







2024年7月21日8時9分にYAHOOニュース(ハンギョレ新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
短い通話でも、声を録音された後、人工知能(AI)で加工され、ボイスフィッシング(ビッシング)に悪用される可能性があるとして注意を促す投稿が、ネット上で話題になっている。
大学生の匿名コミュニティ「エブリタイム」に17日に投稿された内容によると、淑明女子大学の学生のKさんは「教授のおかげでボイスフィッシングを避けられた」と投稿した。
Kさんは「電話を受けたが、相手側が一言も話さなかった。『もしもし』と言おうとしたが、『知らない番号から電話がかかってきたときに、(電話をかけた側が)何も言わない場合は、絶対に喋るな』という教授の話を思い出し、すぐに切った」と書いた。
Kさんは「(喋ったら)声を録音し、家族に対して詐欺を働こうとするものだという。教授の話を聞いていなかったら大変なことになるところだった」と付け加えた。
この投稿に登場した教授は、淑明女子大学のチョ・スヨン教授(法学)だ。
チョ教授は19日、ハンギョレの電話取材に「科目『4次産業革命と法』の講義中に、技術の発達によって知能化されたボイスフィッシング犯罪を予防するための方法の一つとして、その内容に言及した」として、「投稿を読むと、学生が忠告にちゃんと従ってくれたようだ」と述べた。
チョ教授は「最近、ボイスフィッシング犯罪集団が通話の音声を録音し、これを他のテキストと結びつけて新たな音声を作り、脅迫に利用する事例が多い」として、「『もしもし。どなたですか」などの短い2語だけ話しても、そのように悪用される可能性がある」と説明した。
ディープボイス(AI技術を利用して、特定の人の声のように音声を出す技術)を通じて、被害者の声で「交通事故で緊急事態が発生したので、お金を送ってほしい」と家族や友達に要求するかたちだ。
崇実大学情報通信電子工学部のチョン・スファン教授は昨年9月、CBSのラジオ番組「キム・ヒョンジョンのニュースショー」のインタビューで、「声を聞いただけでは合成かそうでないかを区別することが難しい段階に来ている」とし、「最近は技術が急激に発展していて、5秒(の音声)サンプルがあればできる。最近では2秒のサンプルでもある程度のクオリティ(品質)になる」と述べた。
実際に2021年10月、アラブ首長国連邦(UAE)のある銀行は、普段取り引きしていた大企業の役員の声をまねたディープボイスのボイスフィッシングにだまされ、3500万ドル(約5億5000万円)を送金した。
昨年3月にはカナダで、ディープボイスで作った偽の息子の声にだまされた両親が、ボイスフィッシング犯に2万1000カナダドル(約240万円)を送金する被害を受けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7bfce7a10855dab633840aad7cff8f7d6501856
2024年7月21日7時10分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■タンクローリーの上部に注目してみると何かがついている
大きなタンクローリーに可愛らしい猫耳のような部品がついています。
この部品の名称や役割は何でしょうか。
【画像】タンク車が運ぶ「甘いもの」とは?画像で見る!(15枚)
街中にはたくさんのタンクローリーが走っていますが、タンクの上部には猫耳のような部品がついています。
この部品に名称はあるのでしょうか。
そして、どのような役割があるものなのでしょうか。
タンクローリーは様々なものを運んでいますが、その種類は大きく分けて二つの種類に分けることができます。
まずは、「非危険物タンクローリー」です。
これは、セメントなどの工業物や、牛乳やミネラルウォーターの液体食品を運んでいます。
次に、「危険物タンクローリー」です。
危険物タンクローリーには「毒」や「危」といったマークがつけられています。
「毒」がつけられているタンクローリーの中身には、アンモニアや塩酸などの毒物や劇物が積まれています。
また、「危」がつけられているタンクローリーの中身は、可燃性の高いガソリンやアルコールなどが入っています。
これらのタンクローリーに注目してみると、猫耳のような三角形の部品がタンクの上部についています。
SNSでは時々、タンクローリーの猫耳に関する投稿がされていますが、正式名称や役割についてはわからない人も多いようです。
では、この猫耳の部品には名前があるのでしょうか。
タンクローリーメーカーの極東開発工業株式会社の担当者は次のように話します。
「この猫耳のような部分は、『側面枠』という名称です。
危険物運搬ローリーには装備が義務付けられております。
ちなみに側面枠は業界用語として、『角』という呼び方もしております。
側面枠の形状はタンクローリー製造メーカーによって若干異なっているため、全てのタンクローリーに同じものがついているわけではあrません」
実は、この側面枠は危険物タンクローリーのみに装備が義務付けられています。
食品などを運ぶ非危険物タンクローリーには装備が義務付けられていないため、街中で走るタンクローリーが何を運んでいるのか、ざっくりと見分けられるようです。
■タンクローリー車になぜ? 猫耳ついているの?
では、なぜ危険物運搬タンクローリーには側面枠の装備が義務付けられているのでしょうか。
前出の担当者は次のように話します
。
「側面枠の役割は、万一車両が横転事故を起こした際に、車両の転覆による内容物の漏れ出しを防ぐものとなります。
タンク形状が丸いため、側面枠未装備の場合、横転から転覆に至り、上部の注入口より内容物が漏れ出すことで、火災・爆発等の二次災害となる危険があります」
危険物が入っているタンクローリーが転覆し、中身が漏れてしまうと大きな事故に繋がります。
そのため、タンクローリーに危険が及ぶような運転には注意が必要です。
例えば、大型の危険物タンクローリーは、スピードリミッターによりあまり速度が出ていないものがあるかもしれません。
高速道路でスピードが出ていないタンクローリーがいても、「遅い!」と思って煽り運転などの危険な運転は絶対にしてはいけません。
もしも事故が起きてしまった場合、タンクの中身が漏れなくても大きな事故になることになるため、節度のある運転を行いましょう。
※ ※ ※
猫耳のような可愛い部品ですが、実は側面枠という名称が付けられており、転覆した際に中身が漏れるのを防ぐという非常に大切な役割を担います。
また、日常でタンクローリーを見かけた際には側面枠にも注目してみるのも良いかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78b67125e20737c952c360be42437d8514e93e78
2024年7月20日7時42分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■ライト兄弟時代から「悪」とされた「翼端渦」
航空機の主翼の両端には、「ウイングレット」と呼ばれる、翼端が縦方向に反り上がった小さな板が取り付けられていることがあります。
広く知られているこの機構の狙いは「燃費削減」。
しかし、実はもう一つ、大きなメリットが含まれることはあまり知られていません。
どのようなものなのでしょうか。
【写真】ウイングレット…? ボーイングの最新大型機にある「珍装置」
まず、そもそも「ウイングレットが燃費削減につながる」仕組みから見ていきます。
航空機は飛行中に主翼の先端から「翼端渦」という空気の流れを発生させます。
これは翼が揚力を発生させるときに翼の上面と下面で圧力差が生じるため、気流が下面から上面に流れ始めることで発生します。
この翼端渦は、誘導抗力と呼ばれる飛行中の航空機に作用する抵抗の原因の一つであり、効率の良いフライトを阻害することは古くから知られていました。
初めて動力飛行を成功させたライト兄弟も、この現象を知っていたほどです。
ライト兄弟が作った世界最初の飛行機、「フライヤー号」の主翼後縁にカーブが付けられているのは、翼端渦の減少を狙った設計でした。
第二次世界大戦中、驚異的な航続力を誇ったゼロ戦の翼端が丸みを帯びているのも、翼渦を減少させて抵抗を減らすことを狙ったものです。
ときは下り1970年代、NASA(アメリカ航空宇宙局)のラングレー研究所において風洞実験とコンピューターを用いた分析が行われますが、これにより、ウイングレットを装備し翼端の気流を変えることで、翼端渦を小さくして誘導抗力も減少するのが確認されています。
これは、燃料消費量を減少させ航空機の航続距離を延ばす効果も期待できることから、NASAでは米空軍と共同で実機を用いた飛行実験を行うことになりました。
■「ウイングレット」装備で考えられるもう一つの効果
この実験のために米空軍はKC-135空中給油機を一機提供。
KC-135は、およそ800機が生産された軍用輸送機で、ボーイング707旅客機の姉妹機でもあります。
飛行実験は、「ウイングレット」が取り付けられたKC-135を用いて48回行われ、飛行中の抵抗が減少することで、6.5%の燃料消費削減効果があることが確認されました。
そうしたテストののち、1990年頃よりウイングレットを装備した航空機が登場しはじめます。
NASAは、この機構の効果について、現在までに約1万機のジェット機がウイングレットを取り付けたことで、のべ400億リットルのジェット燃料が節約され、単純計算では1.3億トンの二酸化炭素削減に相当するものと発表しています。
