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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021710日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正4として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11792/


(2021年10月25日 修正4 ;追記)

202110181136分にNHK静岡からは、平成23年(2011年)5月の業者との打ち合わせ後、市は安全対策の命令書を作成したが発出は見送ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は18日午前、4000ページ余りにわたるこれまでの対応の記録文書をホームページに公表しました。

このうち、平成23年5月に行われた盛り土を造成した会社側との打ち合わせ文書では、熱海市が「盛り土ののり面が崩れてきており、危険である。何とかしてほしい」と、危機感を示していたことが記されています。

一方、NHKの取材では、この打ち合わせのあと、市が県と相談した上で、安全対策を強制的に行わせるため県の条例に基づく命令文書を作成したものの、発出を見送っていたことがわかっています。

関係者によりますと、命令文書の作成後、業者側は仮設の排水路の工事などに取りかかったため、推移を見守る判断をしたとみられています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20211018/3030013644.html

 

1019655分に読売新聞からは、市と県は20113月の協議時に命令を出すことで一致したが、業者が対応する姿勢を見せたため命令を見送った、2月に所有者が変わり土砂の大量搬入もなくなったことなどから監視に重点を置くようになっていたなど、下記趣旨の記事が、主だった対応の時系列表付きでネット配信されていた。

市と県は同日、盛り土の造成過程に関する行政文書などを公表し、それぞれ記者会見した。

文書は、県分だけで4293ページに上る。

・・・

土石流は大半が盛り土で、被害を甚大化したとされ、26人が死亡、1人が行方不明となっている。

・・・

公表された文書によると、市は10年10月、盛り土が崩壊すれば「住民の生命と財産に危険を及ぼす可能性がある」として、土砂搬入の中止を要請。

11年3月には県と協議し、県土採取等規制条例に基づく命令を出すことで一致した。

この時期から盛り土周辺では複数回の土砂崩落があり、県も危険性を認識していた。

しかし、斉藤市長によると、
〈1〉業者は不十分ながら防災工事を行った
〈2〉土地を譲渡された現所有者も追加防災工事を行うと
   説明した

ことなどから、命令は見送られた。

周辺の土地は11年2月に現在の所有者に売却され、その後は土砂の大量搬入がなくなった。

県と市の協議も減少し、県は不法投棄の監視などに重点を置くようになっていったという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211019-OYT1T50011/

 

10181937分にNHK静岡からは、あとは出すだけ程度に準備されていた命令書には「災害のおそれがある」と書かれていた、命令を出さなかったのは草木が生えて崩れにくくなっているように見えたこと、業者と連絡が取り難くなっていたことが理由など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【三浦記者】
私が関係者への取材の中で目にした時は、「ここまで用意していたのに、なぜ」という思いがしました。

というのも、その文書は、日付が「平成23年」とだけ書かれて、月日が空欄だった以外は、行政処分の文書としては一通りのことが書かれ、命令を出す寸前まで検討が進んでいたことが一目で分かるものだったんです。

具体的には、「県条例に基づく措置命令について」という表題で、盛り土を造成した会社側に、安全対策の計画書を作り、それを速やかに実施すること、そして土砂の搬入を中止することを命じるものでした。

その理由も、「土砂の崩壊・流出により災害のおそれがある」と、はっきり書いてありました。

・・・

盛り土崩落に危機感が出始めたのは12年前、平成21年(2009年)の10月。
盛り土の土砂が、逢初川から伊豆山港に流れ込んだことが問題になったときです。

県の文書には、「現地の土砂は長靴がはまると抜けなくなるような軟弱な状態」とあり、「開発者への指導が必要」と記されています。

翌年の10月には、会社側に対し、熱海市長の名前で、「土砂災害が発生すると住民の生命と財産に危険を及ぼす可能性があるので、即刻土砂の搬入中止を要請します」と、強い危機感をもって要求する文書が出されました。

しかし、これはあくまで「要請」で、強制力のある「命令」ではありませんでした。

そして次の年、平成23年(2011年)の県と市の協議では、県の条例に基づく指導の効果について、熱海市が「指導を行っても是正される様子はない」と述べる一方、県は「条例は非常に弱い効力しか持たない」と説明し、安全対策を税金を使って行う「行政代執行を行う覚悟も必要ではないか」と議論しています。

【キャスター】。
これほど問題意識を持っていたなら、なおさら、命令を出すべきだったのではないでしょうか。

【三浦記者】。
関係者への取材の中では、
 ▼会社側に安全対策に取りかかる様子が見られたこと
 ▼次第に草木が生えて崩れにくくなっているように見えた
  こと
 ▼会社側と連絡が取りづらくなっていたこと

など、さまざまな理由が指摘されています。





https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20211018/3030013657.html 

 

1019日付で毎日新聞東京版からは、命令書を出していても業者が従ったかどうかは不明という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

命令を出していれば土石流災害を防げたのか。

難波喬司県副知事は、「何度も指導をしたが従っていない。相手が従い、その通り行動したかは別問題だ」と述べるにとどめた。

https://mainichi.jp/articles/20211019/ddm/041/040/053000c

 

1019756分に読売新聞からは、条例の適用範囲が施工業者に限られていることも命令書を出さなかった理由の一つだという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市は11年6月、県と協議し、条例に基づいて安全対策を求める命令を出すことを決めた。

ただ、防災工事が一部で進んだことなどから、命令は見送られた。

当時、盛り土を含む土地は売却されており、市は、条例の適用対象が施工業者に限られ、土地を譲渡された現所有者に及ばないことも、見送りの理由として挙げた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211018-OYT1T50238/

 

1018128分に産経新聞からは、事故の3日前に県の担当者が現場を訪れた時には異状は見られなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

発生する3日前の6月30日に県の担当者が定期的な調査のため現場を訪れ、「状況に変化なく、斜面の崩落もなし」と確認していたことが18日、分かった。

https://www.sankei.com/article/20211018-D47QLSKM3NIAHBDWNPNMHKEZQQ/ 

 

10181833分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、渦中の業者に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月、日本テレビは盛り土をした土地の前の所有者の男性を直撃しました。

「Q:伊豆山の盛り土、違法性の認識はあったんですか?伊豆山の盛り土についてお答えください」

(車が走り去る)







一方、前所有者が代表をつとめていた不動産管理会社の元社員は、次のように指摘しました。

盛り土をした不動産管理会社の元社員;
「責任があるのは行政だと思いますよ。(盛り土の問題を)知ってて放置して(行政の)指導が行き届かなかったために今回のああいう事故になった」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b12215316d2507911b3fd3857985b75db7fdd5b5

 

(ブログ者コメント)

〇第1報では、現在の所有者も問題のある人物だという不確定情報を紹介した。
そのことと併せ考えると、土地を売却したのは命令逃れが目的だった?・・・そんな感じもした。

〇日テレのインタビューに応じた元社員の言葉。
まさかと思い、映像で音声を確認したが、記事どおりの言葉でしゃべっていた。
闇は深そうだ。

 

(2022年5月14日 修正5 ;追記)

20225131819分にNHK静岡からは、行政側の対応を検証してきた第三者委員会の報告書が公表されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

盛り土の造成をめぐり、県と熱海市の当時の対応が適切だったかどうか検証してきた県の第三者委員会は、13日、最終報告書をとりまとめ、公表しました。

この中では、盛り土が崩壊した場合に最悪の事態を想定していなかった失敗や、盛り土を造成した不動産会社が熱海市に提出した届け出に不備があったにもかかわらず適切な対応がとられなかった初動についての失敗、市が2011年に崩落防止の対策を求める「措置命令」の発出を見送ったことなどについて、断固たる措置をとらなかった行政姿勢の失敗があったと指摘しています。

その上で、熱海市と県の連携不足などを指摘し、盛り土に対する行政対応を「組織的な対応の失敗」があったと総括しています。

さらに報告書では、こうした検証結果を踏まえた教訓として、二度と同じような災害が起きないよう、県と市が連携を強化することなどを提言しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220513/3030015907.html 

 

514日付で毎日新聞からは、報告書のポイント5点を簡潔に記した、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡県熱海市の大規模土石流を巡る県の第三者委員会が公表した最終報告書のポイントは次の通り。

・起点の現・前所有者への県・市の対応は失敗

・不備のある届け出を受理するなど、初動で断固たる措置を取らなかった

・盛り土が崩落した場合の「最悪の事態」を想定しなかった

・是正措置命令を見送った市に県は理由を確認するなど、積極的に関与すべきだった

・意思決定の記録が断片的にしか残されていなかった

https://mainichi.jp/articles/20220514/ddm/041/040/081000c

 

  

 

 

 

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2021101873分にYAHOOニュース(ブルームバーグ)から、『感覚鈍った航空会社パイロット、「ひやり」多発-コロナ禍で久々に操縦』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ある航空会社のパイロットは、離陸に必要な2基目のエンジンを起動し忘れた。

その場で飛行中止の判断をしたため大事に至らなかったが、あわや惨事になっていた恐れがあった。

新型コロナウイルスに感染し、休暇を取って体調を回復させた後で現場に復帰したところだった。

別のパイロットは、パンデミック(感染の世界的大流行)による7カ月のレイオフ期間を経て久しぶりに操縦。

ある早朝、着陸態勢に入った後でタイヤ部分(着陸装置)を出していないことに気付き、滑走路のわずか240メートル手前で着陸を取りやめた。

大事故を引き起こしかねなかったこれらのミスはいずれも、この数カ月内に米国で起きたものだ。

ただ、ミスは他にも数多く、パンデミックが始まって以降に操縦感覚を鈍らせたパイロットによる報告が相次いでいる。

こうした報告は内密に行われ、世間の目に触れにくいデータベースに保管されている。

米連邦航空局(FAA)が資金を拠出するこの航空安全報告システムは数十年前から稼働しているが、世界の空に航空機が戻りつつある現在、警告サインを発している状態だ。

コンサルティング会社オリバー・ワイマンによると、航空会社は世界全体で10万人ほどのパイロットを長期の休職扱いにしたり、最低限の時間だけ勤務に就かせるなどしてきた。

