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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20201117937分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前9時半ごろ、福井市恐神町にある建設会社の資材置き場で、土木作業員の安村さん(男性、46歳)が作業をしていたところ、高さ1.5メートル、幅3.2メートルの鉄板が突然倒れ、立てかけてあった別の鉄板との間に体が挟まれました。


現場にいた同僚が消防に通報し、安村さんは病院に搬送されて手当てを受けましたが、胸などを強く打っていて死亡しました。


警察によりますと、安村さんは当時、工事現場から回収してきた鉄板を同僚と2人で片づける作業をしていて、鉄板は1枚800キロの重さがあったということです。


警察は、現場の関係者から話を聞くなどして事故の原因や安全管理の状況などを調べています。

 



 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20201117/3050006298.html

 

 

 

 

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20201115138分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、測定器の写真付きでネット配信されていた。

 

本格的な冬が近付き、新型コロナウイルスの感染予防のための換気が、多くの人の悩みの種になっている。

 

そこで、知識の蓄積と自分たちの健康管理のため、毎日新聞北海道報道部(札幌市)に空気のよどみや温度・湿度をチェックできる「空気質測定器」を置くことにした。

 

目指すのは「二酸化炭素(CO2)濃度800㏙以下、湿度40%以上」の環境の維持だが、これが意外と難しい。

 

きっかけは、冬の換気について取材した斉藤雅也・札幌市立大教授(建築環境学)に、学内の対策で測定器を活用していると聞いたことだ。

 

斉藤教授にアドバイザーをお願いすることにした。

 

まずは購入から。

 

ネット通販サイトで「CO2測定器」「空気測定器」などと検索すると、多くの商品が出てくる。

価格は4000円程度から数万円まで幅広い。

「記事にするなら数値を記録できるタイプ(データロガー)がいい」との助言を受け、その中では最安値だった1万円台前半の機器を買った。

CO2濃度、温度、湿度の三つが測定できる。

 

斉藤教授によると、欧州の空調関係の学会は、新型コロナ対策としてCO2濃度が800㏙以下となる換気を推奨しているという。

 

もちろんCO2が感染を引き起こすわけではないが、濃度が高いとそれだけ空気がよどんでいることを意味する。

 

その空間に感染者がいた場合は、ウイルスを含んだマイクロ飛沫(ひまつ)を浴びてクラスター(感染者集団)が発生しやすくなる。

 

ちなみに、日本の建築物衛生法が定める建物内のCO2濃度基準は1000㏙以下。

測定器は1000㏙を超えると警告音が鳴るように設定した。

 

職場が閑散とする昼過ぎにスイッチを入れたところ、表示された数値は600㏙台。

ひとまずほっとした。

 

報道部は9階建てビルの2階にあり、「ビル内の換気システムが働いていて、人が少なければ窓を開けなくても大丈夫。全ての机が人で埋まるような状況なら、窓を開けて換気した方がいい」と斉藤教授。

 

通常、ビルの大半は換気口などで外気を取り込める設計になっており、一般住宅も24時間換気システムがあれば、CO2濃度はさほど上がらないという。

 

1日の変動を見ると、誰もいなくなる深夜から早朝は、おおむね400㏙台に下がる。

 

夕方から夜にかけては800㏙近くになるので、気付いたら窓を数分開けるようにした。

 

濃度は人数に比例して上がるが、特に会話したり食事したりすると高くなるそうだ。

 

一方、驚いたのが職場の湿度の低さだ。

 

空気が乾燥すると、のどや鼻の中の粘膜の機能が弱まり、ウイルスが侵入しやすくなるほか、飛沫も遠くに飛びやすくなることが分かっている。

 

インフルエンザ予防も含めて、屋内湿度は4050%を目安に調整するのが良いとされる。

 

だが、測定器が示す湿度は30%台前半。

冬は、外気を取り込むと一般的には湿度が下がるため、窓を開けた後は20%台になることも。

 

卓上の加湿器を2台置いている同じフロア内の他部署で測って、やっと40%前後という具合だった。

 

斉藤教授も「冬の室内は総じて湿度が低い。相対的に低湿度の空気を送るエアコンも、乾燥を助長する」と指摘する。

 

上げる方策として、

▽加湿器を置く

▽お湯を沸かす

▽植物を置いて水をやる

などを教わったが、広いフロアを潤す加湿器はすぐに用意できず、植物もシクラメンの小さい鉢植えしかない。

 

試しに、近くにお湯を入れた水差しを置いてみたが、大きな変動はなし。

 

そもそも測定器周辺だけ湿度を上げても意味はなく、宿題とすることにした。

 

    ◇

 

空気質測定器を使った調査や環境改善の取り組みを、今後も随時報告します。

 

https://mainichi.jp/articles/20201115/k00/00m/040/012000c

 

 

 

 

 

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20201114101分にYAHOOニュース(下野新聞)から、下記趣旨の記事がイメージ図付きでネット配信されていた。

 

相次ぐ電車とシカの接触事故を防ごうと、東武鉄道(東京都)は13日から、試験的に東武日光、佐野、東上線の3路線を走行する一部電車に、人には聞こえない超音波を発する「鹿笛」の取り付けを始めた。

 

シカが嫌がる超音波を発して線路外に逃がし、接触事故の減少を狙う。  

 

東武鉄道によると、鹿笛は長さ5.5センチ、幅2.4センチ、高さ2.8センチ。

筒状で空気が通り、時速48キロ以上の速度になると超音波を発する。

 

400メートル先まで届いて列車の接近をシカに伝え、線路上から逃がす仕組み。

先頭車両の下部に2種類の鹿笛を取り付ける。  

 

東武鉄道の全路線と、相互直通している野岩、会津鉄道線内では、20174月から203月の3年間で85件の電車とシカとの接触事故が起きた。

 

このうち約8割の67件が日光線の新栃木駅以北で発生し、佐野線や東上線でも接触事故が起きている。  

 

シカは列車の走行でレールなどに付着した鉄分をなめに線路内に来るとされ、鹿笛の導入で衝突事故を減らし、運休などのダイヤの乱れや車両の破損を防ぐ。  

 

導入する3路線では、運行する半数から3分の1程度の先頭車両に鹿笛を取り付ける予定。

今後、効果を検証する。

 

東武鉄道の担当者は「お客さまにご迷惑をお掛けしないよう、鹿笛で接触事故を減らしたい」と話している。


https://news.yahoo.co.jp/articles/c245c82d169448a623238fb9b345ab1af4dc97ec

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今月初めには、JR西日本岡山支社のオオカミ遠吠え装置を紹介した。

各社とも知恵を絞っているようだ。

 

 

 

 

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202011152129分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

14日午後8時ごろ、山口県上関(かみのせき)町の本土側と長島を結ぶ上関大橋(全長220メートル)で、橋と県道のつなぎ目に幅88メートルにわたってできた約20センチの段差に乗用車1台が衝突する事故があった。

 

車には30代女性と10代男性が乗っていたが、命に別条はないという。

 

橋は直後に全面通行止めとなり、県は15日午後6時から緊急車両のみ通行可能としたが、一般車の通行のめどは立っていない。

 

県警柳井署や町によると、本土側から入ってすぐの場所でコンクリート製の橋に何らかの理由で段差ができたという。

 

橋には送水管が通っているが、損傷はなかった。

 

橋を管理する県は片側車線に砕石を敷いて段差をなくし、アスファルトで舗装する応急処置をした。

 