このように、燃料消費削減効果を狙って導入されてきたウイングレットですが、近年、もう一つの効果が指摘されています。
それは、翼端渦の減少により「航跡乱流」を軽減させる効果です。
航跡乱流は、前進する航空機が背後に残す乱気流です。
この乱気流は機体の大きさに比例して発生し、その後ろを飛ぶ飛行機にとっては危険な存在にもなり、過去には、これを要因とする航空事故が実際に発生しています。
そのため、大型機の後方を他の旅客機が飛ぶ場合、先行機の大きさに比例して一定の間隔をおいて飛行するという決まりがあるほどです。
つまり、ウイングレットによって航跡乱流が減れば、その分、安全を十分確保可能になることから、航空機同士の最低間隔を狭められる可能性があるといえます。
最初は燃料節約を狙って普及したウイングレットでしたが、これからは過密化する航路上で他機の安全性を確保する目的で、ウイングレット装備が推奨される時代が来るのでは、と筆者は想像しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc00fae9bd30bb604f5e3bca96466fe63974a524
2024年7月20日20時17分にYAHOOニュース(スポニチ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後7時20分から東京・荒川河川敷で予定されていた夏の風物詩「第46回足立の花火」が雷を伴う荒天のため中止になった。
公式サイトなどで発表された。
1時間で約1万3000発を打ち上げる予定だった。
都内開催の大規模花火大会の先陣を切り、7月下旬に開催。
前回(2023年)は4年ぶりの開催だったため、約1万5000発だった。
足立区役所は開始9分前の午後7時11分、公式SNSで「本日開催を予定しておりました『第46回足立の花火』は、荒天のため中止いたします。楽しみにしてくださっていた皆様には、誠に申し訳ございません。ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と伝えた。
足立区議会議員の中島こういちろう氏も自身のSNSで「足立の花火、直前で中止。楽しみに待っていただいていた多くの方。本当に申し訳ございません。ただ、どうしても人命にはかえられません」と報告。
2017年8月、「第39回たまがわ花火大会」における落雷事故を例に、理解を求めた。
SNS上には
「残念だけど、ナイス判断」
「せっかく浴衣で行ったのに」
「やっと帰宅しました。判断は正しかったと思われます」
「残念ですが、落雷で事故もあったので、仕方ないですね」
「“えー”という声もあったけど、20分後には雨も降ってきたので、ナイス判断だったと思う」
などの声が上がった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd051eb48ff5015306df22c2ba0b4e41aba1d30b
7月21日19時5分にYAHOOニュース(FLASH)からは、ゲリラ豪雨は局地的ゆえ直前まで中止判断ができなかった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年7月20日午後から夕方にかけて、関東各地はゲリラ豪雨に見舞われ、東京都内では断続的に雷も発生。
JR上野駅では雨漏りが発生、新宿区大久保では道路が冠水する被害となった。
この日、足立区では昨年74万人の観客を集めた花火大会が予定されていたが、豪雨や落雷のおそれがあるとして開始20分前に中止となった。
約1万3000発の花火がうちあげられる “夏の風物詩” の突然の中止に、Xには「がっかり」の声があふれた。
《足立花火大会直前、多くの落雷が観測された。…こんなんサンダーボルトじゃん。場のモンスター全て破壊するじゃん。》
《足立区花火大会打ち上げ2分前(編集部注・原文ママ)に中止www何しに行ったんw》
《足立区花火大会まさかの雷で中止の瞬間、えええええ~?経済効果を考えギリギリまでアナウンスしないやり口か。。。》
晴れた暑い日に突然、黒雲が湧き豪雨や落雷をもたらす。
近年、こうした「ゲリラ豪雨」が増えている。
その理由を、気象予報士の白戸京子氏がこう説明する。
「ゲリラ豪雨の一番の原因は暑さです。
強い日差しで地表が熱されると空気の温度が上昇します。
空気が暑くなると、水蒸気をふくみやすくなり、高温多湿の状態になります。
このとき、上昇気流が発生し、上空に冷たい空気が入るなど大気の状態が不安定になると、積乱雲が発達します。
その積乱雲の下で豪雨や雷が発生し、時には竜巻を引き起こし、雹(ひょう)を降らせるんです。
ゲリラ豪雨の雨の降り方は熱帯のスコールのように激しく降ります。
また、豪雨の範囲は積乱雲の下に限られますから、20キロから40キロの狭い範囲で局地的な豪雨になるのです。
たとえば、足立区で雨が降っているのに世田谷区では全然降っていないこともあり、予測が困難です。
局地的に予測困難な大雨が降るので “ゲリラ豪雨” と呼ぶのです」
足立区の花火大会が開催わずか20分前まで中止の判断ができなかったのも、雨の “ゲリラ性” にあったとみている。
「中止の発表が20分前となったのは、運営体制の問題もあるかもしれませんが、雨雲が花火会場を通るか通らないか、直前までわからなかったからでしょう。
直前になって、雨雲レーダーを確認して『これはまずい』と判断したのが20分前だったのだと思います。
ゲリラ豪雨はギリギリまで来るか来ないか予測が困難なんです」(同)
白戸氏は、ゲリラ豪雨はこの夏にも頻発すると予測する。
「温暖化で地球全体が温まっており、地球全体で、今年6月まで13カ月連続で最高気温を記録しています。
海水温も過去最高です。
そのうえ、とくに都市部はヒートアイランド現象で高温化していますから、この夏はあちこちでゲリラ豪雨が予想されます」
この夏も日本各地で花火大会が開催される。
都内だけでも、葛飾納涼花火大会(7月23日)、 隅田川花火大会(7月27日)、 立川まつり 国営昭和記念公園花火大会(7月27日)、いたばし花火大会(8月3日)などが予定されている。
だが、今回のように、突然「中止」になってもおかしくない。
その心づもりはしておいたほうがよさそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91b909c0d9c7b826bd0c8b68783eb7a15b94b334
2024年7月19日17時42分にYAHOOニュース(北海道放送)から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
19日、北海道石狩のバイオマス発電所で、木くずから作られた“ペレット”の搬入していたところ、爆発が起き、作業員1人がやけどを負いました。
爆発の瞬間の映像です。
突然、建物から立ち上る黒い煙…。
爆発の衝撃でしょうか…カメラが小刻みに揺れています。
近くの会社に設置されたカメラが捉えていました。
19日午前9時半ごろ、石狩市新港中央2丁目のバイオマス発電所で「爆発音がして煙が見える」と、従業員から消防に通報がありました。
遠藤記者 :
「爆発のあった建物では、屋根が吹き飛び、骨組みが見えています」
発電所を運営する「Iバイオエナジー」によりますと、木くずから作られた“ペレット”をダンプカーから貯留槽に搬入する作業中、搬入口で爆発が起きました。
警察によりますと、この爆発でダンプカーを誘導していた50代の男性作業員が手や足にやけどを負い、病院に運ばれました。
意識はあるということです。
運営会社によりますと、発電所は去年3月に運転を開始し、木製の“ペレット”などを燃やして発電していて、これまでに事故はありませんでした。
ただ、これまで“ペレット”を扱う発電所では、ベルトコンベアの摩擦熱で発火したケースや、長期間の保管で発酵されて、自然発火したケースがあったと、経済産業省が報告しています。
警察と消防が、今回の爆発の原因を調べています
https://news.yahoo.co.jp/articles/cca1477eff4a52cbda16022a8bd985566b356a2f
7月19日11時53分に北海道テレビからは、ペレットを地下の貯留槽に搬入していた、ペレット運搬車を誘導していた従業員は両手両足に火傷を負ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
この爆発で50代の男性従業員が両手両足にやけどを負い、病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
発電所を運営する「Iバイオエナジー」によりますと、現場では発電の際に燃やす木くずから作ったペレットを地下の貯留槽に搬入していて、その際に爆発が起きたということです。
また警察によりますと、やけどを負った従業員の男性は当時、ペレットを運搬する車を誘導していたとみられるということです。
https://www.htb.co.jp/news/archives_27206.html
7月19日付で日経クロステックからは、近年相次いでいるバイオマス発電所の爆発火災は付帯設備で起きていることが多いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
同発電所は、バイオ燃料である木質ペレットやPKS(パーム椰子殻)を燃料として発電している。
これらの燃料をトラックなどからいったん受け入れホッパーと呼ばれる装置で受け入れた後に、コンベヤーなどで貯蔵設備(サイロ)に送る。
爆発は、この受け入れホッパー部分で起きたと見られる。