1年半余り操縦をしていないパイロットも多い。

ワクチン接種率が高まり、航空機の利用が再開される中、パイロットの技能低下や以前に比べて操縦に自信を持てなくなっていること、あるいは一瞬の失念が悲劇的な事故につながるとの懸念が強まっている。

パイロットの国際組織、国際定期航空操縦士協会連合会(IFALPA)で技術・安全基準担当のエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるウーベ・ハルター氏は、「極めて深刻な状況だ」と話す。

自らもドイツのルフトハンザ航空でエアバスA380機を操縦する同氏は、「航空業界は今何としても、ひどい事故を起こすことを避けなければならない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c321c2565d03f738245631e58cd1283fcb98b71d 

 

 

 

 

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202110182034分にYAHOOニュース(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山形県舟形町で18日午前、食用カモを飼育する農場で作業中の80歳の男性が約800キロの飼料米が入った袋の下敷きになる事故があった。
男性は、搬送先の病院で死亡した。
亡くなったのは、舟形町富田の農業・庄司さん(80)。

警察の調べによると、18日午前10時ごろ、舟形町富田の食用カモの生産・販売を行う「Y農場」で、庄司さんの50代の息子がフォークリフトを使い775キロの飼料米が入った袋を軽トラックの荷台に積む作業中に、吊り上げた袋のひもが切れて落下。

軽トラックの荷台にいた庄司さんが下敷きになった。

近くで作業をしていた40代の男性が消防に通報し、庄司さんは搬送されたが、午後0時18分に死亡が確認された。

警察が事故の詳しい原因を調べている。





https://news.yahoo.co.jp/articles/de8f36b0fbd3073ce1700a3da03d1e4c8c3c958e

 

 

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02110181246分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日朝、東京・台場の交差点で、8トンのショベルカーがトラックの荷台から歩道上に落下する事故があり、けが人はいなかった。

交差点のカーブした部分の歩道上に、ショベルカーが横向きに倒れている。

18日午前6時半ごろ、港区台場のレインボー入り口交差点で、「トラックの荷台から重機が落下してしまった」とトラックの運転手から110番通報があった。

落下したのは、重さおよそ8トンの工事用のショベルカーで、警視庁によると、トラックが右折する際、バランスを崩し、荷台から落下したとみられるという。

この事故によるけが人はいなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad79af25e65b0f11d1ad436b20ea6837703b389

 

(ブログ者コメント)

映像によれば、十字路交差点ではなく、緩やかにカーブしている交差点の模様。

  

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20211016日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京・亀戸労働基準監督署は、プレス機械に安全装置を取り付けるなどの必要な措置を講じていなかったとして、K製作所と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。

平成31年2月、金属板の絞り加工作業を行っていた同社労働者が左手を挟まれ、親指以外の4指を切断する労働災害が発生していた。

金属板の絞り加工のように材料の形状が複雑で、動力プレスに安全囲いを設けることが難しい場合については、安全装置を設けるなどの措置を講じることが労働安全衛生規則で義務付けられている。

同製作所では、足踏み操作式のプレスを両手押しボタン操作式に切り替えていたが、同労基署は、この対応を「不十分だった」としている。

「足踏み操作式ポジティブクラッチプレスを両手押しボタン操作式のものに切り替えるためのガイドライン」(平成6年7月15日基発459号の2)に沿って、構造規格に適合し、型式検定に合格した手引き式安全装置等を設置して使用する必要があったという。

https://www.rodo.co.jp/column/114279/

 

(ブログ者コメント)

〇K製作所は江東区にある自転車部品製造会社。

〇上記ガイドラインの該当記述は下記。

(中災防 安全衛生情報センター)

  切換えのための起動装置の変更の方法等

  ()  起動装置の変更に当たっての留意事項

  一般に両手押しボタン操作式ポジティブクラッチプレスは、安全距離の確保が困難であり、労働安全衛生規則(以下「安衛則」という。)第131条第2項の規定に基づく措置を講じているとはいえないことから、別途、構造規格に適合し、型式検定に合格した手引き式安全措置等を設置して、使用しなければならないこと。

ただし、構造規格に適合し、型式検定に合格した両手起動式安全措置を、安衛則第131条第2項の規定に適合するように設置し、使用することができる場合はこの限りでないこと。

https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-35/hor1-35-8-1-0.htm

〇「両手押しボタン操作式」とは、両手でボタンを押している間だけプレス機が作動するようにするシステムのこと。

 具体的には下記。

(しのはらプレスサービス㈱ HP)

従来のプレス作業では、作業者は2つの起動ボタンを両手でそれぞれ押す必要があります(写真)。

両手押しボタン操作により、スライドは下降を開始しますが、スライド下降中は起動ボタンを押し続けなければなりません。

これは、スライドが下降中は、作業者の両手を押しボタンに拘束させることで、はさまれ事故を防止するためです。

http://www.shinohara-press.co.jp/service/shut.pdf

〇「両手押しボタン操作式」で事故が起きるパターンについては、以下に一例?が紹介されていた。ちょっと分かりにくいが・・・。

(小森安全機研究所 HP)

・・・・・

プレス安全作業の盲点

1.両手操作式安全装置の盲点

・・・

両手操作式の安全装置は通常、図2のような構成になっていて、押ボタンの間隔は300 mm 以上である。

なぜ300 mm なのか。

これは片手の親指と小指で押せない距離である。

それ以上に国際安全規格では厳しく、肘と手が使えない距離550mm以上となっている。

・・・

両手操作式安全装置のー工程一停止、再起動防止は、次に記述した作業を行うことで、その安全を確認できる。

・第1に、片手では絶対動かない。
・第2に、下死点手前までは、押ボタンを離したら必ず
 止まる。(安全一工程)
・第3に、両手を押したままでも必ず上死点で止まる。
 (一工程一停止)
・第4に、第3の状態で片手を離し、再度押しても
 動かないこと。(再起動防止)

これらの一連の動作の中で、第2の下死点手前の位置が問題となる。

上昇無効回路が安全一工程とともに組み込まれており、通常、図3のように角度指示計で170°付近で手を離しても、そのまま上死点で止まるようになっている。

ただ、ここで注意しなければならないことがある。

手を離す位置である。

上昇工程への切替位置は金型の上型と下型の隙間を8mm以下とすべきである。

この位置が8mm以上の位置、角度指示計の150°とか120°だったりすると、金型の上型、下型の間が、ストローク長さにもよるが、大きな空問ができ、押ボタンを離し、製品の位置直しなどを行おうとして手を入れ、被災してしまうことが十分考えられる。

したがって、これらのことも日常点検に組み入れて、毎日確認する必要がある。

・・・・・

https://www.komorisafety.co.jp/cn17/cn5/pg258.html

 

 

 

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20211014170分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

災害による停電時にも給油できるよう、国が整備を進めた自家発電機設置型ガソリンスタンドについて、会計検査院が調べたところ、5県の14カ所が台風での停電時に営業していなかったことがわかった。

検査院は14日、資源エネルギー庁に対し、災害時に営業する重要性を各地のスタンドに周知するよう改善を求めた。

2016年の熊本地震では、停電で多くのガソリンスタンドが営業を停止し、一部店舗に行列ができた。

こうした事態を受け、国は、自家発電機を使って給油できる「住民拠点サービスステーション(SS)」の整備を推進。

発電機の購入を全額補助し、約302億円をかけて20年度までに、全国約29千カ所のうち約14千カ所を住民拠点SSにした。

同庁はガイドラインで、営業困難な事情がない限り災害時に営業することを求めるとともに、営業場所を住民が把握できるよう、約4600万円をかけて災害情報システムを整備した。

検査院は1719年に地震や台風で長時間停電した9道府県の345カ所を調査。

この結果、台風で停電が起きた千葉、和歌山、長崎、鹿児島、沖縄の5県の14カ所が、設備の損傷や従業員のけがといった事情がないのに、停電中に営業をしていなかった。

この14カ所の発電機設置で国が補助したのは、計約3200万円。

検査院は、「整備した効果がほとんど発現していなかった」と指摘した。

一方、18年の北海道胆振東部地震で停電した243カ所は営業していた。

検査院は、災害情報システムの利用状況も調べたところ、1719年に発生した大規模停電を伴う台風計5回のうち4回で、営業状況が公開されていなかった。

システムに登録する店舗のデータ更新も遅れており、廃止など、反映されない古いデータのまま半年以上たっていた店舗が65カ所あった。

検査院は、「今後も、大規模停電を伴う自然災害が発生する可能性があり、営業状況の効果的な公表は重要だ」と指摘。

資源エネルギー庁は「指摘内容を確認した上で、適切に対処したい」とした。

https://www.asahi.com/articles/ASPBG5D49PBDUTIL02K.html

 

1014170分に毎日新聞からは、8府県の102SSで半日以上の停電が起きていた、停電中に営業しなかったのは台風前から臨時休業を決めていたためなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

検査院が1719年度に補助を受けた店舗を調べたところ、8府県の102店で台風によって半日以上の停電が起き、このうち千葉、和歌山、長崎、鹿児島、沖縄の5県の14店は設備の損傷などがなく、営業可能だったにもかかわらず、1日以内に営業を再開していなかった。

台風接近前から臨時休業を決めたり、同じ組合が運営する近くの住民拠点SSが営業していたりしたことなどが理由という。

また、閉店や事業継承の際、46店が、本来は必要な承認を得ず、無断で財産処分していた。

このほか、同庁はインターネット上で公表している住民拠点SSの一覧表を適切に更新していなかった。

検査院は、これらについても改善を要求した。

https://mainichi.jp/articles/20211014/k00/00m/040/100000c

 

 

 

 

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20211018111分にYAHOOニュース(朝鮮日報)から下記趣旨の記事が、事故状況のイラスト付きでネット配信されていた。

