドアもはずれたという。他の2人にはけがはなかった。
溶接作業に取り掛かろうとしたところ、床下で「ドカン」という音と共に爆発が起こり、床に敷いた鉄板(長さ約2m、幅約1m、厚さ約20cm)6~8枚が吹き飛んだ。
重傷を負った社員は、鉄板の上で作業をしていた。
警察は、作業場内にある焼き入れのための炉はLPガスを使用しており、溶接の火が引火し、ガス爆発を引き起こした可能性があるとみて調べている。
関係者は、「溶接する金属部品を温めるプロパンガスが鉄板で覆っていたくぼみにたまり、何らかの原因で爆発したのでは」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120131ddlk08040187000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120131-OYT1T00425.htm
(2012年3月1日 修正1 ;追記)
2012年1月31日付の茨城新聞紙面に、現場のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
鉄板の下は空洞になっており、屋外のガスボンベにつないだ複数の管が通っているという。
工場長は「床下にガスが漏れてたまっていたのかもしれない」と語った。
2012年1月24日18時21分に朝日新聞から写真付で、また24日14時21分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前10時40分ごろ、大阪市の市立清江(きよえ)小学校で、校舎4階の理科準備室が爆発音とともに炎上。同室約30m2を全焼したほか、理科室の壁や廊下約20m2も燃え、1時間10分後に消えた。
児童らは教職員の誘導で校外に避難。けが人はなく、駆けつけた保護者らは胸をなで下ろした。
同小などによると、理科室では、2時間目(午前9時45分~同10時半)まで、4年生がカセット式のガスコンロを使って水を沸かし、加熱した水の循環を調べる実験をしていたという。
爆発があったのは、コンロを片づけた隣の理科準備室。
授業が終わり、準備室に実験器具を片付けた直後、爆発が起きたという。
授業後の休み時間中で、施錠され無人だったという。
市教委によると、理科準備室には塩酸などの薬品類のほか、アルコールランプやガスバーナー、電熱コンロ、マッチなどがあった。
消防は消防車など約30台とヘリコプターを現場に出動させて消火活動にあたった。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0124/OSK201201240021.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120124-OYT1T00476.htm
その後、より詳しい状況が26日2時2分にmsn産経ニュース大阪から、また25日付の朝日新聞大阪版(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
実況見分の結果、室内のロッカー(スチールケース)に置かれていたアルコールランプ付近が激しく燃えていたことが25日、消防への取材で分かった。
アルコールランプの近くにはカセットコンロ用のボンベが保管されており、ほぼ全てが破裂していたことも判明した。
アルコールランプは直前の実験で使用されていたといい、消防は、アルコールランプが完全に消火されないまま片付けられたために出火し、ボンベに引火して爆発につながった可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。
消防によると、アルコールランプは、隣の理科室で4年生の児童が実験に使用した後、教頭が理科準備室内のスチール製ロッカーに収納。この約10分後に校内の火災報知機が鳴り、教諭ら3人が理科準備室に駆けつけると、室内に煙が充満していた。
消火器で消そうとしたが、「バン、バン」という破裂音が聞こえたため危険だと判断し、自力での消火をあきらめたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120126/osk12012602030000-n1.htm
(ブログ者コメント)
破裂音を聞いて初期消火をあきらめたのは正解だ。
頑張って初期消火で消し止めようとしてはいけない。
24日午前10時40分ごろ、大阪市の市立清江(きよえ)小学校で、校舎4階の理科準備室が爆発音とともに炎上。同室約30m2を全焼したほか、理科室の壁や廊下約20m2も燃え、1時間10分後に消えた。
児童らは教職員の誘導で校外に避難。けが人はなく、駆けつけた保護者らは胸をなで下ろした。
同小などによると、理科室では、2時間目(午前9時45分~同10時半)まで、4年生がカセット式のガスコンロを使って水を沸かし、加熱した水の循環を調べる実験をしていたという。
爆発があったのは、コンロを片づけた隣の理科準備室。
授業が終わり、準備室に実験器具を片付けた直後、爆発が起きたという。
授業後の休み時間中で、施錠され無人だったという。