県や国土交通省の職員が目視で調査したが、ひび割れなどは確認できなかった。

 

上関大橋は本土側と長島を結ぶ唯一の道路で、長島には町の人口2601人の半数にあたる1357人(いずれも1日現在)が暮らしている。

 

町は15日、移動のために住民を船でピストン輸送し、島に取り残された釣り客らについては県が15日夕に橋を約2時間通れるようにした。

 

https://mainichi.jp/articles/20201115/k00/00m/040/268000c 

 

 

11152257分に読売新聞からは、2人は軽傷だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

乗っていた男女2人が軽傷を負った。

 

段差は道路と橋の接続部分に生じていた。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201115-OYT1T50207/

 

 

1115155分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、橋桁が跳ね上がったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県の調査に同行した山口大大学院の麻生稔彦教授(橋りょう工学)は15日、約1時間半の目視調査で「橋全体にひび割れなど重篤な損傷は見られない」と述べた。

 

橋桁が何らかの原因で跳ね上がったとの見解を示し、「初めて見るケース。橋桁の端を詳細に見るべきだ」とした。

 

山口県は、15日午後6時から救急車やパトカーなど緊急車両を原則通行させると発表した。

 

専門家たちを交え現地調査し、橋の強度は保たれていると確認できたため、緊急車両に加え、対岸の長島へ帰宅できなかった町民や釣りなどで島を訪れ足止めされていた人たちの車に限り、1台ずつ通す。    

 

ただし、16日以降は原則、緊急車両の通行だけに制限するという。

調査で原因が特定できなかったため、慎重を期すことにしたという。

 

県によると、段差の発生に関連するような事故や自然災害は発生していないという。  

 

上関大橋は県が管理する同町の室津半島側と長島とを結ぶ唯一の道路で、長さ220メートル、幅8メートル。

橋は1969年に完成した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4819dc4347dc36955f800fda081367cb065ffe15

 

 

(2021年10月31日 修正1 ;追記)

202122570分に中国新聞からは、橋桁をつなぎとめる鋼材8本が破断していた、同じような破断は15年前に橋の反対側でも起きていたが、今回破断した場所では確認されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

山口県上関町の上関大橋で本土の室津側の路面に約20センチの段差が生じた問題で、段差の原因となった鋼材の破断が2006年に対岸の長島側でも発生していたことが24日、分かった。

橋を管理する県は15年前の損傷を公表していない。

長島側の破断は、老朽化に伴う補修・補強工事前の06年2月の超音波探傷試験で見つかった。

橋桁を垂直につなぎ留める全18本の鋼材のうち、7本が破断。

室津側では確認されなかった。

その後、長島側の橋台のコンクリートを取り除いて半数の9本を調べた結果、全てに腐食が広がっていた。
水の浸透が要因とみられる。

県は、長島側だけケーブル4本を外付けし、橋桁を橋台に固定して補強。
当時は交通規制をしていない。

室津側を補強しなかった理由を県道路整備課は、「目視の点検でも異常がなく、様子を見ていた」とする。

室津側の段差は昨年11月14日に発生。
全18本の鋼材のうち、8本の破断が判明した。
腐食などが疑われるとした。

桁全体が均一に浮き上がっていることから、残り10本も破断か抜け出していると推定した。

上関大橋は1969年に完成。

県は17年度の目視点検で、4段階ある健全度で2番目に良好な「予防保全段階」とした。

超音波探傷試験は15年前からしておらず、その間に鋼材の腐食が進んだ恐れもある。

県は、段差の原因や復旧対策について専門家の検討会議を設置。

非公開の会合で15年前の鋼材の破断を説明したとするが、報道陣など会議の外部には説明してこなかった。

同課は、「今回は室津側で起きたことで、隠していたわけではない。当時は橋も浮き上がらず、一連の補修工事で対応した」と説明している。

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=729849&comment_sub_id=0&category_id=112

 

2021216日付で日経クロステック/日経コンストラクションからは、橋台上の桁端部には常に上向きの力がかかるので桁の浮き上がりを抑えるため橋座と鋼材でつないでいたなど下記趣旨の記事が、橋の構造図や破断した鋼材の写真付きでネット配信されていた。

上関大橋(山口県上関町)で、15年前にも反対側で破断が起こっていたことが、日経クロステック/日経コンストラクションの取材で分かった。

橋を管理する山口県はその事実を公表せず、もう1つの「時限爆弾」を放置していた。

事故が起こった上関大橋は、室津半島と長島を結ぶ長さ220mのプレストレスト・コンクリート(PC)箱桁橋だ。
1969
年に完成した。

中央部がヒンジの「ドゥルックバンド」と呼ぶ構造形式を採用している。

2本の橋脚を中心に、それぞれシーソーのようになっていて、橋台上の桁端部には常に上向きの力がかかる。

桁の浮き上がりを抑えるために橋座と鉛直PC鋼棒でつないでいた。

そのPC鋼棒の破断によって20201114日夜、室津側の桁端部が突然跳ね上がり、路面に約20cmの段差が生じた。

この段差は、通りかかった自動車の衝突事故を引き起こしていた。
一つ間違えば、落橋しかねない致命的な損傷だ。

コンクリート内への水の浸入で腐食したとみられる。

鉛直PC鋼棒は、桁や橋台のコンクリート内部に埋め込まれているので、目視では点検できない。

そのため、橋を管理する県は、PC鋼棒の腐食状態などをチェックせず、17年度の定期点検で健全度を2番目に良好なIIと判定していた。

事故後に橋座の前面にある突起部をはつって調べたところ、18本の鉛直PC鋼棒のうち、8本の破断を確認できた。

桁全体が浮き上がっているので、他の10本も見えない箇所で破断したか、あるいは抜け出ていると考えられる。

・・・

(以降、有料)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01565/021200001/

 

20218101920分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、排水できない構造で雨水が橋台と橋桁の間にたまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

専門家らでつくる復旧検討会議が同日開かれ、結論づけた。

座長の麻生稔彦山口大大学院教授(橋りょう工学)らが説明。

視認や長さの測定などから、全18本の鋼棒すべてが破断していると推定。

原因として、排水できない構造で、雨水が橋台と橋桁の間にたまり、腐食しやすかったとした。

二つある橋桁のうち、室津側が浮き上がり、長島側にもたれかかっているため、橋のどこに力がかかっているのかを確認できない状態であることも説明。

麻生教授は、「安全が保証されていない状態。まずは橋桁の位置を直すことが大切」と話した。

点検方法については、15年前に判明していた長島側の損傷履歴を反映した方法になっていなかった点を指摘した。

県は今後、3月に打ち込んだ「グラウンドアンカー」と呼ばれる鋼のワイヤ4本をさらに押し込むことで段差を解消する予定。

来月以降に着工し、来年3月までの完了を目指す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b6d77aa9c44e2e3f5fa26c2634bf44f6050ad8f

 

202110291231分にYAHOOニュース(山口放送)からは、復旧工事が始まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

上関大橋の本復旧工事が始まった。

上関大橋の本復旧工事は28日から始まっていて、29日は足場を設置する作業が行なわれた。

県では応急復旧工事を行い、これ以上、段差が広がらないよう固定するなどしていたが、本復旧工事では、すでに設置している4本のアンカーを引っ張り橋桁を押さえつけて段差を解消させ、事故前の状況に戻すという。

県では本復旧工事を来年3月末までに完了させる計画。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50b3c1eb6476f7c054bb6dd204f70628f167212c

 

(ブログ者コメント)

橋桁を支える鋼材がある場所に水が浸み込みやすい構造だったという趣旨の報道だが、なぜ、そんな設計になったのだろう?

