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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013920915分に福島民報から、9191952分に日テレNEWS24(福島中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後1時40分ごろ、本宮市荒井の道路工事現場で、農業用水が流れる管の補強工事のために掘った地面の壁面の土砂が崩れ、作業をしていた建設会社社員の男性2人(59歳と19歳)が生き埋めになった。

他の作業員が119番通報し、消防署などが約20分後に1人を、約1時間後にもう1人を発見したが、2人とも搬送先の病院で死亡した。


警察によると、事故は、本宮市が工業団地内にある長さ約160mの市道に、右折レーンと歩道を設置する拡幅工事の作業中に発生した。

男性らは、農業用水を流す管の土台をコンクリートで補強する作業をしていた。

地上から約3mの深さまで地面を掘っていたが、突然、壁面の土砂が崩れた。

 

排水管の補強工事を行っていた作業員は「逃げる時間はなかった」と話している。
水道管の補強工事は当時、7人で作業にあたっていたということで、土砂が崩れたのり面には全く触れていないという。


崩落する前には小石が崩れ始めたと話していた。
*作業員インタビュー
「昔の暗きょ排水を動かないように暗きょ排水の枠をずっと組み立てていたんですね。いきなりっていうよりも小さいのが一回カラカラってきたんですよね、危ないーって言っている間に、もう逃げる時間はなかったですね」
「崩れたから、みんなで上がろうとしたんですよ、そのときに崩れてきた」

現場付近は、台風18号による雨を防ぐため、ビニールシートを掛けていた。

事故発生時にシートが掛けられていたかは不明だが、警察が現場を確認している最中も土砂が壁から崩れるなど、水分を含んで崩れやすくなっていたという。

 

この工事を発注した本宮市によると、工期はことし4月16日から来年1月6日までで、計画通り行われ、安全管理の提出もあった。

警察は20日以降、福島医大で司法解剖し2人の死因を調べるとともに、現場で実況見分する。


出典URL

http://www.minpo.jp/news/detail/2013092010981

http://news24.jp/nnn/news8655662.html

 

 

 

(2014年3月19日 修正1 ;追記)

 

2014318日付で読売新聞福島版から、崩落危険を予想できたとして市の課長ら8人が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

郡山北署は17日、現場視察などで崩落の危険を予想できたとして、工事を発注した同市の担当課長ら職員2人と、工事を請け負った「S建設工業」(本宮市)の現場責任者ら6人の計8人を、業務上過失致死容疑で書類送検した。


捜査関係者によると、送検された市職員は産業部担当課長と建設課監督員。

監督員は事故前に現場を視察し、担当課長はその内容の報告を受け、業者を指導する立場にあった。

同署は今月4日に同市役所を捜索。関係資料なども分析し、安全上の注意や指導を怠ったとして、2人の刑事責任を問えると判断した。

 

事故は、同市荒井の配管工事現場で発生。深さ約3mの穴の側面が約5mにわたって崩れ、作業員2人が死亡した。


同市は読売新聞の取材に、「現場に監督員1人を派遣していたが、常駐ではなく週1回程度だった。工事の契約では現場の安全確認は菅野建設工業の責任でやることになっていた」とした上で、「今後の捜査の行方を見守りたい」とコメントした。

S建設工業の副社長は、「再発防止に努めたい」と話した。

 

出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20140317-OYT8T01012.htm

 

 

送検容疑については、各報道機関から、以下のような若干ニュアンスの異なる記事がネット配信されていた。

 

 

3172050分 毎日新聞)

 

他の現場にはある崩落を防ぐ側壁が事故現場にはなかったことなどから、県警は設計図通りに工事が行われておらず崩落が予想できたのに対応しなかったとみて、今月4日に市役所を家宅捜索して資料を押収していた。

 

http://mainichi.jp/select/news/20140318k0000m040085000c.html

 

 

3172125分 NHK福島)

 

警察は、溝の側壁についたてを設けたり、土砂の盛り方について安全管理を行う必要があったにも関わらず、これを怠ったことで事故が起きた疑いがあるとして、書類送検した。

 

http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053028501.html?t=1395095884182

 

 

31897分 福島民報)

 

課長らは工事期間中に事故防止のために必要な工事の指導監督を怠り、社員は現場の安全管理を徹底せず、作業していた男性2人を死亡させた疑い。

 

課長と主幹は、市が定めた公共工事施工の安全規定に基づく安全対策の指導を怠っていたとして書類送検に踏み切った。

 

http://www.minpo.jp/news/detail/2014031814569

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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