市教委によると、理科準備室には塩酸などの薬品類のほか、アルコールランプやガスバーナー、電熱コンロ、マッチなどがあった。
消防は消防車など約30台とヘリコプターを現場に出動させて消火活動にあたった。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0124/OSK201201240021.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120124-OYT1T00476.htm
その後、より詳しい状況が26日2時2分にmsn産経ニュース大阪から、また25日付の朝日新聞大阪版(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
実況見分の結果、室内のロッカー(スチールケース)に置かれていたアルコールランプ付近が激しく燃えていたことが25日、消防への取材で分かった。
アルコールランプの近くにはカセットコンロ用のボンベが保管されており、ほぼ全てが破裂していたことも判明した。
アルコールランプは直前の実験で使用されていたといい、消防は、アルコールランプが完全に消火されないまま片付けられたために出火し、ボンベに引火して爆発につながった可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。
消防によると、アルコールランプは、隣の理科室で4年生の児童が実験に使用した後、教頭が理科準備室内のスチール製ロッカーに収納。この約10分後に校内の火災報知機が鳴り、教諭ら3人が理科準備室に駆けつけると、室内に煙が充満していた。
消火器で消そうとしたが、「バン、バン」という破裂音が聞こえたため危険だと判断し、自力での消火をあきらめたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120126/osk12012602030000-n1.htm
(ブログ者コメント)
破裂音を聞いて初期消火をあきらめたのは正解だ。
頑張って初期消火で消し止めようとしてはいけない。
2012年1月16日17時55分に連合ニュースから、また同日1時48分に朝日新聞から写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
韓国の仁川沖で15日午前に発生したタンカー(4191トン)の爆発事故は「人災」だった可能性がある。
海洋警察によると、同船は仁川にガソリン6500トンを降ろし、中西部の大山港に戻る途中だった。
仁川を出発してから約1時間30分後、原因不明の爆発が起き、乗組員5人が死亡、6人が行方不明となった。
海洋警察は16日午前、遺族と行方不明者の家族に対し、事故は貯蔵タンクに残っていた油蒸気が爆発した可能性が高いと説明した。
業界関係者らは船社側が大山港の入港時間に間に合わせるため、油蒸気を抜く作業とタンク内に残っていたガソリンを取り除く作業を急ぎ、事故が起きたとの見方を示している。
関係者によると、タンク内の油類を取り除く作業だけでも4~6時間がかかるという。
出港1時間30分後に爆発したのは、油蒸気が抜かれていない状態で除去作業が行われた可能性を裏付ける。
船員らはタンク内で静電気が発生することを防ぐため、静電気防止服を着用し、綿のタオルを使っているが、完全には防止できないという。
2001年1月、韓国南部の巨済沖で3人が死亡し、6人が行方不明となったタンカー爆発事故もタンク内で静電気が引火し、爆発したのが原因だった。
今後、船社側の安全管理が問われることになりそうだ。
出典URL
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/01/16/0200000000AJP20120116003200882.HTML
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201150452.html
また、1月15日20時5分に読売新聞から、C重油なども積んでいた等の情報が下記趣旨でネット配信されていた。
聯合ニュースによると、爆発は、仁川でガソリン6500トンを降ろし、出航後、タンク内に残ったガソリンの除去作業中に起きた。
船長らは、気化したガソリンに引火した可能性を指摘している。
船尾部分には、C重油と軽油計120トンを積載していたが、タンクは損傷せず油の流出は起きていないという。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120115-OYT1T00519.htm?from=rss&ref=ymed
(ブログ者コメント)
□本ブログでは国外の事故は対象外だが、日本でも大きく報道された事故につき、番外編として掲載する。
□現時点での情報をまとめると、「重油あるいは軽油の蒸気が抜かれていない状態で、残留していたガソリンを取り除く作業を行ったため、気化したガソリンに引火した」といった感じだ。
しかし、これでは意味不明。
□思うに、ガソリン蒸気が軽油に吸収された結果、ガソリンタンクが減圧状態になり、そこに空気が流入して爆発雰囲気を形成し・・・という感じの事故だったのではないだろうか?
