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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年5月19日3時13分に毎日新聞から、同日13時39分にmsn産経ニュースWESTから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大阪市内のオフセット校正印刷会社の工場で、1年以上働いた経験のある元従業員のうち、少なくとも5人が胆管がんを発症、4人が死亡していたことが、熊谷信二・産業医科大准教授(労働環境学)らの調査で分かった。
作業時に使われた化学物質が原因と強く推測されるという。
遺族らは労災認定を求め、厚生労働省は調査に乗り出した。


熊谷准教授によると、同社では91〜03年、「校正印刷部門」で1年以上働いていた男性従業員が33人いた。
発症当時の5人の年齢は25〜45歳と若く、入社から7〜19年目だった。
熊谷准教授が今回の死亡者数を解析したところ、胆管とその周辺臓器で発生するがんによる日本人男性の平均死亡者数に比べ約600倍になった。


校正印刷では、本印刷前に少数枚だけ印刷し色味や文字間違いなどを確認するが、印刷機に付いたインキを頻繁に洗うので結果的に洗浄剤を多用する。
洗浄剤は、動物実験で肝臓にがんを発生させることが分かっている化学物質「1、2ジクロロプロパン」「ジクロロメタン」などを含む有機溶剤。
会社側は防毒マスクを提供していなかったという。


91〜03年当時、ジクロロメタンは厚労省規則で測定や発生源対策が求められていたが、1、2ジクロロプロパンは規制されていなかった。

熊谷准教授は「これほど高率になると、偶然とは考えられず、業務に起因している。校正印刷会社は他にもあると聞いており調査が必要だ」と話す。
元従業員らが労災認定を求めたことについて、会社側は「真摯に対応させていただいている。個人情報などもあり、お答えできない」としている。


上島通浩・名古屋市立大教授(労働衛生)の話、『大変重要な事例で、食事など地域性の要因も含め調査が必要だ。』

◇胆管がんとは 
肝臓で作られた胆汁を十二指腸まで運ぶ胆管に発生するがん。
早期発見が難しく、進行も早いことから、治療が困難ながんの一つとされる。
厚労省の人口動態統計によると、胆管および胆嚢のがんによる平成22年の国内の死者は、1万7585人(男8440人、女9145人)。
外科手術による切除が主な治療法となるが、切除できた場合の5年生存率は40~50%とされる。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120519k0000m040131000c.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120519/waf12051913460014-n1.htm
 
 
2012年5月19日2時34分に毎日新聞から、本件が明らかになった経緯について、下記趣旨でネット配信されていた。
 
「元同僚が同じようながんで次々死んでいく」−−。
西日本のオフセット印刷の校正印刷会社で発症が相次いだ「胆管がん」。遺族らは厚労省に全容の解明と被害拡大の防止を求めている。 

きっかけは昨年春から、胆管がんのため40歳で死亡した男性の遺族らが熊谷准教授に相談したことだった。
男性は両親に「職場は有機溶剤が漂い、環境が悪い」と言い退職した。
5年後に胆管がんを発症すると、両親に同僚が同様の病気で若くして亡くなっていることを明かし、苦しみながら帰らぬ人となっていた。
父は「人生半ばで亡くし非常にショックだったが、労働環境を改善してもらわねば」と調査を願った。

熊谷准教授は、男性が受け取っていた年賀状をもとに、31歳で死亡した同僚の兄あてに手紙を送って調査の協力を依頼。その母親から電話で「実は、兄も弟と同じ会社に勤めていましたが、4年前に46歳で亡くなった。2人とも胆管がんでした」と告げられた。

熊谷准教授が遺族らに手紙を書くなどして元従業員らに当たると、仕事中に吐き気がしたり、少しアルコールを飲んだだけで肌がまっ赤になる同僚もいて不思議だったなどとの証言も出てきた。
遺族に病院への開示請求などをしてもらい、医学資料を集めると、5人が胆管がんにかかり、うち4人が死亡していた。

息子2人を失った母親は「悔しくて無念です。これから働く人のために病気をなくしてほしい」と厚労省の調査の行方を見守っている。

 
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120519k0000m040133000c.html
 
 
2012年5月22日10時39分に毎日新聞から、厚労省の今後の取り組みについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
小宮山厚生労働相は22日の閣議後の記者会見で「まずは現場の状況を調べ、(原因調査を)どのようにやっていくか検討する」と、会社工場の実態把握から調査を進める方針を明らかにした。