近年相次いでいるバイオマス発電所の爆発火災は、発電設備そのものではなく、直接に燃焼には関わらない、燃料を受け入れたり運んだりする設備で起きていることが多い。
例えば、2023年9月に起きた、中部電力などが出資する米子バイオマス発電の発電所(鳥取県米子市)の爆発火災は、受け入れ建屋で発生している。
爆発の原因は様々だが、木質ペレットが細かく砕かれた粉塵(じん)に着火して粉塵爆発が起こるケースや、自然発酵により可燃性ガスが発生し、それに引火し爆発する可能性などが指摘されている。
爆発が起きたIバイオマス発電所は、石狩湾新港工業団地内に所在しており、2023年3月に営業運転を開始した。
奥村組の連結子会社で九州電力グループなどが出資するIバイオエナジーが運営している。
同工業団地では、石狩市がエリア内の事業活動で使うエネルギーを100%再生可能エネルギーで供給する「REゾーン」の実現を目指している。
発電出力は5万1500kW、年間発電電力量は約3.6億kWhで、一般家庭の約11万世帯分を賄える。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/01213/
※7月22日18時31分にYAHOOニュース(STV)からは、3日後にも同じ場所で煙が確認され放水が行われたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月19日に爆発事故が発生した北海道石狩市のバイオマス発電所で煙が確認され、消防が放水をしています。
火事があったのは、石狩市新港中央2丁目のIバイオマス発電所です。
午後5時半ごろ、従業員から「煙とにおいがする」と消防に通報がありました。
消防によりますと、7月19日に爆発事故があった現場と同じ場所で、堆積しているバイオマス燃料のペレットから煙が確認され、放水をしているということです。
けが人はなく、逃げ遅れもないということで、延焼の恐れはないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3decfc543e7ab5c5a5db4ee96cd708d0b3e6d756
2024年7月19日16時11分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日夜、広島県呉市で電柱の設置作業をしていた男性が感電し、死亡する事故がありました。
事故があったのは、広島県呉市吉浦新町です。
警察によると、18日午後11時前、広島市の会社員・三浦さん(26)が電柱の設置作業中に感電しました。
三浦さんは呉市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
現場では当時、上下2本の柱を1本につなぐため、三浦さんは下の柱にのぼって作業をしていました。
その際、上の柱をつっていたクレーンのアームが電線に触れ、通電したものとみられています。
クレーンの操作には数人が関わっていたということで、警察が詳しい事故の経緯を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc982c1328e23af130a8b0b62217a86443ca0e53
2024年7月17日21時2分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県各務原市で高校生など2人が犬にかまれ大ケガをした事件で、岐阜地裁は7月17日、飼い主の女に有罪判決を言い渡しました。
2人をかんだ犬は「世界最強の闘犬」とも呼ばれるピットブルでした。
【動画で見る】80歳男性に“最強の闘犬”ピットブル散歩させる…高校生が噛まれ大ケガで飼い主に有罪判決 被害者「飼育の制限を」
各務原市に住む高校生、原口さん(16)は2023年8月、自転車で登校途中に犬にかまれ、全治1カ月半の大ケガをしました。
およそ1年が過ぎても足には傷痕が残っています。
その襲ってきた犬は“世界最強の闘犬”、ピットブルでした。
原口さん:
「黒い色をしたピットブルでした。(ピットブルの)リードを持っていたんですけど、ちゃんと制御しきれていなかった感じです」
ピットブルを連れていたのは80歳の高齢男性で、男性に散歩をさせていた飼い主の27歳の女が重過失致傷の罪で2024年3月、起訴されました。
女は2022年11月にも、自ら散歩させていたピットブルが当時83歳の女性に噛みつき、全治1カ月の大ケガをさせた罪にも問われています。
ピットブルはもともとアメリカで闘犬用に交配された犬種です。
自らもピットブルを飼っている、動物研究家のパンク町田さんに話を聞きました。
パンク町田さん:
「普段は非常におとなしくて、人間に対して非常に穏やかな犬です。ですけど、一度怒り出すと止まらないので、怒り出すとか興奮することがないように飼育するのがコツになるかと思います」
日本では一部の自治体を除いて、飼うための規制はありませんが、イギリスなどでは飼うことが禁止されています。
パンク町田さん:
「飼育される方々は、自分がまず犬のエキスパートにならなければならないと思います。そして、もしそのような犬とすれ違ったりする時は、ちゃんとリードでつながっているかとか、飼い主がそばにいるかとか、確認した上ですれ違うように」
飼い主の女の裁判で2024年5月、検察側は「ピットブルに力負けして十分に制御できないと認識していた」などと厳しく指摘し、禁錮6か月を求刑しました。
弁護側は執行猶予を求めていました。
7月17日、岐阜地裁は「ピットブルのしつけが出来ておらず、不適切な仕方で散歩をさせたら、重大な事故が生じる危険は十分予見できた」などとして、禁錮6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
原口さん:
「大型犬を見ると思い出して、ちょっと怖いなと思います。僕以外にもピットブルに噛まれた人がいるし、条例か何かを作って飼うのを制限してほしいと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d6a8feb05586c52571ab4270442e5b2fcade74a
7月17日17時21分にNHK岐阜からは、賠償金を支払う意向があったので執行猶予がついたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日の判決で岐阜地方裁判所の平手一男裁判官は、「凶暴な犬種で人を襲うことがあると知り、不適切な方法で散歩させれば重大な事故が生じる危険は十分予見できたのに、防止対策をとらなかった。被害者は激しい肉体的苦痛を受け、生活に支障が生じており、被告の刑事責任は軽視できない」と指摘しました。
一方で、賠償金を支払う意向があることなどを考慮し、禁錮6か月、執行猶予4年を言い渡しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20240717/3080013951.html
(ブログ者コメント)
逃げ出した猛犬が人に噛みついた事例を、本ブログでは過去に2件紹介している。
〇2023年:熊本市で雑種の闘犬が男児に噛みついた。
〇2020年:銚子市でピットブルが近所の女性とその飼い犬に噛みついた。
2024年7月17日 18時11分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後11時半すぎ、三好市池田町の県道32号線の工事現場で、「車の誘導していた警備員が崖から転落した」と消防に通報がありました。
警察と消防が捜索したところ、およそ9時間後の18日になって工事現場から2.4キロメートル離れた三好市の三縄ダムで男性の遺体が見つかりました。
警察によりますと、亡くなったのは吉野川市の警備員、中山さん(42)で、ほかの警備員5人といっしょにケーブルを敷設する工事現場で車両の誘導を行っていました。
中山さんは工事現場からおよそ60メートル下の祖谷渓に転落して下流のダムまで流されたと見られ、中山さんがいた場所にはガードレールや柵はなかったということです。
警察は、車両の誘導中に誤って崖に転落したとみて、事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240718/8020020755.html
7月18日9時8分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、電線を埋設する工事中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後11時55分ごろ、徳島県三好市にあるキャンプ場「祖谷渓キャンプ村」で、「工事現場で誘導員が転落した」と現場の作業員から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、キャンプ場から約400メートル離れた電線の埋設工事の現場で、40代の男性警備員が交通整理をしていたところ、誤って崖から転落したということです。
男性は50メートルから70メートルほど下にある川に落ちたとみられ、現在も行方が分かっていません。
警察と消防は男性を捜索するとともに、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f74949ee5c8e94df9119b83a4493802a5b554521
(ブログ者コメント)
ブログ者は最近、現場近くを通ったことがあるが、狭い道路のほぼ全線、ガードレールが敷設されていた。
それなのに・・・どこで?
