







2014年6月19日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月18日16時16分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前1時40分ごろ、宇部市小串の宇部興産宇部ケミカル工場から「希硫酸が海に流出した」と118番があった。
海保などによると、劇物の希硫酸を保管しているタンク(容量6000ℓ)の亀裂から、約5000ℓが構内の排水路と排液をためる終末処理槽の貯蔵プールを通って、海に漏れ出した。
宇部興産によると、タンクは強化プラスチック製。
検知器の数値の変動で、社員が異常に気付いた。
その後も流出が続く恐れがあったため、貯蔵プールに水酸化ナトリウムを入れて中和。
流出は午前3時ごろまでに止まった。
けが人はなく、魚などへの被害は確認されていないという。
海保などは、亀裂の原因について調べている。
同工場ではナイロン原料などを製造するほか、工業薬品として希硫酸や硝酸を生産している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140619ddlk35040342000c.html
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061801001387.html
2014年6月16日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月17日8時9分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
さいたま市浦和区の市立常盤小学校で5月12日、6年生家庭科の調理実習授業で、児童が洗剤を食用油と誤認して使用し、一部の児童が食べていたことが16日、分かった。
市コンプライアンス推進課が同日に発表した5月の事務処理ミス、事件、事故の発生状況で明らかになった。
市教育委員会指導1課によると、家庭科の主任教諭が6年生の授業前に、各調理テーブルに洗剤を小分けして入れたポンプ式容器を準備。
このクラスの授業を担当した家庭科の専科教諭が、ポンプ式容器の中身を食用油と誤認したまま指導し、調理を行ったという。
調理後にフライパンを洗った際、誤使用に気付いた。
児童36人のうち、11人が味見などで少量を口にしたという。
同校は誤って食べた児童の自宅を訪問し、状況説明と健康確認などを行ったが、被害報告はなかったとしている。
同校は発生当日、市教委に事故を報告。
市教委は翌13日、コンプライアンス推進課に事故を届け出たが、個別の発表は行わなかった。
発表しなかった理由について指導1課は、「状況確認に時間がかかったのと、健康被害がなかったため」と釈明。「容器を移し替える際には内容物がわかるようにするとともに教員の連絡を密にすることを徹底していく」とコメントした。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/06/17/03.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140617-OYT1T50028.html
2014年6月17日付で読売新聞大阪版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
建設現場での転落死亡事故を減らそうと、大阪労働局が今年度、現場で作業員が使う安全帯の正しい利用法を広める取り組みを始めた。
「命綱GO活動」と名付け、装着時の基本動作などを訴えている。
安全帯は、腰にまくベルトと命綱になるロープ、支えになるものに固定するフックなどでなる安全器具。
同労働局によると、昨年、府内の建設現場で発生した死亡事故は、前年より5件多い21件。
高所からの転落・墜落は7割近く(14件)を占め、うち13件では安全帯が使われていなかった。
労安法では、高さ2m以上で作業する際も、足場などがあれば着用義務はないが、「安全帯は重要。現場に理解してもらおう」と判断したという。
同活動は「命つなごう」との語呂合わせで、「命綱 使って つなGO 大切な命」がスローガン。
朝礼で着用状況を作業員同士で確かめ合うなど、事例を記したチラシを1万部作製し、府内の建設会社などに配布している。
長谷工コーポレーションが大阪市西区で進めるマンション(46階建て)建設現場でも5月下旬、同労働局大阪西労基署の職員が工事用エレベーターの検査に訪れ、安全帯の着用状況を確認していた。
大阪労働局安全課は、「ちょっとした手間をかけることで、命を守ることができる。現場全体で意識を高めてほしい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20140617-OYTNT50043.html
2014年6月17日2時7分にmsn産経ニュース静岡から、『橋とトンネル点検義務化に静岡の自治体悲鳴 「予算も人手も足りない」』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
平成24年12月に中央自動車道笹子トンネルで発生した天井板の崩落事故を受け、今年7月からすべての橋やトンネルで5年に1度の点検が義務化される。
だが、道路の大半は地方自治体が管理しており、点検を行う市町の道路管理者からは「予算も人手も足りない」と悲鳴が上がっている。
