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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年8月29日19時23分に、NHK札幌から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前7時半ごろ、岩内町にある野束川で「油の臭いがしている」と住民から消防に通報があった。
警察などが調べたところ、近くにある、道路のアスファルトなどを製造する「N社北海道支店後志合材所」から、地下水路などを通じて重油が川に流れ出ていた。

会社によると、重油はアスファルトを製造する際の燃料などで、工場内のタンクに入れていたが、27日夕方、従業員がタンクの弁を開けたまま、閉め忘れていたという。

漏れた重油はあわせて7トンに上り、会社などが川への排水口や河口付近にオイルフェンスや吸着マットを設置し、これまでに5トン近くを回収したという。
消防によると、これまでのところ、重油の流出による環境などへ影響はないとみられる。 警察は工場の関係者から事情を聞くなどして、重油が漏れたいきさつなどを調べている


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2011年8月27日付で、朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

甲斐市の住宅建設現場で、23日午前10時ごろ、クレーンで吊り上げた梁(長さ約2.5m、重さ約16kg)が近くで作業していた大工(43)の上に落下。
大工は頭を強く打ち、26日午後、脳損傷で死亡した。



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2011年8月24日付で、朝日新聞横浜版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8月22日午後4時半ごろ、横浜市の市電保存館で、約3.3m高さにある厚さ約2cmの石膏製の天井板が2.7m×1.8mにわたって落下しているのを、巡回中の職員が見つけた。
館内には約10人の入場者がいたが、けが人はなく、鉄道模型のジオラマや車両が破損した。

市によると、展示スペース上階の住宅部分で給水管が漏水し、天井ボードが水を含んだ重みで落下したらしい。
同館では、2月に水漏れによる火災検知器の誤作動があったが、詳細が分からず対策をとらなかったという。



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2011年8月24日付で、朝日新聞静岡版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市で11日未明に発生した住宅3軒が全半焼するなどした火災で、現場近くの路上にある地下式消火栓のバルブが開かず、消防は近くの貯水槽から水を引いて放水していたことが分かった。
消防によると、バルブが錆びついていたことが原因で、23日に市の水道局が修理したという。

消防は、「維持管理できていなかったのが一番の問題。不備があったと反省している。
今後は水道局とも協力して点検していきたい」と話した。
消火栓の点検時には家庭の水道に濁りが出る可能性があるため、市民の理解や協力を求めていくという。




  (ブログ者コメント)

産業現場にも、非常時にしか使わない設備がある。 それらについても、イザという時に機能を発揮できるよう、定期的に点検しておくことが大切だ。



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2011年8月2日付の山陽新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

1日午後1時10分ごろ、倉敷市のJFE構内にある鋼板切断加工会社「スチールハブ」のNC第1工場で、金属リサイクル会社社員の男性(51)が、近くで作動していた切断機と金属製の鋼くず箱(長さ約4m、幅約1m、高さ約1.5m)に挟まれ、肋骨を折る重傷を負った。
警察によると、男性は、くず箱をクレーンで吊り上げる作業をしており、事故に気付いた同僚が119番した。



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2011年8月27日付で毎日新聞福岡都市圏版から、26日12時1分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

古賀市は26日、雨水排水施設「西部ポンプ場」敷地内の地中配管からポンプ用原動機燃料の重油約909ℓが漏れたと発表した。
敷地境界付近の3カ所で掘削調査をしたが、敷地外への流出は確認されていないという。現在は仮配管を使っている。

市によると、15日の点検時に重油タンクの残量は約1800ℓ。21日午後4時までに約111ℓ使用したが、残量は約780ℓに激減。
タンクのバルブを閉めて24日、地下約1mの配管(鋼鉄製、直径25mm)付近を掘削したところ、油膜と油臭を確認した。
73年に埋設した配管の老朽化が原因とみられる。9月に交換工事予定だった。

市は、今後、敷地の境界に井戸を設置して水質を調べ、新たな流出がないよう監視するとともに、来月中にも重油を含んだ土壌を入れ替える工事を行うことにしている。


出典URL■■■


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2011年8月25日付で、熊本日日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は、25日、「つり天井」がある500m2以上の県内施設275棟の約4分の1に相当する74棟が、安全確保のために国が設けた技術指針に「不適合」だったと明らかにした。崩落防止対策が済んでいない施設は、そのうち52棟に上っている。

