2016年7月20日18時32分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
『危ないジェット水流…水上バイク転落時に直撃』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160720-OYT1T50062.html
海上で水上バイクから転落した際に、ジェット水流を受けて死傷する事故が、2011年からの5年間で11件発生していたことが、海保の調査でわかった。
いずれも、ジェット水流が水着を突き破って内臓などを損傷させており、本格的なマリンレジャーの時期を迎える中、同庁はウェットスーツの着用徹底などを呼びかけている。
同庁によると、被害は7月と8月に集中。
いずれのケースも、水上バイクの後部座席に乗っていた同乗者が、加速や急発進のために海中に転落した直後に、ジェット水流が下半身を直撃した。
11年7月には、関西地方の海岸で、3人乗りの水上バイクから、同乗者の20歳代の女性が転落、下半身に大けがを負い、失血死した。
14年8月には、沖縄県で、バイクの最後尾に乗っていた20歳代の女性が旋回中にバイクから落下、直腸損傷などの大けがを負った。
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7月21日7時15分にNHK福岡NEWS WEBからも、事故件数は異なるものの、同様の記事が下記趣旨でネット配信されていた。
『水上オートバイの事故に注意を』
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20160721/4172931.html
先月、福岡市西区の海水浴場で、水上オートバイから海に転落した人が、急発進の際に噴き出す「ジェット噴流」という高い水圧の海水によって大けがをする事故があり、同じような事故は、この5年間に全国で少なくとも14件起きていたことが、NHKの取材でわかった。
海保は、ウェットスーツを着れば防げる事故だとして、注意を呼びかけている。
先月19日、福岡市西区の海水浴場で水上オートバイの後部座席に乗っていた18歳の男性が、急発進の際に、背中側から海に転落した。
福岡海保によると、男性は、水上オートバイから噴き出す「ジェット噴流」という高い水圧の海水が体内に入り込んだことにより、腸の一部に穴が開くなどの大けがをしたという。
NHKが海保や各地の病院などに取材したところ、水上オートバイから転落した人の体内に「ジェット噴流」が入り込む事故は、この5年間に全国で少なくとも14件起き、5年前には兵庫県で死亡事故も起きていた。
海保では、「ウェットスーツを着れば防げる事故であり、水着で同乗するのは危険だと知ってほしい」と話している。
(ブログ者コメント)
過去にも、同様な情報を紹介済。
記事中、同種事故の危険性は圧縮空気にもある旨、コメント記載している。
2012年7月13日掲載
2012年7月8日報道 水上バイクから落ちた際、肛門からジェット水などが入って死ぬ危険性があると国交省が注意喚起
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2034/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。