同じタイプの橋は他にもあると思うが、大丈夫なのだろうか?

  

  

 

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202011131739分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前11時前、都城市高木町の「A豆腐製造所」で「ガスが爆発した」と消防に通報がありました。

この爆発で、10代と20代の男性と60代の女性の、従業員合わせて3人が腕などにやけどをするなどして病院に搬送されました。

いずれも、命に別状はないということですが、このうち20代の男性と60代の女性の2人が治療のため入院したということです。

当時3人は、製造所内で焼き豆腐を作っていて、警察によりますと、ガスの出が悪かったため、5リットルのガスボンベをお湯を張ったバケツに入れて温めていたということです。

警察では、ガスボンベが温められたことで、ボンベからガスが漏れて引火した可能性があるとみて,従業員から当時の状況を聞くなどして、事故の原因を調べています。

 





 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201113/5060007848.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「こんな人もいる」的情報を2日続けて紹介することになろうとは・・・。

これも意味ある偶然の一致か?

 

 

 




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20201111130分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1111日は、鮭の日です。

漢字の「鮭」のつくりが「十一十一」に分解できることにちなむそう。

 

秋鮭が旬を迎えています。

「秋鮭(生)」。

スーパーでこのように表示されたサケを買って、生で食べた30代の男性がアニサキス食中毒になりました。

 

先月、千葉県船橋市でのことです。

男性は「生と書いてあったから、生で食べた」といいます。

 

表示の読み違えなのですが、調べてみると、この手の勘違いは意外と日常に潜んでいそうなのです。

 

船橋市保健所によると、男性はルイベ風に食べようと、買った切り身をしばらく冷凍庫に入れてシャリッとさせた後、調味液に浸し、一口大に切って食べたとのこと。

生で食べられると思っての行動であったことがうかがえます。

 

しかし、この表示は「生で食べられる」という意味ではなく、切り身は加熱用でした。

 

販売したスーパーは保健所に対し、「冷凍物ではないという意味で(生)と表示した」と答えています

 

https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/eisei/001/p085389.html

 

食品表示法では、、パック詰めされている魚介類について、生のまま食べることができるものには「生食用」「刺し身用」「そのままお召し上がりになれます」といった文言で、生食用であることを表示するよう義務づけています。

 

一方、加熱が必要な魚介類に「加熱用」と表示する義務はありません(※)。

 

「生」という表現は、新鮮であることを強調する際や、塩サケ、塩サバなどの塩蔵物と対比する意味で使われます。

スーパーの表示はルールの範囲内だったと言えます。

 

ただ、食中毒になった男性は、表示の意味するところを説明されても「それは分からなかった」と、納得がいかない様子だったといいます。

 

また、保健所が市内の魚屋やスーパーなどに注意喚起をしたところ、いくつかの店から「同じような勘違い例がたまにある」と反応があったそう。

 

「生」という表示をやめて「加熱用」の表示に変更しているという店も。

担当者は「表示誤認による食中毒事例は市内で初めてのことでしたが、実際には『生』が生で食べられるの意味だという誤認が一定数発生しているようです」と話します。

 

さて、ここまで読んで「サケはそもそも生食厳禁。生で食べるならサーモンなのでは」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

確かに、天然物のサケにはアニサキスなどの寄生虫がいることがあるため、基本的に生では食べられません。

 

ただ、問題は「サケ」、「サーモン」という呼び名。

刺し身やすしだねなど生で食べる養殖物がサーモン、天然物をサケと呼ぶ傾向があるものの、「サーモン」が生食用を意味すると決まっているわけではありません。

 

この二つの名称についての明確な規定はなく、同じサケ科の魚でも、場合によって商品名が「サケ」だったり「サーモン」と名乗ったりします。

「サーモン」の表示が、即、生食の目安にはなりません。

 

間違いを防ぐポイントは、「生食用」「刺し身用」など、生のままで食べられるとはっきり書いてあるものを選ぶこと。

こうした表示のない魚介類は、「生」だけの表示のものも含め、加熱調理して食べてください。

 

実は、この食中毒事件の話を最初に聞いた時には、「『生』を生食用と勘違いするなんて、そんなことがあるのか!」と驚いたのです。

 

でも取材をしてみて、「表示のルールを知らなければ、あり得ること」とも思えてきました。

 

食品表示は複雑で、買い物の経験を通じて知識を得ていく人が多いと思うのですが、普段は台所仕事をせず食品を買い慣れていない人や、日本語が堪能でない人もいます。

 

知識を前提にせず、誰が買うにしてもなるべく誤解を起こさないという視点からすると、「生」表示には工夫の余地がありそうです。

 

※例外として、生かきは生食用か加熱用かを表示するよう
 義務づけられています。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASNCB4TRCNCBUCFI005.html?pn=5

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇本ブログでは以前、軽自動車だから軽油を給油した・・・そんな人もいるという情報を紹介したことがあるが、それ以来の「こんな人もいる」的情報だ。

 

〇また、「静電気安全指針は、どんな人が見るかわからないからガチガチの内容にしている」という情報をブログ者コメントとして記載したこともあるが、その意味を改めて認識した。

 

2012124日 神戸市の居酒屋で複数のカセットボンベに金槌で穴を開けていて爆発、客や通行人など8人が重軽傷

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1294/

 

 

 

 

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202011161853分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都は16日、墨田区内の保育園で給食を食べた1~6歳の園児28人に、一時的に腕や顔に発疹などの症状が出たと発表した。

 

都によると、墨田区保健所は、きつねうどんのスープから検出された化学物質「ヒスタミン」が原因の食中毒と断定。

 

給食の調理業者が、ヒスタミンが入っていた市販のだしパックをメーカーによって定められた調理法よりも長く煮て、抽出された可能性があるとみている。

 

都によると、ヒスタミンは赤身魚などで繁殖する菌によって生成されるといい、使用済みのだしパックから微量が検出された。

 

だしパックのメーカーは煮る時間を10分間としていたが、給食の調理業者は45分間煮ていた。

 

都は「記載されている用法を守ってほしい」と呼びかけている。

 

保育園では、11日昼にきつねうどんなどの給食を提供。

園児75人を含め91人が食べた。

 

園児28人に発疹などが出たが、1時間ほどで収まり、いずれも軽症だった。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/201116/afr2011160029-n1.html

 

 

※以下は、ネタ元と思われる東京都の発表資料。

 

20201116日 福祉保健局)

 

【探知】

 

1111日(水曜日)午後215分、墨田区内保育園の園長から墨田区保健所に「給食喫食後、園児20名から30名が腕や顔に発疹の症状を呈している。」旨の連絡があった。

 

【調査結果】

 

墨田区保健所は、探知後ただちに食中毒の調査を開始した。

 

・患者は、同園の園児28名で、1111日(水曜日)午前1100分から給食を喫食したところ、同日午前1110分から午後020分にかけて、顔や腕に発疹を呈していた。

 

・患者の共通食は同園で提供された給食のみで、全員がきつねうどんを喫食していた。

 

・同園で提供された給食についてヒスタミンの検査をしたところ、検食(きつねうどん、きざみ揚げ)から8mg/100g20mg/100gを検出した。

残品(だしパック)は5mg/100g未満であった。

 

