2015年4月27日17時7分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月27日2時5分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時半ごろ、群馬県伊勢崎市で、「ドラム缶が飛んできて屋根を直撃した」と110番通報があった。
住宅の敷地内には、200ℓ入りのドラム缶が転がっていた。
警察によると、このドラム缶は、およそ130m離れた木工所の屋外に、シンナーなどの廃液およそ160ℓが入った状態で置かれていたもので、木工所には底の部分だけが残っていた。
けが人はいなかったが、廃液が飛び散ったほか、近くの住宅などの窓数枚も割れた。破裂の際の風圧で割れたとみられる。
2009年、京都市のJR西大路駅の駐車場に突然ドラム缶が。
「振り返ろうと思ったら、『あ、飛んでます』って言われて、見上げようと思ったら落ちてきて、15mくらいしかないところだったので危なかった」(近くにいた人)
およそ120m離れた製薬会社の敷地内にあったドラム缶が破裂し、東海道新幹線などの高架線路を飛び越えたのだ。
「シンナーは揮発性の物質ですから、気温が結構上がったために、温められて膨張して限界を超えてドラム缶が破裂したのではないか」(神奈川大学 常石敬一名誉教授)
26日は、工場は休みだった。
警察は、破裂した原因を詳しく調べている。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2478733.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000049229.html
(ブログ者コメント)
○TBSの映像によると、ドラム缶は膨らんだ様子はなく、口が開いた状態でひしゃげていた。
テレビ朝日の映像によると、直撃を受けた住宅の屋根は、洋瓦?が20~30枚程度割れていた。
○記事中の2009年事例は、下記参照。
2010年9月18日掲載、2011年4月15日転載
[昔の事例の顛末]2009年11月16日 京都の日本新薬ドラム缶爆発事故の原因
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/179/
○その他、以下のような事例もある。
2012年4月29日掲載
2012年4月25日 にかほ市の産廃処理工場で屋外に保管していたドラム缶1本が破裂、破片で屋根や車が破損したがけが人なし (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1729/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。