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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201412192033分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

暮らしに関わる事故の原因を調べる消費者安全調査委員会(消費者事故調、畑村洋太郎委員長)は19日、省エネ型給湯器「エコキュート」から出る低周波音の健康への影響について調査報告書を公表した。

因果関係は断定しなかったが、「(不眠などの)健康症状の発生に関与している可能性がある」と言及。経済産業省などに対策を講じるよう求めた。

 

消費者事故調は、群馬県高崎市の夫婦からの申し出を受け、2012年11月から調査。

夫婦は、隣家のエコキュートから出る低周波音で不眠や頭痛の症状が出たと訴えていた。

 

エコキュートやエアコン室外機の運転音には、周波数が100ヘルツ以下で、音が小さいと聞こえない人もいる低周波音が含まれることが分かっている。

消費者事故調は、エコキュートの運転音が健康に影響したと訴える100人へのアンケートや、群馬県の例のほか、苦情があった18例の現地調査などを実施。

その結果、エコキュートからの距離と症状の程度に関連があることなどから、低周波音の健康への影響が「否定できない」と結論づけた。

ただ、消費者庁の小堀・事故調査室長は、「低周波音の健康への影響は学術的に評価が定まっていない」という。

 

メーカーなどの業界団体「日本冷凍空調工業会」は、

①隣家の寝室の近くは避ける

②周囲に極力スペースを設け壁や塀で音が反射しないようにする

などの騒音防止策を示したガイドブックを作成している。

報告書は、このガイドブックの普及が不十分だとして、経産省にメーカーへの指導などを求めた。


また、報告書は、低周波音の苦情を判断する目安として、環境省が04年に示した「参照値」に言及。

それ以下であっても慎重な判断が必要な場合があることを周知するよう、同省に求めた。

 

消費者事故調がこれまで調査対象にしたのは9件。報告書の公表は今回で3件目。エレベーター事故など5件は調査中で、1件は他省庁の報告書を評価しただけで独自調査はしていない。
     
〈エコキュート〉

空気中の熱を集めて使う「ヒートポンプ」という技術で湯を沸かす電気給湯器の愛称。

安い夜間電力を主に使い、内部の冷媒の二酸化炭素を圧縮する時などに数時間程度、低周波音を出す。

省エネ性に優れ、経済産業省が補助金などで導入を後押しした

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASGDL7362GDLUTIL04K.html

 

 

12192347分に朝日新聞からも、関連記事がネット配信されていた。

 

家庭用エコキュートの国内累計出荷台数は、少なくとも9社で計約450万台を超え、年間約50万台のペースで増えている。

消費者庁が09年9月~今年2月に把握したエコキュートをめぐる健康被害相談112件のうち、約94%が隣家に置かれていた。

近隣トラブルの原因になることも少なくない。

 

群馬県の夫婦は09年春以降、新築の隣家に設置されたエコキュートの「グーン」という低い音で不眠に悩まされるようになった。

11年7月には、隣家を建てた住宅メーカーなどを相手取り損害賠償を求めて提訴し、2年4カ月後にメーカーなどの負担で電気温水器に替えることで和解が成立。

ただ和解条件では、低周波音と症状の因果関係には触れられていない。

 

現在は症状が治まったという会社役員の夫(53)は、「寝ることが闘いのような毎日だった。お隣さんとはいまも険悪な関係になっている」と話す。


隣家に家族3人で住む女性(39)は、夫婦が苦情を訴える以前に起きた別のトラブルが問題の一因と推測する。

両家の境、女性宅の敷地にコンクリート塀を作ろうとしたところ、夫婦に撤去を求められたという。

「塀のことで不満があったのかもしれない。裁判まで起こされ、今後も近所づきあいはできないと思う」。

〈低周波音に詳しい山田伸志・山梨大学名誉教授(騒音制御)の話〉

一般的にエコキュートがある北側は隣家の南側にあたり、その生活空間に近い。

夜間に動き、自分で止められないため、騒音問題が起きやすい。

ただ、問題の背景に隣人とのトラブルがあるケースもある。

近所づきあいが希薄な都会では隣人関係が悪くなりやすく、解決には行政などに第三者的な立場で間に入ってもらう必要がある。

 

出典URL

http://digital.asahi.com/articles/ASGDL7SRZGDLUTIL055.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGDL7SRZGDLUTIL055

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

低周波は波長が長いため、住宅の壁などでは遮断できない。

過去には、隣家で子どもが走り回っている時、子どもの声は聞こえないものの、ドスンドスンという低周波音が頭に響き近隣トラブルになった、という例もある。

また、以下のような、風車騒音の一因は低周波かも・・・という情報もある。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3190/

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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