14日午後、慶尚南道金海市の総合病院で磁気共鳴画像(MRI)検査を受けていた患者Aさん(60)が、突然、検査機器に吸い込まれた金属製の酸素ボンベに挟まれて死亡する事故が起きた。

警察は、MRI機器の作動で発生した強い磁力によって、横に置かれていた酸素ボンベが急に引き込まれたとみている。

医療関係者は、「今回の事故は、MRI室に金属製品を置いてはならないという基本的な安全ルールを守らなかったことで起きた、初歩的で異例の事故だ」と指摘した。

MRIは人体の内部の臓器、骨などの映像を撮影する医療機器で、強い磁場を発生させ、人体の断層映像を撮影する際に使われる。

X線を使用するCT(コンピューター断層撮影)に比べ、精密に状態を確認できる。

韓国国内に普及しているMRI機器は、2017年の1496台から、昨年には1775台に増えた。

本紙の取材を総合すると、14日午後8時半ごろ、同病院の集中治療室に入院していた内科患者Aさんが、けいれんを起こした。

病院側は、けいれんの原因を特定するため、AさんをMRI室に移送した。

集中治療室で酸素吸入器を使用していたAさんは、MRI室でも酸素供給が必要な状態だった。

病院関係者は、「MRI室の酸素吸入装置に問題が発生し、担当者が酸素ボンベを搬入させたと聞いている」と話した。

酸素ボンベは高さ128センチ、周囲76センチで、立てると大人の胸ほどの高さがあった。

警察は、AさんがMRI機器の中に入り、撮影のために強い磁場が発生し、2メートルほど離れたところに置かれていた金属製酸素ボンベがMRI機器の中に吸い込まれたとみている。

Aさんは頭部や胸を強く圧迫されたという。

病院側は119番通報し、Aさんは救急治療室で心肺蘇生術を受けたが、外傷性脳損傷などで死亡した。

病院関係者は、「患者の状態が重篤で、午後遅くにMRI撮影を行った。当時、酸素ボンベがある状況で、なぜMRI機器を作動させたのか確認している」と説明した。

病院は、患者のプライバシー保護のため、MRI室には監視カメラを設置していなかった。

警察関係者は、「死亡したAさんの胸に酸素ボンベで押された痕跡がみられる」とし、18日に国立科学捜査研究院での司法解剖を通じ、正確な死因を特定し、病院側の過失についても判断する方針だと説明した。

MRI機器が発生させる磁気は、大型の鉄製ベッドも瞬く間に引き寄せるほどの強さがあるという。

蔚山科学技術大学校(UNIST)バイオメディカル工学科のチョ・ヒョンジュン教授は、「最近、国内外のMRI機器は1.53テスラの強い磁場を発生させる。地球の磁場の3万-6万倍のに達する強さだ」と説明した。

食品医薬品安全処のMRI取扱時注意事項にも、MRI機器にくっついたり吸い込まれたりしたベッド、椅子による海外での事故例が記載されている。

大韓映像医学会のパク・ポムジン広報理事(高麗大教授)は、「韓国国内では、医療陣がガウンのポケットに挿していたはさみなどがMRI機器にくっついた程度の事例はあったが、酸素ボンベが飛んでいき患者を死亡させたケースは初めて見る」と話した。

保健福祉部は、MRIの管理・運用のため、「特殊医療設備の設置および運営に関する規則」を取りまとめ、専門知識を持つ医療陣が機器を安全に管理するよう定めている。

しかし、金属製酸素ボンベなど、磁力に引き寄せられる製品をMRI室に置いてはならないという具体的な条項はない。

医療関係者は、「MRI室に金属製の設備や機器を置いてはならないというのは、医療関係者であれば誰でも知っている常識だ。患者には検査前に装身具や時計など金属製品を外してもらい、ペースメーカーなどを体内に埋め込んでいないかも事前に確認している」と話した。

今回の事故は、それだけ理解が難しい例外的ケースと言える。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c02f0f141e3ac0f6bd8e5d4f220079b00d1357a8

 

1019814分にYAHOOニュース(Wow!Korea)からは、酸素ボンベとワゴンが吸い込まれたなど下記趣旨の記事が、事故機とみられるMRIの写真付きでネット配信されていた。

去る14日午後825分ごろ、金海市の総合病院にあるMRI室で頭部の撮影をしていた患者Aさん(60)が突然、吸い込まれた酸素ボンベに頭と胸を挟まれ死亡した。

これを見た医療関係者は、すぐに心肺蘇生法をおこなったが、外傷性脳損傷などにより死亡が確認された。

1週間前から同病院の内科で入院治療を受けていたAさんは、この日午後、「頭が痛い」と頭痛を訴え、当直医師が正確な診断を下すためMRI撮影を決定した。

現場にいた医療スタッフは、警察の調査で「MRI機器が作動し、近くにあった高さ1.3m、周囲76cmの酸素ボンベとワゴンが機器内に吸い込まれ、ぶつかる大きな音がした」と話しているという。

酸素ボンベの重さは10kgを超えていたことが分かった。

当時、MRI室にはCCTV(防犯カメラ)がなく、警察は現場映像を確保できずに捜査は難航している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9c747dcb66c3d9acef8de314ecce6fd3152154

 

(ブログ者コメント)

そんなにも強力な磁場が発生するとは知らなかったブログ者。
調べてみたところ、同じような事故は結構起きている模様だった。

※以下はメーカーのHPに記載されている注意事項。
緊急対応時にボンベを持ち込む事例が数多く報告されていると書かれている。

強力な磁場に対する注意のお願い ~医療(MR)検査に従事される先生方へ~
(キャノンメディカルシステムズ社 HP

MRI装置は磁石を用いて被ばく無しに人体の情報を得る装置です。
近年、MRI装置の普及に伴い、その強力な磁石に磁性体が引きつけられる事故が増えています。
MRI
装置をご使用になられる皆様には、以下の点について必ずご注意ください。
( ※
磁石に引き付けられるものを磁性体といい、磁石に引き付けられないものを非磁性体という)

ポイント1

磁石架台が設置され磁場が発生している部屋には、磁性体を持ち込むことのないように、検査を行う前に必ず磁性体を身につけていないか確認をお願いします。

身近な磁性体では、例えばシャープペンシル、ボールペン、ベルト、鍵、装身具(ネックレス、イヤリングなど)、ヘアピンなどがあります。

医療器具もMR室で使用できる専用の非磁性器具を必ずご使用ください。

引きつけられた磁性体は磁石架台に跳び込み、重大な事故を引き起こしたり、人を傷つけたりすることさえありますので、十分にご注意ください。

特に、患者さんへの緊急対応のため反射的に酸素ボンベを撮影室に持ち込んでしまう事例が多く報告されています。 

ポイント2

磁場が発生している部屋には、磁場管理区域が設けられており、磁場に関する警告のサインが入口に掲示してあります。

この管理区域内では磁場に対して上記の注意をしてください。

なお、磁石架台の近くは磁場が強いので、部屋の入り口付近では引きつけられなくても、近くに寄ると突然強い力で引きつけられることがあります。

https://jp.medical.canon/products/magnetic-resonance/jiba

 

※以下はインドで起きた事例。
破損したボンベから漏れた液体酸素を吸い込んで死亡した可能性ありということだ。

見舞いで病院訪れた男性、MRIの磁力に引き寄せられ死亡 インド
2018129 22:58 AFP)

インド経済の中心都市ムンバイで、親族の見舞いで病院を訪れた男性が、磁気共鳴画像装置(MRI)の強力な磁力に引き寄せられて死亡する事故が起きた。
警察が29日、発表した。

事故は27日夜、ムンバイにあるナイル(Nair)病院で発生。

市警察が出した声明によると、男性は酸素ボンベを抱えて室内に入った際、磁力により装置へ引き寄せられたという。

警察報道官はAFPに対し、「インド刑法第304条にのっとり、医師1人と職員1人を過失致死容疑で逮捕した」と明かした。

警察は初期情報に基づき、男性が運んでいた酸素ボンベが装置にぶつかって破損し、男性がボンベから漏れた液体酸素を吸い込んで死亡したとの見方を示している。

犠牲者のおじの話では、男性は職員からボンベを運ぶよう頼まれ、その際MRIの電源は落としていると説明されたという。

「そういった事故を防ぐべき職員が、装置の電源が入っている時に私の家族らに室内に入るよう促した。私たちはショックを受け、打ちのめされている」とおじはAFPに語った。

https://www.afpbb.com/articles/-/3160390

 

(2021年12月30日 修正1 ;追記)

20211228213分にYAHOOニュース(朝鮮日報)からは、当直医師がボンベを持ってくるよう職員に指示し、放射線技師も黙認していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は、病院側の過失による医療事故との結論を下した。  

金海西部警察署は28日、MRI撮影を担当した同病院の医師と放射線技師の2人を、業務上過失致死の疑いで今週中に、起訴相当との意見を付して昌原地検に送致する予定だと発表した。

警察によると、Aさんはこの病院の集中治療室に入院していた。

事故当日にけいれんを起こしたため、医療陣は原因を調べるためにAさんをMRI室に移送した。

Aさんは集中治療室で酸素ボンベを使用していたため、MRI室でも酸素供給が必要だった。

しかし、事故当時、MRI室内にあった酸素供給装置に問題が発生したため、担当の医療スタッフが酸素ボンベを要請したことが調査で分かった。  

警察は、事故当日に当直の医師が「MRI室に酸素ボンベを持ってくるように」と病院の職員に指示したことを確認し、業務上過失致死の疑いがあると判断したという。

また放射線技師は、MRI機器に強い磁力があり酸素ボンベなど金属製の医療機器を近くに置くことが禁じられているにもかかわらず、これを黙認した疑いがあると判断された。

当時、この事故を調査した国立科学捜査研究院は、Aさんが酸素ボンベによる圧迫で心臓と頭部に衝撃を受け、脳しんとうで死亡したと警察に報告した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50ef15f4b4428bb38b72cc3c58869a4a00123f26