橋やトンネルなどの道路インフラは、高度経済成長期に建設が集中したため、今後、加速度的に老朽化が進行することが指摘されている。
国交省道路局によると、築造年数が50年以上経過した橋の割合は、昨年4月時点では全体の約18%だったが、10年後には約43%にまで急増する見込み。
実際に全国の市町村が管理する橋では、ケーブルの損傷や橋桁の腐食が原因で通行止めとなった事例が過去5年間で倍増しており、「目に見える“高齢化”が進行している」という。
また、全国に約70万ある橋のうち、地方自治体が管理する橋は約52万橋と全体の4分の3以上を占めており、点検を実施する自治体の負担は大きい。
県内でも、点検の義務化を前に県や各市町の道路管理者らが一堂に会し、「第1回県道路メンテナンス会議」を開催。
笹子トンネルの事故を受けて行われた緊急点検では、静岡、浜松の2政令市で橋梁点検の実施率が2割に達していないなど、厳しい現状が報告された。
また、従来は双眼鏡を使った遠望目視による点検が主だったが、今後はすべての橋やトンネルで「打音検査が可能な距離まで近づく」近接目視が義務化される。
県が管理する約3千の橋でも、これまで近接目視を実施したのは全体の2割未満にとどまっており、県道路整備課の原課長は、「技術系の職員がおらず、財政規模が小さい市町にはかなりの負担になる」と顔を曇らせる。
負担増は小さな市町だけでなく、政令市にとっても共通の悩みだ。
約6千の橋を管理する浜松市では、政令市への移行に伴い、県から国道などの管理を移譲された。
同市では、交通量の多い道路を優先的に点検してきたものの、長さ15m以下の橋のうち約4400橋が未点検のままとなっている。
点検は業者に委託してきたが、同市道路課の森下課長補佐は、「委託で業者に発注できる数には限界がある。自ら点検のできる職員を育てていくしかない」と話した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140617/szk14061702070002-n1.htm
一方、6月16日15時0分に毎日新聞からも、関連記事が下記趣旨でネット配信されていた。
笹子トンネル崩落事故を受けて全国で行われている橋の一斉点検で、部材の落下など老朽化による事故のおそれがあると判定された橋は約1万基に上ることが、国交省の調べで分かった。
点検対象の橋のうち、2割は未実施で、危険性がある橋は増える可能性がある。
点検は全国の約44万基の橋を対象に、管理者である国、地方自治体、高速道路会社がそれぞれ実施。
鋼材の腐食や亀裂、ボルトの緩み、コンクリート材のひび割れなどを、統一したマニュアルに沿ってチェックしている。
今年3月までに約36万基の点検が完了。
このうち1万178基は、部材が落下するなどして人的被害が出るおそれのある状況と判定された。
地方自治体が管理する橋が1万143基を占める。
国交省の調べによると、全国の橋の18%は建造から50年を超える。
10年後にはそれが43%に達するという。
国が定める鉄筋コンクリートの建物の耐用年数は50年で、橋などインフラの寿命も50年程度とされている。
国交省の担当者は、「橋の修繕にかかる費用や人手の不足が、自治体の課題になっている」と話している。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140616k0000e040162000c.html
2014年6月19日付の毎日新聞宮城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後8時半ごろ、仙台市宮城野区の廃棄物処理会社「S社」の中間処理施設で、敷地内のマンホール内部に男性が倒れているのを社員が発見し、119番した。
男性は派遣社員(65)で、同僚らに引き上げられたが、間もなく死亡が確認された。
警察は、作業中に誤って転落した可能性があるとみて調べている。
警察によると、男性が倒れていたのは産業廃棄物を一時貯蔵するタンクの底で、直径約60cmのマンホール入り口から約5m下になるという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20140619ddlk04040328000c.html
6月19日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、終業後に男性の車が駐車したままなのを不審に思った同僚が、男性が働いていた貯留槽を確認し発見した。
男性は、1人でホースでアイスクリームに水をかけ、貯留槽に流し込む作業をしていたという。
2014年6月18日付で朝日新聞高知全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後6時ごろ、高知市円行寺の塗装工場から出火。鉄骨平屋建ての同工場約300m2が全焼したほか、周囲の工場や倉庫など4棟が類焼した。けが人はなかった。
警察によると、塗装工場では火災発生前、作業員1人が塗装を乾かす作業をしていたという。
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年6月18日付の高知新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
消防などによると、火元の作業場では、家具や内装品の塗装を行っており、この日も夕方まで、複数の作業員が作業していた。
出火時は、男性1人が、塗料用ドライヤーで椅子を乾かしていたという。