【決定】

 

墨田区保健所は、本日、以下の理由により、本件を1111日(水曜日)に同園で調理、提供された給食のきつねうどんを原因とする食中毒と断定した。

 

・患者の共通食は保育園の給食のみで、全員がきつねうどんを喫食していた。

 

・同園で提供された給食についてヒスタミンの検査を実施したところ、検食(きつねうどん、きざみ揚げ)から8mg/100g20mg/100gを検出した。

 

・患者の症状及び潜伏期間が同物質によるものと一致していた。

 

・医師から食中毒の届出があった。 

 

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/pressshokuhin201116.html

 

 

 

(2020年12月14日 修正1 ;追記)

 

20201212150分に朝日新聞からは、煮だし時間は無関係、加工前の魚の管理に問題があった可能性ありという識者の意見などが、下記趣旨でネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

11月半ば、東京都墨田区の保育園の給食で食中毒が起きた。

 

発疹など症状は軽かったが、原因の可能性がある食材として浮上したのが「だしパック」だったことから、関係者に議論を呼んでいる。

 

都の食品監視課によると、当日のメニューはきつねうどん、カボチャサラダ、バナナ、麦茶。

 

午前11時ごろから食事を始め、10分後から1時間20分後にかけて、園児28人の顔や腕に発疹が現れた。

 

いずれも軽症で1時間ほどで回復。同じ給食を食べた職員らに発症はなかったという。

 

 

【ヒスタミンを検出】

 

症状からヒスタミンによる食中毒を疑い、都が検査をしたところ、きつねうどんから100グラムあたり8ミリグラムのヒスタミンを検出(スープ、麺、具すべてを含めた値)。

 

この日のメニューでヒスタミンを含み得るものは、だしに使われたカツオ節のほかにないため、都ではだしパックのカツオ節が原因食材の可能性があるとして、流通状況などを調べている。

 

保育園の給食を調理した事業者によると、使用しただしパックは継続的に使ってきたメーカーのもので、これまでに問題はなかったという。

 

ヒスタミンとは何か。

 

藤井建夫・東京家政大学大学院客員教授(食品微生物学)によると、マグロやカツオなどの赤身魚に多く含まれるアミノ酸の一種が、漁獲後に、魚に付着している細菌の作用で変化して生成される。

 

漁獲後の魚の温度管理が不適切だったりすると、細菌が繁殖してできる。

 

他の多くの食中毒は加熱によって防げるが、ヒスタミンはいったん生成されると調理の加熱程度では分解されない。

 

厚生労働省の統計では、ヒスタミン食中毒は2011年~19年に94件発生。

ただ、症状は比較的軽く、死者は出ていない。

 

症状は似ているが、体質によって免疫の仕組みでヒスタミンができて起きる食物アレルギーとは別物だ。

 

今年5月には大津市の保育施設で「サバのカレー焼き」、2月には大阪府東大阪市の子ども関連施設で「ウルメイワシ」などでも起きている。

 

藤井客員教授によると、成人が発症するほどの量が含まれている場合は、食べたときにピリピリとした刺激を感じることが多いという。

 

食品安全委員会の資料では、成人では、最も少ない例で22ミリグラムの摂取で食中毒が報告されている。

 

ただ、少なくとも過去2年の食中毒は、いずれも魚肉を食べた例だ。

 

乾物のカツオ節で食中毒が起こりうるのか。

 

製造業者や流通業者などでつくる日本鰹節(かつおぶし)協会によると、カツオ節の原料となるカツオは通常、遠洋での漁獲後すぐに船上で冷凍され、その後の水揚げも加工場までの運搬も、すべて冷凍された状態で行われるという。

 

藤井客員教授は、「原料の魚が加工されるまでの過程のどこかで温度管理がうまくいかなかったことが考えられなくはないが、カツオ節で食中毒というのは聞いたことがない」と話す。

 

 

【煮出し時間は無関係】

 

また今回は、だしパックを15分煮出した後、鍋にそのまま30分漬け置いており、一部に調理時間の長さの関連を疑う報道もあった。

 

しかし、藤井客員教授は、ヒスタミンは熱に強く、長く煮るほど毒性が高まるという性質のものではないと指摘。

「調理法の問題ではない」とする。

 

だし殻をこす必要がないだしパックは近年人気を集めており、調査会社の富士経済は、販売量が24年に11年比で200%近い伸びになると予測する。

 

だしをしっかり取ってうまみを利かせると、薄味でもおいしい料理が作れることから、給食現場でも活用が進む。

 

調理を担当した事業者は、「いずれにしてもヒスタミン食中毒を発生させたことは事実で、園児や保護者には大変申し訳なく思っている。原因究明のため、都の調査に最大限協力する」と話す。

 

現在はだしパックは使わず、昆布でだしを取っているという。

 

一色賢司・北海道大学名誉教授(食品衛生学)によると、例えば衛生管理の悪い海外の漁船で取った魚が混ざったり、流通のどこかで冷凍施設が壊れていたりすれば、可能性はゼロではないが、国内に流通するだしパック一般の衛生管理は行き届いている、という。

 

原因がだしパックというのが事実なら、極めて特異な事例と指摘。

 

「漁船から加工までの管理状況を詳しく調べる必要があるが、今回の事例で消費者がカツオ節やだしパックの使用を控える必要はないだろう」という。

 

【最近のヒスタミン食中毒の例】

 

2020年  地域  原因食材(一部推定)     発症者

1月 東京都  ブリの照り焼き(飲食店)    11

1月 埼玉県  ブリの照り焼き風(中学校)    8

2月 大阪府  ウルメイワシ(子ども関連施設) 46

3月 熊本県  サバのオーブン焼き(福祉施設) 30

5月 滋賀県  サバのカレー焼き(保育施設)  15

6月 愛知県  マグロハンバーグ(飲食店)    2

8月 鳥取県  あぶりガツオ(飲食店)      3

8月 鹿児島県 カジキマグロの刺し身(弁当)   4

 

https://digital.asahi.com/articles/ASNDC3QR2NCSUTFL00P.html?pn=5

 

 

 

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1ケ月ほど前、202010162236分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

日本原燃(青森県六ケ所村)は16日、使用済み核燃料再処理工場の放射線管理区域外で、7月にトラックから出火したのは、火元となったエンジン部分に鳥の巣があったことが原因と発表した。

 

放射性物質の漏えいはなかった。

 

原燃によると、巣は直径約10センチ。

4月の定期点検時にはなかったという。

 

今後、運行前の点検でエンジンルーム内に可燃物がないか確認する。

 

同社は「安全管理を徹底し、再発防止に努める」としている。

 

火災は7月3日午前8時35分ごろ発生。

トラックのエンジン部分から火と煙が出た。

 

https://www.sankei.com/life/news/201016/lif2010160064-n1.html

 

 

以下は、ネタ元と思われる1016日付の日本原燃プレスリリース。

 

202073日に発生した再処理事業所構内の一般廃棄物処理建屋(管理区域外)前の駐車スペースにおける、事業所内物品(事務用品・什器備品等)運搬車両の火煙について、今般、火煙の原因と対策を取りまとめましたので、お知らせします。

 

【原因】

 

運搬車両のエンジンおよび排出ガス浄化装置1の作動中に、エンジンルーム内にある排気マニホールド2とターボチャージャー3の接続部分の熱が上昇し、同接続部分にあった木くず(鳥の巣)が発火して火煙が発生したと判断しました。

