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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年9月10日付で、朝日新聞和歌山版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海南市で、7月、太陽光発電パネル設置中の男性が民家の屋根(高さ約6m)から転落死した事故で、労基署は、9日、設備工事会社の男性従業員(43)を、被疑者死亡のまま、労安法違反容疑で書類送検した。
また命綱を着けさせるなどの転落防止措置を怠った疑いがあるとして、同社も書類送検した。



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2011年9月10日付で、中国新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午後0時10分ごろ、広島市の中国新聞ビルで「数人が『気分が悪い』と訴えている」と、119番通報があった。
防水工事で使った塗装剤から異臭を伴う化学物質が発生したとみられ、同ビルに入居する団体職員3人が病院に搬送された。

消防などによると、同日午前11時ごろ、同ビル9階ベランダの防水工事で使った塗装剤を作業員がエレベーターで1階に運ぶ際、直径約20cmの容器内で化学物質スチレンが発生。ふたが溶けて気体が外部に漏れた。8階でエレベーターの扉が開き、周辺に広がったという。
8階にいた団体職員たち6人がめまいなどを訴え、うち搬送された女性2人と男性1人が病院で一時、治療を受けた。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□スチレンは、ポリパテの粘度調整用に使う溶剤ということだろうか?
□なぜ蓋が溶けたのか、本当に溶けたのかを含め、臭気が広がった経緯が、上記の記事ではイマイチ不明だ。
たしかにスチレンは臭気がキツイが、置きっ放しでもない直径20cmの容器の蓋が開いたくらいで、6人もがめまいを訴えるほどフロアーに充満するとは、ちょっと考え難いのだが・・・。




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2011年9月10日19時36分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東日本大震災の際、町田市の「コストコ多摩境店」の駐車場スロープが崩落して10人が死傷した事故で、運営するコストコホールセールジャパンが「建築確認を行った設計図とは異なる方法で施工された」と町田市に説明したことがわかった。
同社が5月中旬から設計会社に調査を依頼し、判明したという。

市によると、建築確認を行った段階の設計図では、立体駐車場とスロープの床は一体だったが、施工段階で、その間に排水溝が設けられ、別の構造になっていたという。
同社は市に「本体駐車場とスロープに対し、別々の力が働いた可能性がある」と説明。この施工の問題が事故につながった疑いがあるという。

店舗は2002年に完成。事故後、市は建物の構造計算書などを調べたが、建築基準法上の違反などは確認されなかった。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

事故当時の状況を伝える記事、写真は下記参照。
     ■■■



(2011年9月14日 修正1 ;追記)

2011年9月10日付で、朝日新聞夕刊(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

崩落したスロープを支える柱と梁の接合部6ケ所が破断しており、その接合部の金属製プレートが壊れたものとみられる。
耐震基準以下の5弱で崩落し、設計や施工に問題があった可能性もあることから、市や警察はコストコ側の調査を注視している。




(2011年9月19日 修正2 ;追記)

2011年9月14日付で、朝日新聞東京西部版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

コストコ側によると、本体とスロープでは、スロープのほうが剛性の高い構造だった。 このため、地震発生時に本体がスロープよりも大きく変形し、接合部が破断したという。

また、本体とスロープの床が連続した作りではなかった。 このため、揺れで生じた力が床や接合部を通じてスロープに集まったとみられる。

コストコ側が市に行った説明では、建築確認を行った段階の設計図では、本体とスロープの床は一体だったが、施工段階では、その間に排水溝が設けられ、別々の構造だった。
設計と施工に食い違いがあった点について、コストコ側は「相違に関する指示などが関係者間でなされた記録は確認できていない」と説明している。




(ブログ者コメント)

施工業者の手抜き工事だとばかり思い込んでいたが、「施工段階では間に排水溝が設けられ・・・」という表現から考えると、あるいは、施主側がコストダウンか何かの目的で設計変更を指示あるいは承認した可能性もあるのかもしれない。




(2012年4月26日 修正3 ;追記)
 
2012年4月21日7時0分にmsn産経ニュースから、設計不十分で立件する方向という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この事故で、スロープなどに耐震強度上の設計の欠陥があり、崩落を招いた疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁捜査1課は、業務上過失致死傷容疑で設計士らを立件する方針を固めた。
東日本大震災をめぐる建物の倒壊や崩落事故で刑事責任が追及されるのは、初めてのケースとなる。