 

 

  

 

 

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202110151958分にYAHOOニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

作業車から上がる黒煙。

10月14日、山梨県身延町帯金の県道で、作業員が高所作業車のバケットに乗り、ガスバーナーを使って、のり面の補修作業をしていたところ、近くにあったガスボンベや作業員の服に引火しました。

この火事で、甲府市の45歳の男性がバケットから飛び降り、左の手足の骨を折る大けがと両足に軽いやけどをしました。

警察が事故原因を調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/9d0643579068975726a91041605cab44a8fdff5b

 

 

 

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20211014187分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大地震が起きたことを想定し、倒壊した建物に閉じ込められた人を救出する訓練が14日、三春町の旧役場庁舎の建物を利用して行われました。

この訓練は、郡山消防本部が企画し、震度6弱の揺れを観測する地震が発生し、建物が倒壊して人が閉じ込められたという想定で行われました。

訓練は、老朽化にともなって今月中に解体する予定となっている鉄筋コンクリート4階建ての旧三春町役場の庁舎の建物が使われました。

救助隊員たちは、まず、人が閉じ込められたフロアの天井をエンジンカッターや削岩機を使って穴を開ける作業に取りかかりました。

厚さが20センチほどの天井にたて、よこ80センチほどの穴が開くと、隊員たちが1人ずつ下にロープを使って降りて、閉じ込められた人を担架に乗せてつり上げました。

郡山消防本部によりますと、通常の訓練は、訓練所にコンクリートなどの廃材を用意して行いますが、実際の建物を使う訓練は今回が初めてだということです。

郡山消防本部の八幡消防司令補は、「実際の建物を使ったことで柱やはりの位置を確認することができ、予想していなかったコンクリートの厚さなどにどう対応するか課題が見えました。今回の訓練の反省を生かして、1分1秒でも早く被災した人を救助できるように、これからも訓練を重ねたいと思います」と話していました。











https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20211014/6050016087.html

 

(ブログ者コメント)

今月12日、同様な訓練が各務原市で行われたという情報を紹介したばかり。
こういった訓練は、機会があれば実施してみたいと、各地の消防は考えているのかもしれない。

 

 

 

 

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20211014193分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、遊具の写真付きでネット配信されていた。

14日午前1020分ごろ、岡山市北区富原の認可保育園「S保育園」から、2歳の男児が園庭の遊具に首が挟まった状態で見つかった、と119番通報があった。

男児は病院に運ばれたが、意識不明の重体。

遊具は園が独自に改修し、その部分で事故が起きたとみられ、岡山西署は業務上過失傷害容疑を視野に原因を調べている。

岡山西署や園の説明によると、男児を含む2歳児クラスの17人が午前950分ごろから園庭で遊んでいた。

その後、滑り台やうんていが一体となった複合型の遊具に男児が入ったまま戻ってこないことに保育士が気づいた。

捜したところ、遊具の柵と高床の隙間に首を挟まれた状態の男児が見つかった。
体を立てたまま、ぐったりしていたという。

園によると、当時、保育士3人が園庭の園児の見守りを担当していた。

柵は2008年の開園後、園児らが通り抜ける際に頭部をぶつけることがあったため、園側が独自に設置。

男児が挟まれた幅20センチ前後の隙間は、その際にできたという。

平松園長は取材に、「園児と家族には大変申し訳ない。柵をつけた際、隙間をつくらず全面をふさいでしまえばよかった」と話した。

近く、保護者向けの説明会を開くという。

園のホームページによると、園は05歳児を預かり、定員は80人。

 

【保育所の事故は年々増加、遊具では滑り台が最多】

保育所や幼稚園で起きる子どもの事故の報告件数は年々増えている。

内閣府によると、2020年に全国の教育・保育施設で起きた事故は過去最多で2015件。
意識不明となったケースは14件あり、これとは別に5人が死亡した。

事故の起きた場所は園庭を含む室外が最も多く994件。
室内が次いで826件だった。

施設別では、認可保育所での発生が最も多く1081件だった。

今回の事故は、保育所の園庭にある遊具で起きた。

消費者庁によると、099月~1512月に報告のあった、遊具で起きた12歳以下の子どもの事故は1518件。

親が目を離したすきに滑り台から落下、滑り台の手すり部に服が引っかかって首が締め付けられた、滑り台の柵を越えて遊んでいて落下したなど、遊具の種類が特定できた中では、滑り台での事故が440件で最も多い。

同庁は、遊具の対象年齢を守ることや保護者など大人が付き添うこと、ひもやフードのついた服は遊具に引っかかる危険性があるため、服装や持ち物に注意することなどを呼びかけている。

https://www.asahi.com/articles/ASPBG574TPBGPPZB00L.html 

 

1014217分に毎日新聞からは、挟まれた場所は遊具を上るための板の向こう側で、保育士からは死角になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県警岡山西署などによると、約20分前から男児ら17人が園庭で遊んでいた。

滑り台やうんていが一体になった複合遊具から男児が出てこなかったため、保育士が遊具の中をのぞき込んで発見した。

男児は背丈ほどの高さにある2階部分の床板(高さ約1メートル)と、約20センチ下にある仕切り板の隙間に首が挟まった状態で、足は地面に着いていた。

当時は担任の保育士ら3人が園庭で見守っていたが、遊具を登るための板の向こうに男児がいたため、死角になっていたという。

同園によると、遊具は2008年の開園当初からあるが、男児が挟まった仕切り板は子どもが中を走り回って頭をぶつけるなどしないよう、後から設置したという。

https://mainichi.jp/articles/20211014/k00/00m/040/237000c 

 

10141619分にYAHOOニュース(山陽新聞)からは、隙間が生じることになった仕切り板は、遊具内で頭を打ち園児が相次いだため、通れなくする目的で設置したなど下記趣旨の記事が、挟まれた隙間のマーキング写真付きでネット配信されていた。

挟まれた隙間は、遊具の脚の間にある仕切り板と高床部分の間。
男児は頭を入れ、立ったような状態だった。

隙間は男児の首の位置くらいの高さにあり、男児が頭を入れて抜けなくなったとみられるという。

同署は、業務上過失傷害容疑も視野に調べている。

園によると、複合遊具は2008年の開園当初から設置されていたが、遊具内に三輪車で入った園児が相次いで頭を打ったため、後から仕切り板を取り付けたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/deba3922721d05abe6eb8c2ddc0eec2cd9870ad7 

 

※以下は、挟まれた隙間のクローズアップ映像。

10141657分 NHK岡山)

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20211014/4020010650.html

 

10151731分にNHK岡山からは、挟まれた場所は遊具の壁に隠れていた、トンネル状の仕切り板は遊具会社に依頼して取り付けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察や保育園によりますと、男の子は同じクラスの16人の園児と一緒に遊んでいて、そばには3人の保育士がいましたが、事故が起きた柵のある場所は、一部が遊具の壁に隠れて、周囲から見えにくかったということです。

また、この柵は、平成20年に開園したあと、子どもたちが柱の間を通り抜ける際に頭をぶつけることがあったため、保育園が安全のため遊具を製造した会社に依頼して取りつけたということで、その際に隙間ができました。

(以下は音声のみの情報)
・・・この遊具の下を三輪車などに乗って走り回り、頭をぶつけてしまう園児が相次いだという。

そこで、クッションをつけたりしたが、かがんで歩くようにしたほうが安全だと考え、遊具を製造した会社に依頼してトンネルの柵を付けたという・・・





https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20211015/4020010663.html

 

10151954分に山陽新聞からは、岡山市や県は保育施設などに対し遊具の再点検などを求める通知を出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岡山、倉敷市は15日、遊具を再点検し、安全管理を徹底するよう、保育施設などに通知した。

岡山市は、認可外を含む保育施設、幼稚園、認定こども園計356施設に通知。
子どもの首や頭、体などが挟まる隙間はないか、大型遊具などが使用年齢に適したものかを点検するとともに、保育や見守り体制について確認するよう求めている。

市保育・幼児教育課は、「各園で、いま一度、安全点検を進めてほしい」としている。

県も、同市を除く市町村に対し、文書で遊具の再点検を求めた。

県子ども未来課によると、約500施設が対象で、これを踏まえ、倉敷市は保育園や認定こども園など約200施設に事故防止に努めるよう通知。
同市教委は、公立幼稚園、小学校でも事故につながる可能性のある遊具がないか確認している。

https://www.sanyonews.jp/article/1186297?rct=area_okayama
 

 

(2021年11月16日 修正1 ;追記)

2021111607分にYAHOOニュース(山陽新聞)からは、男児は死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

男児が15日、入院していた同市の病院で死亡した。
県警への取材で分かった。

県警によると、男児は集中治療室(ICU)に入っていたが、同日午前、医師が死亡を確認したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d28dfe0fbb688539534544c5cf052372232f25f8

 

(2022年11月15日 修正2 ;追記)

202211141622分にNHK岡山からは、それまで事故がなかったので危険意識が低かったなどと指摘した事故報告書を審議会が提出した、会長の児童精神科医は安全と思われる遊具でも子どもはいろいろなトライをするので様々な想定で安全対策することが大事だなどと述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

死亡した事故について検証してきた岡山市の審議会は、再発防止に向けた提言などを盛り込んだ報告書を大森市長に提出しました。

市に対して保育体制の拡充や、事故の事例などを迅速に保育施設どうしで共有することなどを求めています。

・・・

この中では、当時、基準を上回る保育士が配置されていたものの、事故が起きた箇所について、それまではけがや事故がなく危険だという意識が低かったことや、園庭から見て死角になっているため、子どもの様子を確認しづらい状態だったことが重なり、発見が遅れ、重大事故につながった可能性があると指摘しています。

その上で、再発を防止するため、市に対し、保育体制の拡充などを求めています。

具体的には、

▽子どもの視点で遊具の点検などを行い、実施の有無を確認すること
▽人員体制の充実に向けて配置基準の見直しについて国に働きかけること
▽事故やいわゆる“ヒヤリハット”の事例の収集に努めた上で、迅速に保育施設どうしで共有し研修を実施すること