印刷機の洗浄作業で使われた有機溶剤に含まれる化学物質が原因と推測されているが、厚労相は「全国には多くの印刷所があるが、ここだけで発生している。言われているものが原因として特定できるのかも調査していく」と述べた。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120522k0000e040166000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
報道されている化学物質が原因かどうかはまだ不明だが、ジクロロメタンはブログ者が勤務していた工場でも使用していた。
その際、安全スタッフとして有害性について調べたことがあるが、有害性はあるものの、極端に危険な物質だという認識はなかった。
最新情報をkis-netで確認しても、許容濃度が50ppm、発がん性はIARCで2Bと、やはりそう極端に危険な物質ではない。
一方の1,2ジクロロプロパンはといえば、許容濃度が75ppm、IARCで3と、ジクロロメタンよりも安全サイドだ。
原因解明が待たれる。

 


(2012年6月15日 修正1 ;追記)
 
2012年6月12日8時29分にmsn産経ニュースから、同日23時58分にNHK大阪から、また13日1時49分にmsn産経ニュースWESTから、①他にも事例があった②厚労省が全国調査に乗り出すという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
同様の事例が東京都と宮城県でも報告されていたことが11日、厚労省などへの取材で分かった。
同省は、特定の地域や事業所に限らず問題が全国的に拡大する可能性があると判断し、近く全国の事業所を対象に実態調査する方針を固めた。
 
同省が原因物質の特定を待たずに全国調査に乗り出すのは異例。
同省は、アスベスト(石綿)の健康被害と同様に問題が拡大する可能性もあるとみている。

一方、この会社では、ほかにも現在会社に勤めている従業員3人と元従業員2人が胆管がんを発症し、治療を受けるなどしていることがわかった。
新たにわかった5人は、いずれも30代前半から40歳前後と胆管がんとしては若い年齢で発症していて、このうち元従業員の男性1人は死亡している。
この5人も印刷機についたインクを洗浄する作業に関わっていたということで、これで、この会社で胆管がんを発症したのは、あわせて10人、このうち5人が死亡したことになる。

 
 
また、東京都と宮城県の印刷会社でも、勤務していた元従業員が胆管がんを発症したとの情報が遺族らから地元の労基署に寄せられた。
同省は確認を急いでいるが、同様の事例が他の地域で報告されたのは初めてという。

総務省の統計によると、全国の印刷会社は約1万8千社で、校正印刷を主とする会社は約150社に上る。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120612/crm12061208290008-n1.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2005764121.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120613/waf12061301510002-n1.htm
 


(2012年6月22日 修正2 ;追記)
 
2012年6月17日19時8分に朝日新聞から、洗浄剤を使った作業の実態が下記趣旨でネット配信されていた。
 
この問題で、元従業員の男性が作業の実態を語った。
原因の可能性が指摘されている臭いの強烈な洗浄剤を、マスクなしで常時使う状況だったという。


「刺すような鼻の奥に押しつけられるようなきつい臭い。顔に近づけたら痛くて目が開けられない。吐き気に襲われ、ウウッとなった。皮膚につくとピリピリし、赤くなる」。
大阪府内に住む40代の元従業員の男性は校正印刷部門で働き、洗浄剤を使い続けた。

男性によると、約100m2の作業場は地下にあり、校正印刷機は7台。プラスチック容器に入った洗浄剤はふたをあけた状態で機械の下に置かれていた。

校正印刷は印刷見本を作る仕事で、少ない枚数を試し刷りしては機械についたインクを拭き取る。
洗浄剤を布に染みこませる時、においがきついので両手を伸ばし顔から離していた。8時間労働の場合だと、拭き取る動作は200回以上。マスク着用を指示されたことはなかった。


在職中、肝臓を悪くした同僚がいた。同僚が「洗浄剤のせいではないか」とただすと、会社側は「何もわかっていないのに、洗浄剤のせいにするのはおかしい」と話したという。
男性は過酷な勤務のため、「体がもたない」と退職した。
男性は「もう犠牲者が出てほしくない」と話した。

 
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0617/OSK201206160168.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
いくらなんでも、今時、こんな劣悪な作業環境の職場があるとは・・・。
報道の通りだとすると、絶句である。