 
スロープについては建築基準法で、震度5強程度でも損傷がほとんど発生しない設計を求められるが、震災当日、震度5弱で崩落している。
建物は平成14年の完成で老朽化していなかったとみられることから、捜査1課は、基本的設計や耐震強度の計算段階で崩落の可能性を予見できたにもかかわらず、設計が不十分なまま建物が施工に移され、崩落したとみている。
 
捜査関係者によると、捜査1課の検証の結果、2階部分が駐車場になっている店舗の耐震強度は、外壁に沿って設置されたスロープに比べて低かったことが判明。
震災の際、揺れ方が大きく違った結果、接合部に破断が生じ、スロープが崩れ落ちた可能性が高いことが分かった。

また、14年1月に町田市に提出された建築確認のための設計図では、スロープと、店舗2階と屋上の駐車場をつなぐ出入り口3カ所の床が一体の構造とされていたが、実際には排水溝が設けられ、数cmの隙間があったことも判明。
捜査1課は、この構造も崩落の一因になったとみて、市に提出された設計図と、実際の設計・施工が異なっていた経緯についても調べる。

市側によると、施工までに設計を変更する申請はなく、建物の建築状況を確認する中間検査や、完了検査などの際も、変更に関する説明はなかったという。

                

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120421/crm12042107010005-n1.htm
 


(2012年5月16日 修正4 ;追記)
 
2012年5月11日3時17分に毎日新聞から図解付きで、設計図どおりに構造計算が行われていなかったことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この事故で、「構造計算」にミスがあった可能性が高いことが捜査関係者などへの取材で分かった。
構造計算した建築士が設計図(意匠図)とは異なる計算をしたため、十分な耐震強度が確保されずに建設されたとみられる。


警視庁は業務上過失致死傷容疑で、一連の設計に関わった建築士ら数人の立件を検討している。
東日本大震災を巡る建物の崩壊で刑事責任が問われれば初のケースとなる。


構造計算は、地震などに対して建物の強度を確認するために行うもので、建築士が設計図などを基に、必要な鉄筋の本数や柱の太さなどを割り出す。
構造計算書は市役所などへの建築確認申請の際、必要書類として提出が義務付けられている。


関係者によると、設計図ではスロープと建物本体の床との隙間には排水溝が通り、6基の金属製プレートなどで接合される構造になっていた。
しかし、構造計算をした建築士は、建物とスロープの床がコンクリートで一体化しているとの前提で計算を実施し、接合部近くの梁に耐震性の高い部材が使われなかったという。


実際の接合部分は設計図通りに02年8月に完成し、強度不足を抱えたまま、接合部分が破断しスロープが崩落したとみられる。

設計図を作製した設計事務所なども、構造計算と設計図との不整合に気付かなかった。
警察は、正しく構造計算されていれば、建物の耐震性は確保され、事故は避けられたとみている。


構造計算を担当した建築士は、毎日新聞の取材に「建物とスロープの床は一体と思っていた。排水溝の存在も知らなかった」と説明。
一方、設計図を作製した設計事務所の社長は「当初から排水溝を入れていた。建築士も図面を見れば分かったはず」と話す。
設計段階で、構造計算した建築士が途中交代したこともあり、警察は、担当者間で情報共有や確認が徹底されなかった疑いがあるとみている。


当時、町田市内の揺れは震度5強〜5弱で、周囲の建物に目立った被害はなかった。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120511k0000m040123000c3.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
原因判明に応じて、タイトルも変更した。





(2013年2月22日 修正5 ;追記)

201321685分に朝日新聞から、関係者が書類送検されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警視庁は、設計に落ち度があり、スロープと建物本体の接合部の強度が不足していたとして、設計に関わった1級建築士4人を月内にも、業務上過失致死傷容疑で書類送検する方針を固めた。


東日本大震災では建物の崩落で多くの人命が失われたが、刑事責任が問われるのは初めてとなる。
警視庁は、関係者への聴取や設計資料の分析から人災と判断した。


捜査関係者によると、書類送検される4人はいずれも1級建築士。同店の設計を担当し、施工状況を確認する工事監理者だった東京都の設計会社長(71)、耐震強度を算出する構造計算を担当した都内の建築事務所代表(65)、石川県の建築事務所代表(66)ら。


同店は、店舗や駐車場がある建物本体と、その外壁に設置されたスロープとで構造が異なっていた。
警視庁は、構造が異なる建物本体とスロープとで揺れ方に大きな差が生じ、接合部分が破断したことが、崩落の主因と判断した。