などを挙げています。

・・・

審議会の会長を務める、児童精神科医の中島洋子さんは、報告書を提出した後の記者会見で「今回の一番の問題点は、遊具の危険箇所について、危険だという認識が薄く、見守りが薄かったことに加え、その場所が死角になってしまっていたことだ」と指摘しました。

その上で、中島会長は「子どもたちは安全だと思えるような遊具でさえ、いろいろなトライをするので『ひょっとしたら』というようなさまざまな想定をして、安全対策をすることが大事だ」と述べました。

また、「子どもたちにはしっかりと園庭で体を動かして遊ばせたいので、『あれもだめ、これもだめ』ではなく、子どもたちの遊びに寄り添えるような保育計画も大切だ。また市には、遊具に関する実例を交えた研修などもしっかり行ってほしい」と求めました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20221114/4020014748.html 

 

 

    

 

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202110131217分にYAHOOニュース(沖縄テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前7時前、糸満市西崎町にあるクリーニング工場で「ボイラーの焼却炉が爆発しけが人が2人いる」と消防に通報がありました。

消防や警察によりますと、ボイラーの近くで作業をしていた50代の男性作業員2人が巻き込まれ、このうち爆発で開いた扉に頭を強く打った男性が意識不明の状態で病院に運ばれ、もう1人の男性も熱風を浴びて顔に火傷をしました。

クリーニング工場では今年5月にも同様の事故が発生していて、警察と消防は関連を含め、事故の原因を詳しく調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/76eea22388f95640e75b585e80e9a5387e571916

 

10132014分にNHK沖縄からは、1人は頭の骨を折るなどしていた、ボイラーに廃タイヤを入れて火を着け、扉を閉めようとした時に爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前6時50分ごろ、糸満市西崎町にある「Tクリーナー」のクリーニング工場から、「ボイラーが爆発し2人がけがをした」と消防に通報がありました。

警察によりますと、この爆発でいずれも50代の男性作業員2人が病院に運ばれ、1人が頭の骨を折るなどして意識不明の重体となっています。
もう1人は、顔にやけどをするなどしましたが、命に別状はないということです。

工場では、ボイラーに廃タイヤを入れて燃やし、その熱でクリーニングを行う際の蒸気を作っているということです。

消防によりますと、2人がボイラーの中に廃タイヤを入れて火をつけ、扉を閉めようとしたところ、爆発が起きたということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。

現場は、海沿いにある工場や倉庫などが建ち並ぶ地域です。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20211013/5090015924.html

 

10151617分にNHK沖縄からは、2人が燃焼状況を確認していた時に爆発したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性作業員2人がボイラーの焼却炉に燃料の廃タイヤを入れ、火をつけました。

2人が焼却炉の前で燃焼の状況を確認していたところ、突然、爆発が起きたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20211015/5090015946.html

    

10141014分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、爆発音は複数回したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日早朝、工場などが立ち並ぶ沖縄県糸満市西崎町5丁目で「Tクリーナー」のクリーニング工場から複数回の爆発音が響き、近隣の会社の窓を揺らした。

2人の負傷者を出した。爆発したボイラーからは黒煙が立ちこめ、周囲には燃料として準備されたと思われるタイヤなどが散乱していた。

警察は周辺に規制線を張り、周囲には緊迫した空気が流れた。

近くで勤務する人によると、この工場では過去にも何度か爆発があった。

目撃者は「またか」とつぶやきながら、不安げな表情で現場を見つめた。

爆発による火災を警戒し、糸満市消防本部の消防車などが待機した。

目撃した人によると、爆発が起こるたび、現場の警官らはボイラーとは逆方向に走り、安全を確保していたという。

近くの会社に勤める男性(45)は、爆発の際、会社の事務所にいた。
「事務所のガラスが揺れ、衝撃が伝わってきた。怖かった」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ea708fa759cca06af3d3a69031ace11d691956d

 

10131032分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、今年5月の事故ではけが人はいなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防や警察によると、ことし5月にも同じクリーニング工場内でボイラーが爆発し、火災が起きていた。
当時、けが人はいなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b25932cce1813860af9d2c21465196b2543c1022

 

1013132分に琉球新報からは、過去に複数回の爆発があった、今回は直後に黒煙が上がったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場付近で働く男性によると、この工場では過去にも複数回の爆発があった。

今回の爆発では、直後にボイラーから黒煙が上がったという。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1407026.html

 

10131234分にYAHOOニュース(琉球朝日放送)からは、近所では建物が揺れた、5月に爆発したのは別のボイラーだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

花城記者:
「現場近くで働く人からは、大きな爆発音と同時に建物や窓が揺れていたという声が聞かれました」

この工場では5月にも今回とは別のボイラーが爆発する事故が起きていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ee000d91b091b39eff62a92c47bc6d53ab79f81 

 

1014751分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、前日に燃やした際の可燃性ガスが残っていた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

糸満市消防本部などによると、廃タイヤを燃やす焼却炉の内部が爆発した。

爆風で高さ約1メートルの鉄製の扉が開き、そばにいた50代の男性作業員2人のうち1人にぶつかって頭の骨を折り、意識不明の重体。

もう1人は熱風を浴びて顔面熱傷のけがを負った。

消防によると、2人は事故当時、クリーニング作業で燃料となる廃タイヤを焼却しようと焼却炉を稼働させ着火したところ、何らかの原因で焼却炉の内部で爆発が起きた。

前日に廃タイヤを燃やして出た可燃性ガスが炉の中に残っていて、爆発につながった可能性があるという。

爆発したのは4基ある焼却炉の1基。

外見に大きな変化はなかったが、焼却に使った廃タイヤが炉の周辺に散乱し、事故の衝撃を物語っていた。

現場は工場が立ち並ぶ工業地帯。工場の道向かいには、焼却用の廃タイヤがうず高く積まれていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/29651eb77af06a9be57c8cb450409016a4d773a8

 

1014751分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、5月の事故は原因特定できなかったなど下記趣旨の記事が、煙?をあげるボイラーの写真付きでネット配信されていた。

ちなみに当該写真によると、今回爆発したボイラーの左隣にあるボイラーらしい。

糸満署によると、今年5月にも同じクリーニング工場内で別の焼却炉が爆発し、炎上する事故が起きていた。

当時の警察と消防の調査では、事故原因の特定には至らず、業者側の過失も認められなかったが、消防は「何らかの原因で炉内の圧力が高まったため爆発が起きた」と推察。

炉内の圧力を一定に保つため安全弁の数を増やしたり、圧力の異常を感知するセンサーを付けたりする再発防止を指導していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c116ee0ac4cee2c12d7fcd05cef298235200ce91 

 

10151157分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、重体だった男性は死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

怪我をした2人のうち、1人は意識不明の状態で病院に運ばれていましたが、昨夜、死亡が確認されました。

怪我をしたもう一人は、現在も入院し、治療を受けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c9a9cd34c5ecac8687524f23b9a4e93d35a04ca

    

(ブログ者コメント)

5月の事故に関し、当時の報道を探してみたが、見つからなかった。

 

 

 

 

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20211013128分にYAHOOニュース(テレビ新広島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後1時45分頃、広島市東区福田町にある森林公園の林業体験広場で、公園管理ボランティアの70代男性が木材を電動のこぎりで切断していたところ、誤って自分の右脚の太ももを切りました。

森林公園の職員が消防に通報し、男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

市によりますと、この森林公園は市が民間企業に指定管理を委託していて、亡くなった男性は、管理を委託されている企業の運営を手伝う森林ボランティア団体のメンバーだったということです。

男性は当時、他のメンバー4人と作業をしていたということで、広島市などが事故の原因を調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/c37d77913480459d04fb89c7edbba100e87dadbd

 

1013125分にYAHOOニュース(広島ホームテレビ)からは、木の保全や体験学習を担うボランティアだったなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後2時前、森林公園の林業体験広場で、70代の男性が木材を切っていたところ、誤って電動のこぎりが右足の太ももにあたり、ケガをしました。

男性は広島市内の病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡しました。

市によりますと、男性は木の保全や体験学習を担うボランティアで、事故当時、この広場に客はおらず男性は5人程度で作業していたということです。

市が事故の詳しい原因について調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/685b3041fea8ee08b0146448a812d3b1f4524572 

 

1013123分にYAHOOニュース(広島テレビ)からは、木工体験などに使う材料を切っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後1時45分頃、70代の男性が木材を切っていたところ、電動のこぎりが右の太ももに当たった。

男性は市内の病院に運ばれたが、その後、死亡した。

男性は公園の管理運営会社を支援するボランティア団体のメンバーで、事故当時は「林業体験広場」で木工体験などに使う材料を切っていた。

公園を所管する広島市は、「事故の詳細を調査し、再発防止に努める」としている。

 https://news.yahoo.co.jp/articles/a79fe7835aba5f12255e5be2a22951f33343e633

 

 

 

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202110121533分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

老朽化のため市役所が新たに建て替えられた各務原市で、解体中の旧庁舎を使って、床などを破壊する実践的な救助訓練が行われました。

この訓練は、実際の建物を使うことで消防隊員の救助技術を高めようと、各務原市消防本部が解体中の市役所旧庁舎で行い、隊員およそ15人が参加しました。

訓練は、大規模な地震が発生して、狭い空間に要救助者が閉じ込められているという想定で行われ、隊員1人が、ロープを使って3階から2階部分に降りたあと、負傷した男性を引き上げて救助する手順を確認しました。

また、コンクリート製の床に実際に穴を開ける訓練も行われ、隊員が電動ドリルを使って床に小さい穴を開け、取り残された要救助者の様子を確認したり、工具で救助に入るための穴を開けたりしていました。

