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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015427113分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午前11時半ごろ、北海道苫小牧市あけぼの町5のキノコ生産会社「ホクト」(本社・長野市)の苫小牧きのこセンター工場から出火、3棟のうちブナシメジを生産する第1センター(鉄骨2階建て、延べ約1万4800m)の冷却室付近を中心に約3650mを焼き、約8時間後にほぼ消し止めた。

焼け跡から男性4人の遺体が見つかった。警察は、冷却室で作業中だった配管工事関係者とみている。

配管工事元請けの長野市の設備会社「マツハシ冷熱」によると、死亡した4人は40〜60代とみられ、札幌市東区東苗穂の設備会社「東(あずま)冷機工業」の従業員らが含まれるという。

ホクトの本社管理本部などによると、工場はこの日、操業しておらず、作業員ら6人が工事をしていた。

高温殺菌したキノコ培地(コーンコブミール)を冷却する装置に充填されているフロンを取り換えるため、うち4人が冷却室で配管の溶接作業をしていた。

室内で断熱材の発泡ウレタンが激しく燃えていたという。

他の2人は、工場の外にいて無事だった。

ホクトは、1964年に創業したキノコ生産販売の国内最大手。生産拠点は北海道から九州まで19カ所ある。

苫小牧きのこセンターは95年に開設された。

ホクトの工場を巡っては、宮城県古川市(現大崎市)で98年4月、建設中のきのこセンターから出火し、作業員1人が死亡し16人がやけどをした。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20150427k0000m040003000c.html

 

 

4271221分に北海道新聞からも、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。

427819分と28132分に産経新聞から、428190分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火災は、バーナーで冷却装置の配管を切断する作業中、天井内部に詰められた断熱用の発泡ウレタンに引火し、燃え広がったとみられることが27日、警察への取材で分かった。


警察によると、4人は出火当時、苫小牧きのこセンター第1工場内の作業棟1階の冷却室で冷却装置の交換作業を行っており、天井に通された配管をガスバーナーで切断していたという。

 

冷却室は断熱のため、天井や壁の内部に石油由来の発泡ウレタンや発泡スチロールが詰められており、バーナーの火から引火しやすく、一気に燃え広がったとみられる。

 

火災は約8時間後にほぼ消し止められたが、消防によると、キノコ生産のために使われるとみられるおがくずなどが工場内に大量にあり、鎮火までにさらに時間を要した。

警察によると、鉄骨2階建てのキノコ栽培施設の内部を全焼し、出火から約15時間半後の27日午前3時過ぎに鎮火した。

 

4人の遺体は火元とみられる1階の冷却室に隣接する通路で見つかったことが28日、分かった。

作業をしていた冷却室から通路に出て屋外に通じる出入り口を目指す途中、火や煙の回りが早く倒れたとみられる。

通路で発見された4人のうち、2人は折り重なるように倒れていた。

通路は普段は人が通らない場所で、消防は「外に逃げる途中で、煙か火に巻かれた可能性がある」と話した。

 

冷却室は全体が激しく燃えており、27日の実況見分では出火場所を特定できなかった。

 

出典URL

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0127871.html

http://www.sankei.com/affairs/news/150427/afr1504270006-n1.html 

http://www.sankei.com/affairs/news/150428/afr1504280018-n1.html

http://mainichi.jp/select/news/20150429k0000m040036000c.html

 

 

2015428日付で朝日新聞北海道総合版(聞蔵)からは、室内の状況などについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ガスバーナーによる配管工事で飛んだ火花が断得る熱材に引火し、さらにキノコの菌床や培地として使うトウモロコシの破砕床に燃え移ったとみられることが、同社などへの取材でわかった。

 

ホクトなどによると、ガスバーナーを使っていたところ、火花が壁や天井部に取り付けられた断熱材の発泡ウレタンに引火し、付近に敷き詰められたトウモロコシの破砕片に火が燃え広がったとみられる。

 

冷却室(放冷室)は、殺菌のため、高温で熱したトウモロコシの破砕片を冷やす施設で、スプリンクラーは設置されていない。

作業員らは、当時、水を入れたバケツを用意しており、建物内に消火器もあるという。

 

 

5175分に北海道新聞からは、4人はシアン中毒死だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は30日、死亡した男性4人の身元を、同工場の配管工事を請け負っていた「東冷機工業」の社員らと確認した。

死因はいずれも、有毒ガスを吸い込んだことによるシアン中毒だった。


警察などによると、4人は、作業を行っていた同工場1階冷却室の断熱材として使われていた発泡ウレタンが燃えたことにより発生した、有毒性のシアン化ガスを吸い込み、死亡したとみられる

 

出典URL

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0129330.html

 

 

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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