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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20139192128分に朝日新聞から、事故発生を伝える下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後6時すぎ、北海道七飯町のJR函館線の大沼駅構内で、18両編成の貨物列車のうち4両が脱線した。貨物列車は線路を切り替えるポイント付近で脱線したとみられ、運転士にけがはなかった。

 

JR貨物北海道支社などによると、列車は大沼駅を出発した直後、先頭の機関車から6~9両目が脱線した。

 

道内では、8月に八雲町のJR函館線で大雨のために貨物列車が脱線したほか、昨年9月にも木古内町のJR江差線で貨物列車が脱線する事故が起きている。

 

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0919/HOK201309190001.html

 

 

20139212321分に毎日新聞から、92254分に朝日新聞から、レールの幅が基準値を超えていたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

脱線現場で、レール幅が基準値を超える「整備不良」が約1年間放置されていた。


国交省運輸安全委員会によると、事故が起き、レール幅(規格=1067mm)の広がりが確認されたのは、貨物列車が本線に合流するポイントの20〜30m手前にある副本線(待避線)上。

線路の傷から「脱線が始まった場所」とみられている位置とほぼ同じだった。

現場を通過するのは1日に貨物列車1本で、客車は通らない。


JR北によると、レール幅が広がると、車輪がレールから落ちて脱線する恐れがある。

そのため、同社の内規でレール幅は年2回、保線担当者が実測検査することになっている。

昨年6月の定期検査では、幅が整備基準値(19mm)にギリギリ収まる18mmだったが、同10月に20mmに拡大。

内規では15日以内に補修作業をする必要があったが放置され、今年6月には25mmに拡大していたが、その後も手つかずだった。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130922k0000m040054000c.html

http://www.asahi.com/national/update/0921/TKY201309210269.html

 

 

20139222353分に読売新聞から、基準値超え放置は97ケ所だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


JR北は、脱線事故後に進めた調査で、レールの幅や高低差が基準を超えていて補修が必要にもかかわらず、放置していた線路の不具合が新たに88か所で確認されたと発表した。
このうち49か所は、乗客を乗せた客車が日常的に走行する本線で見つかった。
21日に判明した分を含めると、不具合は計97か所になった。


21日に判明した9か所の不具合は、いずれもレール幅の広がりが、同社の内規で定める基準値(カーブで19mm、直線で14mm)を超えたケースだったが、新たに見つかった88か所の中には、左右のレールの高さが違ったり、レールが波打つようにしてゆがんでいたりしたケースもあった。


補修担当者は社内調査で、「基準値超えを把握していたが、その後に失念した」、「本線の補修を優先し、副本線を後回しにしてしまった」などと釈明している。


出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130922-OYT1T00590.htm

 

 

2013923114分に毎日新聞から、レール幅の管理方法が本線と副本線では違うという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR北によると、保線作業は「線路技術心得(実施基準)」と呼ばれる内規に基づき行われる。

本線は、「軌道検測車」と呼ばれる検査車両が年4回通り、自動的にレール幅や高低を検査。
主に待避線に使われる「副本線」は、現場の保線担当者が計測機械を年2回、手動で使い計測する。

内規では、軌道に異常があった場合は、現場の保線管理室の所長代理まで報告が上がる決まりとなっている。
だが同社によると、検査をした担当者が補修担当者に異常を連絡したままで、上司に報告しないケースがあった。
検査担当者は聞き取りに「補修担当者が上司に報告していると思った」などと説明。ルールが骨抜きになっている実態が垣間見えた。

 


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130923k0000m040072000c.html

 

 

2013924230分に毎日新聞から、不具合97ケ所の放置は保線担当の一部の部署に集中していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

レールの点検や補修を担当する部署によって異常を放置した数に大きな偏りがあることが、同社への取材でわかった。

保線を担当する44部署のうち4部署による放置が65カ所と全体の7割を占める一方、29部署では放置がゼロだった。

 

JR北によると、保線作業を担当するのは保線所(工務所)の出先機関である「保線管理室」や、各駅の工務部門など44部署。785人の社員が作業に当たっている。

異常放置の社内規定違反があった97カ所(本線49、副本線48)のうち、違反が最も多かったのは函館保線所・大沼保線管理室の23カ所(本線4、副本線19)。

同管理室は19日に貨物列車脱線事故が起きた大沼駅を担当しており、国交省が既に立ち入り検査している。

 

他に違反件数が多かったのは、『室蘭保線所・苫小牧保線管理室16カ所(全て副本線)』、『石狩当別駅14カ所(全て本線)』、『北見工務所・遠軽管理室12カ所(本線10、副本線2)』。
この4部署で全体の7割を占めた。


一方、札幌保線所管内には、札幌、小樽、江別など五つの保線管理室があるが、本線、副本線ともに放置はゼロだった。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130924k0000m040090000c.html

 

 

20139251356分に読売新聞から、9251358分に毎日新聞から、新たに170ケ所の線路異常が見つかった、28年間旧基準で検査を続けていた可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新たに7路線170カ所の線路異常が見つかり、JR北は25日、民営化以前の旧国鉄時代から28年間、間違った基準で検査を続けていた可能性があることを明らかにした。

24日午後3時ごろ宗谷線の担当者から検査記録に疑問があるとの連絡があり、間違った基準を適用して検査していたことが判明した。

異常放置はこれまでに97カ所が判明しており、計267カ所に増えた。

 

新たに判明した170か所は全て、旧国鉄時代の1985年以前に敷設されたカーブ部分。
正規のレール幅は1067mmだが、旧国鉄時代の85年3月までは、例えば半径500mのカーブでは、大型で重量が重い機関車を想定し、5mmの余裕をみて1072mmで敷設していた。
その後、機関車のスリム化や走行性能の向上に伴って、1067mmに狭められた。

同社は内規で、カーブ区間ではレールの幅が25mm広がった段階で補修するとしており、本来なら1092mmを超えた箇所は補修する必要があった。
ところが、同社の保線担当者は、旧国鉄時代のレール幅を基に1097mmまで補修の必要がないと勘違いしていたため、実際には補修が必要な箇所が放置されてきた。
最大で基準から3mm超過していたケースもあったという。

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130925-OYT1T00685.htm

http://mainichi.jp/select/news/20130925k0000e040221000c.html

 

 

 

 

 

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無題
感じたことは
①技術者の矜持は何と引き換えたのか
②何をもって給料を頂いているのだろうか
人の命を直接に扱う仕事の会社でありながら、
本当残念でならない。
森本 厚吉 2013/09/26(Thu)12:50:01 編集
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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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