今回の訓練は、救出技術の向上だけでなく、実際の建物を使うことで救助活動での隊員の疲労度も調査して、実践での救助計画の作成に役立てるということです。

各務原市消防本部の林・西部方面消防署長は、「実際の建物を使うことで、床に穴を開けても、ダクトなどの障害物があってすぐに救助に行けないことなどに気づくことができ、実践的な学びになった」と話していました。









https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20211012/3080007303.html

 

(ブログ者コメント)

写真は放映順に並べたもの。
恐らくは、カッターで開けた穴から下の階に下りる訓練をしたのだと思うが、その辺、説明はなかった。

 

 

 

 

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202110121438分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前6時ごろ、JR奥羽本線の湯沢駅で、湯沢発秋田行きの下りの普通列車の出発に向けて準備をしていた60代の男性車掌が乗務員室のドアを閉めた際、誤ってドアに左手の小指を挟んでしまいました。

指からの出血が止まらなかったことから、車掌は救急車で病院に搬送され、手当てを受けました。

また、列車の出発まで30分近くあったことから、車内に乗客はいなかったということです。

この影響で、代わりに乗車する車掌の手配をするなどしたことから、この普通列車はおよそ30分遅れて湯沢駅を出発したということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20211012/6010011885.html 

 

 

 

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202110111856分にYAHOOニュース(南日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鹿児島県鹿屋市の交差点に20年以上設置されている一時停止の標識。

誤った場所に設置されていたことが分かりました。

鹿屋市吾平町下名の農道と市道が交わる交差点の「一時停止」の標識は、2000年2月に設置されました。

標識は農道側に設置されましたが、実際に公安委員会が設置を決めていたのは市道側で、今年8月に鹿屋警察署員が誤りに気づきました。

この交差点では、誤った一時停止による取り締まりが、判明している2008年6月以降だけでも38件行われていて、県警は反則金の返金手続きなどを進める方針です。

なお、標識を急に変更すると事故を誘発するおそれがあることなどから、公安委員会は今の標識をそのまま使うことを決めました。





https://news.yahoo.co.jp/articles/aacce0e1c0a806e1dcf29d3c986a5a72e8dbf8ae

 

 

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20211011日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

香川・坂出労働基準監督署は、令和3年6月に発生した死亡労働災害に関連して、「N組」の名称で土木工事業を営んでいる個人事業主(香川県丸亀市)を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で高松地検に書類送検した。

地上からの深さ2.1メートル付近で掘削作業を行う際、土石落下防止措置を講じなかった疑い。

労災は、坂出市内の集水桝および水路設置工事現場で発生した。

個人事業主に雇用されていた労働者が掘削作業を行っていた際、掘削した壁面に埋まっていた重さ1トンのコンクリート殻が落下し、労働者の頭に直撃している。

個人事業主は、掘削箇所に土止め支保工を設ける、防護網を張る、労働者の立ち入りを禁止するなどの措置を講じていなかった疑い。

https://www.rodo.co.jp/column/113323/

 

 

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202110111852分にYAHOOニュース(岩手朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

久慈港近くの海域で潜水作業をしていた50歳の男性が死亡しました。
死亡したのは、久慈市栄町の潜水士・中平さんです。

11日午前9時ごろ、T建設工業の久慈工事事務所から「久慈港内で潜水作業中の潜水士と連絡がとれない」と八戸海上保安部に通報がありました。

民間の潜水士などが周辺海域を捜索したところ、およそ2時間半後に中平さんが海底で発見されました。

中平さんは市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

事故現場は久慈港から北におよそ3キロ離れた防波堤で、中平さんは、海中にあるブロックの撤去作業をしていました。

海上保安部が事故の原因を調べています。

現場の水深はおよそ25mで、当時の天候は曇り、波の高さは12mと、普段より風が強く波も高い状態でした。



https://news.yahoo.co.jp/articles/7d70a01ae771352f63171da00911fd804c12e2b5

 

10112039分に産経新聞からは、空気ホースや連絡用の電話線が切れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午前9時ごろ、岩手県久慈市の久慈港内で、潜水作業中の同市栄町の潜水士中平さん(50)と連絡が取れないと、工事会社から八戸海上保安部に通報があった。

約2時間半後、中平さんは水深約25メートルの海底で、心肺停止状態で発見されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

国土交通省東北地方整備局によると、中平さんは1人で海底のブロックを撤去する作業をしていたが、空気を送るホースや連絡用の電話線が何らかの原因で切れたという。

八戸海保が詳しい状況を調べている。

https://www.sankei.com/article/20211011-U6MIFBTI65N5ZGSM3XG2XEURCE/

 

 

 

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202110102232分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後2時半ごろ、兵庫県加東市黒谷の遊園地「Tおもちゃ王国」の男性従業員から、「立体迷路施設の床が抜けて複数の利用客が負傷した」と県警加東署に通報があった。

同署によると、138歳の利用客の親子ら3組計7人が立体迷路の3階部分から2階に転落し、ともに20代の男女2人が腰の骨を折る重傷、4人が軽傷を負った。

いずれも意識があり、命に別条はないという。

同署によると、けがをしたのは、腰の骨を折った男性(24)と軽傷の妻(27)、腰の骨を折った女性(27)と軽傷の夫(27)、ともに軽傷の女性(38)と娘(7)の家族3組。

腰の骨を折った男性は娘(1)を抱えたまま転落したが、娘にけがはなかった。

立体迷路は木造5階建ての「カラクリ迷宮のお城」で、2013年にオープンした。

3階にいた7人は木製の床が抜け、約24メートル下の2階に落ちたという。

3階の床には長さ約23メートル、幅約1メートルの長方形状の穴が開いていたという。

園の担当者は報道陣に「現在、原因究明と被害者のケアに努めています。負傷されたお客様には心よりおわびとお見舞いを申し上げます」とコメントした。

事故を受け、1114日は臨時休園する。

https://mainichi.jp/articles/20211010/k00/00m/040/137000c

 

10101814分にNHK兵庫からは、同施設の概要などが下記趣旨でネット配信されていた。

Tおもちゃ王国」は、平成12年にオープンしました。

神戸市の中心部から、車で1時間ほどのところにあります。

おもちゃの展示館や観覧車など、およそ20種類のアトラクションがあり、年間に50万人ほどが訪れるということです。

立体迷路施設は8年前から使われ、毎朝点検を行っているほか、新型コロナの感染対策などのため、入り口で利用客の出入りをチェックしていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211010/2020015569.html 

 

1012218分に読売新聞からは、床板を支える横木の両端が腐食して破損していた、7年前にも同じグループの他の遊園地で同じような事故があった、こういった迷路は規制対象外など、下記趣旨の記事が落下当時のイメージ図付きでネット配信されていた。

県警加東署が11日に実施した現場検証で、床板を支えるために柱にくぎで固定された横木の両端が、腐食して破損していたことが確認された。

迷路には屋根がなく、雨水が入り込む構造だったことが腐食の一因とみられる。

園によると、迷路は「カラクリ迷宮のお城」という名称で、2013年4月に遊具施工販売会社「K社」(千葉県浦安市)が設置。

毎日、開園前に園の従業員が目視で点検しており、事故が起きた10日も異常は確認できなかったという。

迷路の定員は300人で、同署によると事故当時は30~50人が利用。

園の松崎支配人は「強度は大丈夫だと思っていた。心よりおわびする」と謝罪した。

14年には同じグループの「Kおもちゃ王国」(群馬県嬬恋村)で、K社が施工した立体迷路の床が抜け、男女2人が負傷する事故が発生。

床板をつなぐくぎやビスの腐食が原因だった。

今回の事故を受け、使用を見合わせた。

兵庫県や国土交通省によると、ジェットコースターや観覧車などの遊戯施設は、建築基準法で管理者らに維持保全に関する規則や計画の作成が義務付けられている。

しかし、事故が起きた迷路は同法の規制の対象外で、設置や管理について自治体への申請や届け出義務はなかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211012-OYT1T50100/

 

10121853分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、雨が降ってもブルーシートをかけるなどの対策はとっていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

遊園地でアルバイトをしていた男性はこう証言します。

元従業員:
「雨の日でも立体迷路にブルーシートを掛けるなどの対応はなかった」

遊園地側に取材すると、雨の日でも立体迷路を覆うなどの対応はとらず、雨ざらしになっていたことを認めました。

警察は、立体迷路の腐食が進んだのは雨水にさらされたことが原因の可能性もあるとみて、業務上過失傷害の疑いで捜査しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8070f6e122f3ad33130526c83dec5acead445f17 


10
112041分に毎日新聞からは、屋根がないため建築基準法の対象外だった、独自に点検項目を決め毎日2回目視点検していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

立体迷路は従業員が毎日2回、目視で点検し、10日の開園前は異常が確認されなかったという。

屋根がないため建築基準法の適用外だといい、K社や同園が独自に点検項目を決めていた。

県は「基準法の対象となるか今後調査する」としている。

同園は2000年にオープン。

前身の遊園地「Tランド」では1995年、回転遊具から6歳女児が転落死する事故が起きていた。

https://mainichi.jp/articles/20211011/k00/00m/040/246000c

 

10121222分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、腐食していたのは目視点検では確認できない場所だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

抜け落ちた3階部分の床の「はり」などに腐食のあとが見つかり、捜査関係者によると、目視の点検では確認できない場所だという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1978eed1c3e152567c89545d6de424fa44d600f 

 

10141940分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、月に1度の詳細点検でも異常は見つかっていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

Tおもちゃ王国によりますと、立体迷路では毎日の目視点検に加えて、専門知識を持つ社員ら4人が月に一度、床板の表面や裏側を手で触るなどの細かい点検を行っていたということです。

この検査は10月2日にも実施されていましたが、当時は事故が起きた床に異常は見つからなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/361b6bb44197dc1659c38272c151774dc79ab7bb 

    

10121741分にNHK兵庫からは、他の同種施設で臨時休業の動きあり、同じような立体迷路でも一部に鉄骨を使い強度を上げている施設もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県のメーカーが製造したほかの施設で臨時休業する動きが出ています。