 

1 排出ガス浄化装置:
ディーゼル車の排出ガスに含まれる煤(すす)を除去するために、フィルターで捕集し、定期的に燃焼させる装置

 

2 排気マニホールド:
エンジンの各気筒からの排気を1本の管(マフラー)に集めるために使用される部品

 

3 ターボチャージャー:
エンジンに多くの空気を取り込むための過給器

 

【対策】

 

1)本運搬業務における対策

 

運搬車両のエンジンルーム内の可燃物(鳥の巣、枯れ草等)の確認を含めた運行前日常点検を実施し、安全管理を徹底するとともに、点検結果を当社が確認することとした。

 

2)本運搬業務以外への水平展開

 

当社構内に入構するすべての車両において、エンジンルーム内の可燃物(鳥の巣、枯れ草等)の確認を含めた運行前日常点検を実施し、安全管理の徹底を義務付ける。

 

 

202073日にお知らせした内容

 

本日、835分頃、再処理事業所構内の一般廃棄物処理建屋(管理区域外)近傍において、作業開始前に協力会社作業員が廃棄物運搬車両を確認した際に、異臭を感じてエンジン部分を確認したところ、火煙を確認したことから、直ちに消火器により消火するとともに、公設消防に通報しました。


公設消防による現場確認の結果、920分に火災と判断されるとともに、鎮火が確認されました。
本事象による負傷者はおりません。

原因については調査中です。

 

https://www.jnfl.co.jp/ja/release/press/2020/detail/20201016-1.html

 

 

 

 

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20201110200分にYAHOOニュース(山陽新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

笠岡労基署は10日、労働安全衛生法違反の疑いで、山口県岩国市室の木町、メッキ業「S特殊金属工業」と同社取締役岡山工場長の男性(67)を書類送検した。  

 

書類送検容疑は430日、同社岡山工場(岡山県笠岡市横島)で男性派遣社員(52)=倉敷市=がメッキ液が入った槽(深さ3メートル)のふたを外す作業をする際、柵の設置や安全帯の着用など転落防止措置を講じなかった疑い。  

 

同労基署によると、男性は作業中にメッキ液が入った槽に落ち、両目をほぼ失明した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b99fb2b5f1c1df961516b198769c7700a7dd7ac

 

 

 

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202011101713分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

先月20日、北九州市小倉南区などに広がる平尾台で起きた山火事は17時間にわたって燃え続け、およそ20ヘクタールが焼けました。

北九州市はこの火事の原因について、作業員への聞き取り調査の結果をまとめました。

それによりますと、当時は10人で来年2月の野焼きに向けて火が燃え広がらないよう、事前に一部を焼く「防火帯」をつくる作業を進めていましたが、この際、火が消えたことを確認しなかったことが燃え広がった原因だとしています。

さらに、市の規則では12人で行うことになっていた作業を2人少ない10人で行っていたことも早期対応が遅れた原因だったとしています。

市は作業員を対象に安全講習を開くなどして、再発防止に取り組むことにしています。




 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20201110/5020007358.html

 

 

1191913分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、刈り取った草をバーナーで焼いていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

平尾台では当時、野焼きの準備のために刈り取った草をバーナーで焼いていく作業をしていましたが北九州市によりますと、完全に鎮火したことを確認しないまま作業を進めたことが火事の原因だということです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b2fa724f735f7cb75849374e9b3865b232b3257 

 

 

 

 

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2020119日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

秋田・大舘労働基準監督署は、令和2年9月に発生した労働者が指を4本切断する労働災害に関連して、木材木製品製造業の㈱K製材所(秋田県大館市)と同社取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で秋田地検大舘支部に書類送検した。

 

丸のこの運転に関する危険防止措置を講じなかった疑い。

 

労災は、同社工場内で発生した。

 

同社労働者が「結束機」と呼ばれる、木材を決められた長さに切断してテープで束ねる機械を使って結束作業を行っていた際、テープが木材にうまくかからない不具合が発生。

 

その調整を行っている際、労働者の手が丸のこの歯に当たっている。

 

同法では、機械の調整作業を行う場合に労働者に危険が及ぶ恐れのある時は、機械の運転を停止しなければならないと規定している。

 

https://www.rodo.co.jp/column/97598/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

丸のこは結束機の一部なのだろうか?

それとも、運転中の丸のこ盤のそばで結束機を調整していたのだろうか?

 

調べてみると、この事例とは無関係だが、M社のHPに結束機の写真が掲載されていた。
その写真から推定すると、後者のような気がする。

http://maru3-m.com/facilities/

 

 

 

 

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20201110192分にYAHOOニュース(北日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日夜、射水市の富山新港火力発電所2号機で火事がありました。

けが人はなく、2号機は現在運転を停止しています。  

 

北陸電力によりますと、9日夜7時5分ごろ、射水市の北陸電力富山新港火力2号機で、空気予熱器と呼ばれる装置付近で、潤滑油が漏れて火が出ているのを所員が見つけました。  

 

初期消火とともに消防に通報し、火はおよそ20分後に消し止められ、けが人はいませんでした。

 

この火事で、北陸電力は2号機の出力を下げ、午後8時22分に運転を停止しました。

 

2号機は定期点検明けで、9日午前3時に運転を開始し、出火当時は定格出力の50万キロワットで運転中でした。

 

北陸電力が出火原因を調べています。  

 

 

一方、今月6日に自動停止した新港火力LNG1号について、原因は、液化天然ガスを燃やす燃焼器の温度が設定値を超えたためだったことがわかりました。  

 

北陸電力によりますと、LNG1号はことし6月から燃焼器を取り替えて運転していて、ガスの温度上昇が以前のものより高くなったことに加え、定格出力を下回る18万キロワットで運転していたことなど、様々な要因が重なり、温度が設定値を超え保護装置が作動したということです。  

 

ただ、燃焼器の設定値は、設備保護と安全の観点から余裕をもって設定してあり、設備に異常や損傷はなく、北陸電力は安全を確認したうえで燃焼器の温度設定を見直し、9日午後7時1分からLNG1号の運転を再開しています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/727c4da2a1d9361ff4c66b95e25cb3ab8805ac25

 

 

1111204分にNHK富山からは、潤滑油フィルターの組み立て不良だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日、射水市にある富山新港火力発電所2号機でボイラーで燃料を熱するため空気を加熱する「空気予熱器」と呼ばれる装置から潤滑油が漏れて火が出て、きょうまで運転を停止していました。


北陸電力によりますと、この「空気予熱器」は9日まで点検と清掃を行っていて、北陸電力が発火の原因を調査したところ、潤滑油に含まれるごみを取り除くフィルターが適切に組み立てられておらず、隙間から油が漏れ出てしまったということです。


また、漏えいした潤滑油は、予熱器から燃料を燃やすボイラーまでの配管内の熱によって発火したということです。


北陸電力はフィルターの組み立てを入念にチェックしたうえで、潤滑油が漏れ出ても高温の配管に落ちて発火しない構造にするなどの再発防止策を講じ、安全性が確認できたとして、11日正午に火力発電所2号機の運転を再開しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20201111/3060005826.html

 

 

 

 

 

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2020118720分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福井県の美浜、若狭両町にまたがる三方五湖のうち、水月湖と菅湖の塩分濃度が約40年間で3~4倍ほど高くなっていると、福井県里山里海湖研究所の研究員が発表した。