キャンプ場から400mという情報をもとに調べたところ、1ケ所、ガードレールが切れている場所があった。
ここが事故現場だったのかもしれない。
2024年7月16日20時44分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後5時半ごろ、盛岡市本宮の盛岡商業高校から陸上競技のやり投げの練習中、生徒にやりが刺さったと消防に通報がありました。
警察や学校によりますと、けがをしたのは陸上競技部に所属する2年生の男子生徒で、地面に向かってやりを突き刺す練習をしていた際、跳ね返ったやりが首の左側に刺さったということです。
近くにいた生徒がすぐに気づいて教諭に伝え、生徒は救急車で病院に運ばれ、手当てを受けています。
警察によりますと、詳しいけがの程度などは分からないということですが、運ばれた当時、意識はあったということです。
警察が当時の状況について詳しく調べるとともに、学校も部活動の指導などに問題がなかったか調べています。
盛岡商業高校のタカ橋校長は「生徒の無事を祈るとともに、詳細を確認して今後の対応を検討したい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240716/6040022244.html
7月17日7時57分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、事故当時、陸上部の顧問は一時的に現場を離れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後5時半ごろ、盛岡商業高校のグラウンドで、陸上部に所属する2年生の男子生徒がやり投げ用のやりを足元の地面に突き刺す練習をしていたところ、跳ね返ったやりが自分の首に刺さりました。
男子生徒は、意識のある状態で病院に運ばれました。
事故当時、陸上部の顧問は一時的に、その現場を離れていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/700184ed8ce5909727d9344aecee32fd498ead37
(2024年8月9日 修正1 ;追記)
2024年8月8日7時0分にYAHOOニュース(withnews)からは、助走練習中に転倒し、やりの後ろ部分が刺さった、陸上競技の投擲物が人に当たる事故は定期的に発生している、他の種目と同じ場所で練習せざるを得ないことが多いので練習時間を分けるといった対策が必要など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
陸上競技の大会や練習で、やり投げに使用されるやりが人に刺さる事故が何度も発生しています。
「首やのどに」「下腹部から背中へ」といった痛々しいニュースにはネットに反響が多く寄せられますが、なぜ事故をなくすのが難しいのでしょうか。
投てき物や競技自体の特徴を、選手への取材とあわせて紹介します。
■投てき物自体の特徴
7月16日、岩手県の商業高校の関係者から「生徒の首にやりが刺さった」と119番通報があり、陸上競技部員の男子生徒が練習中、やりが体に刺さって搬送されました。
男子生徒は当時、校庭でやり投げの練習をしていましたが、助走の練習中に転倒し、持っていたやりの後ろの部分が自分ののど付近に刺さったとみられるということです。
2013年5月には、石川県の大学で、陸上競技部員がグラウンドでやり投げの練習をしていた際、やりが刺さる事故がありました。
このケースでは、自分が投げて地面に刺さったやりを取りに行く際、誤ってやりの後部が刺さり、下腹部から背中に貫通しました。
共に重傷を負いましたが、命に別条はなかったということです。
このように、やりが自分に刺さったケース以外にも、2012年7月には広島県の大学で、練習中に投げたやりが当時高校1年の女子生徒の頭に刺さり、骨を折るけがを負わせたとして学生と監督が書類送検されたケースや、1997年4月、兵庫県の高校において、やり投の練習中に投げたやりが別の生徒の側頭部に当たり、けがをしたケースなどがあります。
陸上競技の投てき物が人に当たる事故は、国内で定期的に発生しています。
例えば日本スポーツ振興センターのデータでは、2013~20年度の8年間に災害共済給付が始まった事例の中で、中高の部活で投てき物が人に当たる形で起こった重大事故は、7件(ハンマー投げ4件、砲丸投げ1件、円盤投げ1件、やり投げ1件)でした。
投てき物による事故が起きる背景には、いくつかの理由があります。
まずは、投てき物の重量と形状です。
競技者の年齢や性別により違いがありますが、オリンピックで使用される投てき物の重量は砲丸・ハンマーで男子用が7.26kg、女子用は4kg。
円盤は男子2kg、女子1kg。
そしてやりは、この中では軽い方ですが、それでも男子800g、女子600gと、500mlペットボトル以上の重量があります。
それが、選手たちの助走と投げる力によってエネルギーを持たされた状態で空中に放り出され、やり投げであれば男子の世界記録で最長約100m飛ぶことになるため、競技や練習の方法が適切でなければ危険であることは否めません。
また、競技用のやりは長さや重心の位置や柄の直径などにも規定があり、先端だけでなく後部も尖っており、むしろ後部の方が細くなっています。
このように、まずは投てき物自体の特徴により、例えば重量の軽いボールなどを使用する競技と比較して、事故が起きやすい事情があります。
■投てき競技の特徴も
もう一つは、陸上競技の大会や練習などの進行方法の事情です。
陸上競技の大会は、投てきだけを行う専門の大会でない限り、同じスタジアムの中で、走る競技や跳ぶ競技と同時並行で競技を行います。
オリンピックなどは、夏場のため競技時間をずらすことはあるものの、基本的に同時並行の試合を観ることができます。
広い陸上競技のグラウンドであっても、最長100mの飛距離があるとすると、警戒しなければいけない範囲は広くなります。
オリンピックなど上位の大会であれば、審判員や補助員の全体としての習熟度も高くなりますが、陸上競技にはさまざまな競技レベルを対象とした大会があります。
2012年にはドイツで、やり投げ競技中、やりがのどにささって競技役員が死亡する事故も起きています。
さらに、日常の練習では、気の緩みが発生しやすくなります。
また、大会とは異なり、サッカーやラグビーなど、陸上部が他の部活と共同でグラウンドを利用する場合も多くなります。
ただし、危険な場合はそもそも、特にやり投げではグラウンドでの練習が禁止されていたり、専用の練習場で別に練習したりすることもあります。
公益財団法人日本陸上競技連盟(JAAF)の安全対策ガイドラインでは、<他の種目と練習場を共用で使用することにより、投てき物が他の選手に衝突する危険性がある。>とし、次の注意事項を挙げています。
・他の部活動や種目等と時間帯や練習場を分けるなどの対策を講じる。
・サークル(記者注※砲丸、ハンマー、円盤を投げる場所)以外では試技をしない。
・投てき者は確実に周囲の安全を確認し、大声で「行きます」または「投げます」と周知し、必ず自ら前方と周囲の者の反応を確認する。
すべての安全が確認できた時に初めて投てき動作に入る。
・周囲の者は投てき物が落下するまで投てき物から目を離さない。
東京品川病院陸上競技部所属のやり投げの選手で、やり投げを安全に行うための啓発活動に取り組む鐘ヶ江さんは、こうした注意事項があっても「徹底できていないことがある」と指摘します。
「声を出しても、声が小さいことが多く、周囲の人に聞こえないこともしばしばあります。大きな声をだすのが恥ずかしいようですが、『そういった人はやりを触ってはならない』と選手教育をしていくべきだと感じます」
また、同時並行で試合が行われるとき、「トラック種目とやり投げが被ることがある」場合は、「より一層、注意が必要」と鐘ヶ江さん。
「周回系の競技では、ランナーが通りかかるタイミングと投てきのタイミングが読みづらくなり、より安全管理が難しくなります。
そうした場合は投てき者が待つことが多く、投てきのタイミングを自分で決める、というルールの公平性の観点からしても、周回系のトラック種目とやり投げは、分けていくべきだと思います」
その上で、やり投げの事故を防ぐために必要なこととして、鐘ヶ江さんは、
「危険性の周知」
「知らない人でも近づいてはいけないとわかる仕組み」
「トレーニング器具の活用などによる投てき物自体の安全性を上げる取り組み」
を挙げます。
「まずは、やり投げが危険を伴う競技であることの周知を、私たち選手も含めてもっと行っていくべきです。
そして、やり投げを知らない人(危険性を認知していない人)ほど、安全管理が難しくなるので、コーンや注意看板など、誰が見てもそこに入ってはいけないとわかるような仕組みを作る必要があると考えています。
また、先端の尖っていないものや、短いもの、クッション性のあるものなど、危険性の低い器具を開発し、練習を取り入れることも有効ではないでしょうか。
やり投げは危険を伴う競技ですが、大きな魅力もあります。