一方、兵庫県淡路市の遊園地「淡路ワールドパークONOKORO」には、平成25年に完成した3階建ての立体迷路がありますが、点検を行いながら12日も営業を行っています。

遊園地が設計して工事を発注したということで、床や壁は木材でできていますが、強度を上げるため1階と2階の一部に鉄骨を使い、湿気を防ぐため床下にはアスファルトを敷き、壁に隙間をつくり風通しをよくしてあるということです。

遊園地では毎朝、従業員が目で見て床を踏みしめ、木材などが傷んでいないか確認し、月1回の安全点検と、年3回程度、施工業者による点検と補修を行っています。







https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211012/2020015609.htm
 

 

10171816分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、横木の形状は凸型だった、月に1度従業員がゆがみや腐食の有無を点検していた、メーカー側の検査は3年に1度行われていたなど、下記趣旨の記事が横木のイラスト付きでネット配信されていた。

今回の事故の過失について、立命館大大学院の松宮孝明教授(刑事法)は、「木の腐食が事故原因ならば、点検の指示が問題になる。点検項目に盛り込んでいなければメーカー側、点検をしていなければ施設側の責任だが、どちらも問われる可能性もある」との見解を示す。

遊園地の運営会社は、「点検項目はメーカー側の資料に基づき独自に作成した」と説明。

いずれも目視や歩いて木の音を確かめる方法で、担当者が毎日の始業前後に確認し、メンテナンス専門の従業員が月1度、ゆがみや腐食の有無などを点検していた。

一方、床板を支えていた横木は、目視が難しい位置にあった。

形状は凸型=イメージ図(1)=で一部露出しているが、残りは床板に覆われている状態=イメージ図(2)=だった。

松宮教授は、「ただし、腐食箇所を全く予見できない場合、施設側とメーカー側のどちらの過失も刑法上は問えないことになる」と指摘する。

メーカー側の検査は3年に1度行われ、直近のチェックは2019年4月だったという。

神戸新聞社の取材に対し、迷路施設を製造したK社は、点検項目や指示の有無について「警察等の調査中とのことでお話しするのは難しい」とコメントした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/784921cf0fc9b903a050c872c7a092f6b2c6b7e1

 

(2022年8月28日 修正1 ;追記)

2022828940分に読売新聞からは、消費者事故調は管理実態を調査し年内に対策をまとめる方針、遊園地は事故の数ケ月前にメーカーのK社の点検を受ける予定だったがコロナで中止し、その後は点検を受けずに営業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

消費者事故調は、立体迷路に法規制や安全基準がない点を問題視し、今年5月、国の所管省庁がない「隙間案件」として調査対象にすることを決めた。

事故調は今後、防腐処理や点検が適切に行われていたかなどを詳しく調べていく。

事故調は再発を防ぐため、年内には対策をまとめる方針だ。

事故が起きた立体迷路を作ったのは、千葉県浦安市の遊具施工会社「K社」。

同社は2012年以降、九州から北海道まで、各地の遊園地などに約40基を納入している。

同社は遊園地側に対し、木材の腐食やボルトの緩みの有無などを日常的に点検するよう要請。

設置後3回は無償点検を担い、その後も専門業者の定期点検を受けるよう求めている。

担当者は、「弊社の迷路で事故が起き、大変遺憾。お客様には大変申し訳なく、完治を心より祈念している」と謝罪する一方、「園が業者の定期点検を受け、腐食部を発見できていれば防げた可能性もある」と話す。

東条湖おもちゃ王国は、事故の数か月前にK社の点検を受ける予定だったが、新型コロナ禍での一時休園に伴い中止。

その後は点検を受けずに営業を再開していた。

園の支配人は、点検を見送った理由は答えられないとしたものの、「職員には目視や触診などによる日常点検の徹底を指導していたが、腐食に気付けなかった。事故を受け、職員に日常点検の重要性を改めて呼びかけている」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220828-OYT1T50035/

 

(2024年11月28日 修正2 ;追記)

202411271816分にNHK関西からは、消費者事故調が報告書をまとめた、破損した梁には腐食菌が付着し白色化していた、国には木造大型遊具の安全基準整備などを求めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

この事故について、消費者庁安全調査委員会、いわゆる「消費者事故調」が独自に調査を進め、27日、報告書をまとめました。

それによりますと、事故については、「梁(はり)」と呼ばれる床を支えていた長さ1メートル余りの木材が腐食して強度が落ち、利用者の重さで破損したことが原因だったということです。

屋根がないため雨がかかりやすく、破損した梁には木材を腐食させるとみられる菌が付着し白色化していましたが、目視の点検などは十分に行われていなかったということです。

また、事故が起きた立体迷路施設は建築基準法上の建築物に当たらず、安全管理に関して適用されるほかの法令なども確認されませんでした。

このため、消費者事故調は国に対し、再発防止策として屋外にある立体迷路など木造の大型遊具の▽設計や点検などに関する安全基準を整備し、法令による規制の必要性も検討することや▽木材の劣化を診断する資格を持つ専門家などによる調査を行うことを求めました。

同種の立体迷路施設は国内におよそ40か所設置されているということです。

消費者事故調の中川委員長は、「木がどういう場合に腐るのか木材リテラシーが共有されていない中で起きた事故だ。ほかで起きてもおかしくなく、体系的な安全基準が現在ないので、早期に作ってもらいたい」と話していました。

・・・

https://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20241127/2000089533.html 

 

11272243分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)からは、補強ボルトを打ち込んだ際に防腐処理を行っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書では、事故の原因として、雨により床を支える木材が腐り強度が低下していたほか、補強のためボルトを打ち込んだ際に防腐処理を行っていなかったことなどが指摘されました。

そのうえで、遊園地運営者や行政など、すべての関係者にリスクの認識が十分でなかったと結論づけました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/87c96f3b168fbf6d36e33c7a00ba63b9aa50cae1

 

1127199分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、事故が起きたのは雨が降っても乾きにくい場所だった、梁の状態を点検しにくい組み方だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書では、事故が起きたのは、雨がかかっても乾きにくい場所で、木材を腐らせる菌が成長しやすい環境であったことなどが原因だった可能性があるとしました。

このほか、梁の状態を目視で点検しにくい組み方であったことなども指摘しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44f712bb2ca3537e6febf58d64f7373e7ef923b7 

 

11271949分に毎日新聞からは、床板の裏側は点検項目表に入っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書によると、ジェットコースターや観覧車などの駆動装置が付いているアトラクションは建築基準法による規制対象となり、定期点検や行政への報告が義務付けられている。

一方、おもちゃ王国の立体迷路は木造5層構造、定員300人と大規模だが、屋根がないため同法上の建築物にはあたらない。

法規制や安全基準の対象外で、安全管理は施設運営者任せになっていた。

施設運営者の点検表には、床板裏側が点検項目に入っていなかった。

https://mainichi.jp/articles/20241127/k00/00m/040/113000c 

 

  

  

 

 

 

 

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20211010545分にFNN PRIMEから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日昼すぎ、埼玉・蕨市にあるJR東日本の変電所で火災が起きた。

この火災による停電の影響で、山手線など首都圏の複数の路線が一時、運転を見合わせたため、多くの駅やバス乗り場には、長蛇の列ができた。

撮影した人:
「工事のような、爆音の車のような、ドドドドってすごい音がして。爆発して、またドドドド爆発、みたいな」

10日午後1時前、埼玉・蕨市塚越のJR東日本の変電所で火事があった。

近くにいた人:
「ここで(子どもと)遊んでいたら、急に。みんな足がすくんで逃げられなくて」

火が出たのは変圧器を収納している部屋で、火は、およそ30分後にほぼ消し止められた。

けが人はおらず、警察と消防が出火原因を調べている。

・・・・・





https://www.fnn.jp/articles/-/251572

 

10101533分にNHK首都圏からは、近所の人の話しが下記趣旨でネット配信されていた。

火災の起きた変電所の近くに住む80代の女性は、「家の中にいたらバンという音が聞こえ、その後も2回ほど音がして、家も少し揺れた。怖くなって外に出たところ、黒い煙が立ちのぼっていてとても怖かった」と話していました。

また、変電所の近くに住む30代の男性は、「先週の地震と同じような揺れを感じ、ゴーという音がしばらく続いた。家の窓ガラスがガタガタと揺れていた。小さな子どももいるので、すぐ自宅から出て、避難をした。家の外に出たところ、火柱が立っていて、これまでに体験したことがないような怖さを感じた」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211010/1000071325.html

 

10112330分にテレビ朝日からは、設備故障が原因らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県蕨市にあるJR東日本の変電所の火災で、JR東日本は10路線で一時運転を見合わせ、236000人に影響が出ました。

11日は、実況見分が行われました。

なかでも、念入りに実況見分が行われたのが“トランス室”と呼ばれる変圧器を制御する施設です。

火災発生直後、すでに炎は、トランス室の外にまで広がっていて、メインの変圧器も燃えていました。

今回、火災があった変電所は“基幹変電所”と呼ばれる施設です。

発電所から送られてくる電気の電圧を調整して、各地の変電所へ届けます。

そして、そこから駅や各路線に電気を送る仕組みです。

こうした基幹変電所は、JR東日本管内に18カ所しかない要の施設です。

鉄道工学が専門の東京大学名誉教授・曽根悟氏:
JR東日本は、日本の鉄道会社で唯一、自前の大きな発電所を持っている。
川崎に火力発電所があり、信濃川の系列に水力発電所があり、そのほか電力会社から電力を買うと。この3つの電力をうまくミックスして、電車を走らせるための大本の変電所の一つ。
電力の融通が、比較的短時間でできるような仕組みは今でもある訳で、約8時間も止めてしまったことを反省して、30分ぐらいで一応、復旧できるやり方を構築してほしい」