現場は、ファミリー温泉湯川の南西約300m。
周囲に人家はないものの、破裂音がしばらく続くなどし、完全に消し止められるまで約4時間40分かかった。
2014年6月17日21時55分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月18日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後2時半過ぎ、館林市の東武伊勢崎線館林駅の構内で工事をしていた作業員から、「同僚が作業中に感電した」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、会社員の男性(23)が意識のない状態で倒れていて、男性は太田市内の病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡した。
警察などによると、男性は午前9時半ごろから、館林駅の構内で8人で高圧線の接続工事を行っていたが、作業中に高圧線に触れて感電したという。
東武鉄道によると、この事故で列車に最大で2時間近くの遅れが出て、上下線合わせて24本が運休し、およそ2000人の乗客に影響が出たという。
警察では、当時の状況や事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065297161.html?t=1403038116315
6月18日付の上毛新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
東武鉄道によると、古くなった高圧線の取り換え作業では、電気を止めない。
男性は感電を防ぐ長靴や手袋を装着した状態で作業を進めており、安全基準は満たしていたという。
東武鉄道HPには、事故時の状況について、6月17日付で下記趣旨のお知らせが掲載されていた。
高圧配電線改良工事に伴い作業中の請負工事会社の作業員1名が、高圧配電線(交流6600Ⅴ、駅の照明、エスカレーター等の設備に電気を供給)に接触した。
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/94cebf76ce2f25bc89b118e3f8dd667d/140617.pdf?date=20140617205558
2014年6月17日付で鹿角きりたんぽFMニュースから、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
6月18日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後0時20分ごろ、小坂町小坂鉱山字尾樽部の小坂製錬で火災が発生し、ベルトコンベヤーの一部などを焼き、約1時間10分後に鎮火が確認された。けが人はいなかった。
現場は、会社事務所の北西約100mの新炉と呼ばれる10階建ての施設で、携帯電話やパソコンの基盤などから金や銀などを抽出している場所。
警察などによると、屋外にあるベルトコンベヤーで搬出される鉄くずが、通常はされるはずの冷却が行われない状態でベルトコンベヤーに載ってしまったとみられるという。
ベルトの一部約50m2が焼け落ちたほか、建物の外壁が広い範囲で焦げた。
異常を知らせる警報音が鳴り、従業員が監視モニターで確認したところ、炉の排出口から約1300℃の鉄くずが漏れ出し、長さ26.5m、幅2mのベルトコンベアーに燃え移って、全体から炎と煙が立ち上がっている状態だったという。
出典URL
http://fm791.net/fmnews/1406174-2/
2014年6月17日23時44分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月17日18時52分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時50分ごろ、東京メトロ東西線の門前仲町~茅場町間にあるトンネル換気室から煙が発生し、トンネル内に一時煙が充満した。
このため、東西線の一部区間で運転を見合わせ、約4時間20分後の午後3時10分ごろに全線での運転を再開した。
乗客約12万4千人に影響が出たが、けが人はいなかった。
東京消防庁が出火原因を調べている。
東京メトロによると、換気室内で作業員が照明を点検中、換気用送風機のモーター音が通常より大きいことに気付き、いったん電源を切り、点検終了後に再び送風機の電源を入れたところ、煙が出たという。
ファンのモーターが若干燃えたが、駆けつけた消防隊によって消し止められた。
門前仲町と茅場町の両駅には消防車や救急車計39台が出動し、一時騒然となった。
東京メトロ広報担当は、「今回のような送風機の発煙トラブルは初めて」とし、長時間にわたる運転見合わせを陳謝した。
東京メトロでは、昨年6月にも丸ノ内線赤坂見附駅構内で送電ケーブルの一部が焼けるトラブルがあり、4時間余りにわたって一部区間で運転を見合わせた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140617/dst14061723440003-n1.htm
http://mainichi.jp/select/news/20140617k0000e040285000c.html
6月18日付で朝日新聞東京西部版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トンネル上部にある換気室で、送風機(縦4m、横3m、高さ4m)から煙が出た。