01年12月に町田市に提出された当時の設計図では、建物本体とスロープはいずれも、柱と梁に加えて鉄骨の筋交いが入った「ブレース構造」を採用していたが、翌年2月、本体部分だけが、筋交いがなく工期が短い「ラーメン構造」に設計し直された。
この変更の直前、構造計算の担当者が、都内の建築事務所代表から石川県の建築事務所代表にかわっていた。


警視庁は、構造計算を引き継いだ2人の建築士の情報交換や、設計会社長らによる監督が不十分だったことが、接合部分の強度不足につながったとみている。


同店は2階と屋上が駐車場で1階が店舗。スロープは国の耐震基準に基づき震度5強程度の中規模地震に耐える設計が求められていたが、震度5弱の揺れで崩れ落ちた。


出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY201302160008.html

 




(2013年3月17日 修正6 ;追記)



2013
382358分にmsn産経ニュースから、関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


警視庁捜査1課は8日、業務上過失致死傷の疑いで、構造計算を担当した石川県の設計事務所代表(66)ら1級建築士の男4人を書類送検した。
震災による建築物の崩落事故で刑事責任が追及されるのは初めて。

送検されたのは、都内の設計事務所代表(65)、都内のデザイン設計会社社長(71)、同社の元社員(60)。
捜査1課によると、元社員は「私にも責任はあると思う」と容疑を認め、他の3人は否認している。
 

容疑は、安全注意義務を怠り、地震の揺れに対して強度が不足したスーパーの構造を設計、駐車場につながるスロープを震災で崩落させ、下敷きになった2人を死亡、6人を負傷させたとしている。


捜査関係者によると、構造計算の担当者が途中で交代し、店舗や駐車場のある建物本体と、外壁に設置されたスロープが異なる構造になった。
地震による両者の揺れ幅に大きな差が生じ、負荷に耐えられなかった接合部が破断したのが崩落の主因とみられ、捜査1課は構造の変更が工期の短縮やコスト削減が目的だったとみている。


巨大地震や大型台風など予測困難な「天災」に伴う建築物の崩落事故で、過失責任が問われるのは極めて異例だ。
だが、捜査1課は工期短縮やコスト削減を狙って急に構造が変更されていた点を重視。建築士同士の連携不足も影響した「人災」だったと判断し、立件に踏み切った。
将来的に首都直下地震の発生も危惧される中で、安全管理の面で警鐘を鳴らそうとする意味合いも強いものとみられる。

 

関係者によると、コストコ多摩境店は都内のデザイン設計会社が工事監理者で、構造計算は都内の設計事務所が担当。
当初は建物本体とスロープの双方で、柱と梁の骨組みに筋交いを入れる構造にする予定だった。
しかし、施主のコストコ側が平成14年1月ごろ、「工期短縮とコスト削減のため構造を変える」と主張。コストコ側は、石川県の設計事務所に構造計算のやり直しを求めた。
この結果、建物本体だけ筋交いのない構造に変更された。


この構造で地震が起きると、本体とスロープで揺れ方が大きく異なり、接合部に大きな負荷がかかる。
こうした認識が、交代した建築士同士で共有されず、欠陥を見逃したまま工事が進められた疑いが強い。
店舗は14年8月に完成し、予定通り9月に営業を開始した。


石川県の設計事務所代表は、産経新聞の取材に対して「間違ったことはしていない」と弁明。
だが、捜査幹部は「震災は予測困難な天災だったが、崩落は明らかな設計ミスが原因。工期の短縮やコストダウンを図った結果が事故を招いた可能性があり、他の事故とは性格が違う」と指摘する。


捜査の早い段階で、構造の欠陥は判明したものの、立件には2年を要した。
背景には、将来的に首都直下地震などの大規模地震が予想され、同様の崩落事故で死傷者が出た場合に「モデルケース」になる可能性があるという事情があった。


平成7年の阪神大震災では、崩落事故などで刑事責任が問われたケースはない。
17年の地震で仙台市の屋内プールの天井板が崩落し、35人が負傷した事故でも、揺れ止めの金具が設置されていない不備が判明したが、宮城県警は落下との直接的な因果関係は確認できなかったとして立件を見送っている。


こうしたことからも、捜査1課は、第三者の1級建築士など専門家の鑑定や検証を繰り返し、立件の可否を慎重に検討。ようやく立件にこぎ着けたという。


震災後も耐震対策が不十分なままの建築物は、決して少なくない。
国交省によると、昨年9月時点で、地震などによって天井崩落の恐れのある500m2以上の大規模空間がある施設は、全国で2832件に上る。調査結果が未報告の施設も1753件あった。


