2024年11月21日6時40分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島市は20日、ごみ出しのルール違反が深刻化しているとして、悪質な違反には、ごみ袋を開封して出した家庭などを特定できるよう市条例を改正する方針を明らかにした。
開封調査の条例化は県内初といい、来年3月の施行を目指す。
同市では、分別ルールや収集日を守らない、事業ごみを家庭ごみとして出すといった違反報告が相次いでおり、2023年度は約9000件に上った。
ごみ袋に違反シールを貼って回収しない対応にとどめてきたが、効果が乏しく、条例で対策を強化することにした。
廃棄物処理に関する条例の改正案には、適正なごみ出しを市民の責務として明記。
悪質な違反に対し、市職員がごみ袋を開封して排出者を調査する規定を設ける。
特定できれば改善勧告を行い、従わない場合には違反者の氏名や事業所名などを公表する。
木幡市長は、同日の記者会見で「マナーに基づかない排出、違法な排出をしている人に、きっちりと是正をしていただくための仕組みが必要だ」と説明。
分別の徹底でごみの減量につなげる狙いも強調した。
条例改正案は来月2日に開会する市議会12月定例会に提出する。
可決されれば来年1~2月に住民説明会を開く。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241121-OYT1T50005/
(ブログ者コメント)
同様の条例を他に制定している自治体がないか調べたところ、京都市や千葉市などで制定している模様。
ただ、制定後に改善されたかどうかや、日本語が理解できない外国人への周知方法などの情報は見つからなかった。
(2024年12月1日 修正1 ;追記)
2024年11月29日6時50分にNHK福島からは、改善を求めるシールを貼っても1週間放置され続けたゴミ袋を一般の人がいない市の施設で開封するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島市では、適切に分別せずに出された家庭ごみや、家庭用の集積所に出された飲食店の生ごみなど、ルールを守っていない違反ゴミが昨年度9240件確認されました。
ほとんどのケースで排出者がわからず、対応にかかるコストや衛生環境の悪化が課題になっているということです。
このため、市は、違反ゴミの調査を行い、排出者に直接指導するための条例を制定する方針を決め、28日開かれた有識者会議で条例案が了承されました。
条例案では、改善を求めるシールを貼っても一週間放置され続けたゴミ袋は開封して調査を行い、排出者を特定して直接指導を行うこと、同一人物による違反が繰り返し確認された場合は勧告や氏名の公表も行うことなどを盛り込んでいます。
また、袋の開封は一般の人がいない市の施設内で行うとしています。
市は来月開かれる議会に条例案を提出し、可決されれば来年3月の施行を目指すとしています。
福島市は「開封調査の制度化により市民の意識を高め、ゴミの減量につなげたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20241129/6050028090.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。