 


(2012年7月9日 修正3 ;追記)
 
2012年7月3日付の毎日新聞夕刊紙面に、「社屋移転後に発症」という見出しで、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
91年に現在の社屋を新築し、移転したのを機に、作業場の環境が悪化した可能性があることが分かった。
 
作業場は地下1階にあり、校正印刷は湿度や温度が安定しているほうが品質を保てるというが、厚労省は「有機溶剤を大量に使う場合に必要な換気量を満たしていなかった可能性がある」と指摘。
社屋の構造や効率優先の職場環境が、問題の背景に浮かび上がった。
 
同社では、91年~03年に働いた12人が発症、うち7人が死亡した。
毎日新聞の取材では、社屋新築前の退職者に発症者は確認されていない。
 
移転前後に校正部門で働いていた元従業員によると、旧工場は平屋建てで、校正印刷機は4台だった。有機溶剤の臭いで気分が悪くなると、扉を開けて換気し、屋外に出た。
しかし新社屋の作業場は、換気設備はあったが窓もなく、約100m2に校正印刷機を一時7台置いて作業していた。
有機溶剤は揮発性が高かったという。
 
さらに、移転後にノルマが厳しくなり、忙しくて地上に出る余裕もなくなった。
元従業員は「臭くて耐えられず辞めた。その後、同僚が次々亡くなった」と話す。
別の従業員によると、吐き気を催したり、吐く人を度々見かけたという。

 
 
また、2012年7月8日18時39分に朝日新聞からは、作業場の推定見取図付で、室内空気は循環式だったかも?といった記事がネット配信されていた。
 
法律で定められた排気装置がなかった疑いが強まった。有害物質を含む空気が循環し、換気が不十分だった恐れもある。窓もない作業場の劣悪な環境が長年続き、従業員の健康をむしばんだとみられる。

「作業場では校正印刷機の下に空気の吸い込み口があり、頭上の吹き出し口からも洗浄剤の刺激臭がしていた。循環する仕組みなんだと上司がいっていた」。1990年代後半からこの会社で働いていた30代の元従業員は話す。

印刷見本を刷る仕事で頻繁にインクを落とすため、洗浄作業はマスクもなしで1日300~1千回に及んだ。
印刷業関係者によると、きれいな色を出すには室温約25℃、湿度55%が理想だ。窓もない地下なら密閉性が高い。会社のPR文には「外気を完全にシャットアウト」とある。社長は温度と湿度を完全に管理できる「西日本一の環境や」と自慢していたという。


同業者はこの作業場に入った際、「臭いがきつく5分足らずで頭がクラクラした」。別の同業者はおもに有害性の低い洗浄剤を使用。定期的に窓を開けて換気している。

労安法有機則では、ジクロロメタンを使う場合、「局所排気装置」の設置が義務づけられている。発散源近くに取りつけたフードで吸い込み排気する仕組みだが、この物質を使っていた90年代、会社は装置を取りつけていなかった可能性が高い。

複数の元従業員が校正印刷機の下に吸い込み口があったという。厚労省は局排付きの校正印刷機を入れたのは数年前で、換気されたものの、大部分が作業場にもどってくる設計だったとする。  


定期健康診断結果を報告していなかった。産業医、衛生管理者、安全管理者をおいていなかった。衛生委員会もなく、作業リーダーの「職長教育」もしていなかった。厚労省は5、6月にかけ、会社に対して少なくとも六つの事柄について是正勧告した。
いずれも従業員の安全や健康を守る上で欠かせないものだ。


「従業員の健康より製品、もうけ優先。いまの時代にこんな会社があったのか」と厚労省関係者は驚く。
厚労省は全国約500の印刷事業所を調査し、作業環境や健康被害、法令順守の状況について近く結果を発表する。「これほどひどい会社が全国にどれだけあるのかということだ」


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0708/OSK201207070218.html
 


(2012年9月3日 修正4 ;追記)

2012年7月10日2時30分に毎日新聞から、米国でもメチクロ使用職場で発症例があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この印刷会社での使用が指摘される有機溶剤を使っていた米国の化学繊維工場で、胆管がんなどによる死者が高い率で発生していたという研究報告が行われていたことが分かった。
報告は90年、米国人の研究者が、欧州の専門誌で発表した。