韓国の仁川沖で15日午前に発生したタンカー(4191トン)の爆発事故は「人災」だった可能性がある。
海洋警察によると、同船は仁川にガソリン6500トンを降ろし、中西部の大山港に戻る途中だった。
仁川を出発してから約1時間30分後、原因不明の爆発が起き、乗組員5人が死亡、6人が行方不明となった。
海洋警察は16日午前、遺族と行方不明者の家族に対し、事故は貯蔵タンクに残っていた油蒸気が爆発した可能性が高いと説明した。
業界関係者らは船社側が大山港の入港時間に間に合わせるため、油蒸気を抜く作業とタンク内に残っていたガソリンを取り除く作業を急ぎ、事故が起きたとの見方を示している。
関係者によると、タンク内の油類を取り除く作業だけでも4~6時間がかかるという。
出港1時間30分後に爆発したのは、油蒸気が抜かれていない状態で除去作業が行われた可能性を裏付ける。
船員らはタンク内で静電気が発生することを防ぐため、静電気防止服を着用し、綿のタオルを使っているが、完全には防止できないという。
2001年1月、韓国南部の巨済沖で3人が死亡し、6人が行方不明となったタンカー爆発事故もタンク内で静電気が引火し、爆発したのが原因だった。
今後、船社側の安全管理が問われることになりそうだ。
出典URL
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/01/16/0200000000AJP20120116003200882.HTML
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201150452.html
また、1月15日20時5分に読売新聞から、C重油なども積んでいた等の情報が下記趣旨でネット配信されていた。
聯合ニュースによると、爆発は、仁川でガソリン6500トンを降ろし、出航後、タンク内に残ったガソリンの除去作業中に起きた。
船長らは、気化したガソリンに引火した可能性を指摘している。
船尾部分には、C重油と軽油計120トンを積載していたが、タンクは損傷せず油の流出は起きていないという。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120115-OYT1T00519.htm?from=rss&ref=ymed
(ブログ者コメント)
□本ブログでは国外の事故は対象外だが、日本でも大きく報道された事故につき、番外編として掲載する。
□現時点での情報をまとめると、「重油あるいは軽油の蒸気が抜かれていない状態で、残留していたガソリンを取り除く作業を行ったため、気化したガソリンに引火した」といった感じだ。
しかし、これでは意味不明。
□思うに、ガソリン蒸気が軽油に吸収された結果、ガソリンタンクが減圧状態になり、そこに空気が流入して爆発雰囲気を形成し・・・という感じの事故だったのではないだろうか?
2011年12月3日11時12分に千葉日報から、12月2日11時47分にmsn産経ニュースから、12月2日13時9分に朝日新聞から、また12月3日付の読売新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時55分ごろ、千葉市の「JFEケミカル」で、硫酸タンク(直径6m、高さ16m、最大容量305トン)が爆発し、タンクの補修作業をしていた59~20歳の作業員男性3人が重傷を負った。
爆発の衝撃でタンクの上ぶたが約100m吹き飛び、周囲の建物6棟の屋根や窓ガラスが破損した。
警察や消防が詳しい原因を調べている。
警察などによると、重傷を負ったのは、タンクの修理を請け負っていた設備工事会社の作業員3人。いずれも熱風で顔面にやけどを負い、男性一人(59)は腰骨も骨折。近くで作業していた別の男性(38)も病院に搬送されたが、けがはなかった。
作業は、同日午前9時ごろから、高さ約8mの部分に穴が2ケ所開いて一部ににじみが出ていたタンクを修復するため、3人が補修に当たり、1人が下で監視していた。
重傷を負った男性(20)が高さ8~9m付近で、パテを埋めやすいように表面をグラインダーで研削した際、爆発したという。
研削作業で出る火花がタンク内に充満していた可燃性ガスに引火して爆発した可能性もあり、警察は慎重に捜査している。
タンクには硫酸が104トン入っていたが、外部への流出はなく大気に与える影響もなかったという。
硫酸は、化学肥料の原料として保管されていた。
出典URL■■■
■■■
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(ブログ者コメント)
「硫酸タンクが爆発した」・・・。ブログ者は、まず、この言葉にビックリした。
そして次に頭に浮かんだのは、硫酸蒸気が爆発する筈がない、硫酸は金属と反応して水素を発生するので、その水素が爆発したのではないか?ということだ。
爆発した硫酸タンクは、腐食防止上、タンクの内側にライニングしていたのだろうか?
