2014年5月21日付で毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月22日14時47分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後3時5分ごろ、大阪市浪速区恵美須西3の路上で、古物商の男性(46)が火の付いたたばこをマンホールに捨てたところ火柱が上がり、男性は顔などに軽いやけどを負った。
マンホールの中には大量の生ごみがたまっており、警察は、ごみから発生したメタンガスに引火したとみている。
警察によると、マンホール(直径約50cm)は車道の端にあり、内部にガスがたまらないよう、鉄製のふたに複数の穴が開いていた。
男性は、吸いかけのたばこをマンホールに捨てたところ、「ボン」と音がして火が上がったという。
現場は、市営地下鉄御堂筋線・堺筋線の動物園前駅の北約100m。
マンホールを管理する市建設局は、「今後は清掃を徹底したい」としておる。
21日に他のマンホールも含めて市が計10か所を調べると、可燃性ガスは検出されなかったか、ごく微量だけだったという。
出典URL
http://sp.mainichi.jp/select/news/m20140521k0000m040134000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140522-OYT1T50112.html
5月21日0時14分にYAHOOニュース(時事通信)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は髪の毛が燃え、腹部と右手に軽いやけどを負った。
警察によると、マンホールは深さ約150cm。鉄製の格子状のふたがかぶせられていた。
マンホール内では、長年たまった生ごみなどが腐敗し、ガスが発生していたとみられる。
男性は「水がたまっていると思い、たばこを火が付いたまま投げ捨てた」と警察に説明しているという。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140521-00000002-jij-soci
(ブログ者コメント)
5月21日夕方の日本テレビ『ニュースevery』で、投げ捨てた男性からレポーター?が状況を聴いている様子が放映されていた。
それによると、格子上のマンホールの蓋の上に吸殻を置いて靴で踏み消そうと思ったら吸殻が穴に入ってしまい、その瞬間、蓋が浮いた状態になって火柱が頭の上まで上がったという。
従来、タバコの火のような小さな熱源は、高温であっても周囲への熱放散が大きく火炎伝播が起こりにくいので、着火しやすい一部のガスを除き、着火源にはならないと言われてきた。
専門家の実験でも火はつかず、ブログ者もテレビで、ガソリンの入ったバケツの中に火のついたタバコを入れても爆発しない映像を見たことがある。
それが、今回はこの情報。
これまでの通説が間違っていたのだろうか?
捨てた瞬間にたまたま、タバコの巻紙がシュバッと燃えたのだろうか?
落ちた際に火の粉が飛び散り、それらがメタンガスを囲う形になったからだろうか?
それとも・・・・。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。