 

地球温暖化による海面の上昇で大量の海水が流入していることが原因としており、「この状態が続けばコイやフナが取れにくくなり、伝統漁法が失われる可能性もある」と指摘している。

 

海や湖の生態系の変化を研究する宮本康研究員(52)が2016年から調査を始め、過去のデータなどと比較した。

 

宮本研究員によると、水月湖と菅湖は1980年代から年々塩分濃度が上がり、40年前の夏の表層塩分は約0・2%だったが、今夏は約0・7%に上昇した。

 

過去40年間の日本海(京都府舞鶴市地点)の潮位と湖の塩分濃度を調べたところ、関係性が判明したとしている。

 

五湖のうち、日本海とつながる久々子湖と日向湖は塩分濃度は高い。

 

その二つの湖と水月湖は、1662年の浦見川の開削と、1709年の嵯峨隧道(ずいどう)の開通により、それぞれつながったという。

 

水月湖と菅湖も幅広くつながっており、水質はほぼ同じという。

 

宮本研究員によると、嵯峨隧道は現在、水門が閉じられており、海水面上昇に伴い浦見川から海水が流入している。


「冬場は潮位が下がり、塩分濃度も下がるが、年間を通し高くなっている状態だ」という。

 

2湖にはウナギやフナ、スズキなど約60種の魚類が生息している。


塩分濃度により、強風で湖底付近の高塩分の水が表層に浮上し、魚の大量死を引き起こす危険性があると指摘する。

 

8年前、塩分濃度が0・9%に上昇した鳥取県の湖山池で魚が大量死しており、「近い将来、水月湖や菅湖も淡水魚が生息できなくなる可能性がある」と話す。

 

水月湖とつながる、ほぼ淡水の三方湖にも海水が流入する可能性があり「将来的に、たたき網漁など伝統漁法が見られなくなるかもしれない」と述べる。

 

全国的にも、日本海西部の海近くの湖で塩分濃度の上昇がみられるという。

 

宮本研究員は「今は具体的な解決策がない」とし、残りの3湖のデータを精査しながら対応策を模索するとしている。

 

宮本研究員は今回調査結果を9月中旬、日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会で発表した。

 

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1201104

 

 

 

 

 

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20201181829分にYAHOOニュース(北陸放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前840分ごろ、金沢市田上本町の介護老人保健施設「P」で、玄関を掃除していた49歳の女性職員がクマに襲われました。

女性は顔や腕などに大けがをしましたが、命に別状はないということです。

 

施設の担当者は当時のようすについて、「(女性は)モップブラシを持っていたので、それで応戦したが、12発叩けたかどうか。すぐにクマに襲われ馬乗りになった」と話していました。

 

クマはその後、住宅街に近い山に逃げていったとみられ、猟友会などが探しましたが、これまでのところ見つかっていません。

 

施設からおよそ200メートル離れた住宅街では、6日もごみ捨てに出かけた69歳の男性がクマに襲われていて、石川県内で今年けがをした人は、これまでで最も多い14人となりました。

 





 

https://news.yahoo.co.jp/articles/21798f20adc67067569ab8ea6b3af030af3afdd9

 

 

1192016分にFNN PRIME(石川テレビ)からは、施設の外に出て数秒後に襲われたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

血で染まった玄関口。

金沢市田上本町の老人介護施設です。

 

8日午前、女性職員がクマに襲われ、顔や腕にけがをしました。

女性が襲われたのは施設の外に出てからわずか数秒後のこと。

 

こうした中、金沢市も消防活動用ドローンを使った新たな対策に乗り出しました。

上空からクマを見つける作戦です。

 

実はこのドローン作戦、8日加賀市でも一足早く行われていました。

赤外線カメラで色の変化を見つけ、通常のカメラでクマかどうかを確認します。

 

・・・・・

 

https://www.fnn.jp/articles/-/105587 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下はマピオンで調べた現場付近の地図。

 山を切り開いた造成地のような感じだ。

 

 

〇今年は、ドングリなどの不作もあってか、人間と遭遇したクマが人間を襲ったという報道が相次いでいる。

それらは本ブログの掲載対象外。

 

ただ今回の事例はモップで応戦しており、先日紹介した、クマと遭遇したら光るものを振り回して自分を大きく見せるのも一つの方法だという情報に関連しているので、紹介する。

 

〇一方、関連情報調査中、11年前に乗鞍岳のバスターミナルで大勢が襲われたという事例が目についたので、併せて紹介する。

この事例、ブログ者の記憶にはなかった。

 

202011961分 YAHOOニュース;現代ビジネス)

 

【衝撃!駐車場にクマが出た…】

 

前回は1970(昭和45)7月に日高山脈で起きた「福岡大ワンゲル部ヒグマ事件」について取り上げたが、この事件から約40年後の2009年、今度は北アルプスでツキノワグマによるセンセーショナルな人身被害事故が発生した。

 

場所は乗鞍岳の登山基点となる岐阜県畳平。

標高2702メートルのこの地には、バスターミナルをはじめ駐車場や宿泊施設、遊歩道などが整備され、代表的な山岳観光地ともなっている。

 

長野県側からはエコーライン、岐阜県側からだったら乗鞍スカイラインという観光道路を利用して労せずここまで来れば、標高3025メートルの乗鞍岳の山頂までは、歩いてわずか1時間半ほどの距離だ。  

 

この年の919日は3連休の土曜日にあたり、天気にも恵まれたことから、畳平は朝から大勢の登山者や観光客で賑わっていた。

 

そこへ突然、乱入してきたのが、一頭の雄のツキノワグマだった。  

 

時刻は午後210分過ぎ。

クマは畳平の北東にある大黒岳のほうから駆け下りてきて、乗鞍スカイラインを走るバスに接触したり、利用休止中の駐車場の鉄柵に挟まったりしているうちにパニックに陥り、大勢の人が行き来しているバスターミナルの駐車場に飛び出してしまった。  

 

思いもよらぬ野生のクマの出現に「クマが出たぞー」という声が上がり、その場は騒然となった。

 

クマもまた、いきなり多くの人間に取り囲まれ、いっそう興奮状態に追い込まれた。

 

その直後から周囲にいた人々を次々に襲いはじめたのは、退路を求めての行動だったと思われる。

 

このとき、たまたま友人らと畳平を訪れていた66歳の男性は、「助けてー」という女性の声を聞いて遊歩道の階段を20メートルほど駆け下りた。

 

そこでは、うつ伏せに倒れた女性の背中にクマがのしかかっており、周囲にいた人々が石を投げつけてクマを引き離そうとしていた。

 

女性を助けるため、男性も石を投げながらクマに近づき、持っていた杖でクマの鼻っ柱を殴りつけた。  

 

だが、次の瞬間には、もうクマは女性から離れて男性の前に仁王立ちとなり、左前脚を頭部に振り下ろした。

その一撃で男性の右目の眼球がぽろっと落ち、上の歯も吹っ飛んだ。

さらにクマにのしかかられて左腕に噛み付かれているうちに、男性は意識を失った。  

 

畳平にある山小屋「銀嶺荘」のオーナー(59)が騒ぎに気づいたのは、ちょうど男性が襲われているときだった。

 

彼は周囲にいた人たちに対してバスの中や建物内に避難するように呼びかけたのち、約10メートル離れた場所からパンパンと手を叩いて大声を上げ、クマの注意を引きつけようとした。

 