送風機は、トンネル内の空気を外へ排出している。
作業員が蛍光灯の点検のために送風機の電源を切り、再起動させたところ煙が出た。
作業員が消火器で消火し、消防が出動した。
モーターの発熱がおさまるまで時間がかかったという。
送風機は、東西線開業時の1972年に設置された。
同社は、同様の送風機を緊急点検している。
2014年6月18日7時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月18日付で岩手日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岩手県大槌町は17日、復興事業の請負業者が工事の際に水道本管の元栓を誤って閉め、全世帯の7割近い3200世帯で断水したと発表した。
町水道事業所によると、断水は16日午後4時頃に発生。
浸水地域の盛り土工事で、新たに作った水道管の検査をしようとして、水が通っている本管のバルブを思い違いで誤って閉めてしまったという。
断水は17日午前2時頃に解消されたが、高台の地区では午前10時頃まで水が出にくい状態が続いた。町は給水袋(6ℓ入り)180袋を配布。
17日午前に碇川町長が復興事業を請け負う都市再生機構の担当者らを役場に呼び、再発防止を申し入れた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140617-OYT1T50193.html
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140618_1
(ブログ者コメント)
○なにを、なぜ、どう思い違いしたのだろうか?
肝心なところの情報が伝わってこないのは、もどかしい限りだ。
○たかがバルブの閉め間違いと、軽く考えてはいけない。
過去にはバルブの閉め間違いがキッカケとなり、大事故が起きた事例もあるのだ。
あれは、今から40年ほど前のことになる。
山口県徳山市の化学工場でエチレン装置が3~4日にわたり炎上した事故があったが、そもそもの発端はバルブの閉め間違いだ。
閉め間違いによるトラブル対応の最中に異常反応が起き、大事故になってしまった。
その後、何のバルブか識別表示されるようになったこともあり、その種の事故は減ってはいるが、かの事故を他山の石とし、バルブ操作は慎重に。
2014年6月16日19時40分に青森テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月16日19時1分にNHK青森から、6月16日17時11分にFNNから、6月16日14時33分にmsn産経ニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
深浦町の沖合いで操業中の漁船に雷が落ちて、漁業男性(46)が海に転落した。
海保などによると、男性は、きょう午前9時過ぎ、深浦町北金ヶ沢漁港から北におよそ3kmの沖合いで漁船に乗って底建網を引き上げていたところ、雷が落ち、そのはずみで海に転落した。
男性に雷が直撃したと見られている。
一緒にいた父親がまもなく男性を救助したが、意識はなく、午後7時10分に死亡が確認された。
男性は、救命胴衣を着用していた。
漁船を確認したところ、雷によるものと見られる破損はなかったが、男性には感電によるやけどがあるという。
親子が乗っていた「輝栄丸」が所属する新深浦町漁協では、他の漁業者にも注意を呼びかけるとしている。
当時、現場付近は朝から雨が降り続いていて、短時間で複数の落雷も発生していた。
地元の漁師は、「(今まで漁船に雷が落ちたことは?)ないない。覚えている限りではない」と話した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085248791.html?t=1402950676317
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00270669.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140616/dst14061614330006-n1.htm
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年6月17日付の東奥日報紙面に、当時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
海保などによると、男性は事故当時、海に仕掛けていた底建網を回収する「網揚げ」作業のため、船首側にいた。
父親が、雷鳴と「ドン」という音、振動を感じ、船首方向を見ると、男性が海に転落していた。
病院の医師は、男性が感電したとみられる皮膚のただれた痕を確認したという。
同日朝、同漁港沖合で操業中だった漁業者(47)は、「西側の洋上から徐々に雷が近づいてきた。稲光がはっきり見え、怖くなったので早めに漁を切り上げた」と話した。
2014年6月17日20時46分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
16日午前7時半頃、山口県光市浅江3のJR山陽線島田~光駅間で、周南市の廃棄物処理会社の資源ごみ収集車(3.5トン)が市道から約1.5m下の線路に滑り落ちた。
列車との接触はなく、収集車を運転していた男性(37)にけがはなかった。