もしそうなら、そのライニングが剥がれた部分に穴が開き、そこからの漏れを防止するために、今回、工事していた・・・・そういったことが考えられる。
とすれば、ライニングが剥がれた部分の鉄材と硫酸が反応し、発生した水素がタンク気相部に溜まっていた可能性も考えられるのだが、いかんせん、200m2ほどある気相部に爆発範囲(4~74%)の水素が溜まるには、相当量の水素が必要になる。
この点、とても局部腐食で発生した水素が原因とは思えない。
一方、該社のHPで見ると、この工場では、コークス炉ガス中のアンモニアを硫酸で吸収し、硫酸アンモニウムを製造しているとのこと。
そのような、原料として使う硫酸タンクに可燃性ガスの配管がつながっていたとも考え難い。
いろいろ考えたが、何が爆発したのか、推定することはできなかった。
(2012年3月8日 修正1 ;追記)
2012年3月3日付の毎日新聞千葉版ならびに東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また3月2日付でJFEケミカルからプレスリリースされていた。
JFEケミカルは2日、濃度が80%未満の硫酸は、鉄と反応して水素ガスが発生するため注意が必要だったにもかかわらず、作業ミスでタンク内部の消泡板を希硫酸に浸してしまったことが原因だったと発表した。
もともと、タンクには濃度98%の硫酸が223トンあった。
そこに、設備停止で21%濃度の希硫酸8ンが発生した。
両者を混ぜても濃度は95%。
混ぜて問題ないと判断し、21%硫酸をタンクに入れたが、タンク内部にあった消泡板という鉄製の棚板が障害物となってうまく混じり合わず、またちょうど液面は消泡板付近にあり、消泡板自体が21%硫酸の層に浸ったことで、水素が発生したという。
このためタンク内にたまった水素に、補修作業時のサンダー掛け作業で発生した火花が引火、爆発したという。
同社は「作業時の危険予知が甘かった」と話している。
なお、当該タンクは当初、脱硫処理用の設備であり、消泡板が残ったまま硫酸貯蔵用タンクとして使用していた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120303ddlk12040109000c.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120303/CK2012030302000055.html
http://www.jfe-chem.com/news/20120302.pdf
(ブログ者コメント)
□いつ混ぜたかは明らかにされていないが、混ぜた時に231トン、事故時は104トンだったことから考えると、混ぜてからしばらく時間が経っていたのだろう。
それは、タンク気相部に爆発範囲に入るだけの水素が溜まるのに十分な時間だったはずだ。
□「危険予知が甘かった」・・・。
それは、消泡板の存在を知っていて混ぜたことに対する危険予知のことだろうか?もしそうなら、確かに「甘かった」の一言に尽きる。
□しかし、消泡板の存在を知らないで混ぜたのなら、それは、既存設備を他目的に転用する場合の変更管理の問題にもなる。
既存設備では必要だったものが、転用後は無用の長物となり、まれに今回のように事故の引き金になることがある。
設備転用時は、極力、余計なものは撤去しておくことだ。
転用にあたって検討した内容を知っている人が、いつまでも現場にいるとは限らない。
2011年11月20日付の毎日新聞徳島版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前11時半ごろ、北島町の「四国化成工業」徳島工場内の薬品製造施設で、従業員がエタノールが入った蒸留缶(300ℓ入り)を清掃中、バルブから炎が噴き出し、38歳と59歳の男性従業員2人が顔などをやけどした。