つり天井は、天井部分の骨組みに石こうボードを並べて固定し、金属の棒でつり下げる建築手法。体育館やプール、劇場などに用いられるが、大地震の際は崩落して人的被害をもたらす危険性があると指摘されている。
東日本大震災でも、崩落が相次いだため、国交省は、つり天井に関する技術指針見直しや規制強化を検討中。

県などによると、県内の不適合施設の割合は26・9%で、全国平均の21・7%より高かった。崩落防止策を施していない施設の割合も県内は18・9%で、全国平均の16・5%を上回った。
県内施設の対応の遅れが目立つことについて、県は「工事が大規模になり、経済的な負担が大きいためでは」と分析している。

建築基準法は、柱や壁といった構造部分は震度7の地震でも倒壊しないように仕様などを厳密に規定しているが、天井部分については「地震などで脱落してはいけない」と示すのみで、明確な基準は設けていない。
国交省は2001年に技術指針を作成。
  (1)壁とつり天井の間に隙間を設け、横揺れでの損傷を防ぐ
  (2)つり天井の揺れを抑えるために補強材でつなぐ
などを求めているが、法的強制力はなく、都道府県を通して周知を図っている。

つり天井に関する調査は05年の宮城県南部の地震で起きた仙台市の屋内プール崩落事故の後、国交省の指示で47都道府県が定期的に実施・報告している。
今回は東日本大震災前の3月1~7日報告分。


出典URL■■■



(2011年9月28日 修正1 ;追記)


2011年9月27日16時16分に、msn産経ニュースから下記記事がネット配信されていた。

国土交通省は27日、体育館や劇場など多数の人が出入りする大型施設のつり天井を対象に、地震による崩落を防ぐ耐震改修費の3分の1を国が助成する方針を固めた。
平成24年度予算の概算要求に新規事業として盛り込み、同年度中の導入を目指す。

東日本大震災では、ミューザ川崎シンフォニーホールや茨城空港のターミナルビルなどで、つり天井の落下事故が続出。大型施設では多数の人命被害が懸念されるが、数千万円という高額な費用がかかり改修が遅れているため、公費助成で後押しする。

一般住宅の耐震改修などは国と自治体が一定割合ずつを助成しているが、国交省は「緊急性が高い」と自治体による補助の有無に関係なく、国が直接助成。
建物の地震対策をめぐっては、建築基準法施行令に柱や壁など骨組みの詳しい仕様が規定されているが、天井部分は「風圧や地震で脱落してはならない」と記載されているだけで、具体策は技術指針で示している。


出典URL■■■



 

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2011年8月26日付の朝日新聞愛媛版、ならびに同日2時14分のmsn産経ニュース愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

松山市内に工場がある化学繊維製造・販売の帝人テクノプロダクツは、25日、同市内の県道上で工業用繊維の原料となる劇物「パラフェニレンジアミン」 を漏れ落とす事故があった、と発表した。
すでに同社の職員が、ちり取りで回収しており、健康被害の報告や環境への影響はなかったとしている。

事故は23日に発生していたが、公表は2日後だった。

落としたのは、帝人松山事業所北地区から松山港のコンテナターミナルまでの約2km区間。
県道上の6カ所に計2gが確認されたほか、ターミナル内に計10g、事業所敷地内にも計3kg漏れ落ちていたという。

同社によると、23日午後1時20分ごろ、同社松山製造所内にパラフェニレンジアミンを運び込んだコンテナを松山港に搬送している際、コンテナ上部の雨水管に何らかの原因で溜まっていたものが、搬送中の振動で外に飛び出した可能性があるとみられる。

この物質は触ると炎症を起こすほか、吸い込むと量によっては呼吸困難を起こし、死亡する可能性もあるという。

同社は公表が遅れた理由について、「状況確認や回収に時間を取られ、結果的にこの日になった」 と説明。
連絡を受けていた松山市も同社が発表するまで広報しておらず、市長は「市は、まず市民の生命財産を大切に思っているが、足りない部分があったようなので、すぐに改善したい」 と話した。