警察などによると、収集車は線路と並行する市道脇の駐車場から発進するところだった。
取材に対し男性は、「ブレーキが利かなくなり、(道路ののり面を)滑り落ちた。この収集車を運転するのは初めてで、サイドブレーキの位置も知らなかった」と話しており、警察が原因を調べている。
現場にはガードレールはなかった。
JR西日本広島支社によると、事故のため、柳井―徳山駅間の上下線で計6本が運休、計6本が最大で約2時間半遅れ、乗客約2000人に影響が出た。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140616-OYT1T50133.html
6月17日付の朝日新聞山口東版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は取材に対し、「ブレーキがきかずパニックになった」と話していた。
6月17日付の毎日新聞山口東版からも、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本広島支社によると、東広島市の白市駅発下関駅行きの普通列車(乗客約400人)が直前で停車、けが人はなかった。
警察などによると、駐車場からごみ収集車を出した際に、市道を横切ってのり面から約1.5m下の線路内に落ちた。
男性は現場で取材に対し、「ブレーキの操作を十分知らなかった」と話した。
同社によると、男性は中型、大型の運転免許を持っており、今月採用した。
ごみ収集車の運転は、今回が初めてではないとしている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140617ddlk35040515000c.html
(ブログ者コメント)
上記3記事から推測するに、『フットブレーキがきかなくなった、サイドブレーキのかけ方を知らなかった』ということかもしれない。
(2014年7月8日 修正1 ;追記)
2014年6月17日付の山口新聞紙面に、当時の状況に関する、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
収集車は、幅約6mの市道に出ようとして停車することができず、市道を横切って転落したらしい。
線路手前に金網やガードレールはなかった。
当時、乗員乗客計約400人の下関行きの電車が光駅に向かって走っていた。
事故後、収集車の運転手(37)が近くの踏切に設置された非常ボタンを押し、線路内の信号が赤に変わったのに気付いた電車の運転士が停車した後、徐行で進んでいたところ、転落した収集車を見つけたという。
運転手は、この収集車を運転するのは初めてだったという。
「ブレーキが利かなかった」と話している。
2014年6月16日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月16日8時57分にmsn産経ニュースwestから、6月16日11時39分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時50分ごろ、姫路市十二所前町の市道で、街路灯に固定していた同市の放置自転車対策を啓発する木製看板(縦約2m、横約1m、重さ約15kg)が倒れ、歩いていた母娘(70歳、47歳)に当たった。
2人は、頭や右足に打撲の軽傷を負った。
市建設総務課によると、看板は昨年10月に設置。
上下2カ所に釘を打ち、針金を巻きつけて固定していたが、針金が外れたという。
同課は、風にあおられたとみている。
市は事故を受け、約40カ所の同種の看板を調べ、針金を締め直した。
同課は、「設置後、点検していなかった。市民にけがをさせてしまい申し訳ない」、「今後、設置方法に問題がなかったか調べる」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140616/waf14061608570009-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140616-OYT1T50040.html
2014年6月15日21時39分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月16日付で下野新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前2時5分頃、宇都宮市大谷町の採石場跡の空洞内で、映画の撮影中だった女性アイドルグループ「Ⅾ組.inc」のメンバー5人と撮影スタッフ5人の計10人が、気分が悪いと訴えて病院に搬送された。
10人は18~43歳の男女で、一酸化炭素(CO)中毒とみられる。いずれも軽症。
警察発表によると、現場は、建材などに使われる大谷石の採石場跡で、14日午前9時頃から撮影を始め、照明用の電源としてガソリンを燃料とする発電機3台を動かしていた。
警察は、発電機の排ガスによるCO中毒とみて調べている。
当時、空洞内にはスタッフら48人がいた。
映画は、テレビ朝日と東映が昨年公開した「S魔女学園」の第2弾。
テレビ朝日は、「撮影中の安全には十分注意しておりましたが、こうした結果となり、深く反省しております。今後なお一層、安全管理を徹底してまいります」などとのコメントを出した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140615-OYT1T50085.html?from=ycont_top_txt
