2024年11月18日17時56分にYAHOOニュース(山梨放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北杜市の乗馬施設で18日、4歳の女の子が餌やりをしていた馬に指を噛み切られました。
警察は業務上過失傷害の疑いも視野に詳しい事故の原因を調べています。
【写真を見る】4歳の女の子が馬に右手中指の先端をかみ切られる 乗馬施設でエサやり体験中
事故が起きたのは北杜市小淵沢町の乗馬施設「Y」です。
警察によりますと、18日午後2時10分ごろ、神奈川県藤沢市から家族3人で訪れていた4歳の女の子が馬に餌やり体験をしていたところ、右手中指の先端を噛み切られました。
施設スタッフが近くで指導をしていましたが、他の業務で現場を離れた十数秒の間に指をかまれたということです。
この施設では小さな子どもが餌やりをする時はスコップの使用を推奨していましたが、女の子は手で直接、餌やりをしていました。
事故を受け、施設は「ご心配とご迷惑をおかけした。再発防止に努めていきたい」とし、当面の間は餌やり体験を中止するということです。
警察は業務上過失傷害の疑いも視野に詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae35b2bc1f646ab9e70b259429c89dca849cb91f
11月19日28時14分にTBS NEWS ;UTY)からは、馬は咀嚼力が強いので噛みちぎることは可能だが故意に嚙むような危険な一面をもっているわけではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日、山梨県北杜市の乗馬施設で馬にえさやりをしていた4歳の女の子が指先を馬にかみ切られる事故がありました。
馬の診療も行う獣医師に馬のアゴの力の強さなど聞きました。
事故に遭ったのは神奈川県の4歳の女の子で、北杜市にある乗馬施設「Y」で馬のエサやり中に右手中指の先端を噛みきられました。
馬の噛み切る力はどれほど強いものなのでしょうか。
馬の診療も行う甲府市の野村獣医科の野村努獣医師に話を聞きました。
Q.馬の噛む力はどれぐらいあるのでしょうか?
野村獣医師:
「草をちぎって飲み込むための押し潰す力はかなりあると思います」
「昔から“牛飲馬食”っていうくらい馬はよく食べる。大体馬の体重の2%ぐらいは1日に普通に食べます。それだけ食べなきゃいけないから、消化器官として咀嚼(噛み砕く)力がすごく重要になってくる」
「(植物の繊維の主成分となる)セルロースは、本来であれば消化分解はなかなか難しい。だから咀嚼して砕かなきゃいけない。何度も咀嚼して飲み込むので、その分、アゴも発達して、強くなっている」
野村獣医師によれば、人間の指ほどの硬さのものであれば、馬のあごの力で噛みちぎることは可能ですが、普通の馬が故意に人の指を噛むような危険な一面を持っているわけではないといいます
野村努獣医師:
「(今回の事故に関しては)馬の状況と性格がわかりませんが、本来であればおとなしいはず。それに(人間に)慣れてるし。通常ではそういう事故は滅多にないとは思いますけどね」
「例えば小さいお子さんが指を食べ物をそのつまんだ状態であげてれば、食べ物と一緒にパクッてやる可能性はありますよね」
「手を広げて、手の上に(エサを)乗せて、馬の口に持っていく。小さい子どもの小さな手でも広げていれば大丈夫だと思います」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/1563123?display=1
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。