うまくリスクを管理しながら、文化を発展させていければと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5dc7f3ee1baa053b3fc69040fab90e463f9a83a
2024年7月16日16時24分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都大田区の都立六郷工科高校で16日、激辛ポテトチップスを食べた生徒らが体調不良を訴え、14人が搬送された問題で、生徒らが食べたのは茨城県の菓子メーカーが製造した「18禁」と書かれた銘柄のポテトチップスとみられることが捜査関係者への取材で分かった。
この製品を製造している会社のホームページでは、
「18禁!辛すぎますので、18歳未満の方は食べないでください」
「高血圧、体調不良、胃腸の弱い方は絶対に食べないでください」
「辛さに弱い方はもちろん、強い方も注意してお召し上がりください」などと警告している。
警視庁蒲田署などによると、男子生徒1人が持ち込み、生徒約30人が16日午前8時半ごろから1人1枚程度を分けて食べたあと、一部が「口が痛い」「胃が痛い」「気持ちが悪い」などと体調不良を訴えた。
学校が「辛いお菓子を食べた生徒が体調不良を訴えている」と119番通報した。
ポテトチップスを食べた生徒のうち、15人が体調不良を訴え、男性生徒1人と女子生徒13人の計14人が近くの病院に搬送された。
いずれも症状は軽いという。
https://www.sankei.com/article/20240716-JTYAQ7OPBFMPTEIR3ALHZMETEM/
7月16日17時2分に産経新聞からは、カプサイシンの過剰摂取が原因とみられる、辛みを緩和するのに水は逆効果で乳製品が有効など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
激辛のポテトチップスを食べた都立高校の生徒15人が16日、体調不良を訴え、複数人が病院に搬送された。
チップスに含まれる唐辛子の辛味成分「カプサイシン」の過剰摂取が原因とみられる。
昨年9月には、激辛トルティーヤチップスを我慢しながら食べるSNS上の挑戦企画に参加した米国の少年=当時(14)=が死亡しており、激辛チップスの危険性が改めて浮き彫りとなった。
■メーカーは注意喚起
近年はSNS上で激辛料理に挑戦する企画なども多く、触発された若者がその危険性を認知せずに激辛料理を食べる例も増えているという。
16日に体調不良を訴えた高校生らが食べた激辛チップスについても、メーカー側が「食べすぎるとおなかが緩くなる場合がある」などと注意喚起をしていた。
だが、そうした注意する表記が、かえって若者の挑戦心を煽った側面もありそうだ。
激辛チップスを食べて昨年9月に亡くなった米国の少年について、検査当局は今年5月、カプサイシンを大量に摂取し、心臓に異常が起きたことが死亡原因と報告した。
チップスには大人用で子供は食べないように注意が書かれていたが、子供も購入できる状態だった。
死亡した少年の他にも病気になったり、病院に搬送されたりした子供の報告があったという。
日本でも、令和元年7月に長野市の高校の生徒9人が、文化祭で食べた激辛料理が原因で病院に搬送された例もあるなど、各国で同様の事例が散見される。
■辛味緩和に牛乳など効果
農林水産省によると、カプサイシンはカプサイシノイドと呼ばれる炭素、水素、酸素、窒素からなる天然の有機化合物の一つで、唐辛子などに含まれる辛みをもたらす成分であると説明。
舌の感覚神経を刺激して、辛みを感じさせ、水にはほとんど溶けず、油やアルコール、酢には溶けやすい性質を持つとしている。
強い辛味を感じた際、多くの人が水を飲むことで対処するが、カプサイシンは水では溶けにくく、その成分を洗い流すことはできず、「かえって逆効果」(スナック菓子を製造・販売するジャパンフリトレー)という。
農水省は、カプサイシンの辛味を緩和するには乳製品が有効で、乳製品に含まれている成分が舌に接触するカプサイシンを吸着してくれるという。
辛いものを食べる際には、ヨーグルトや牛乳などの乳製品を一緒に食べることを推奨しており、ジャパンフリトレーは「冷凍バターは、バターの乳成分と冷凍による冷却効果で辛さを和らげる」と薦めている。
https://www.sankei.com/article/20240716-BUN2F6SFJVHBTNF4XUL3WQNOXY/
7月17日18時28分に毎日新聞からは、ブットジョロキアと呼ばれるカプサイシンを多く含んだ世界一辛いとされる唐辛子が使われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この商品「18禁カレーチップス」を製造するI商事(茨城県鉾田市)は17日、ホームページで「お客様はじめ、関係各位に多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません」と表明した。
商品回収はしないという。
このチップスには「ブットジョロキア」と呼ばれる唐辛子が使用されていた。
「世界一辛い」として2007年から11年までギネス世界記録に登録されたこともある,非常に刺激的な唐辛子だ。
原産地は北東インドで、ゴーストペッパー(幽霊の唐辛子)とも呼ばれる。
世界中の激辛料理の愛好家に支持される香辛料の一つだ。
唐辛子の辛み成分「カプサイシン」を多く含み、辛さの度合いを示すスコビル値(SHU)は約100万SHU。
農林水産省によると,タバスコソースが1600~5000SHUなので、とてつもない辛さだ。
専門店に尋ねたところ、唐辛子は食欲増進や塩分摂取の抑制、血行促進、むくみ改善などが期待できるという。
一方で、食べ過ぎると胃腸が荒れたり、血圧が上がって息切れしたりするリスクがある。
専門店は「何でも取り過ぎは良くない。(辛さに慣れるまでは)徐々に辛みを増やすとか、大人数で食べる時は辛さに弱い人に合わせるとか工夫が必要」と指摘する。
食べ過ぎて口の中の辛さを緩和させたいときには,牛乳などの乳製品や、油を含む食べ物を取るのがいい。
カプサイシンには油に溶けやすい性質があるためで、水を飲むのは逆効果という。
消費者庁によると、食品表示基準では辛さについての表示のルールはない。
I商事はホームページで「辛すぎますので、18歳未満の方は食べないでください」「手、指にキズのある方は素手では食べないでください」など10項目の「警告」を記していた。
今回の高校生の救急搬送について、I商事は取材に対し「法律に違反した商品を製造しているわけではないので商品回収はしない」と説明した。
https://mainichi.jp/articles/20240717/k00/00m/040/252000c
2024年7月16日12時32分にYAHOOニュース(RKB毎日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前7時すぎ、北九州市若松区響新港の沖合で、タグボート「五十猛(いたける)」を台船に係留させるため58歳の男性船長が台船に乗り移りました。
男性船長が、台船にタグボートのロープをかけ、係留させようとしていたところ、ロープが右足に絡まり、膝から下を切断したということです。
男性船長は、ボートと救急車で病院に運ばれ、治療を受けているということです。
事故現場では、共同企業体が発注する洋上風力の建設工事に関連する作業をしていたということです。
若松海上保安部は、事故当時、現場にいた人たちに話を聞くなどして、事故の原因や状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dafc7c8097b79b862980ccbb6d43a56e17307b7c
2024年7月15日17時17分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後1時10分ごろ、伊豆市松ヶ瀬の狩野川で、アユ釣り大会の関係者から「男性が流された。意識がないようだ」と消防に通報がありました。
警察によりますと、流されたのは釣り大会で監視員をしていた伊豆の国市富士見の平野さん(74)で、200メートル余り下流で見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
平野さんは、流されたさおを取りに向かった際、何らかの原因で流されたということです。
現場の狩野川は、水深1メートル以上のところもあり、15日は流れや水位はふだんと変わらなかったということです。
当時、ライフジャケットは着用していなかったということで、警察が詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240715/k10014512161000.html
(ブログ者コメント)
個人釣行は別にして、こういった大会ではライフジャケット着用が参加条件・・・と思っていたが、そうではないらしい。
調べてみると、川釣りでライフジャケットを着用すると川に入って釣る場合、身体が浮いてしまったりするので、着用率は低いという報道があった。(下記参照)
しかし、参加者は別にしても、スタッフには啓蒙活動も兼ね、着用させるべきではないだろうか?
