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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20209101225分にYAHOOニュース(南日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

南さつま市の河口で9日午後、泳いでいた男性が沖に流され死亡した。

 

9日午後4時過ぎ、「南さつま市の万之瀬川の沖で4~5人が大声を出している。溺れているのではないか」と、釣りをしていた人から海上保安部に通報があった。  

 

沖に流されたのは男性(20代)4人で、自力で陸に上がれなかった2人は漁船などに救助されたが、1人が死亡した。

死因は水死だった。

 

救助されたもう1人の男性は意識もあり、命に別条はないという。  

 

死亡した男性らは当時、男女10人で釣りをしていた。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/27bc1c7b9b8cf4ba14f3ea3f71aea761df3b14d7

 

 

910100分にYAHOOニュース(南日本新聞)からは、7人で遊泳中に4人が流された、4人は救命胴衣を着用していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後4時5分ごろ、南さつま市の吹上浜の万之瀬川河口付近で、遊泳中の男性4人が沖に流されていると118番があった。

 

鹿児島市照国町、自営業男性(27)が意識不明で救助され、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

20代男性も救助され、搬送されたが、意識はある。

残る2人は自力で陸に上がった。

串木野海上保安部によると、4人は救命胴衣を着けていなかった。

 

知人男女10人で河口左岸に釣りに来ていた。

うち7人で付近を遊泳中に4人は流された。

 

自営業男性と男性は北西約2キロ沖合で発見された。

自営業男性は第10管区海上保安本部のヘリが海上からつり上げ救助、鹿児島市内の病院に搬送された。

男性は漁船が救助した。  

 

現場は当時、晴れてうねりはなく引き潮だった。

河口付近の釣り客が通報した。  

 

付近住民によると、吹上浜は岸から沖へ向かって流れが速くなる離岸流がよく発生し、遊泳禁止になっているという。

 

南さつま市加世田益山の会社役員(66)は午後5時ごろ、海岸清掃のため仲間と吹上浜に集まった。

警察や消防など約30人、漁船2隻が捜索中で騒然としていた。

「人が流されたと聞き、離岸流で流されたとすぐに思った」と危険性を指摘した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d38576d5f8d109ada999947ed9e804d24a1ee8

 

 

911630分に南日本新聞からは、河口流にのまれた可能性があるなど、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

南さつま市の万之瀬川河口付近で9日、遊泳中の男性4人が沖に流され、1人が死亡した。

 

当時、波が高くないにもかかわらず、沖合に2キロほど流されていることなどから、専門家は河口流にのまれた可能性を指摘する。

 

河口付近は流れが複雑で、「遊泳や横断はやめて」と注意を呼び掛ける。

河口流は、川の流れ(河川流)と浜から河口へ向かう流れ(海浜流)、潮の干満が組み合わさり発生する。

 

海岸環境を研究する鹿児島大水産学部の西隆一郎教授は、「河川の流量が多く、川幅が狭まる所に強い流れができ、1キロ以上沖に流されることがある」と話す。

沖へ向かう強い流れには、ほかに離岸流もある。

浜辺に打ち寄せた波が行き場を失い、波の間から沖へ向かう流れで、巻き込まれると数百メートル流される。

波がなければ発生しにくく、吹上浜など、海岸線が長く遠浅の海にできやすいのが特徴だ。

 

河口流と離岸流は、発生のメカニズムは違うものの、局所的にできる沖へ向かう強い流れという点が共通する。

 

第10管区海上保安本部や西教授は、「巻き込まれたら流れに逆らわず、岸と平行に泳いで抜け出して」とした。

地元住民は「万之瀬川河口は危険」と口をそろえ、遊泳禁止になっている。

 

2007年6月には、川を渡っていた若者4人の1人が深みにはまり、助けようとした仲間の男性が水死。

 

1986年9月にも、歩いて渡っていた中学生3人が流され死亡する事故が起きた。

近くのカフェ店員中村M子さん(53)は、幼少時から泳いではいけないと口すっぱく教えられた。

「砂がヘドロ状で足をとられやすい。流れの速さに気付かず戻れなくなり、救助された人も多い」と話す。

10管によると、県内で15年~19年の5年間、計11人が遊泳中や磯遊び中に、河口流や離岸流とみられる流れに巻き込まれた。

 

https://373news.com/_news/?storyid=125570

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今から5~6年前になるだろうか、銚子の大衆割烹にふらっと入った際、そこの大将から以下のような話しを聞いたことがある。

 

『東日本大震災時、銚子は津波にやられなかった。それは利根川の流れが海にまで続いているから。そのせいで津波は銚子を迂回する形で飯岡に押し寄せた』

 

今回の事例に接し、改めて河口流の勢いの強さを再認識した。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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