過失事故に詳しい日大の船山泰範教授(刑法)は、「人の生命を預かる建物には、地震や津波などがあっても、大きな被害に拡大しないような防止策を用意する管理責任がある。今回の立件は、社会をより安全なものに変えるため、われわれが考える新たなステップになる」と話している。 


出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130309/crm13030900000010-n1.htm


また
201339150分に毎日新聞からは、「構造計算担当者、急な設計変更で混乱」というタイトルで、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

業務上過失致死傷容疑で書類送検された建築士の社長らへの取材では、コ社側の突然の設計変更で現場が混乱し、構造計算を担当した2人の間で情報が共有されないまま作業が進められた実態も浮かぶ。建築士らは「急な変更が事故の背景にある」と主張する。

関係者によると、最初の建築確認を受けた翌日の02年1月9日、コ社は突然、設計変更を指示。
スロープは、耐震性を高める筋交いのある構造だったが、本体は筋交いを外して柱とはりで支える構造に変わった。
構造計算の担当は、豊島区の社長(65)から石川県の社長(66)に引き継がれた。

コ社は、設計変更の理由として「コストダウン」と「工期短縮」を挙げた。
2月の着工を前に、構造計算は「約10日で仕上げるしかなかった」(石川県の社長)。
一方、豊島区の社長は「補助役」として石川県の社長を手助けしたが、意思疎通は不十分だった。

致命的だったのはスロープと建物本体の接合部分。
石川県の社長は双方を一体として構造計算したが、実際はスロープと本体はつながっていなかった。
豊島区の社長は、「石川県の社長にはつながっていないと伝えたが、結果としてそれを前提とした構造計算になっていなかった。必要な情報はコ社から伝わっていると思った」と話す。
一方、石川県の社長は「つながっているものだと思っていた」と説明する。
接合部分を含め、構造計算に必要な書面が石川県の社長に届いていなかった疑いもある。


コ社は構造計算に直接関わっていないため、立件は見送られた。

構造計算ミスを見逃したとされる港区の社長(71)は「計算に誤りがあったのは確かだが、混乱を招いたコ社の対応にも問題がある」と話す。
捜査関係者は「コ社に道義的責任もある」としながらも「設計変更があってもプロとして建築士の仕事を果たすべきだった」と指摘する。
コ社の代理人弁護士は毎日新聞の取材に、「コメントできない」としている。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130309k0000e040217000c.html  

 




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2011年9月11日付で毎日新聞東京版から、また10日23時38分に南日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後2時55分ごろ、鹿児島県の九電川内原子力発電所の2号機タービン建屋地下1階から出火。火は間もなく消し止められたが、男性作業員2人が軽いやけどを負った。
定期検査などのため1、2号機とも原子炉は停止しており、放射能漏れなどはないという。

九電によると、けがをしたのは協力会社の西日本プラント工業の社員(37)とサンシン工業の社員(28)。
出火当時、2人は復水器から蒸気発生器に水を送る「復水ブースターポンプ」を分解。1人が部品の一部に噴霧器で揮発性の石油系溶剤を吹きかけて洗い、もう1人が近くでポンプのボルトを金属製ブラシで手入れしていた際に、2人の作業場を仕切るビニールシート約1m2が燃えた。

ビニールシートの近くに溶剤を入れたトレイがあり、消防は溶剤が気化して引火した可能性があるとみている。


出典URL ■■■
             ■■■



(ブログ者コメント)

静電気が原因だった可能性が高いが、これだけの情報では、どこで放電が起きたかを推定することはできない。
まさか、ゴム手袋をして溶剤を吹きかけていたとも思えないし・・・。




(2011年9月18日 修正1 ;追記)

2011年9月15日22時20分に南日本新聞から、16日1時49分にMBS NEWSから、また16日付で毎日新聞鹿児島版と読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

九電は15日、気化した石油系洗浄液の気体に、静電気で発生した火花が引火したのが原因とみられると発表した。

九電によると、現場は高さ約1.5mのビニールシートを1.5m四方に張り巡らした作業エリア。
男性作業員(28)1人がエリア内で石油系の洗浄液を復水ブースターポンプの部品の筒状フィルター(直径約8cm、長さ約20cm)に噴霧器で吹き付けていた最中に火事が起きた。