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(2011年9月15日 修正1 ;追記)

2011年9月10日付で、朝日新聞愛媛版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社は、9日、市に事故原因を報告するとともに改善計画を提出した。
原因は、「事業所内でのパラフェニレンジアミン積み込み作業時に配管から漏れ、その拭き取りが不十分だった。組織内の報告体制に問題があった」などとしている。
再発防止策としては、漏れ防止のため工具を改善することや、上司への報告体制を定めた。
また、住民への事故公表が遅れたことについても謝罪。今後は速やかに発表するとともに広報車などで周辺住民に周知するとした。




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2011年8月25日22時45分に、NHK岡山から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前8時半ごろ、岡山市の鉄鋼製品を製造している「T社」の作業所で、この会社の社員(25)が同僚と2人で、壁に立てかけてあった鉄の鋼材をクレーンで持ち上げて移動させる準備をしていたときにこの鋼材が倒れ、下敷きになった。

この鋼材は、縦2.5m、横5.4m、重さはおよそ1トンあり、一緒に作業していた同僚から助け出され病院に運ばれたが、頭などを強く打っていて、およそ1時間後に死亡が確認された。

警察では、作業自体や、会社側の安全管理態勢に問題がなかったか関係者に話を聞いて当時の状況を詳しく調べている。




(2011年9月1日 修正1 ;追記)

2011年8月26日に、朝日新聞岡山版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によると、壁に立てかけてあった鋼材に足をかけて登ろうとしたところ、倒れてきたという。

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2011年8月25日14時2分に日テレNEWS24から、同日14時45分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午後11時35分ごろ、東京メトロ恵比寿駅の工事現場でコンクリートの壁が突然崩れ、下敷きになった作業員の男性が死亡した。

現場ではエスカレーターを設置するため階段を拡幅する工事を行っており、作業員6人で壊した壁をクレーンで吊り上げる作業をしていたところ、隣り合う別のコンクリート壁が突然崩れて落下、作業していた作業員(37)が下敷きになり病院に運ばれたが、まもなく死亡したという。
落下した壁は2m四方で、重さは約3.8トンあった。 工事をしていた会社は、「工事中に突然、壁が崩れてきた」と話している。

警察は、業務上過失致死の疑いがあるとみて、事故の原因などを調べている。


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(ブログ者コメント)

落下時の状況について、25日16時54分の朝日新聞には以下の記述があった。いずれが正か、あるいは両方が正かは不明。

作業員3人がドリルなどを使って側壁を取り除いていたところ、壁の一部が崩れ落ちたという。

出典URL■■■



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2011年8月25日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。


24日午前9時50分ごろ、鹿島共同火力の発電所敷地内でボイラーの保温材を取り外していた作業員3人が、一酸化炭素を含むガスを吸って病院に搬送された。
警察によると、いずれも一酸化炭素中毒で、30代と60代の男性が1週間程度、50代の男性が3日程度入院する見込み。

 近くでパイプラインを点検していた別の作業員が、ボイラーに流れるガスパイプの点検孔を誤って開けたのが原因とみて調べている。



 

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2011年8月25日付で読売新聞千葉版、毎日新聞東京版、24日16時44分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 また、8月25日の朝日新聞千葉版紙面にも別の情報が掲載されていた。

24日午前9時35分頃、船橋市の鉄鋼会社「N鋼板」船橋製造所で、塩酸タンク(高さ約5m、直径約3m)に上って作業をしていた男性作業員2人がタンク内に転落、全身やけどを負い、まもなく死亡した。
警察は、2人が何らかの理由でタンクに上り、上部を踏み抜いて転落、内部にあった塩酸を浴びたとみて調べている。

同社などによると、亡くなったのは、同社の孫請け会社で、工場設備会社「M樹脂工業」社員のAさん(42)とBさん(43)。
現場では、地震対策として、高さ数mにある横型の塩酸タンク2基を地上に下ろすため、20日から15人ほどで作業中だった。事故が起きたのは、2基と隣接して地上に立つ円柱縦型タンク。
2人は、高さ約10mのやぐらの上に置かれていた別の塩酸タンクを、クレーンを使って地上に設置しなおすための配管工事を担当していた。