それに気づいたクマは男性への攻撃をやめて、猛然と突進してきたので、急いで山小屋の中に逃げ込もうした。  

 

ところが、そばにいた男性従業員が、いっしょに逃げる途中でつまずいて転倒してしまった。

 

そこにクマが追いついて従業員を攻撃しはじめたので、オーナーは引き返して再び手を叩き、クマを自分のほうに引きつけてから走って逃げた。

 

だが、山小屋の玄関の前まできたところで、ついうしろを振り返ってしまった。

その目の前には、二本足で立ち上がったクマの顔があった。  

 

次の瞬間、左前脚で顔面に一撃を食らい、倒れ込んだ上からクマがのしかかってきた。

そこへオーナーの長男が駆けつけてきて、思い切りクマの腹を蹴りつけた。

するとクマはオーナーから離れ、長男に襲いかかっていった。

 

 

【バスターミナルに逃げ込んだクマ】

 

次々と人がクマに襲われている間、周囲からは怒号と悲鳴が上がり、バスやタクシーの運転手はクラクションを鳴らしてクマを威嚇した。

 

そのなかのひとりが軽トラックを接近させてクラクションを鳴らし続けると、クマは標的を軽トラックに変えて攻撃を加えようとした。

 

その隙にほかの車が負傷者をピックアップして、バスターミナル内にある救護室や飛騨高山の病院へと搬送していった。  

 

その後、クマは3階建てのバスターミナルの建物の中へ逃げ込もうとした。

 

ターミナル内には大勢の観光客や登山者らが避難していて、正面玄関入口には長椅子を並べたバリケードを築いていた。

 

玄関に向かってくるクマを見て、従業員が入口のシャッターを閉めようとしたが、間一髪間に合わず、クマが飛び込んできてバリケードを突破した。  

 

避難していた人々(50人とも100人前後とも言われている)は、パニックに陥りながら逃げ惑い、テーブルの上に飛び乗るなどしてクマの攻撃をかわそうとした。

 

一般客を守るために、従業員らはモップやイス、消化器などを武器に、あるいは素手で、必死でクマに立ち向かった。

そんななかで数人が引っ掻かれたり咬まれたりして傷を負った。  

 

最終的にクマはターミナルの1階にある売店コーナーに逃げ込み、従業員が仕切りのシャッターを下ろして売店内に閉じ込めた。

 

そして午後6時前、高山猟友会丹生川支部のメンバー4人が現地に到着し、シャッターの隙間からクマを射殺して、悪夢のような出来事にようやく終止符が打たれた。

 

  

(2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

 

【クマの爪痕は体にも心にも…】

 

この事故による負傷者は計10人に及んだ。

襲撃された人のほとんどは、顔を狙われていたという。

 

いちばん重傷だったのが最初に登場した66歳の男性で、右目は完全に失明し、左腕と左足にも重い後遺症が残った。

 

山小屋のオーナーも、唇の上から喉にかけて100針以上縫う重傷を負い、話をするのに若干不自由するようになった。  

 

なお、事故を伝えた当時の報道には、「畳平に現れたクマを、男性が棒で叩くなどして興奮させたことがきっかけとなって、次々と人が襲われた」というニュアンスものが多かった。

 

しかし、これは事実ではない。

 

男性がとった行動は、あくまでクマに襲われていた女性を助けようとしたためであり、決して好戦的にクマに向かっていったのでない。  

 

ただ、事故は彼の心身に大きな傷を残した。

 

体が不自由になって好きな山に登れなくなっただけではなく、いっしょに畳平を訪れていた友人らは、「助けられなかった」という負い目から彼のもとを離れていき、その後の人生は大きく変わってしまった。

 

 

【なぜバスターミナルにクマが?】

 

もともと乗鞍岳一帯はツキノワグマの生息域であり、周辺ではこの事故以前にもクマがたびたび目撃されていた。

 

しかし、ほとんどの野生のクマがそうであるように、乗鞍岳に生息するクマも人間を恐れており、登山者らに干渉することなく、ある一定の距離を保っていた。

 

では、なぜこのときに限って、バスターミナルにいた人の集団のなかに、クマは自ら飛び込んでいったのだろうか。  

 

この点について、岐阜大学応用生物科学部プロジェクトチームがまとめた『乗鞍岳で発生したツキノワグマによる人身事故の調査報告書』は、「クマが大黒岳の上部で採食に夢中になっているときに、近くにいた登山者が大声を出すなどしたため、驚いて斜面を駆け下りた可能性が考えられる」と推測している。  

 

ところが、駆け下りた先が車の往来する道路であり、バスに接触したり鉄柵に挟まるなどしてパニック状態が続き、大勢の人がいるバスターミナルに飛び出してしまった。

 

そこには身を隠す場所がなく、大声を出されたり石を投げられたりしたため、精神的に追い詰められて人への攻撃に転じたというわけである。  

 

クマにしてみれば、あくまでも脅威から逃避しようとして行動したのに、その先々でさらなる脅威に直面し、それまでに体験したことのないほどの身の危険を感じて、死に物狂いでそこから逃れようとしただけなのだろう。

 

そう考えると、被害に遭った人たちにとっても、射殺されたクマにとっても、不運で不幸な出来事であったとしか言いようがない。  

 

この事故以降、乗鞍岳一帯でクマによる人身被害は、今のところ出ていない。

 

しかし、乗鞍岳がクマの生息域であること、また多くの登山者や観光客が訪れる山岳観光地でもあることに変わりはない。

 

実際、周辺では毎年たくさんの目撃情報が寄せられており(今年度は1021日現在、36件の目撃情報がある)、ときに登山道や遊歩道の近くに出没することもある。  

 

そうした状況では、人間のなにかしらの行動がトリガーとなってクマがパニック状態に陥るのは充分に予測できることであり、同様の惨事がいつ起きても、なんら不思議ではない。

 

それは乗鞍岳にかぎった話ではなく、クマが生息するほかのエリアについても同じことがいえる。

 

登山であれキャンプであれ観光であれ、自然のなかで活動するときには、そうしたリスクがあることを、我々は忘れてはならない。

 

 

【「自分を守る」ために行動する】

 

とくに今年は全国各地で例年以上にクマの出没・目撃情報が相次ぎ、石川県や新潟県、山形県では、市街地や観光地で人がクマに襲われる被害も発生した。

 

その要因としては、今年はクマの食料となるドングリが凶作であること、人間を怖がらない新世代のクマが現れはじめていること、過疎化や高齢化により里山が荒廃してクマの生息域が広がっていることなどが挙げられている。  

 

いずれにせよ、これまでになく人間とクマの距離が近くなっているのは間違いなく、両者の関係はより緊張の度合いを増しており、突発的な事故には充分警戒する必要があろう。  

 

なお、乗鞍岳の事故のように、人がクマに襲われている場面に出食わしたとしたら、どう対処すればいいのだろうか。

 

残念ながら、周囲にいる人たちにできることはほとんどなにもない。

 

乗鞍岳の事故のときのクマは、体長136センチ、体重67キロだった。

体格的には人間の成人男子より小さいにもかかわらず、人の力では制御できず、10人もの重軽傷者が出てしまった。  

 

たとえどんなに屈強な男性でも、まともにクマとやりあったのではとても勝ち目はない。

襲われている人を助けようとしてヘタにクマを刺激すると、いっそう興奮させて被害がより拡大してしまう。

 

