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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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972330分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山口県下関市で7日午後115分ごろ、卸売業者の建物が倒壊しました。

この事故で車7台が下敷きになり、このうち3台には人が乗っていました。

現場近くで働く人:
「昼休みに談笑していて、突然ですよね。
風圧みたいな感じで、バリバリというような音がした。
社長だと思うけど、『車の中に3人いる』と大きな声で叫んでいた」

建物は、木造と鉄筋が混在していたとみられています。

道路側に突き出ている2階部分のひさしが崩れて、それに引きずられる形で、壁も崩れました。

会社は創業95年になる卸売業者で、今はヘアブラシや化粧品などを扱っていました。

倒壊した建物は1970年に建てられ、翌71年に3階部分を増築していたことがわかっています。

車の中にいたのは、会社の従業員の3人。
1台に1人ずつ乗っていました。

40代と50代の男性2人は救助されました。

もう1台の青い車に乗っていた55歳の男性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

建物が倒壊した会社『T』社長(50):
「申し訳ないという一言に尽きます。
亡くなられた(社員は)私のいとこにあたります。
年も私より上で、兄のような存在で。
奥さんに何て言ったらいいのか。
先程、奥さんとお姉さんには病院で話ができたんですが、ひたすら謝るしかありません」











https://news.yahoo.co.jp/articles/88b9d438cd7ace88c42ec6d506d45f1dcbd7360b 

 

981113分に朝日新聞からは、2階には化粧品雑貨などの商品を置いていたが最近荷重が増えた状況にはなかった、2階は以前から雨漏りしていて1年前には建替え費用の見積もりをとっていたなど、趣旨の記事がネット配信されていた。

県警によると、それぞれの車に乗っていた3人のうち、樋口さん(55)が頸髄(けいずい)損傷で死亡。
2
人が背骨の骨折や首のねんざなどのけがをした。

7日夜に記者会見した『T』の辻社長(50)によると、倉庫だった2階は化粧雑貨などの商品を置いていた。

最近、荷重が増した状況はなかったという。

2階は以前から大雨の際に雨漏りがしており、いったんは修理で改善されていたが、8月中旬に「壊れた所にかかる部分」に再び雨漏りがみられ、「修繕しようとしていた」という。

また、建物は老朽化が進み、これまでに壁面のひびなどを修理。

1年ほど前には、全体を建て替える費用の見積もりもしていたという。

亡くなった樋口さんは昼食後、車内で休憩していたという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ983J95Q98TIPE004.html 

 

981928分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、庇部分が先に崩れ、それに引きずられるように建物が崩れた、近くの似たような作りの建物の2階も雨漏りが激しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山口県下関市で会社倉庫が倒壊し1人が死亡した事故で8日、警察が実況見分を行いました。

大規模な倒壊はいったいなぜ発生したのでしょうか。

現場の映像などをもとに分析しました。

これは、倒壊現場に止まっていた車のドライブレコーダーが捉えた倒壊の瞬間です。
がれきのようなものが落ち、クラクションが鳴り響きます。
慌てて人々が飛び出してきますが、なす術はありません。