警察によると、いずれも軽傷で、工場設備への延焼もなかった。
警察によると、蒸留缶は直径約1.3m、高さ約2.1mの円筒状で、パソコン基盤用のさび防止剤を製造するのに使われていた。
中のエタノールを抜き、バルブを開けて内部を掃除しようとしたところ、気化したガスに着火したとみられるという。
出典URL■■■
ちなみに11月20日付の朝日新聞徳島全県版(聞蔵)では、以下のように報道されていた。毎日新聞と、若干異なる内容だ。
□工場から「爆発があって2人がけがをした」と119番通報があった。
□缶に入っていたのはメタノール。
□缶の中を掃除するためバルブを開けた際に爆発したという。
(ブログ者コメント)
状況からして着火源は静電気だと思われる。
とすれば、バルブを開けて内部の可燃性蒸気が外に出てきた時に、折悪しく人体と設備間などで静電気放電が起きたのかもしれない。
(2011年12月1日 修正1 ;追記)
2011年11月20日付の徳島新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察などによると、2人は蒸留缶の内部の汚れを落とすために入れたメタノールを抜いた後、上部のバルブを開けて内部に金属製の清掃用具を入れようとしたところ、気化したガスが爆発したという。
(ブログ者コメント)
「金属製の清掃用具」というからには、静電気対策を考慮して作った道具なのだろうか?
それを入れようとして着火したとすれば、アースが外れていたのかもしれない。
2011年11月17日19時1分にMBSニュースから、11月18日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
明石市の大東化学二見工場で、17日午前11時20分頃、「シンナーの作業中に爆発した」と消防に通報があった。
警察によると、この工場では機械金属の塗装などをしていて、作業員3人が工場用空気圧縮装置のタンク(高さ2.2m、直径1.3m)の塗装をシンナーで仕上げている最中に爆発したという。
「ボーンというすごい音がした。(作業員に)火がついていたから自分で消した」(工場にいた作業員)
火はすぐに消し止められたが、近くにいた46歳の男性作業員が顔や手にやけどをして重傷、別の作業員2人も熱風を吸い込むなどして軽傷。
警察と消防で現場検証をして、爆発の原因を調べている。
出典URL■■■
なお、作業状況については、メディアによって報道内容が若干異なっている。
「11月18日2時10分 msn産経ニュース兵庫」
同工場は、金属の表面のコーティング処理などを手がけており、従業員はシンナーを使用して空気タンク内の油を取り除く作業を行っていたという。
■■■
「11月17日15時7分 KTVニュース」
作業員たちが空気を入れるタンクで、シンナーを使って内部のサビを取る清掃作業をしていた際に、突然、爆発が起きたという。
■■■
「11月18日付 朝日新聞神戸版(聞蔵)」
シンナーを使って内部などの清掃作業をしていたところ、気化したシンナーに引火したらしい。
(ブログ者コメント)
タンク内部に充満したシンナーが爆発した模様。 とすれば、着火源は何か?
まず考えられるのは静電気だ。
しかし、タンクの大きさからすると、身体のそこかしこがタンク本体に接している状態だろうから、人体帯電ということは考え難い。
作業用の器具が関係した可能性もあるが、どんなものを使って作業していたのだろうか?