現場に火の気はなく、化学変化で発火を引き起こす物質も使用していなかった。
洗浄剤は揮発性が高く、エリア内にはプラスチック製の椅子やビニールシートなど帯電しやすい物があったことから、九電は、洗浄液が気化してエリア内に滞留、静電気で発火したと推定した。
シートやプラスチック製のいす、噴霧器などから静電気が発生した可能性があるという。
作業員は「突然、ボッと火がついた」と話しているという。
作業員の服装や作業手順は守られていたといい、静電気が発生した原因は不明という。

九電は
(1)揮発性の低い洗浄液への変更
(2)作業エリアの換気改善
(3)帯電防止シートや防炎シートの使用
(4)作業着などから静電気を取り除いたりする
など再発防止策を取る。
同日、国と県、薩摩川内市に火事の原因と防止策を報告した。


出典URL■■■
           ■■■
           ■■■
           ■■■


(ブログ者コメント)

□静電気発生原因について色々検討したが特定はできなかった、ということだろう。
□ただ、下記2点が気になるところではある。
①どこで「ボッと火がついた」のか?フィルター付近か?火がついた近くにあったものが帯電していた可能性が高いのだが・・・。
②人体やフィルターなどは、アースされた状態になっていたのだろうか?




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2011年9月9日付で、朝日新聞広島版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後1時20分ごろ、庄原市の中国自動車道尾道松江線のトンネル工事現場で、作業員(35)がショベルカーに轢かれ、約1時間後に死亡した。

現場は、雲南市吉田町から掘り進めているトンエルの入口から約2.8km付近。
警察によると、被災者はトンネルの発破で発生する土砂などを集める作業をしていたという。
警察と労基署が事故原因を調べている。



(ブログ者コメント)

おそらくはしゃがんだ姿勢で土砂を集めていたのだろう。
先日もコメントしたが、作業車に轢かれる典型的なパターンだ。
作業者、運転者、監督の3者ともにご用心を。



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2011年9月9日付で、毎日新聞和歌山版と朝日新聞和歌山版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

和歌山河川国道事務所は、8日午前11時20分ごろ、和歌山市にある紀の川大堰の魚道ゲートを動かす装置のホース1カ所が裂け、潤滑油が流出したと発表した。
最大で約400ℓの油が流れた可能性があるという。
定期点検中に油圧が低下、確認したところ発見した。

ホースはゴム製、直径3.5cmで、劣化が原因とみている。
大堰から600m下流で油が縦10m、横2mにわたって浮いているのを見つけ、吸着マットなどで回収した。


出典URL■■■


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2011年9月8日20時59分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後5時半ごろ、目黒区の首都高建設工事現場で、作業中の作業員(35)が制御を失ったホースで頭を強打して意識不明の重体となり、間もなく死亡した。
他に23~48歳の男性4人が軽傷。警察で詳しい状況を調べている。

警察などによると、地下部分にホースでコンクリートを流し込む作業が終了した直後、何らかの原因でホースの結合部分が外れ、作業員が跳ねたホースで体を強打したり、高圧で飛び散った生コンクリートを浴びたりしたという。

現場は、大橋ジャンクションと大井ジャンクションをつなぐ建設中の品川線で、地下道換気施設の整備工事が行われていた。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□9日4時31分にNHK首都圏からネット配信されていた記事では、ホースが外れた時の状況が、以下のように報道されていた。こちらの情報のほうが正しそうだ。


地上のポンプ車からパイプで4メートルほど下の配管にコンクリートを流す作業を終えて配管からパイプを外したところ、突然、パイプが制御できなくなった。
パイプの中に残っていた圧力で制御できなくなったとみられるという。


□ホースが暴れてけがした事例は、本ブログにも紹介しているが、金沢市の出初め式での事故が記憶に新しい。


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2011年9月8日20時45分に、msn産経ニュース宮城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後2時ごろ、宮城県大崎市の民家にある作業小屋の屋根を張り替えていた板金工(53)が乗っていた屋根のはりが折れ、約3m下のコンクリート製の床に転落。全身を強く打って搬送先の同市内の病院で間もなく死亡した。
警察によると、ヘルメットをかぶっていなかった。はりは老朽化して折れやすくなっていたという。
警察で詳しい作業状況を調べている。


出典URL■■■


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2011年9月7日20時8分にNHK青森から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

八戸市の主要な水道管の一部に腐食が多数確認された問題で、八戸圏域水道企業団は、これらの腐食が腐食性の強い土壌と電気が流れることによって生じる「マクロセル腐食」という複合的な原因で起きたと結論づけた。
漏水事故につながる可能性が高い1点2kmの水道管を、平成26年度以降にすべて入れ替える計画。