(2024年6月27日19時8分 YAHOOニュース;高知放送)
6月1日、高知県内の多くの河川で解禁されたアユ漁。
県内外からたくさんの人が訪れる高知の夏の代表的なレジャーですが、毎年のように釣り人が流される事故が発生しています。
27日は、アユ漁をはじめ、水のレジャーを楽しむために気を付けたいポイントについてお伝えします。
【写真を見る】「磯釣りはほとんどの方がライフジャケットを着けているがアユ釣りは…」水深の錯覚、川底の変化、流される要因は様々 水難事故を防ぐには
・・・
川底の地形は水流によって毎年変化していて、去年浅かった場所が今年も浅いとは限らないといいます。
川の中を移動する際は自身の経験にとらわれず、川底の変化に気を付けてほしいと仁淀川漁協の岡崎さんは話します。
・・・
次に、アユ釣りを安全に楽しむためのライフジャケットについて、高知市の釣具店に聞きました。
川に入るため、体が浮いてしまったり、道具を取り出しにくくなったりと、海での釣りに比べて、アユ釣りでの着用率は低いということです。
フィッシングハヤシ 中平さん:
「磯釣りの場合はライフジャケットを着用するのが普通という世界、ほとんど全ての方がライフジャケットを着けてます。
ところがアユの場合は、炎天下ということと、水の中に入って釣ることが多いので救命具という概念が本当にない」
こうした中、釣り具メーカーは数年前からいろいろなタイプのアユ釣り向けライフジャケットを販売していて、例えば、こちらは非常にコンパクトなのが特徴です。
・・・
海上保安庁によりますと、海では釣り中に転落して救助された人のうち、ライフジャケットを着用していた人の生存率が着用していなかった人よりも1割以上高かった(2018~2022年)というデータもありますし、ライフジャケットの大切さを改めて考えてもらいたいと思います。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/df4cf096d936f4b5142ea8e99c91e657d578a052
2024年7月15日16時27分にYAHOOニュース(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日の午後5時過ぎ、山形県天童市のNDソフトスタジアム山形。
地元のJ2プロサッカーチーム・モンテディオ山形の試合を見ようと、会場には大勢の家族連れが足を運んでいた。
【写真を見る】「ボン!」サッカーJ2会場のガス爆発直後の様子 消し止めたのは2人の非番消防署員(山形)
試合はもちろん、観客の楽しみはスタジアムグルメも。
この日のスタジアムには、山形や隣県の飲食店が自慢の品を提供しようと、キッチンカーやテントなどで出店していた。
「ボン!」
午後5時過ぎ。
当時会場にいた複数の人によると、「グルメコーナーに並んでいたら、ボン!と乾いた音が聞こえた」という。
音は1回。
「最初は、なんだろう?という感じ。ちょっと大きい音だったが、何かが倒れたのかな?ぐらいに思っていた」
しかし、直後にもくもくと煙が上がったという。
周囲の様子については、「おそらく近くにいた人が『係員の方はいませんか?』と言いながら走っていきましたが、それ以外は特にみなさん慌てていなかった」
・・・
警察や消防によると、爆発がおきたのはキッチンカー。
ガスボンベを交換する際に引火したのが原因とみられるという。
この事故では50代と20代のキッチンカーの店員2人が手や顔にやけどを負ったが、命に別状はないとのことだ。
観客にケガはなかった。
消防によると、爆発音を聞き、現場の状況を察してすぐに駆け付けたのは、2人の消防署員だった。
天童市消防本部に勤務し、普段は消火業務や救急業務にあたっているという50代と30代の2人の消防署員。
この日は非番で、地元のチームであるモンテディオの応援をしようとスタジアムを訪れていた。
「消火器をどこから持ってきたのかなど詳細はわからないが、2人がすぐに消火活動にあたった」と消防の担当者。
偶然現場に居合わせた消火のプロが、冷静に対処したという事実があったのだ。
現場には、消火に使われた消火器がいくつも並んでいた。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/e63e42981ea0b45a94550d1a98d41d75192b4381
7月14日19時36分にYAHOOニュース(テレビユー山形)からは、試合は予定通り午後7時から始まった、ボンベから漏れたガスに引火したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後5時ごろ、天童市の県総合運動公園の敷地内にあったキッチンカーの近くで爆発がありました。
中で調理をしていた20代と50代の男性従業員が顔や腕、足などにやけどをしましたが、命に別状はないということです。
観客への被害はなく、試合は予定通り午後7時から始まっているということです。
消防によりますと、ガスボンベから漏れたガスに引火したとみられるということで、詳しい出火原因を調べています。
【写真を見る】J2会場でガス爆発 キッチンカーのボンベに引火か 従業員2人がケガも命に別状なし、観客への被害なし(山形・天童市)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8433949195d172a6e3a776d842be98620018c35c
2024年7月15日15時24分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日、長野県軽井沢町のゴルフ場で男性客がカートと衝突、重傷を負いました。
14日午後2時45分頃、ゴルフ場で2人でプレーしていた東京都の会社役員の男性(81)がカート道を歩いていたところ、背後から来た無人の自動運転のカートと衝突しました。
ゴルフ場の従業員の通報で、男性は病院に救急搬送されました。
右足の骨折などの重傷を負ったということです。
カートはリモコンで動かすことができ、男性が腰に着けていたリモコンを誤って操作してしまった可能性があるということです。
警察が事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99ba7249fb2374d2c7a838fd2c6207eff3c20d72
2024年7月12日22時23分にYAHOOニュース(防災士栗栖氏の寄稿文)から、多数の解説図とともに下記趣旨の記事がネット配信されていた。
明日13日から、7月はじめての3連休がはじまりますね。
しかし残念ながら、九州から関東甲信・東北地方は梅雨前線の停滞によって連続して雨の予報です。
特に西日本では警戒急の大雨のおそれもあり、土砂災害や浸水被害が深刻のようで、同時に怖いのは落雷でしょう。
今回は、雷にスポットを当ててお届けします!
■人体に雷が落ちる「雷撃」の7種類を紹介!
雷が人体に落ちると、命に関わる重大な事故となります。
しかし、人体に雷が直撃しなくても、さまざまな状況で人体に雷の電流が伝わってしまうのです。
ここでは、雷が落ちる7つの種類を紹介しましょう。
■直撃と側撃
落雷が人体に直接落ちる「直撃」は、電流が大量に体にながれるため死亡する確率が高い落雷です。
直撃を受けた場合の死亡率は約70~80%と高く、万が一蘇生術を施さなかった場合の死亡率は、約90%にアップします。
一方で「側撃(そくげき)」は、落雷が直撃した人や木などの物体から、別の人に飛び移る雷のことです。
人が側撃を受けるときには「人⇒人」や「木⇒人」のケースが多いです。
「木の下で雨宿りをしてはいけない」との意味は、この側撃を受けるからで、先の直撃の次に多く死亡率も高い落雷です。
■分岐放電
分岐放電とは上図のように、落雷の電流が途中で分岐して複数の地点に落ちる現象です。
上図では、木に落ちていた落雷の電流が途中で分岐して、少し離れた場所にいた人に流れています。
この落雷も死亡率が高く、高い木の傍などにいると危険であることを示しています。
■誘導電流
雷が近くに落ちたとき、落雷の電流による「電磁誘導」によって、落雷電流と逆方向の誘導電流が流れます。
この現象が起きた場合は、短時間意識を失ったり、めまいや頭痛などの症状に見舞われます。
ただし、これまで紹介した、直撃や側撃のように命に影響なく比較的軽傷で済むようです。
■歩幅電圧
なかなか聞いたことのない単語ですが、地面に接している2点間の電位差が原因で、2点間を流れる電流のことです。
落雷点の近くに立っている人の両足間に電流が流れた場合、ビリビリと電流が流れることを感じるようです。
ことのときの心臓までの通電量は、全電流の0.4%以下といわれており、これにより死亡する危険性は極めて低いため、不安にならなくても大丈夫です。
ただし、腹ばいの姿勢の場合は心臓への通電の可能性が高くなるため、危険性が高くなります。
■爆風
雷が落ちた衝撃で起こる爆風です。
鼓膜が破れるなどの症状が起きますし、状況によっては頭蓋骨骨折や肺・肝臓などの破裂を起こし、死に至るケースもあります。
雷が落ちそうな付近には、立ち寄らないことが大切です。
■コロナ放電
落雷によって、人体から上向きに発生する微小の電流のことです。
症状としては、多くの方が髪の逆立ちを感じたり、頭を打たれたような衝撃を受けたり、瞬間的に意識を失ったり、しびれなどを感じます。
ただし、いずれも軽症でほとんどが早期に回復します。
■「ゴロゴロ」と、雷が鳴ったときの正しい行動
それでは、前述した落雷に合わないために「ゴロゴロ」と雷が鳴ってきた際の、正しい行動を紹介します。
・鉄筋コンクリート製の建物内に逃げる
・自動車の中に逃げる
・避雷設備の施された建物の内に逃げる
■目からうろこ!配電線や送電線の下は安全地帯となる