あとは、照明器具をタンク内に入れていたとかタンク外の着火源。
可能性があるとすれば、その程度だろう。
2011年11月6日付で、朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、事故発生を報じる下記趣旨の記事がネット配信されていた。また5日17時30分に、テレビ大分から同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時ごろ、大分市の下水道工事現場でガス爆発があり、男性作業員(33)が顔や手にやけどを負った。
また、重さが40kgほどある周辺のマンホールの蓋が吹き飛び、駐車していた車の一部が破損した。
爆発があったのは、地下約2.4mの下水道管内。
市によると、作業員は管の横を地下1.3mまで掘削し、そこから住宅に配管するための穴開け作業をしていた。
作業中に飛び散った火花が管内に落ち、充満していた可燃性ガスに引火したという。
作業員は病院で治療を受けた後、帰宅した。
市は午前10時21分に現場監督から連絡を受けた後、民間会社にガス検知を依頼。可燃性ガスがあることが判明したため、2次災害防止の観点から、約6時間後の午後4時15分に119番通報した。
市の下水道建設課長は「すぐに鎮火したことや、ガスのにおいがしなかったことから、その時にはすぐに通報すべきだとは考えなかった」と話している。
出典URL■■■
また、その後の経緯や原因などについて、2011年11月8日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)と大分合同新聞から、下記趣旨でネット配信されていた。
7日、現場周辺の下水道管から高濃度の可燃性ガスが検知された。消防は一帯を火災警戒区域とし、ガス会社に団地内のプロパンガス供給(117世帯)を停止するよう指示。同日夕には、ガスは検知されなくなった。
市は、午前中、団地一帯の下水道管43箇所を調査。半数で可燃性ガスが検知され、3箇所では濃度100%だった。
これを受け、消防も午後2時ごろから消防車を出動させて現場周囲の下水道管を調べ、約25箇所でガスを検知した。
このため、住民に火の使用を控え、窓を閉めるように指示。
ガス会社に団地全体のガス供給停止を求めた。
また消防は約1時間、マンホール内に機械で空気を送り込み、ガスを拡散し除去した。
結果、ガス濃度が下がり、午後4時半に警戒区域を解除した。
供給されるプロパンガスは、団地内のタンクから地中のガス管を通じて家庭に送られる。
何らかの原因で漏れたガスが、同じ地中内に整備されている下水道管に流れ込んだとみて、市などが調べている。
家庭へのガスは、ボンベによる戸別供給に切り替えた。
管理会社によると、これまで40カ月に一度、配管の点検を実施。最後に点検したのは昨年6月で異常はなかった。2カ月以内に配管を全て交換する。
5日にあった爆発事故は、生活排水を流す設備を下水管につなぐ作業中に発生。何らかの原因で下水道に充満していたガスに電動工具を使った際の火花が引火したとみられる。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
今回事故の原因は外部からのガス流入だった模様だが、下水道管には、有機物が腐敗して生じるメタンガスが滞留している恐れもある。
一方、過去に本ブログでは、古河市の下水道工事でマンホール内に入り、酸欠になったという事例も紹介している。
普段、滅多に人が入ることがない場所に入るとか工事する時は、長時間開放後に入るとか事前にガス検知するなどの対応が望まれる。
(2011年11月30日 修正1 ;追記)
2011年11月28日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の善後策として、市がプロパンガスを使っている市内の集合住宅など、23箇所の供給方法を調べ始めた。
調査は、事故が起きた団地と同様に埋設管を使っているか、マンホール内に可燃性ガスがあるかどうかをチェックする。
(ブログ者コメント)
事故が起きた団地内だけの確認で済ますかと思いきや、他の集合住宅もチェックするという。
これぞ、事例の横展開対応だ。
(2012年4月24日 修正2 ;追記)
2012年4月20日19時45分にNHK大分から、また4月21日付で毎日新聞大分版と朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、横展開調査した別の団地でもガス漏れが発見されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分市内の3つの住宅団地でガス漏れが起きているおそれがあることがわかった。
検出されたガスの濃度は低いため爆発のおそれはないが、ガス会社が新しい配管への交換作業を進めている。
ガス漏れが起きているおそれがあるのは、いずれも大分市のガス会社「ダイプロ」が配管でプロパンガスを供給している大分市の緑が丘団地、ふじが丘団地、光吉団地。
市によると、ガス管の腐食部分からガスが漏れてほぼ同深度の下水管に接続部から流入した可能性が高い。
会社によると、検出されたガスの濃度は0.02%から0.46%で、いずれも爆発するおそれのない低い濃度だという。