市では去年12月、昭和52年に敷設された直径1mの水道管の3か所で、腐食が多数見つかり、一部は13mmの管の厚さが3~4mmしかない危険な状態だったため、企業団は3月上旬までに、腐食が見つかった3か所すべてを特殊な部品で覆う補強工事を終えた。
しかし、その後、同じ年代に敷設した地区の6か所を追加調査した結果、1か所では深刻な腐食が進んで管の厚さが4mm程度しか残っておらず、今後7年ほどで穴があいて漏水事故につながる可能性が高いことがわかった。

企業団は、腐食の原因について
  □敷設場所は、以前は水田であり、水分が多いことなど腐食しやすい土壌であった
  □管をつなぐステンレス製のボルトから鋳鉄製の管に電気が流れて金属が腐食する「マクロセル腐食」が複合的に生じた
と結論づけた。




(ブログ者コメント)

□マクロセル腐食の概要は下記。一昔前には、単に電池腐食と呼ばれていたものだ。 

局部電池腐食(ミクロセル)は、アノードとカソードが渾然としているが、アノードとカソードが分離して規模の大きい腐食電池を形成して腐食を生じることをマクロセル腐食という。
土中に埋設された給水管やガス導管が、鉄筋コンクリート製建物に貫入する場合、配管が鉄筋と接触する可能性がある。 コンクリート中の鉄筋は不働態化し電位は高い。そのため有効なカソードとして作用し、土中の鋼管がアノードとなって著しく腐食される。
これを防止するため、絶縁パイプ、あるいはスリーブを用いて鉄筋との金属的接触を避ける方法、マグネシウム陽極を用いて電気防食を行う方法である。
通気性の異なる土壌中を貫く配管では、酸素濃淡電池機構により、通気性の悪い部分がアノードとなって腐食される。


出典■■■


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2011年9月7日11時38分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午前10時25分ごろ、千代田区の科学技術館5階でガス爆発があり、「けが人がいる」と119番通報があった。
警察によると、5階イベントホールで41歳と47歳の男性作業員2人が天井の水漏れ工事中、配水管と間違えてガス管を電動のこぎりで切断し、漏れたガスに引火して爆発したという。2人は顔などをやけどして重傷。
7日は休館日だった。 同館の女性職員は「突然、ボンという大きな音がして、警報器が作動した。詳しい状況を確認している」と話した。


出典URL■■■


(ブログ者コメント)

水道管や排水管と間違えてガス管に穴を開け爆発したという話は、しばしば聞くところだ。
間違えるのを防止するため、ダブルチェックとか対象配管のマーキングなど、いろいろと対策が取られていると思うが、今回、どこでミスしたのだろうか?



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2011年9月7日10時20分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午前2時半ごろ、神戸市の4階建てビルからタイルとモルタル製の外壁(厚さ約15cm)が、幅約4m、高さ約50cmにわたり落下、前の歩道と車道に破片が散らばった。けが人はなかった。

警察によると、落下したのは4階部分で、ほかにも落下する恐れがあり、現場付近で警察官が交通規制した。

ビルは空き家で、老朽化し落下した可能性がある。
現場はJR元町駅の南約400mで、ビル向かい側には競馬の場外発売所がある。ビルに隣接する駐車場の利用者が音に気付き、近くの交番に届けた。


出典URL■■■


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2011年9月8日0時14分と1時46分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午後10時50分ごろ、浜松市の南を飛行中の那覇発羽田行き全日空140便(ボーイング737―700型機)が約1900m急降下し、女性客室乗務員2人が軽傷を負った。

トイレのため離席した男性機長(64)が操縦室に戻る際、男性副操縦士(38)が、ドアの鍵を開けるつまみと間違え、機体の左右方向の向きを調整する「方向舵調整スイッチ」のつまみを左に回したため、機体が左に傾き降下したという。 ほかの乗客乗員115人にけがはなかった。

国交省は事故につながる「重大インシデント」と判断し、運輸安全委員会は8日、航空事故調査官3人を羽田空港に派遣する。

操縦室ドアの鍵を開閉するつまみは、左右の操縦席の間の操作盤にあり、「方向舵調整スイッチ」の左斜め隣に位置していて形も似ている。
機長からの合図で、鍵のつまみを左に回して解錠するはずが、副操縦士は誤って「方向舵調整スイッチ」を左に目いっぱい回した。