雷について専門に情報を公開している「雷(らい)ぶらり」では、目からうろこの雷から身を守る安全地帯を紹介しています。
ただし、これらの下でも傘などをさしていると危険です。
■高さ30m以下の電線(主に配電線)の保護範囲
一般的な電柱間の電線の中央部分は、雷から身を守る最適の場所になるようです。
上図では高さを20mとしていますが、一般的に電柱の高さは8m~10mなので、保護範囲の幅は16m~20mとなります。
■高さ30m以上の電線(主に送電線)の保護範囲
このパターンは鉄塔間になるため、障害物が多くなります。
しかし、覚えておくとイザという時に便利です。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0c132b2b235ecacd5eb1ca88b73925b4237e9a19
2024年7月12日11時53分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2023年7月、H工業(本社笠岡市)の総社工場で、クレーンで工作機械を荷下ろし中にチェーンが切れ、1人が腕を切断した労災事故で、岡山労働局倉敷労働基準監督署は、12日、H工業と腕を切断した整備課長の男性(当時55)を労働安全衛生法違反の疑いで岡山地検倉敷支部に書類送検しました。
調べによりますと、工作機械を天井クレーンで吊り上げ、トラックから荷下ろしする作業を行った際、整備課長は、吊り上げた工作機械の上で作業指揮を執っており、労働者を吊り上げて作業させてはならないと定めたクレーン等安全規則に違反した疑いです。
また、工作機械は9.2tの重さがあったのに対し、吊り上げた用具の使用荷重の合計が6.2tしかなく、危険防止の措置を講じなかった疑いです。
さらに、整備課長はクレーンのフックに重い荷物を掛ける「玉掛け作業」の資格を持っていなかった疑いです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47fbd52365beae9d4ddc96b23b07c1eda2a669f2
2024年7月12日11時20分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前6時50分ごろ、兵庫県伊丹市昆陽北1の住友電工伊丹製作所で「塩酸が漏れ従業員が負傷した」と119番があった。
20~30代の男性3人が皮膚の痛みを訴え、病院に搬送された。
県警伊丹署によると、1人が塩酸で鉄を洗浄していたところ、不具合で機械が停止。
2人が補修作業後に再始動させた際、塩酸を注ぐ管が外れ飛び散ったという。
3人は防護服を着ていたが、つなぎ目から塩酸に触れたとみられる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202407/0017875839.shtml
7月12日11時43分にYAHOOニュース(ABCテレビ)からは、機械を補修していたところポンプのつなぎ目が外れた、この工場では5日にも鉄線で首を切り死亡した事故が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、塩酸で鉄を洗浄する機械の補修をしていたところ、ポンプのつなぎ目が外れ、20~30代の男性3人が飛び散った塩酸を浴びたということです。
3人は防護服を着ていましたが、皮膚の痛みなどを訴え、病院に搬送されました。
全員軽症で命に別状はないということです。
警察で事故の原因などを調べています。
この工場では5日にも、30代の男性が鉄線で首を切って死亡する事故が起きていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea13c4e312b69c3fcdf4729a817a6a9d30781fbc
7月12日12時6分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、メッキ加工設備と塩酸タンクを接続しているホースの修理が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によると、工場で作業をしていた20代から30代ぐらいの男性3人が、顔や上半身などに塩酸を浴びましたが、いずれも意識はあるということです。
工場では、メッキ加工設備と塩酸タンクを接続しているホースの修理が行われていて、作業中に塩酸が漏れ、3人に付着しました。
3人とも防護服を着ていましたが、服のつなぎ目から塩酸が皮膚に付着したとみられます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b8f8c5db37c742dd5076b605747a9528e6049cb
(ブログ者コメント)
5日の事故は本ブログでも紹介スミ。
2024年7月12日22時54分に読売新聞から下記趣旨の記事が、写真付きでネット配信されていた。
12日午前3時50分頃、松山市緑町の重要文化財・松山城がある城山の北東側斜面が幅約50メートル、高さ約100メートルにわたって崩れ、木造住宅1棟が巻き込まれて倒壊した。
住人とみられる90歳代男性と80歳代女性、40歳代男性の3人が行方不明になっており、愛媛県警や市消防局が捜索している。
松山地方気象台によると、同市では12日朝までの2日間で、平年の7月の1か月分に相当する213ミリの雨量を観測。
現場は市の中心部で、土砂は近隣のマンションや民家など計4棟に流入した。
被害に遭った15階建てマンションでは、水分の多い土砂が上層階まで跳ね上がったとみられ、7階付近のベランダに流木が引っかかっていた。
7階に住む会社員本田さん(55)は「隣の部屋のベランダに木が突っ込み、アルミ製の手すりがひしゃげていた」と驚いた表情を見せた。
現場の上部では、昨年7月の大雨で、松山城の天守につながる緊急車両用の道路の擁壁が傾いたため、修復工事が行われていた。
市は同9月に擁壁の修復を決定したが、国の史跡内にある道路の修復は文化庁の許可が必要で、許可が出たのは今年5月になってから。
修復工事の準備で6月に山肌の樹木の一部を伐採した後、今月から工事を始め、擁壁の約3分の2を撤去した。
9日夕に土砂の流出を防ぐためにブルーシートをかけていた。
さらに、6月下旬~7月上旬にまとまった雨が降り、緊急車両用の道路の路面に長さ約10メートルの亀裂が入っているのも見つかっていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240712-OYT1T50175/
7月12日21時14分に毎日新聞からは、崩れた部分の形状から考えると流水管理ができていなかった可能性が高いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場の映像などを見た専門家には、今回の災害はどう映ったのか。
愛媛大の防災情報研究センター長を務めるバンダリ・ネトラ・プラカシュ教授(地盤工学)は、現地の地質についてこう説明する。
「砂岩やれき岩といった比較的水を吸収しやすい土壌です」
土砂崩れは、見た目の状況から山の上層部で起きた可能性があるという。
土砂が崩れた部分は、尾根からの谷間のような形状になっている。
このため、ネトラ教授は「雨水が上からだけでなく尾根側の横からも集まってくるような谷地形だった」という見方を示した。
さらに、一般的な山にある沢や渓流など水が逃れる場所がなかったことも影響したと分析する。
市によると、城山公園は「松山城跡」として国史跡に指定されているため、文化財保護法上、土砂崩れの対策を取るのが難しい。
対策に必要な構造物を設置するには文化庁の許可が必要となる。
ネトラ教授は、「流水管理がきちんとできていなかった可能性が高い。人工的な水路などがあれば防げていたかもしれない」と指摘した。
https://mainichi.jp/articles/20240712/k00/00m/040/343000c
7月13日21時2分に読売新聞からは、土砂に埋もれた住人3人は死亡していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
押しつぶされた木造住宅に住む90歳代の男性と80歳代の妻、40歳代の息子の3人が13日、見つかり、死亡が確認された。
市などによると、3人は同日午後、倒壊した木造住宅付近で見つかった。
遺族の意向として、3人の氏名などは公表していない。
捜索活動は断続的に雨が降る中、重機などを使って行われたが、他に行方不明者はいないとして終了した。
現場付近の住民らによると、倒壊した木造住宅に住んでいた家族は数十年前からこの場所で暮らし、近年は足の不自由な両親を息子が介護していたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240713-OYT1T50099/
(2025年1月31日 修正1 ;追記)
2025年1月30日10時47分にYAHOOニュース(南海放送)からは、最終報告書がまとまった、緊急車両用道路を整備したことが直接の影響を与えた可能性は低いと評価されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月12日に松山城の城山で発生した土砂崩れ。
「二度と同じような被害の発生を防止するため」に県が設置し、専門家や国、市などと発生メカニズムの解明を目指して分析を行ってきた技術検討委員会が30日、最終報告を取りまとめた。
それによると、大きなプロセスとして
① 「斜面変形」(クリープ的変形)、
②「土砂流出」(斜面崩壊)、
③「土砂流下」
の過程を経て発生したと推定。
7月12日にはあわせて3回の土砂の流下が起きたとしている。