これは、去年11月に大分市森町で市の下水道のマンホールに高い濃度のガスが漏れ出して爆発した事故が起きたため、事故があったところと同じシステムでガスが供給され、かつ、市管理の下水道を利用している住宅団地を市が調べた結果、明らかになったもの。
ガス会社によると、緑が丘団地の配管はすでに交換を終え、残りの2つの団地も来月中には新しいガス管に交換する予定で、それまでは個別にボンベで供給するという。
会社は、「管の老朽化が原因で漏れ出たと考えられる。古いガス管を引いている団地については順次、新しい管に交換していきたい」と話している。
去年11月のガス漏れに関し、九州産業保安監督部は、「爆発事故との因果関係は不明だが、腐食防止の措置をしていないガス管があったため」と説明している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5074594441.html
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120421ddlk44040558000c.html
(ブログ者コメント)
事例の横展開によって、次に起こるかもしれなかった事故を防げた感がある。
2011年10月28日22時40分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後3時40分ごろ、佐世保市の前畑造船が建造中のタンカー船首部分で小規模な爆発が起きた。
近くで溶接をしていた造船所下請け会社作業員(56)が巻き込まれ、脚や上半身にやけどを負った。
やけどの程度は不明だが意識はあるという。
警察は、タンカー内のタンクにたまった可燃性ガスが、溶接作業の火花で引火した可能性があるとみて、爆発の原因を詳しく調べている。
出典URL■■■
(2011年11月13日 修正1 ;追記)
2011年11月10日17時42分にNHK長崎から、事故原因等に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
やけどを負って病院で治療を受けていた作業員男性が昨夜、亡くなった。
警察などによると、男性は、全身の60%にやけどを負う重傷で、治療が続けられていたが、昨夜11時半ごろ、細菌が血液に入りこむ敗血症が原因で、亡くなったという。
消防などによると、爆発は、塗装を終えた給水タンク付近で溶接作業を行ったときに起きたということで、塗装で発生した可燃性のガスが溶接の火花で引火したのではないかとみられている。
「前畑造船」などによると、男性はベテランの従業員だったということだが、溶接作業の際の換気が十分でなかったという話もあり、警察などでは、当時の詳しい状況を調べている。
出典URL■■■
(2011年12月4日 修正2 ;追記)
2011年12月2日7時1分にNHK広島から、当時の責任者らが書類送検されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、この船では事故の2日前に塗装作業が行われており、塗料などからでた可燃性のガスが船内にたまり溶接の火花に引火して爆発したとみられるという。
警察が調べを進めていたが、この会社の68歳の現場責任者と65歳の作業責任者の2人が、溶接作業の際に義務付けられている可燃性ガスの濃度の測定をしていなかったことが分かり、警察は1日、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
2011年10月18日付で、毎日新聞山口版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山陽小野田市のガス容器検査会社「昭和容器検査」で17日午前9時ごろ、爆発があった。
ガスボンベを再利用するため、塗装を乾燥させる部屋で作業中に爆発したとみられ、男性社員(26)が両ひざをすりむくけがをした。
警察は爆発の原因を調べている。
警察によると、同社はガスボンベの再利用のために検査し、塗装やバルブの取り付けをする会社。
当時、男性社員は同僚男性と2人で、屋内の検査場(約380m2)に設けられたプレハブ平屋(縦6.6m、横2.2m)の乾燥室内で、プロパンガスが抜かれ再塗装したボンベをバーナーで乾燥させたり、バルブの取り付け作業中だった。
ガスボンベは作業前、別の場所でガスを抜くという。
乾燥室内にはガスを抜いた一般家庭用の50kgガスボンベ約20本が置かれていた。
爆発の影響で窓ガラス5枚が割れ、鉄板製とコンクリート製の壁が損壊するなど被害がでた。
現場付近は工場が点在する場所。
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(ブログ者コメント)
ボンベに残留していたガスあるいは蒸発した塗料溶剤が爆発したものと思われる。
着火源はガスバーナーだろうが、これは強力な着火源につき、可燃性ガス濃度が2~3%(一般的な可燃性ガスの爆発下限濃度)に達すれば、爆発し得る。
普段より乾燥室の気密性が高かったとか、いつもより多くのボンベを同時に乾燥させていたとか、そんな事情はなかったのだろうか?