当時は自動操縦中だったが、自動操縦中でも「方向舵調整スイッチ」は操作できるという。
副操縦士が機体の姿勢を立て直し、機長は自分で鍵を開け戻った。 


出典URL■■■
            ■■■



(ブログ者コメント)

産業現場でも、ヒューマンエラーを起こさないよう、操作スイッチの色とか配列を工夫することがある。
飛行機でも、操縦用のスイッチとそうでないスイッチは、別の操作盤に設置できないのだろうか?スペースがないことは承知しているが・・・。




(2011年9月30日 修正1 ;追記)

2011年9月28日20時37分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日、機体が一時左側に大幅に傾き、ほぼ裏返しの状態となってらせん状に約1900m降下していたことが、運輸安全委員会の調査で分かった。
乗客112人にけがはなかったが、6人が体調不良を訴えていた。

委員会は大惨事につながる恐れがあった事態を重視し、さらに調査を進める。
重大インシデントの状況は、同日開かれた定例会見で委員長が明らかにした。委員長は「(機体は)ほとんど背面飛行といえるまでひっくり返った」と指摘した。

 委員会がフライトレコーダーを回収して解析したところによると、6日午後10時50分ごろ、トイレのため席を外していた機長がコックピットに戻ってきた際、副操縦士がドアの解錠スイッチと間違えて尾翼にある左右の方向舵を調整するスイッチを操作した。
機体は少し右に傾いた後、左側に最大131.7°傾斜。同時に機首も左に35°下向きとなった。
約1万2500m上空を航行中だった機体はらせん状に大きく旋回しながら約30秒間にわたり約1900m急降下。右側の主翼が上になり、機体は自らの重力を支えられず、ほぼ裏返しになった。

この際、機内では最大で地上の2.68倍の重力がかかっており、最高速度は国の制限値(マッハ0.82)を超える同0.828に達していたという。
副操縦士が機体の体勢を立て直し終えたとき、機首は当初の進行方向とはほぼ反対になっていたとみられる。

乗客にけがなかったことについて、委員長は「深夜のため乗客がシートベルトをして着席しており、重力で体が(シートに)押さえつけられたことが幸いしたのでは。ジェットコースターと同じ原理で遠心力がかかった状態」などと話した。

運輸安全委はさらに調査を進め、原因についての報告書を公表する方針。


出典URL■■■


 
(2012年1月27日 修正2 ;追記)
 
2012年1月24日5時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
 
この問題で、操作ミスをした副操縦士(39)がスイッチの配置を同じB737の旧型機と勘違いしたとみられることが、国交省関係者らへの取材で分かった。

出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201201230649.html
 


 (ブログ者コメント)
 
これは、設計が悪い。
別の機種ならまだしも、同機種でスイッチの配置を変えるなど、ヒューマンエラーを誘発してしかるべしだ。

 

 
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2011年9月6日付で、毎日新聞兵庫版ならびに朝日新聞兵庫阪神版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午後0時10分ごろ、「大阪チタニウムテクノロジーズ」尼崎工場で、チタン粉末の貯蔵タンク(直径約1m、高さ約3mの円筒形)が爆発。
縦約1m、横約60cmにわたって破損したほか、タンクがあった鉄骨スレート葺き平屋建ての建物(約130m2)の壁や屋根の一部が吹き飛んだ。けが人はなかった。

警察によると、当時はタンク内のフィルター交換作業中で、中に残ったチタンを酸化させるため、真空のタンク内に空気を少しずつ入れる作業をしていた。
何らかの原因で空気が大量にタンク内に入り、チタン粉末と反応して爆発を起こしたとみられる。

同社によると、工場ではチタンの粉末を作っているという。 爆発時、作業員は昼休みで現場にいなかった。


出典URL■■■ 



(ブログ者コメント)

記事から推測するに、タンク内の酸素濃度を一定範囲に保ちながらチタンをジワジワと酸化させていたものが、空気が入りすぎてチタンが想定以上に燃え、爆発に至ったことが考えられる。



   Keyword ; dust explosion , accident



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2011年9月6日付で、朝日新聞兵庫但馬版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

豊岡市の出石文化会館で、2日、天井の電球が割れ、落ちた破片で客席にいた高校三年生3人が腕や肩などに軽いやけどをする事故があった。

市によると、高校文化祭の公演直前の2日午後1時ごろ、高さ約15mの天井に埋め込んである500Wのハロゲン電球1ケが突然破裂。落下防止用の強化ガラスも割れ、熱を帯びた破片が落下して3人に当たったという。
客席には生徒約250人がおり、公演は中止された。

