本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年7月20日20時39分にNHK高松から、同日17時17分に共同通信から、また21日付で毎日新聞香川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後8時半頃、高松市の焼肉店「J十川店」で焼酎を飲んだ41歳の男性客が味がおかしいと訴えた。
店で調べたところ、提供したのは焼酎ではなく食器用の漂白剤だった。
男性は2口飲み、約5分後にのどの痛みやおう吐それに発熱などの症状を訴え、病院で治療を受けた。
市保健所によると、従業員が空の焼酎ペットボトルを再利用しようと、漂白剤をおよそ10倍に薄めた液体を入れて倉庫に保管していた。
ペットボトルの焼酎のラベルがはがされていなかったことから別の従業員が焼酎と思い、客に出したという。
男性の症状は軽いということだが、市保健所では漂白剤の化学物質が原因の食中毒と断定し、この焼肉店を20日から3日間の営業停止処分とした。
7月7日には、新潟市の居酒屋でも一升瓶に入れていた洗剤を日本酒と間違えて客に出すトラブルが起きていて、保健所では薬剤などを飲食物の容器に移し替えて保管することは止めるよう呼びかけている。
「J十川店」は「お客様にご迷惑をかけ本当に申し訳なく思っています。洗剤などの管理や提供する商品の確認を徹底するほか、食品の容器の再利用はやめるなどの再発防止策に取り組んでいきたい」と話している。
この焼肉屋は、Fファミリーフーズ(松山市)が経営するチェーン店。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033727311.html
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012072001001536.html
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20120721ddlk37040646000c.html
(ブログ者コメント)
Fファミリーフーズ社のHPを見たところ、従業員1000人。和食、洋食、フードコートなど、かなり手広く店舗展開している会社だった。
これほど大きな会社なら、日々、飲食店関係の事故・トラブルをウオッチする担当者がいて、おかしくはない。
もしいたなら、新潟市の事故を受け、全店舗に注意喚起することで、今回の事故は防げていたかもしれない。
事故後のコメントが当該店から出されたという報道も気になった。
この会社、他チェーン店への事例横展開はしないのだろうか?
18日午後8時半頃、高松市の焼肉店「J十川店」で焼酎を飲んだ41歳の男性客が味がおかしいと訴えた。
店で調べたところ、提供したのは焼酎ではなく食器用の漂白剤だった。
男性は2口飲み、約5分後にのどの痛みやおう吐それに発熱などの症状を訴え、病院で治療を受けた。
市保健所によると、従業員が空の焼酎ペットボトルを再利用しようと、漂白剤をおよそ10倍に薄めた液体を入れて倉庫に保管していた。
ペットボトルの焼酎のラベルがはがされていなかったことから別の従業員が焼酎と思い、客に出したという。
男性の症状は軽いということだが、市保健所では漂白剤の化学物質が原因の食中毒と断定し、この焼肉店を20日から3日間の営業停止処分とした。
7月7日には、新潟市の居酒屋でも一升瓶に入れていた洗剤を日本酒と間違えて客に出すトラブルが起きていて、保健所では薬剤などを飲食物の容器に移し替えて保管することは止めるよう呼びかけている。
「J十川店」は「お客様にご迷惑をかけ本当に申し訳なく思っています。洗剤などの管理や提供する商品の確認を徹底するほか、食品の容器の再利用はやめるなどの再発防止策に取り組んでいきたい」と話している。
この焼肉屋は、Fファミリーフーズ(松山市)が経営するチェーン店。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033727311.html
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012072001001536.html
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20120721ddlk37040646000c.html
(ブログ者コメント)
Fファミリーフーズ社のHPを見たところ、従業員1000人。和食、洋食、フードコートなど、かなり手広く店舗展開している会社だった。
これほど大きな会社なら、日々、飲食店関係の事故・トラブルをウオッチする担当者がいて、おかしくはない。
もしいたなら、新潟市の事故を受け、全店舗に注意喚起することで、今回の事故は防げていたかもしれない。
事故後のコメントが当該店から出されたという報道も気になった。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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