たとえナイフやナタ、あるいはクマスプレーを持っていたとしても、クマを確実に撃退できる保証はなく、逆に返り討ちに遭ってしまう可能性が高い。  

 

だから、まず行なうべきは、自分の身を守る行動をとる、すなわち避難することだ。

 

「襲われている人を助けたい」と思う心情は理解できるが、もし助けようとするのなら、「もしかしたら自分も命を落とすことになるかもしれない」という覚悟が必要である。  

 

また、自分がクマに襲われた場合は、クマスプレーを携行していればそれを噴射すべきだが、そうでなければ防御姿勢(首や腹部への致命傷を防ぐために、地面にうつ伏せになり、手を首の後ろで組む体勢)をとって、クマの攻撃をやり過ごすしかない。

 

負傷するのは避けられないだろうが、力ずくで対抗しようするよりは賢明だろう。

 

---------- 参考文献 『乗鞍岳で発生したツキノワグマによる人身事故の調査報告書』(岐阜大学応用生物科学部プロジェクトチーム) ----------

 

羽根田 治(フリーライター)

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/08ba99e80b3c68734f0d376eec361cf9a48e7de2?page=1

 

 

 

 

 

 

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2020118554分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後1時35分ごろ、那覇新港埠頭(ふとう)内で「スプレー缶が爆発し、けが人がいる」と漁業関係者から119番通報があった。

 

漁船「恵海丸」の機関室内を清掃中だった船長の30代男性と知人の40代男性が重度のやけどを負い、病院に搬送された。

共に意識はあるという。

 

那覇海上保安部によると、2人が同船の機関室内でスプレー缶を用いて清掃作業していたところ、機関室内で爆発が起こった。

爆発による火災はなかった。

 

原因は不明で、那覇海保や消防、警察が調査している。

 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/660352

 

 

 

 

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20201172030分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前11時10分ごろ、兵庫県高砂市伊保港町2の建材会社駐車場で、太子町の男性会社員(28)がダンプカーとショベルカーの間に挟まり、腰などにけがを負った。

重傷のもよう。

 

高砂署によると、当時は砂の積み込み作業中で、この社員がダンプカーの荷台にほろを掛けようとしていた。

 

別の男性会社員(64)が、それに気付かずショベルカーを動かしたという。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202011/0013847643.shtml

 

 

 

 

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2020116420分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

住人の身に覚えがないのに住宅の固定電話から119番が誤発信され、消防隊が出動する事案が秋田市内で相次いでおり、隊員らに困惑が広がっている。

 

市消防本部は9月、この事案を受けての質問状をNTT東日本に対し提出。

同社では原因究明に向け、調査を進めている。

 

市消防本部によると、今年度に入り4日現在で計9件発生。

これまで類似事案の発生は年間12件程度だったが、5月以降に急増している。

 

受信の時間帯は未明から夕方までと幅広く、受信した際に相手側の応答がなく、「ザー」「ガサガサ」という機械的な雑音が聞こえるのが特徴だ。

 

市消防本部では、119番を受信した際に問いかけをしても相手側に応答がない場合、一度電話を切って発信先の電話に本部側からかけ直している。

 

それでも、「話し中」となるなど、電話がつながらなければ、「無音119番」として扱い、何かが発生したという前提で消防隊を出動させている。

 

今回の9件の事案では、隊員が現場に駆けつけると、約半数は住人が不在中に119番が発信されていた。

住人の中には何も知らずに帰宅し、自宅周辺が騒ぎになって困惑を隠せない人もいた。

 

また9件のうち、510日と710日に発生した事案では、午前3時前後に119番を受信し、就寝中に消防隊が来て目を覚ました住人もいた。

 

510日の事案では、住人は「(119番の発信があった)電話の回線は今は使っていない」と答えていたという。

 

市消防本部指令課の阿部課長は、「夜中に急に起こされたり、休日に消防車や救急車が突然自宅に来たりするのは、住人にとってかなり不快なことだろう。場合によっては今後トラブルに発展しかねないという危機感はある」と話す。

さらに「何らかの原因で、ある特定の時間だけそういう現象が起きてしまっていると考えられる」とみる。

 

市消防本部は事案が相次いだことを受け、通信指令センター内の119番の受信装置を点検したが、異常は確認できなかった。

 

阿部課長は「個人的な印象だが、プッシュホンではないダイヤル式の黒電話など、比較的古い設備で多く発生しているのではないかという可能性を情報収集の中で感じている」と打ち明ける。

 

市消防本部では9月上旬、事案の発生の報告と技術的な指導を依頼する質問状をNTT東日本秋田支店に提出した。

支店は「消防本部側と連携し、当社の設備が起因かどうかも含めて現在調査中」としている。

 

 

【過去に青森でも】

 

類似事案は過去に青森市でも発生し、一時、話題になった。

 

青森地域広域事務組合消防本部によると、2014517日午前0時ごろ、八甲田山の別荘の固定電話から119番が発信され消防隊が出動。

 

しかし別荘は無人で、窓なども完全に施錠された状態だったという。

固定電話の受話器は置かれたままだった。

 

本部でNTT東日本側に問い合わせたところ、「電話回線の異常が強く疑われる」という回答があったが、明確な理由は今も分かっていないという。

 

本部の担当者によると、本部管内でも類似事案は年間12件あるが、「秋田市のように特定の時期に集中的に発生したことは過去にない」としている。

 

https://mainichi.jp/articles/20201105/k00/00m/040/287000c

 

 

 

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20201162135分にYAHOOニュース(毎日新聞)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

6日午後2時20分ごろ、長崎県雲仙市小浜町南木指(みなみきさし)の国道251号で、全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)県代表選考会の最終7区を走っていた瓊浦(けいほ)高校(長崎市)3年の男子選手(17)に、後ろから追い越そうとした80代男性運転の軽乗用車が接触した。

 

選手は転倒し、右腰などを打撲する軽傷。

瓊浦高校は棄権となった。

 

県警雲仙署などによると、現場は見通しの良い片側1車線の直線。

選手は他校の選手2人との3位集団で先頭を走っていた。

 

選手が集団で走るスタート付近などは県警が交通規制し、全区間通して1位チームの選手は白バイが先導したほか、交差点などで警察官が交通整理に当たっていた。

 

選考会は県教育委員会、県高校体育連盟が主催し、男子41校、女子23校が参加した。

 

県高体連の後藤会長は、「細心の注意を払っていたが、事故が起きたことは大変残念。今後の大会に向け再発防止策を講じたい」と話した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/22f296999638668856138816ef193ff06e587244

 

 

 

 

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2020116182分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後1時半ごろ、高松市屋島西町にあるホームセンター、「Nジョイ屋島店」の従業員から「転倒した高齢の女性がいる」と通報がありました。

警察によりますと、このホームセンターでは通報の直前に3階建ての建物の1階から2階に向かうエスカレーターが急停止し、上から5段目のあたりにいた79歳の男性と76歳の女性の2人がバランスを崩して足に軽いけがをしたほか、下から2段目のあたりにいた85歳の女性も後ろに倒れて頭にけがをしたということです。

会社やメーカーによりますと、このエスカレーターは建物がスーパーとして利用されていた23年前に設置されたということで、現在は毎月1回点検が行われ、先月27日の点検でも異常は確認されなかったということです。

このエスカレーターは、強い衝撃が加わった場合に安全装置が働く仕組みになっているということで、警察がトラブルの原因を詳しく調べています。



 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20201106/8030008413.html

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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