2017年12月7日18時7分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市の八木山動物公園で6日、来園者による餌やり体験の最中に女性飼育員がカバに左手をかまれる事故が起きた。
餌やり体験は、プールの外からカバの口めがけて餌を放り投げるもので、30代の女性飼育員は、餌がうまく入るようにカバの口の付近に手を添えて補助をしていた。
しかし、注意をそらした隙にカバの口が閉じてしまった。
女性は左手の人さし指と中指の間にカバの前歯が貫通する大けがをした。
八木山動物公園は今回の事故を受け、作業手順や安全の確認ができるまで、カバの餌やりを中止するという。
出典
『餌やり体験の最中に…カバの歯が飼育員の手を貫通』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000116148.html
12月7日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12月8日付でTBS NEWSから、12月7日10時11分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市八木山動物公園(太白区)は6日、30代の女性飼育員が5日にカバに左手をかまれ、全治1カ月の大けがをしたと発表した。
飼育員は、毎日あるカバの餌やり体験で補助作業をしていた。
同園は、作業手順や安全の再確認ができるまで体験イベントを中止する。
同園によると、飼育員は5日午後2時45分ごろ、来園者向けの餌やり体験イベントで、餌のニンジンをカバの口に入れやすいよう、左手をカバの口元に差し出していたが、餌をやる子どもに注意を促そうとカバから目を離した際にカバの口が閉じ、右前歯が左手を貫通して神経などを損傷した。
近くの病院で受診し、現在は自宅療養している。
大内園長は、「安全を確保した上で行うべきイベントで職員がけがをしてしまった。来園者に迷惑をお掛けして大変申し訳ない」と謝罪した。
同園は、イベント中に飼育員が立つ位置やカバとの距離など作業手順を再確認し、再発防止を図る。
一方、アフリカゾウやヤギなどの餌やり体験は、「安全性が確認できた」として継続するという。
出典
『<八木山動物公園>カバにかまれ大けが 女性飼育員 餌やり体験中止へ』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171207_13012.html
『飼育員がカバに手をかまれ大けが、餌やり体験補助中』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3233741.html
『カバが女性飼育員の手かむ、指の付け根付近貫通』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171207-OYT1T50017.html
(ブログ者コメント)
発生日を6日とするメディアが1つ、5日とするメディアが3つにつき、タイトルは5日発生とした。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。