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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年9月13日17時17分にmsn産経ニュースから、同日19時45分に共同通信から、14日3時6分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国土交通省航空局は13日、那覇空港の50代の男性主幹航空管制官が同日未明、勤務中に居眠りをしていたため、着陸・離陸予定の全日空の貨物便2機と一時連絡が取れなくなるトラブルが発生したと発表した。
けが人や機体の損傷などはなかったが、国交省は「管制官の居眠りによるトラブルは記憶にない」として現地に職員を派遣、詳細を調査している。

国交省によると、13日午前3時15分ごろ、那覇空港の南約22kmの上空を飛行中だったバンコク発の全日空8422便が、同空港への着陸許可を那覇飛行場管制所に無線で求めたが、応答がなかったため、着陸を取り止めた。
連絡を受けた那覇市内の別の場所にあるレーダー管制所と、上空で待機した同便が、専用電話や無線で管制塔を何度も呼び出したところ、同27分に応答があった。同便は、主幹管制官の管制で、定刻の17分遅れで着陸した。

また同16分ごろ、上海浦東行きの全日空8431便も離陸前にフライトプランの承認を得るため同管制所に無線で呼びかけたが、応答がなかったという。

当時、同管制所は男性管制官と30代の女性管制官の2人勤務態勢だったが、女性管制官は午前3時ごろから休憩所に行っており、男性管制官1人だった。
無線交信ができなくなったのは約12分間で、男性管制官は「うとうとしていた」などと話しているという。

米国で今春、夜間勤務中の管制官が居眠りでパイロットと音信不通になるケースが相次いだのを受けて、国交省は体調維持などに留意するよう全国の管制官に通知を出していた。
また国内でも、羽田空港の管制官が米大統領専用機の飛行計画などの情報をインターネット上に流出させるなど管制官の不祥事が相次いでおり、国交省は「早急に抜本的な再発防止策をまとめて各所に徹底する」としている。
主幹は管制塔に勤務する管制官48人の中で先任(1人)、次席(7人)に次ぐ立場で現場のリーダー格。


出典URL■■■
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(ブログ者コメント)

午前3時といえば、確かに睡魔が襲ってくる時間帯。生理現象だけは致し方ない。
しかし、車を運転している場合など、致し方ないでは済まされないこともある。
今回、事故には至らなかったものの、その潜在危険は非常に大きいのだ。

この管制官、主幹という立場にあることもあり、責任感や自覚に欠けていたと責められても仕方がないだろう。
一方、女性管制官が休憩に行った、その後わずか15分で急激に睡魔に襲われたという説明にも、何かひっかかるところがある。




(2011年9月18日 修正1 ;追記)

2011年9月15日14時10分にmsn産経ニュース沖縄から、また14日付の朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

居眠りしていた男性主幹管制官は、ペアで勤務する30代の女性管制官に「休憩していていいよ」と休憩室へ行くよう促していたことが15日、分かった。女性管制官は妊娠していた。
国交省は、主幹管制官が女性管制官の体調を気遣って1人で管制塔の運用室に残り、居眠りしてしまったとみて調べている。

国交省関係者によると、問題が起きた午前3時台は、離着陸が3便程度と忙しい時間ではなかった。当時は、午前3時から主幹管制官と女性管制官の2人が管制業務を担当していたが、女性管制官は隣にある建物2階の休憩室で午前3時から25分程度休んでいた。 通常は、トイレなどを除いて勤務中に運用室を離れることはなく、同省は経緯を調べている


出典URL■■■


(ブログ者コメント)

自分が眠いのを我慢して女性管制官を先に休ませた・・・そういった経緯でもあったのだろうか?などと思っていたが、その可能性も出てきた。




(2011年12月28日 修正2 ;追記)

2011年12月26日18時40分に、朝日新聞(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国交省は26日、この男性主幹航空管制官(55)を減給1カ月(10分の1)、上司の男性次席航空管制官(54)を戒告の懲戒処分にした。
通常は2人勤務だが、妊娠中の女性同僚を休憩させようと、次席が主幹の1人勤務を認めたという。

 
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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