7日、山口県・下関市の会社倉庫が倒壊した現場。
8
日朝、実況見分が行われました。

2人がけが、55歳の従業員1人が死亡しました。

建物が倒壊した会社「T」・辻社長(50):
「亡くなられた方は私のいとこ。奥さんになんと言っていいか」

倒壊したのは、2階の倉庫部分です。
張り出したこの部分が崩れ、それに引きずられる形で、建物は倒壊。
下に止められていた車7台を押し潰しました。

冒頭の映像は、隣の会社の車から撮られたものです。

なぜ“2階部分”は、倒壊したのでしょうか。

建物が倒壊した会社「T」・辻社長:
「数週間前の豪雨で雨漏りがひどくなって、今後修繕が必要かなと考えていた。
建物の老朽化が原因の一つではないかと」

倒壊した“2階部分”はどうなっていたのでしょうか。

近隣の会社社長:
2メートルくらいはここからせり出している」  

現場近くにある、似た作りの2階部分を見せてもらいました。

近隣の会社社長:
2階は物置にしている。使っていないような状態。

借りて入る前の状態のまま」 

この一帯は50年ほど前にまとめて建てられたため、倒壊した建物と築年数はほぼ同じ。

15年ほど前に賃貸で入居しました。

近隣の会社社長:
「雨漏りが原因で『鉄骨』がそのまま見えます」

天井は、ぽっかり穴が開き、一部剥がれ落ちています。

近隣の会社社長:
「雨漏りは激しかった。天井がはがれて」

倒壊した原因は、雨によるものなのでしょうか。

NPO建築Gメンの会・田岡1級建築士:
「当然、『鉄』とかであれば『雨』でさびたりしますので、劣化することはある」

さらに、先ほど見せてもらった会社では、ほぼ物は置かれていませんでしたが、倒壊した会社では、倉庫として利用されていました。

建物が倒壊した会社「T」・辻社長:
「(雑貨など)11個商品の重さはないが、それがまとまるとある程度の重さとなる」

荷物の重さによる経年劣化。
そこに雨漏りが重なったのが原因ではと専門家は指摘します。

NPO建築Gメンの会・田岡1級建築士:
「長期荷重となるとけっこう荷重がかかってくるので、接続部に影響が出たのではないかなと。
複合した原因じゃないのかなと」  

下関市によると、震度5強程度で倒壊しない旧耐震基準は満たしていたということです。

















https://news.yahoo.co.jp/articles/1b7735b0a42900d57c3a794adbfee47979b93da4

 

972025分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、2階が出っ張っている庇部分は1階で支える壁や柱がないので強度的には弱くなりやすいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

一体なぜ、突然、建物が崩れ去ったのでしょうか。

専門家に聞くと、構造の複雑さを指摘しました。

下関市で倒壊した建物。
元々は駐車場に被さるようにひさしがありましたが、壁ごと崩れ落ちて7台の車を押し潰していました。

一体なぜ、こんなことになったのでしょうか。

元小田原市消防本部・永山氏:
2階が1階よりも“出っ張っている”というのは難しい構造。
1
階で支えるべき壁や柱がないので、どうしても2階のはりとか床とか、そういう部材で支えなければいけない。
もしそこに強度が足りないとか、経年劣化で弱くなったりすると、どうしても崩落・落下事故が起きやすくなる。
(建築当初)しっかり建てたとしても、何年か経つと弱くなってしまう。
雨が吹き込んで鉄骨がさびたり、木造だと腐ってくる。
それが最初の強度を発揮しないと耐え切れなくなってしまうことはあり得る。
また古い建物だとしたら、構造的に基準・規制がゆるい、弱い状態で建てられている可能性もある」

https://news.yahoo.co.jp/articles/61877236f1985ec8226644b3ea2bddf05dbba2d7

 

98182分にNHK山口からは、一帯の建物は産業団地としての統一感を出すため各社が庇のある社屋を建設した、この会社は3階部分増築時にも市に図面を提出していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

倒壊した辻豊の倉庫がある下関市一の宮卸本町には、およそ50年前から、卸売業の会社の社屋や倉庫が相次いで建てられました。

これらの会社が加盟する下関問屋センター協同組合によりますと、産業団地としての統一感を出すため、各社がひさしを備え付けた社屋を建設したということです。

『T』の倉庫は昭和45年に建てられ、その翌年には3階部分を増築していて、建設や増築の際には、工事の図面を市に提出する手続きを行ったということです。

建築基準法では、用途や面積に応じて建物の定期的な点検と報告を義務づけていますが、今回の建物は倉庫で、不特定多数の人が出入りする場所ではなく、点検や報告の対象外となっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220908/4060014701.html 

 

(2022年9月30日 修正1 ;追記)

2022928204分にYAHOOニュース(テレビ山口)からは、老朽化により鉄骨に亀裂が入っていたとする報告書が市に提出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

会社が「老朽化が原因」とする報告書を、市に提出していたことがわかりました。

報告書は今月21日付けで、郵送で提出されました。

会社の弁護士によると報告書では、倒壊の原因は老朽化により鉄骨に亀裂が入ったためとし、重みに耐えきれず倒壊したものとみられます。

倒壊した部分はすでに撤去されていて 、再発防止策については建物を使用禁止にするとともに、今後、所有者の下関問屋センター協同組合と協議のうえで解体する、としています。

市の建築指導課では、今回の結果の内容を会社側と照らし合わせたうえで、国土交通省に報告するという事です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84e0cce0a46d8149cc4b7441090b4d3ba370c289

 

 

  

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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