2人が転落したのは、作業予定にあったのとは別のタンク。FRP製で10年以上前に設置され、損傷などはなかった。内部の容量は約10トンあり、加工前に鋼板のサビを落とす35%濃度の塩酸約7トン(深さ3m)が入っていた。

2人はこの日午前8時過ぎから、同僚と3人で配管工事の下見作業をしていた。同9時45分頃、同僚が「助けてくれ」「ロープ持ってこい」という2人の叫び声を聞き、タンク側面にあるはしごを上ると、上部に穴が開いていた。
Aさんがタンク上部を踏み抜いて落下、助けようとタンクに上ったBさんも落下したらしい。
はしごは液面計を見るためのもの。タンク上部は半球面となっており、上る構造にはなっていない。
N社は、上部のFRPの厚さについて、「不明」としている。

2人は22日から、この現場で作業していたが、期間中に事故の起きたタンクの作業予定は一切なかった。
S社は、「タンクに上る何らかの原因ができたのかもしれないが、極めて残念」と話した。 作業前には、現場責任者がタンクに上がらないよう安全指導したという。


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(ブログ者コメント)

「DNA鑑定などで身元を確認する」という報道もあった。想像を絶する、きわめて惨い事故だ。
しかし、塩酸系の配管工事を行う会社であれば、FRPの脆さは分かっている筈。しかも自分の担当外の場所らしい。どこでどう間違ったのだろうか?




(2012年3月8日 修正1 ;追記)
 
2012年3月2日9時25分にNHK千葉から、また3月2日付の毎日新聞千葉版から、事故の間接原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

船橋労基署は、安全管理に問題があったとして、工事を発注した会社と担当者2人を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、工事を発注した「N鋼板」。
それに船橋製造所の54歳の担当部長と、設備の保守を担当していた44歳の課長。


同署によると、製造所の担当部長は、工事を発注する際、下請け会社に対して作業の注意点を記した文書を渡す必要があったにもかかわらず、文書を作成していなかったという。
保守を担当していた課長は、タンクが老朽化していないか、2年に1度定期検査を行う必要があったが、2000年の使用開始以来、これまでに1度も行っておらず、同社は劣化状況を把握していなかったという。


同署の調べに対し、会社側は「作業の注意点は口頭で伝えていたが、定期検査が義務づけられていることは知らなかった」と話しているという。
また、作業員にはタンクに塩酸が入っていることも知らせていなかったという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1006610852.html
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120302ddlk12040104000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
色々と問題があったようだが、一つに絞るとすれば、ブログ者は「作業員にタンクに塩酸が入っていることを知らせていなかった」、その1点に尽きると感じた。
 
危険と隣り合わせで働く人に、その危険を正しく伝えておくことは、安全管理のイロハのイだ。

 
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2011年8月24日19時49分に、NHK岐阜から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

笠松町で、トラックの荷台から積荷の軽自動車を降ろそうとした際に、荷台の上でトラックの運転席後部と軽自動車の前部にはさまれて、死亡する事故が発生した。死亡したのは、自動車販売店を経営する男性(67)。

24日午前10時ごろ、販売店の駐車場で、トラックの荷台から軽自動車を降ろす作業をしていたが、荷台の上でトラックの運転席後部と軽自動車の間にはさまれているのがみつかり、3時間に死亡した。

警察の調べでは、トラックの運転席の後部と軽自動車の前部はチェーンで固定されていたが、男性は荷台から軽自動車を降ろすために2台の車の間に入ってチェーンをゆるめようとしていたという。
警察は、チェーンを動かす機械の操作を誤り、逆に巻き取ってしまったために車の間にはさまれたのではないかとみて、事故原因を調べている。