土砂崩れの“前提条件”ともいえる①「斜面変形」の主たる誘因は「降雨」としつつも、江戸時代以降の軟質な「捨土(すてど)」や巨木をはじめとする「樹木の生長」、そして「緊急車両用道路」の「擁壁・盛土荷重」などが「個別もしくは複合的に影響を与えた可能性がある」と結論づけた。
その上で、松山市が整備した「緊急車両用道路」については、7月12日当日の土砂流出には「起点となるような直接の影響を与えた可能性は低い」としながらも、計算などの結果から「斜面変形に影響を与えた可能性がある」としている。
■道路の擁壁・盛土で「安全率が低下」も
「緊急車両用道路」を整備した2015年以降、2017年から去年まで断続的に路面のクラック(亀裂・ひび割れ)や擁壁の傾倒が発生していることが確認されている。
報告書では、これらの現象は「道路施設の荷重による変形の可能性も考えられる」としつつも、「降雨を誘因」とする斜面変形が主たる要因であると考えるとした。
一方、「緊急車両用道路」の荷重が斜面変形に与えた影響を調べるために委員会が実施した試算によると、考え得る複数の条件下いずれにおいても、斜面や現場の安定性を示す「安全率」が「擁壁・盛土があることで低下」したという。
数値的には4.6%から7.9%程度の「安全率」の低下となるが、これが水の影響を受けた場合の安全率はさらに大きくなり、「満水位」という条件下で試算すると52%~57%減少するとしている。
■斜面崩壊が起きた“2つの可能性”
斜面変形が進行した結果、7月12日午前3時40分頃、土砂流出(斜面崩壊)が発生し、麓の民家やマンションになだれ込んだ。
広く捨土が分布する上流部に位置する35度以上の急傾斜部で、捨土が原形をとどめずに崩落した。
技術検討委員会では、この土砂流出の起点(発生位置)について2つの可能性に絞りんこんだという。
「可能性1」は、上流部の中段部または末端部から流出した土砂が、付近の巨木を巻き込みながら流下した可能性。
「可能性2」は、上流部の末端部で水が集中し、不安定化が進行した斜面で巨木の倒木が発生。崩壊が上方に向けて拡大した可能性である。
いずれも「緊急車両用道路」が直接的に影響した「可能性は低い」としている。
■再発防止に向けて
技術検討委員会は、今後も松山城・城山が抱える課題として、①巨木の存在、②軟質な捨土、③降雨による水の流入の3点を挙げている。
その上で、今後新たに道路などを整備する際は、発生メカニズムを踏まえた設置計画や点検方法などに留意が求められるほか、土砂災害警戒区域の見直しなど検討が必要と指摘した。
また、今回土砂崩れが発生した城山の北東部には、少なくとも5つの谷地形が残るという。
報告書では、被災した今回の渓流以外の調査や対策が求められるとしている。
3人の尊い命が奪われた今回の土砂災害。
技術検討委員会は「亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方が一日も早く日常を取り戻し、今後同様の土砂災害が発生することがないよう強く願う」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d515d20693228916573329c604b65c80dfdeb792
2024年7月11日19時13分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校プールの水が出しっぱなしになり、多額の損害が出る事案が全国で相次いでいることを受け、文部科学省は10日、プールの管理責任を特定の教員に負わせず、組織的に管理することなどを求める通知を出した。
給水を止め忘れてプールの水が出しっぱなしになる事案は各地で起きている。
今年も6月以降、宮城、大阪、東京、石川の4都府県で、少なくとも計約400万円の損害が生じている。
昨年は川崎市教育委員会が約95万円の賠償を校長や担当の教員に求め、校長側が払った。
文科省は通知で、特定の教員が学校プールの管理を任せられ、損害賠償の責任を負う可能性がある中で働く状況は「望ましくない」と指摘。
プール管理は「必ずしも教師が担う必要のない業務」と整理されていることも紹介した。
その上で、教員の負担軽減のために、学校プールの指定管理者制度の導入や民間への委託の検討を求めた。
学校で管理する場合は、教員でない管理員の配置や、自動で給水を止めるシステムの導入、複層的なチェック体制の構築など、特定の教員に任せきりにせず、組織的な管理体制を整えることも求めた。
https://www.asahi.com/articles/ASS7C31YPS7CUTIL02DM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
7月11日12時54分に毎日新聞からは、通知では損害が発生しても校長や教員に賠償を請求しないよう求めているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全国の学校プールで教員が水を止め忘れる事案が相次いでいることを受け、文部科学省が、プールの管理体制を検討するよう求める通知を全国の教育委員会などに出した。10日付。
管理業務の外部委託など教員の負担軽減につながる対策を検討するよう求めている。
通知は「学校プールの管理業務が教師にとって過度な負担につながっている」と指摘。
指定管理制度や管理業務の民間委託、外部のプールの活用といった負担軽減策が考えられるとした。
その上で、ミスで水があふれるなどして水道代の損害が発生しても、校長や教員に賠償を請求しないよう求めている。
学校プールを巡っては、川崎市で2023年、水を出しっ放しにしたミスがあったとして市が教諭と校長に水道代の一部を請求。
今年に入っても横浜市や福島市、東京都江戸川区などでプールの水をあふれさせるミスが判明しており、一部では校長が損害の自己負担を申し出ていた。
https://mainichi.jp/articles/20240711/k00/00m/040/072000c
2024年7月11日11時42分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県川越町の建築資材メーカーの工場の敷地に石こうボードの廃材が埋められていることがわかり、県は廃棄物処理法に違反する可能性もあるとみて調べています。
【動画で見る】「悪臭がする」と苦情…埋められた“石膏ボードの廃材” 建築資材メーカーの工場敷地内に 硫化水素を検出
川越町の建築資材メーカー「チヨダウーテ」によりますと、今年5月ごろ、工場の敷地内に石こうボードが埋められていたことが県の指摘をきっかけにわかり、詳しい経緯を確認しています。
県によりますと、4月下旬に工場周辺の住民から悪臭がすると苦情が寄せられ、調査の結果、硫化水素が検出されました。
検出された硫化水素は人体に影響のない濃度ということですが、埋められた石こうボードが発生源になっている可能性があるということです。
チヨダウーテは今後、ボーリング調査をするなどして埋められた量や経緯を特定するとしていて、県は廃棄物処理法違反にあたる可能性もあるとみて調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eef2aed68a08fb8b855a923f3e994ea0c1138ba1
7月12日付で伊勢新聞からは、埋められているのは20年ほど前に別の工場から持ち込まれた石膏ボード、ボード材料の硫酸カルシウムが反応して硫化水素が発生したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石こうボードの製造を手がける建築資材メーカー「チヨダウーテ」は11日、四日市工場(三重県川越町)の敷地内に廃棄物が埋まっている疑いがあると、ホームページで明らかにした。
同社によると、四日市工場北西側の資材置き場で、石こうボードとみられる物が埋められていることを6月に確認した。
20年ほど前、別の工場から持ち込まれたとみられる。
一方、4月には工場の近隣から「悪臭がする」との通報が県に寄せられていた。
県が調査したところ、工場付近の側溝で硫化水素を検出。
人体に影響がある濃度ではないという。
県は、硫化水素が発生した原因を調べるよう同社に要請した。
石こうボードの材料とされる硫酸カルシウムや紙が地中で反応し、硫化水素が発生した可能性があるとみている。
同社は先月上旬、今回の事案に対応するための危機対策本部を社内に設置した。
来月上旬にも工場の敷地内でボーリング調査を実施し、埋められた量や経緯などを特定する方針。
https://www.isenp.co.jp/2024/07/12/113252/
7月11日19時38分にNHK三重からは、人体に影響が出る濃度の硫化水素が測定された場所もあった、石膏ボード廃材が大量に埋められているらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
会社によりますと、通報を受けて県が調査した際に、この工場の周辺で一般的に人体に影響が出るとされる濃度を上回る硫化水素が測定された場所もあったということです。
県は具体的な濃度は明らかにしていませんが、今のところ、周辺の住民などで体調不良を申し出た人はいないということです。
会社では工場の敷地内に2004年ごろに、硫酸カルシウムを含んだ石こうボードの廃材を大量に埋めたことがあるということです。
県の調査では石こうボードとみられる廃材の一部も確認されていて、今後、廃材の量や硫化水素の濃度との因果関係などを詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20240711/3070013290.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。