これまでのところ、第3者が侵入した形跡や、作業ミスは確認されていないことから、JR東日本は設備の故障が火災の原因ではないかとみています。

7日に起きた東京で震度5強を観測した地震との関連についても調査中です。

ただ、JR東日本は地震の翌日にも点検を実施していて、その時は異常がなかったことを確認したといいます。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000231629.html

 

10122338分に朝日新聞からは、燃えた変圧器は鉄道用のものではなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火元とみられるトランス室にあった変圧器は変電所内部の設備用だったことが、同社への取材でわかった。

所内には首都圏の鉄道に送電するための別の変圧器があり、火災による直接的な被害はなかったとみられるが、安全のために停止させたという。

同社によると、火災の発生直後、変電所を遠隔で監視している指令室で火災報知機の鳴動を確認した。

火元とみられるトランス室には、照明など所内の設備向けに使う変圧器が納められていた。

近くには鉄道向けの高圧の変圧器がある別の施設があったが、「システム上つながっており、火災のため、安全上、止める必要があった」という。

同社は出火原因のほか、発生時の対応や復旧手順の検証などを進める。

https://www.asahi.com/articles/ASPBD7HD8PBDUTIL03R.html

 

(2022年4月14日 修正1 ;追記)

20224121814分に読売新聞からは、変圧器銅線の被覆が一部剥がれてショートしたが、電圧が徐々に変化したためブレーカーが作動しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR東は12日、変電所内のブレーカーが作動しなかったことで過大な電流が流れ、火災を招いた可能性が高いとする調査結果を発表した。

JR東によると、火災後の調査で、同変電所で変圧器の銅線の被覆が一部剥がれてショートしていたのが見つかった。

通常、ショートによって急激に電圧が上昇すると、ブレーカーが作動して電流が止まるが、この時は電圧が徐々に変化したためブレーカーが作動しなかったという。

JR東は、再発防止のため同変電所を含む計8か所の変電所について、ブレーカーが確実に作動するよう関連機器の改修を進める方針。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220412-OYT1T50162/

 

4121645分にYAHOOニュース(Response)からは、電気回路と計器用変圧器が固定されていたことが原因と推定されるため接続をフレキシブルな構造に改良するなど下記趣旨の記事が、トラブル時の電力系統図付きでネット配信されていた。

JR東日本は412日、蕨交流変電所(埼玉県蕨市)で202110月に発生した火災について、その原因と今後の対策を公表した。

同変電所は、東京電力から受電した電力(154kV)を隣接する蕨や浦和の変電所へ66kVに降圧分散して供給する機能などを持つ「基幹変電所」と呼ばれる施設だが、この火災で変電所への電力供給ができなくなり、信号設備などが麻痺。

7時間以上も首都圏の複数線区で列車を運行できない状態が続いた。

JR東日本では火災の原因について、高電圧を計測するために低電圧に変換する「接地形計器用変圧器」(Grounding Potential Transformer=GPT)の内部電線がショートしたことを挙げており、電圧や電流などの計測値を基に事故を検出しプレーカーへ電流遮断を指令する保護装置が動作せず、過大な電流が流れ続けたことが火災の拡大につながったというが、いずれも推定としている。

GPTのショートは、銅板で固定された構造が原因であると推定されることから、電気回路とGPTの接続をフレキシブルな構造とすることで外力が加わらないように改良。

保護装置も、その動作に至らない異常電圧が継続しても動作する仕様に変更するとしており、これらは2023年度までに実施するという。

また、蕨交流変電所からなんらかの理由で電力供給できなくなった場合の早期再開策として、別系統からの供給が可能になるよう送電線の新設を検討するとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c9c728b9a9ffe2aa61d138108115ca370ec71c4

 

4121758分に産経新聞からは、変圧器は振動に弱い構造だったためトラブル3日前の震度5強の地震時に電線が損傷した疑いがあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR東によると、同変電所の変圧器は振動などに弱い構造で、内部の電線をカバーする部分が損傷。

ショートが起きたものの電圧は急上昇せず、保護装置が作動しないまま異常な電流が流れ続け、火災に至ったとみられる。

火災の3日前に首都圏直下で起きた震度5強の地震で電線が損傷した疑いがあるという。

同変電所は発電所からの電力を近隣の変電所に送る役割を担っており、異常が起きると広範囲の在来線に影響する。

今後は送電線を新設するなどして、近隣の変電所に別系統から電力供給できるようにするほか、対策が必要な変圧器や保護装置は令和5年度末までに改修するとしている。

https://www.sankei.com/article/20220412-OKUEZXOH2BPZRIZHVO53MZB7PQ/

 

 

  

 

 

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20211010234分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後0時50分ごろ、福岡県朝倉市の上空を飛行中だった航空自衛隊のF2戦闘機から重さ約90キロの風防が落下した。

防衛省統合幕僚監部によると、これまでに落下による被害は確認されていないという。

同省は、落下した風防を捜索するとともに、原因を調べ、他の航空機に異常がないかを確認している。

同省によると、同日午後0時45分ごろ、福岡県築上町の築城基地に所属するF2戦闘機が、領空侵犯の恐れがある国籍不明機に対するスクランブルで緊急発進。

約5分後、朝倉市東部の山間部上空を飛行中、操縦席を覆う風防が落下した。

風防はアルミとアクリルガラス製で、長さ約1メートル50センチ、幅約90センチ、高さ約80センチで、重さは約90キロある。

重さ約480グラムの緊急用はしごも落下した。

同省は他の落下物を確認するとともに、隊員を派遣し、落ちた部品を捜索している。

機体は操縦席がむき出しの状態となったまま、落下から約15分後に築城基地に緊急着陸。
パイロットにけがはなかった。

国籍不明機には別の戦闘機が対応し、任務に影響はなかったという。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101000394&g=soc

 

1011120分にRKB毎日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

10日に福岡県朝倉市付近を飛んでいた航空自衛隊のF2戦闘機から、操縦席のガラスが外れて地上に落下しました。

このトラブルによるけが人はいませんでした。

落下したのは、「キャノピー」と呼ばれる、操縦席を覆う重さ90キロのアクリルガラスと緊急用のはしごです。

朝倉市付近の山間部に落ちたとみられ、航空自衛隊が破片などを探しています。

防衛省によりますと、このF2戦闘機は10日午後0時45分ごろ、領空侵犯のおそれのあった機体に対応するため、築城基地を緊急発進。

約5分後に、35キロ離れた朝倉市付近にさしかかった際に、操縦席のガラスが外れたということです。

パイロットは操縦席がむき出しのまま、築城基地に引き返して着陸し、けがはありませんでした。

防衛省は「国民の皆様にご心配をおかけし、申し訳なく思っております」とコメントしています。



https://rkb.jp/news/004394.html 

 

1012160分に朝日新聞からは、落下した当時は時速830㎞で飛行していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

風防落下時の飛行速度は時速約830キロで高度は約7千メートルだったことが、防衛省への取材でわかった。

操縦席がむき出しの状態になったが、基地に引き返し、けが人はなかった。

https://digital.asahi.com/articles/ASPBD51LYPBDUTIL00P.html 

 

(ブログ者コメント)

聞いたことがないトラブル。
国防上からも、たまにでも、あってはならないような気がした。


(2021年10月25日 修正1 ;追記)

20211023160分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、車で走った時の200倍ほどの風圧がかかったとみられ、識者は「よくぞ生還した」と驚いていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

航空自衛隊のF2戦闘機から、操縦席を覆う風よけの風防が落ちる事故が今月10日に起きた。

落下そのものが重大な事故につながりかねない一方で、飛行中に操縦席がむき出しとなる危険な事態が生じていた。

一体、何があったのか。  

10日午後045分ごろ、福岡県の空自築城基地からF2が緊急発進した。

だが山間部を飛行中の050分ごろ、風防が地上に落下。
午後14分ごろ、基地に戻った。

風防の重さは約90キロ。
防衛省が捜索中だが、見つかっていない。  

落下時の飛行速度は時速約830キロ、高度約7千メートル。

落ちた風防は機内の出入り時に開閉する中央部分で、機体に接合された前後の風防は外れず、風圧の直撃は免れたとみられる。  

乗員には、どれくらいの風圧がかかったのか。  

高速空気力学が専門の高山和喜・東北大名誉教授によると、高度7千メートルは地表に比べ大気の密度が半分ほどであることも勘案すると、時速50キロの乗用車の窓から顔を出した時に受ける風圧に比べ、時速830キロの操縦席で受ける風圧は最大約200倍となる。

「致命的な力がかかる。残った風防で直接当たらなかったにせよ、よくぞ生還した」と驚く。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9b3c79740211e725345853f28de589aa245d02b

 

(2021年11月4日 修正2 ;追記)

20211122041分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、風防を閉じてロックすると警告灯が消える仕組みだが、緊急発進でパイロットの確認が不十分だった可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

空自は2日、風防をロックせずに飛行したことが原因と推定されるとの中間報告を発表した。

フライトレコーダーにロックが掛かっていないことを示す記録が残っていた。

緊急発進(スクランブル)でパイロットの確認が不十分だった可能性があるという。

空自によると、通常は電動で風防を閉じ、固定レバーを手動でロックすると、警告灯が消える。

調査では、ロックされた記録がなく、パイロットも警告灯を確認していなかった。

固定が不十分な状態で飛行したため、操縦席と外気との気圧差で風防が外れたとみられる。

空自は詳しい状況や原因をさらに調べる。

風防は未発見だが、被害の報告はないという。

事故後に全ての機体について点検したが、異常は見つからなかった。

事故の影響で中断していた同基地の飛行訓練も、4日から再開する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d2c4d74b0c9e1f1b5164e8a93f55d0f202db5ca

 

112200分に朝日新聞からは、飛行前の点検で風防の作動やロック警告灯に異常はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

航空幕僚監部によると、事故機は飛行前の点検で、風防の作動やロックの警報灯に異常がないことが確認されていた。

操縦者は、離陸前にロック状態や警報灯の状況を確認していなかったという。

https://www.asahi.com/articles/ASPC26GFYPC2UTIL02H.html 

   

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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