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2011年8月24日8時41分にmsn産経ニュースから、同日8時18分にNHK大阪から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午後8時半ごろ、大阪市の近鉄大阪上本町駅の改札付近で、石膏製の天井ボード(重さ26kg)が落ちているのを客が発見し、駅員に届け出た。
約25分後、駅員が現場の状況を確認中に、すぐ近くの天井ボード(同20kg)が落下した。いずれもけが人はなかった。
近鉄は現場付近を立ち入り禁止とし、原因を調べている。

近鉄によると、最初に落ちた天井ボードは縦215cm、横150cm、厚さ1.8cm。続いて落下したのは縦170cm、横120cm、厚さ1.8cm。
天井のボードは25年前に取り付けられたものだが、昨年11月末の定期点検では異常は見つからなかったという。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

最近、天井ボードとか壁などが落下したという報に接することが多くなった。
これまではニュースバリューがなかったのであまり報道されなかったが、大震災で天井落下事例が多かったことで報じられるようになったのだろうか?





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2011年8月9日に富山河川国道事務所からプレスリリースされて以降、調査が進められ、ついに漏洩元が発見されたので、ここに紹介する。


①第1報 (8/9プレスリリース)

砺波市庄川町で伏流水に混入して油膜が湧き出している。
オイルフェンスなど設置済。
原因調査するとともに監視中。


出典URL■■■


②A重油の可能性が高いとの検査結果 (8/18)

ボイラーがある工場や温泉など、市内21施設で検査中。

出典URL■■■


③旅館の地下配管から漏洩か?(8/21)

「庄川温泉ゆめつづり」の地下配管から漏洩している可能性が強まったため、掘削して調査開始。
同配管は、約50m離れた地下タンク(約9600ℓ)から屋外の2つのボイラーに重油を送るためのもの。今年4月の定期点検では異常なかったという。


出典URL■■■


④地下配管に直径1mmの穴 (8/24)

地下約60cmに埋設されていた直径32mm、長さ約7.5mの配管に、直径1mmほどの穴が1ケ所開いていた。腐食とみられる。

出典URL■■■



(ブログ者コメント)

漏洩場所付近の地図をネットで1500分の1縮小で見たが、当該旅館は庄川の河畔だ。付近には他に数軒の観光施設らしき建物があるだけで、大きな工場らしきものはない。
この手の漏洩は流出元不明で終わることが結構あるが、今回は重油を使っている施設が限られていたため、早期の特定につながったのだろう。




(2011年8月29日 修正1 ;追記)

2011年8月21日付の北日本新聞紙面に、漏洩元特定に至った下記情報が掲載されていた。

湧水の重油濃度が、19日、一時的に前日の10倍程度に上昇。20日朝には19日に比べ減少した。
19日朝、流出源との疑いのある近くの温泉施設で地下タンクや配管の加圧試験を行っており、河川事務所は「試験の影響かもしれない」と話している。



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2011年8月23日19時16分にNHK埼玉から、また8月23日付で毎日新聞埼玉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午後3時過ぎ、越谷市にある化学薬品メーカー「J化学」の工場の建物の1つから煙が出ているのを従業員が見つけ、消防に通報した。
警察によると、火はおよそ4時間後に消し止められ、鉄骨2階建ての建物、およそ720m2が全焼した。従業員は全員が敷地の外に避難し、けが人はなかった。
また、工場の周辺では有害な物質は検出されておらず、環境への影響はなかった。

火が出た建物は1階が薬品工場、2階は倉庫になっていて、警察によると従業員は「1階で薬品を小分けにする作業をしている時に発火した」と話しているという。

「J化学」のホームページによると、火事が起きた工場では検査などに使われる試薬を製造しているということで、警察などで火事の原因を調べる。


出典URL■■■
NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
         ■■■



(ブログ者コメント)

何をどのような状態で小分けしていたか詳細は不明だが、現状の報道内容からすると静電気で着火した可能性が高い。
過去、小分け時に容器あるいは人体から静電気放電が発生し着火した事例は結構ある。


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2011年8月22日20時2分にNHK岡山から、同日23時30分にさんようタウンナビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午後2時すぎ、倉敷市水島のJFEスチール西日本製鉄所の協力会社で、男性作業員(27)がプラントの修理・点検中に鉄板を切る作業をしていた際、火花が服に引火し、全身にやけどを負った。 また消火にあたった別の男性作業員2人も手や足にやけどを負った。
ケガの程度は不明だが、3人とも意識ははっきりしているという。 他にも1人が煙を吸い込んで体調不良を訴え、病院に運ばれた。