 同市は31ケ所の電球を全て交換。電球の製造元に破裂原因の調査を依頼している。



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2011年9月6日15時21分にmsn産経ニュースから、同日20時6分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日正午ごろ、練馬区の都営アパートで、点検作業中のエレベーター付近で爆発が起き、作業に当たっていた「日本エレベーター製造」の男性作業員(26)が顔などにやけどの重傷。別の男性作業員(25)も腕などに軽いけがを負った。

警察などによると、2人はエレベーターの異常音の原因を調べるため、同日午前9時ごろから作業。
事故当時は、エレベータを1階に停止させ、1人がエレベーターの下に入って部品の交換作業をし、もう1人が内部で点検作業をしていたという。

エレベータの下に入って作業していた26歳の男性作業員は、「たばこに火を付けようとしたところ爆発した」と話しているという。
警察は、点検作業で有機溶剤を使い、揮発性の高いガスが充満しているところにたばこの火が引火したとみて、詳しい事故原因を調べている。


出典URL■■■
           ■■■



(ブログ者コメント)

□「たばこの火が引火」と報道されているが、正確には、「たばこに火をつけようとした時のライターかマッチの火が引火」と書くべきだろう。
□しかし、そもそも、仕事中の現場でたばこを吸おうとしたこと自体が信じられない。4S、5S活動が徹底されない職場では、いつか事故が起きる・・・・そんなことを教えてくれる事例だ。



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2011年9月6日20時23分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午前10時55分ごろ、銚子市で、屋根瓦工事業の男性(70)が木造2階建て住宅の2階屋根から転落、胸などを強く打って病院に運ばれたがまもなく死亡した。
警察は、男性が東日本大震災で壊れた屋根を修理しようと、覆われていたブルーシートを外そうとして、バランスを崩したとみている。命綱はつけていなかったという。


出典URL■■■


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2011年9月5日2時11分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後1時10分ごろ、磐田市のヤマハ発動機本社工場で、同社社員(23)が機械に体を挟まれた。肋骨を折る重傷だが命に別条はないという。
警察によると、バイクの製造ラインでエンジンの部品に穴を開ける作業をしていたが、機械が急に停止したため確認していたところ、機械が動き出して挟まれたという。


出典URL■■■


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2011年9月4日12時37分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午前5時55分ごろ、東名高速道路の足柄サービスエリア(下り)で、建物内の天井のかけらが落下。1階の休憩所で椅子に座っていた女性(49)の頭部などに当たった。女性は両腕にかすり傷のけが。

警察などによると、落下したのは約30cm四方の石膏ボードで、砕けた状態で落ちたという。
警察は、台風12号の影響で天井に雨水が入り込み、石膏ボードが重みに耐えきれず落下した可能性があるとみて、原因を調べている。


 出典URL■■■


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2011年9月3日付で、朝日新聞三河版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

豊橋労基署は、2日、T社と社長(63)ならびにT社に産業機械の設置を発注した機械設置工事会社の社長(58)を、労安法違反(労災隠し)の疑いで書類送検したと発表した。

発表によると、T社の従業員(当時57)が、昨年6月8日、田原市の金属製品製造の工場で金属を洗うための水槽(深さ約1.1m)に転落し、右足のかかとを骨折するなどして約2ケ月入院した。
しかし社長は、機械設置工事会社の社長と共謀して労災を届け出なかった疑い。容疑を認めているという。

T社は2次請負、機械設置工事会社は1次請負。いずれも「元請業者に知られると、今後、発注がなくなる恐れがある」と話しているという。




(ブログ者コメント)

建前から言えば、届け出るのが当たり前。
しかし、元請の立場に立てば、工事現場で事故が起きると工期が遅れるので、過去に事故を起こした会社への発注は極力見合わせたい、といったことが背景にあるのかもしれない。
この意味、「安全第一」はお題目ではない。経営上からもMUSTで取り組むべき課題だ。



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2011年9月1日付で、朝日新聞京筑版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

31日午後2時35分ごろ、苅田町の車部品リサイクル業「N金属工業」の作業場から出火。鉄骨平屋約160m2のうち、約54m2が焼けた。 同社のアルバイト男性(28)が両腕に1ケ月のやけど。
この男性が廃車のガソリンをドラム缶に移す作業中に火が出たという。



 (ブログ者コメント)

詳細は不明であるが、静電気が着火源の可能性がある。




 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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