本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年7月21日付で毎日新聞千葉版と朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また7月21日付の千葉日報紙面にも、同主旨の記事が掲載されていた。
19日午後7時40分ごろ、市原市の出光興産千葉製油所で、原油を灯油や軽油などに分離する常圧蒸留塔(高さ約50m、直径約20m)の周囲の、高さ約20mの場所に敷設された配管から火が出ているのを巡回中の従業員が見つけ、消防に通報した。
消防車など十数台が放水し、火は約2時間後に消えた。蒸留塔内部の石油製品は燃えていないという。けが人は確認されていない
警察などによると、配管は直径約40cm。蒸留塔の周囲に張り巡らされ、内部にナフサを循環させて蒸留塔の温度調節をしているという。
消防などによると、一時、約5~10mの火柱があがったという。ナフサは揮発性が高いことから、消防車などが蒸留塔や周囲のタンクに放水し、引火しないよう警戒した。
一方、この配管に腐食して穴が開いている部分があることが、20日、朝日新聞の同製油所への取材でわかった。
同製油所によると、設備の稼働は1967年で、配管は厚さ9mmの鉄鋼で覆われているが、自然劣化した可能性が高いという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120721ddlk12040077000c.html
(ブログ者コメント)
「配管は鉄鋼で覆われている」とか「自然劣化」といった表現は原文どおりだが、意味不明。「自然劣化とは、外面腐食のことだろうか?
19日午後7時40分ごろ、市原市の出光興産千葉製油所で、原油を灯油や軽油などに分離する常圧蒸留塔(高さ約50m、直径約20m)の周囲の、高さ約20mの場所に敷設された配管から火が出ているのを巡回中の従業員が見つけ、消防に通報した。
消防車など十数台が放水し、火は約2時間後に消えた。蒸留塔内部の石油製品は燃えていないという。けが人は確認されていない
警察などによると、配管は直径約40cm。蒸留塔の周囲に張り巡らされ、内部にナフサを循環させて蒸留塔の温度調節をしているという。
消防などによると、一時、約5~10mの火柱があがったという。ナフサは揮発性が高いことから、消防車などが蒸留塔や周囲のタンクに放水し、引火しないよう警戒した。
一方、この配管に腐食して穴が開いている部分があることが、20日、朝日新聞の同製油所への取材でわかった。
同製油所によると、設備の稼働は1967年で、配管は厚さ9mmの鉄鋼で覆われているが、自然劣化した可能性が高いという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120721ddlk12040077000c.html
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「配管は鉄鋼で覆われている」とか「自然劣化」といった表現は原文どおりだが、意味不明。「自然劣化とは、外面腐食のことだろうか?
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。