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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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4月30日に紹介した「福島原発事故に関する、あるジャーナリストの意見」記事で、東電叩きを批判する、おそらくは最初の記事を紹介したが、最近、ブログ者が知る範囲では2人目の、同趣旨での意見が発表されていたので紹介する。(長文につき骨子のみ紹介)
 
出典;201153034分 msn産経ニュース
 
 
埼玉大学名誉教授・長谷川三千子 三次災害引き起こす「東電叩き」
≪渡河中の馬をしめ殺すのか≫
この2カ月半ほど日本中に広まつてゐる「東電叩(たた)き」の現象はきはめて危険なのではないかといふ気がする。これはほとんど、渡河の中途で自分の乗つてゐる馬をしめ殺さうとするに等しいのである。
 
 ≪地震恨めぬ鬱憤原発へ向かう≫
地震そのものについては、人は誰を恨むこともできない。しかし二次災害については(当否はともかく)恨むことのできる相手が目の前にゐる。「東電叩き」はほとんど必然的に起こつたものと言へよう。
しかし、現にこの二次災害を抑へるといふ課題にとつて、「東電叩き」は少しも役に立たない。まさにその災害を抑へる作業にたづさはつてゐるのが、東電自体であり(危険な現場で頑張つてゐる)東電職員なのだからである。
或(あ)る老エンジニアは、このさまを見てかう語つてゐる-「リスクのある作業に従事するには、それを皆が応援しているという心の支えが非常に重要だと思う。現在、作業に当たっている人にそうした支えがないことが問題だ」。
つまり、福島第1原発に不安をもつ人であればあるほど、「ガンバレ東電」と叫ばなければならないのに、実情は逆になつてしまつてゐるのである。
 ≪つぶれていいとの路線は危険≫
そればかりではない。もつとはるかに実質的なところでも「東電叩き」の風潮は、われわれが国難を切り抜ける上での重大な障害をもたらす危険をはらんでゐる。
「原子力損害の賠償に関する法律」といふものがあつて、、千年に一度の大震災によつて生じた「原子力災害」については当然、賠償は免責されるだらうと思はれる。ところが政府は、今回の事故はこのただし書きにはあたらないといふ判断を示し、他方で、賠償には限度を設けないと宣言した。
どういふことかと言へば、一民間企業に、いはば無限の出費を負はせるといふことである。つまり政府は東電がつぶれてもよいといふ路線を走り始めてゐるのである。
しかし、電力の安定した供給を断たれたら復興は不可能となり、国民生活全体がもう一度危機を体験することになる。いはば甚大な三次災害がひき起こされるのである。政府も国民も目を見開いて、渡河中の馬を殺さぬやうに気をつけよう。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110530/dst11053003060003-n1.htm


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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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