2017年12月4日14時46分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年8月、長崎市の建設会社の倉庫で、当時58歳の男性の社員がフォークリフトの先端部分に渡した板に乗って資材を取り出す作業をしていたところ、1.7mの高さから落下した。
社員は頭を強く打つなどして死亡し、労基や警察が、当時の状況や事故の原因を調べていた。
その結果、この会社の70歳の社長が、フォークリフトの運転業務に必要な資格を持っていないのに運転し、手すりがついた専用の器具を取りつけるなど、危険を防止するための措置をしていなかったことがわかったという。
このため長崎労基署は、4日、労安法違反の疑いで社長を書類送検した。
また、警察も業務上過失致死の疑いで書類送検した。
労基署の調べに対し、社長は「資格が必要だと知っていたが、敷地での作業だけなら問題ないと思った」と供述しているという。
出典
『フォークリフト事故で社長送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033276921.html
※事故当時の状況は、以下のアーカイブ記事参照。
(2016年08月08日19時36分 NHK長崎)
8日午前7時ごろ、長崎市布巻町の建設会社の倉庫で、この会社の社員で長崎市脇岬町の男性(58)が、フォークリフトの高さ数mに上がっていた荷台から転落した。
男性は病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察の調べによると、当時、男性は、フォークリフトの荷物を運ぶ「ツメ」という部分に板を敷いてその上に立ち、高さ3mほどの場所に保管されていた木材を取り出す作業をしていたところ、板と共に転落したという。
ヘルメットはかぶっていなかったという。
現場では、男性のほかにフォークリフトの運転手など2人が作業していたということで、警察は運転手らに話を聞くなどして事故の状況や原因を調べている。
出典
『フォークリフトから転落し死亡』
http://archive.fo/7DAkI#selection-2927.0-2941.75
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。