2011年9月24日2時9分に、msn産経ニュース群馬から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後5時45分ごろ、太田市の「王子製鉄」群馬工場内の加熱炉付近でガス爆発、加熱炉一部とスレート葺き建屋の壁や天井の一部が壊れた。この事故によるけが人などはなかった。
警察によると、事故があったのは同工場敷地内の圧延工場に設置された加熱炉。
棒状の鉄スクラップを加熱し、板状に延ばす作業の準備のため、炉内温度をガスバーナーで1300℃まで温めていたところ、点火した火が突然消え、排気管のガスに何らかの火が引火して爆発したとみられる。
警察で詳しい原因を調べている。
出典URL■■■
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(ブログ者コメント)
9月23日0時53分のmsn産経ニュースでは、事故時の状況が以下のようにネット配信されていた。いずれが正か、あるいはどちらも正かは不明。
警察によると、当時は炉の予熱作業中で、炉の火が消えたため、バーナーに点火すると、爆発した。作業員は炉から離れた運転室で作業していた。
2011年9月7日11時38分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前10時25分ごろ、千代田区の科学技術館5階でガス爆発があり、「けが人がいる」と119番通報があった。
警察によると、5階イベントホールで41歳と47歳の男性作業員2人が天井の水漏れ工事中、配水管と間違えてガス管を電動のこぎりで切断し、漏れたガスに引火して爆発したという。2人は顔などをやけどして重傷。
7日は休館日だった。 同館の女性職員は「突然、ボンという大きな音がして、警報器が作動した。詳しい状況を確認している」と話した。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
水道管や排水管と間違えてガス管に穴を開け爆発したという話は、しばしば聞くところだ。
間違えるのを防止するため、ダブルチェックとか対象配管のマーキングなど、いろいろと対策が取られていると思うが、今回、どこでミスしたのだろうか?
2011年9月6日15時21分にmsn産経ニュースから、同日20時6分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日正午ごろ、練馬区の都営アパートで、点検作業中のエレベーター付近で爆発が起き、作業に当たっていた「日本エレベーター製造」の男性作業員(26)が顔などにやけどの重傷。別の男性作業員(25)も腕などに軽いけがを負った。
警察などによると、2人はエレベーターの異常音の原因を調べるため、同日午前9時ごろから作業。
事故当時は、エレベータを1階に停止させ、1人がエレベーターの下に入って部品の交換作業をし、もう1人が内部で点検作業をしていたという。
エレベータの下に入って作業していた26歳の男性作業員は、「たばこに火を付けようとしたところ爆発した」と話しているという。
警察は、点検作業で有機溶剤を使い、揮発性の高いガスが充満しているところにたばこの火が引火したとみて、詳しい事故原因を調べている。
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(ブログ者コメント)
□「たばこの火が引火」と報道されているが、正確には、「たばこに火をつけようとした時のライターかマッチの火が引火」と書くべきだろう。
□しかし、そもそも、仕事中の現場でたばこを吸おうとしたこと自体が信じられない。4S、5S活動が徹底されない職場では、いつか事故が起きる・・・・そんなことを教えてくれる事例だ。
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プロフィール
HN:
魚田慎二
性別:
男性
職業:
労働安全コンサルタント
自己紹介:
千葉県市原市在住
石油化学系の会社に勤務し、製造現場で安全に関する実務に従事すること、約20年。
その間、安全活動の推進、安全基準の制定、事故原因究明と再発防止策の立案などを担当しました。
また、それらの業務を通じ、火災爆発防止、静電気、粉じん爆発、ヒューマンエラー防止などに関する様々な知識を得ました。
現在は退職後、労働安全コンサルタントとして、各種相談に応じるとともに、事故を減らすための教育啓蒙活動に取り組んでいます。
石油化学系の会社に勤務し、製造現場で安全に関する実務に従事すること、約20年。
その間、安全活動の推進、安全基準の制定、事故原因究明と再発防止策の立案などを担当しました。
また、それらの業務を通じ、火災爆発防止、静電気、粉じん爆発、ヒューマンエラー防止などに関する様々な知識を得ました。
現在は退職後、労働安全コンサルタントとして、各種相談に応じるとともに、事故を減らすための教育啓蒙活動に取り組んでいます。