警察などによると、現場は、製鉄所内にある「酸素工場」と呼ばれる、高炉に送り込む酸素を製造する工場。
やけどを負った作業員らは、空気の量を調節する弁を交換するため、弁を覆っている鉄板を機械で切断する作業を行っており、切断作業中に火の粉が周りに飛ばないよう鉄板の周りを布で覆ったり、切断した鉄板が倒れないよう支える作業をしていたという。

警察は、関係者に話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□NHKでは1人に引火となっているが、タウンナビでは2人に引火となっている。

□切断火花が作業服に付いたとしても、付いた部分だけが焦げ、局所的にやけどする程度ではないだろうか? 全身やけどしたという点が、どうも腑に落ちない。
服に油が浸み込んでいたとか、周囲に油があって、そこから燃え広がったとか、そんな事情でもあったのだろうか?




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2011年8月22日付で、朝日新聞福島版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

矢吹町の県道で、震災復旧の舗装工事をしていた会社員(29)が、同じ工事をしていたショベルカーに轢かれ、病院に搬送されたが、右肩や腰を強く打つなどして、約7時間後に死亡した。

警察によると、工事は3~4人で行い、被災者が路面にしゃがみこんで作業していたところ、気付かずに後退してきたショベルカーに巻き込まれたとみられる。




(ブログ者コメント)

後方の作業者、特に低い姿勢で作業している人に運転手が気付かないままバックし、轢いてしまった事故は、本ブログでもこれまで数件、紹介している。
このような事故を防ぐため、いろいろと対策はとられていると思うが、それでも事故は絶えることがない。

まさか自分が・・・・という気持ちが心のどこかにある限り、またどこかで同じような事故が起きるのだろう。
一方、明日は我が身という緊張感を持っていても、一瞬の気の緩みで・・・・ということもある。そこが難しいところだ。
ブログ者に、これぞ!という名案はない。地道な安全活動あるのみだろう。




(2011年8月29日 修正1 ;追記)

2011年8月21日付の福島民友紙面には、20日午後1時10分ごろの事故だと掲載されていた。


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2011年8月20日付で、朝日新聞富山版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

魚津労基署は、19日、入善町の土木会社「S組」と同社現場担当役員(40)を労安法違反容疑で書類送検したと発表した。送検されたのは、他に同社の現場代理人(35)。

発表によると、今年6月22日、下水道工事のため自社の資材置き場で移動式クレーンを用いた際、荷の落下防止策などを講じず、また、無資格の労働者にクレーンを運転させた疑い。




(ブログ者コメント)

事故当時の報道が、別ブログに以下の趣旨で紹介されていた。(文体から考えるとテレビ報道)

入善町の資材置き場で22日午後、69歳の男性作業員が重さ1トンの鉄板の下敷きになり、死亡した。
警察によると、S組の資材置き場で22日午後3時40分ごろ、重さおよそ1トンの鉄板が作業中に落下して倒れ、男性が下敷きになり、運ばれた病院で死亡が確認された。

男性は、もう1人の作業員と2人で、資材置き場に長さ3m、幅1.5m、重さおよそ1トンの鉄板をクレーンで運び入れていたところ、鉄板を吊っていたクレーンの金具が何らかの原因ではずれ、鉄板が落下したという。
 

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2011年7月31日付で、毎日新聞愛知版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前5時15分ごろ、刈谷市の自動車部品会社・トヨタ紡織の本社工場から、「バーン」という爆発音のような音が鳴り出した。
2~3秒おきに鳴り続け、早朝の静かな住宅街に響き渡り、住民の119番通報で消防車など8台とレスキュー隊員ら約30人が出動した。約30分後に音は止まった。

消防の調べでは、工場1階にあるボイラーの異常加熱で安全弁が自動的に働き、大量の蒸気が屋外へ排出された際、大きな音が出たらしい。ボイラーは24時間稼働だった。


出典URL■■■


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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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