問題の化学繊維工場は米国南東部サウスカロライナ州にあり、半合成繊維の「トリアセテート繊維」を製造。天然の木材と酢酸を混ぜ、溶剤として化学物質「ジクロロメタン」を使っていた。生産は86年に中止されたという。

研究では、この工場で1954〜77年に働いた従業員計1271人について、86年までの動向を調査。その結果、胆管がんで2人、関連するがんの胆管細胞がんで1人の計3人が死亡していたことが分かった。これらのがんの死亡率は米国平均の20倍だという。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120710k0000m040113000c.html


一方、2012年7月10日17時34分に朝日新聞からは、1,2ジクロロプロパン犯人説を示唆するような、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

発がん性の疑われる化学物質の暴露は許容濃度の最大20倍――。
10日、厚労省の調査結果が明らかにしたのは、胆管がんの発症が相次ぐ大阪市内の印刷会社で元従業員らが高濃度の化学物質を浴び続けていたという実態だった。
「20倍は非常に大きな数字。たとえると、アルコールを10倍摂取すればどうなるか、考えればいい」
 厚労基準局は発表の中で、胆管がんの発症が続出する大阪市中央区の印刷会社についてこう指摘した。

厚労省は納入業者から入手した伝票から、1997年から2006年まで、発がん性の疑いがある「1、2ジクロロプロパン」が洗浄剤に含まれていたことを確認。
問題の印刷会社の作業場を借り切り、元従業員の証言で同社で長期間使用されたとされるジクロロメタンとジクロロプロパンを含む洗浄剤を使うと、これらの化学物質にどれぐらい暴露されるのか再現した。

地下の作業場は換気が不十分で、揮発した洗浄剤の成分の大部分が室内に還流していた。
これらの状況を再現した結果、ジクロロメタンは360~130ppm、ジクロロプロパンは210~60ppmに達した。
これはそれぞれ、米国産業衛生学術会議の許容濃度の7.2~2.6倍、20~6倍にあたるという。

厚労省は「有機溶剤は手の皮膚からも吸収され、容器のふたが開いたまま置かれていたという証言もある」とし、これらの物質が実際に使われた量がより多ければ、暴露量はさらに増えるとみている。
今後、大量の暴露による健康への影響を調べる方針だ。

一方、2人が胆管がんを発症したとして労災申請している宮城県の印刷事業所でも、96~11年にかけて使っていた有機溶剤に1、2ジクロロプロパンが含まれていたことがわかった。少量だったが、ジクロロメタンも納入されていた。

この事業所も地下室ではないが窓を閉めて作業しており、1日の洗浄時間が長時間に及んでいたという。
厚労省は大阪と宮城のケースの共通点について、「通風の不十分な環境で洗浄作業をしており、1、2ジクロロプロパンを大量に使用していた可能性がある」と指摘。
ただし、宮城の事業所は、東日本大震災で建物がなくなっており、過去の作業場の環境についての調査が困難だという。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0710/OSK201207100080.html


また、2012年9月2日11時9分に読売新聞から、現地での再現実験結果についての、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

多くの発症者が出た大阪市の校正印刷会社「S社」では、地下作業場内の場所によって、発症原因と疑われる化学物質の大気中の濃度に最大1.9倍の差があったことが厚労省の調査でわかった。

高濃度の場所には印刷機や作業台が集中。元従業員は、この付近で働いていた従業員の多くが発症したと証言している。同省は空調の配置が不適切だったことなどが原因とみている。

同省の委託を受けた労働安全衛生総合研究所が31日、作業場内の調査結果を公表した。
同研究所は、地下作業場を二つのエリアに分け、印刷機を洗浄する再現実験を実施。
洗浄剤に含まれていた「ジクロロメタン」と「1、2―ジクロロプロパン」にさらされる濃度を計測した。
その結果、印刷機が集中するエリアでは、各物質の濃度は最大で、メタンが許容範囲の7.2倍、プロパンが21倍で、もう一方の印刷機の少ないエリアでは5倍、11倍だった。

同研究所は、洗浄剤は揮発性が高いのに、換気装置の排気口は床面にあるなど配置が不適切なため、濃度差が生じたと分析している。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120831-OYT1T01272.htm
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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