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20140616/1627090
一方、6月16日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
採石場跡の観光資源化に取り組む関係者は、迷惑顔だった。
現場は、大谷市の採石場跡地を観光資源として公開する「大谷資料館」から南へ約1kmほど離れた場所で、同資料館とは無関係。
資料館オーナーの大久保さんは、「うちの坑内では発電機は使わせず、坑外から電気を引いており、安全管理は徹底している」と強調した。
(ブログ者コメント)
今回の空洞がどの程度の大きさだったかは不明だが、48人も中にいたことから考えると、結構広い空洞だったのかもしれない。
しかし、仮にいくら広かったにしても、17時間も発電機3台を動かしっ放し?にすればCO濃度が上がってしかるべし・・・という気がする。
この点、「大谷資料館」のやり方に学ぶべきだった。
閉所で発電機やエンジンを動かすなどしていてCO中毒になった事例は過去に数多くあり、本ブログでも、以下などの事例を紹介済。
2014年3月3日掲載
釧路市の水産加工場でカニゆで中に7人が軽度のCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3704/
2013年8月20日掲載
新見市の食肉工場で冷蔵室の床をガソリン燃料の機械で剥がしていて7人がCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3144/
2012年1月24日掲載
北名古屋市でマンホール内にエンジン付き排水ポンプを入れて作業中に6人がCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1265/
2011年6月5日掲載
別海町の水産加工場でホタテ運搬用フォークリフトの排ガスで13人がCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/453/
※他の事例は、「CO中毒」などのキーワードでブログ内検索が可能。
2014年6月14日2時3分にmsn産経ニュース福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原子力発電は13日、経産省総合資源エネルギー調査会が先月30日に示した原子力の安全性に関する提言を踏まえ、自社独自の安全性向上策を取りまとめた。
安全文化を組織内で根付かせながら継続的に改善するため、自社員らの行動を数値化し、評価する。
原電によると、数値化にあたっての具体的な基準などは、今後、設置する予定。
原電は、「定性的・定量的な指標を導入することで改善状況を『可視化』し、安全文化の不断の改善につなげていく」などとしている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140614/fki14061402030003-n1.htm
(ブログ者コメント)
6月13日付で原電のHPに、『当社における「原子力の自主的かつ継続的な安全性向上への取り組み」について』というタイトルのプレスリリース(6ページ)が掲載されていた。
それによれば、原電では、以下の5項目などに継続的に取り組んでいくとのこと。
1.可視化による安全文化の不断の改善
2.パフォーマンス改善モデルの導入
3.確率論的リスク評価を含めたリスク情報の活用の強化
4.第三者的な原子力安全監査機能の強化
5.緊急時対応の強靭化によるレジリエンスの向上
ブログ者注)レジリエンス;回復力、復原力といった意味で使っている模様。
http://www.japc.co.jp/news/press/2014/pdf/260613.pdf
2014年6月15日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月15日11時11分に福島放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後3時20分ごろ、本宮市梶内で、会社役員の男性(55)が社員と2人でパワーショベル(約20トン)をトラックの荷台に積み込む作業中、パワーショベルの下敷きになった。
男性は、駆け付けた救急隊員によって死亡が確認された。
警察によると、事故当時、男性はパワーショベルを運転して、大型トラックの荷台に積み込む作業中だった。
積み込み後、突然トラックが運転席側に傾き、パワーショベルから脱出したが、荷台からパワーショベルが転落し、その下敷きになったという。
出典URL
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201406151
2014年6月15日0時2分にテレ朝ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月14日20時15分にNHKさいたまから、6月15日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後2時40分ごろ、戸田市の交差点で「信号機を倒してしまった」と、下水道工事の関係者から通報があった。
警察などが駆け付けると、信号機が柱ごと倒れ、乗用車のフロントガラスを直撃していた。
運転していた女性(44)が割れたフロントガラスで両腕を切り、軽傷。
また、倒れた柱とともに落ちてきた電線がバイクを運転していた男性(33)に当たり、男性が首をけがした。
事故当時、現場では下水道移設工事のため、重機などを使って信号機の周りの歩道を最大で約1.6m掘り返していたということで、警察は、作業の手順に問題がなかったか、工事関係者から話を聞くなどして、詳しく調べている。
出典URL
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000028851.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106731651.html?t=1402780767761
2014年6月14日21時26分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時35分ごろ、さいたま市大宮区吉敷町の「M安田生命大宮吉敷町ビル」で、エレベーター内で塗装作業をしていた男性2人が倒れているのを同僚の男性(40)が発見し、ビルの清掃員が119番通報した。
2人はいずれも埼玉県戸田市の塗装会社経営のSさん(46)と同社の塗装工Tさん(46)で、救急隊員が駆け付けたときは死亡していた。
警察によると、Sさんら2人は同日午前8時半ごろから、8階に停止したエレベーター内で内壁の塗り替え作業をしており、液状の剥離剤を使って古い塗料を剥がしていたという。
2人に目立った外傷はなかった。
警察は、剥離剤などから有毒物質が発生し吸い込んだ可能性もあるとみて、詳しい死因を調べる。
午後から作業を手伝う予定だった同僚の男性がエレベーターの扉が閉まり、呼びかけにも返答がなかったため、扉をこじ開けたところ、2人が倒れていた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140614/dst14061421260010-n1.htm
(ブログ者コメント)
閉所での塗装作業において、換気は基本のはず。
それなのに、なぜ扉が閉まっていた?閉めていた?のだろうか?
その理由を考えてみるに、扉の内側の塗料を剥がすため、ちょっとぐらいの間なら大丈夫だろうなどと考え、扉を閉めて作業していた・・・そんなことも考えられる。
もしそうだったとすれば、考えが甘かった、危険予知が足りなかったことになる。
ただ、仮に有機溶剤中毒だったとしても、よほどの高濃度でない限り、瞬間的に倒れたとは考え難い。
早く作業を済ませて扉を開けようと一度に大量の剥離剤を塗った?
原因は定かではないが、それにしても、気分が悪くなった時に扉を開けるとか、非常用連絡ボタンを押して救助を求めるなど、できなかったのだろうか?
2014年6月13日19時2分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前10時10分すぎ、天草市楠浦町にあるクルマエビの養殖場で、この養殖場を運営する会社の社員Wさん(17)が水中に沈んでいると、一緒に潜水の練習をしていた会社の幹部から通報があった。
Wさんは、およそ20分後に救助されたが、意識不明の重体。
警察によると、Wさんは午前10時ごろから、会社の幹部と一緒に、ボンベなど潜水具をつけて養殖場に潜る練習をしていたという。
クルマエビの養殖場はすり鉢状になっていて、Wさんは、最も深い水深2mから3mの養殖場の底に沈んでいたという。
警察によると、一緒に潜った会社の幹部は、事前の点検では潜水具に問題はなかったと話しているということで、警察は、当時の状況について詳しく調べている。
URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005200391.html?t=1402692418064
(2014年7月1日 修正1 ;追記)
2014年6月23日19時48分にNHK熊本から、18歳未満の人に潜水業務させたとして社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
天草労基署が調べたところ、17歳の社員は、いけすの底にたまるヘドロを取り除く作業に従事するために潜水訓練を受けていたことがわかり、同署は、18歳未満に禁じられている危険な潜水業務をさせたとして、養殖会社と社長を労働基準法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、天草市楠浦町の養殖会社「T水産」と社長の男(34)。
男性社員は、潜水器具の不具合でおぼれたものと見られ、一時、意識不明の重体で入院したが、現在は意識が回復し、快方に向かっているという。
同署の調べに対し会社側は、「法律で禁止されていることを知らなかった」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005429051.html?t=1403524967065
(ブログ者コメント)
快方に向かっているということで、タイトルも一部修正した。
(2014年7月5日 修正2 ;追記)
2014年6月14日付の熊本日日新聞に、以下の補足的記事が掲載されていた。
警察によると、男性と社長は、それぞれ酸素ボンベなどを装着して潜水の練習をしていた。
交代で潜っていた社長が、水底に沈んでいる男性に気付いたという。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。