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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年2月8日19時50分に共同通信から写真付きで、また2月9日付の毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後1時50分ごろ、名古屋市中区の交差点で、歩行者用信号機の柱(高さ約4.7m、直径約10cm)が根元から折れ、横断歩道をふさぐように倒れた。けが人はなかった。

県警交通管制課によると、倒れた信号機の柱は鋼鉄製で、1991年に設置され、年に1度、委託した業者が点検を実施しており、昨年6月の点検では異常はみられなかったという。
警察は、信号柱内部の腐食が原因とみて調べている。


信号柱の耐用年数は50年とされているが、昨年11月にも同市中村区の同型の歩行者用信号機の柱(73年に設置)が腐食によって自然倒壊しており、県警は想定より老朽化が進んでいるとして、耐用年数や点検方法などの見直しを急ぐ


出典URL
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020801001974.html
http://mainichi.jp/area/aichi/archive/news/2012/02/09/20120209ddlk23040269000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
これまで、どのような基準、方法で点検してきたのだろうか?
耐用年数以内のものは目視点検だけだったのだろうか?

 


(2012年3月27日 修正1 ;追記)
 
2012年3月21日16時17分に読売新聞から一覧表付きで、さらに踏み込んだ記事がネット配信されていた。

道路標識や信号機の老朽化が、深刻な問題となっている。
愛知県で、支柱が耐用年数を超えた標識は全体の73%の41万2079本、信号機は8%の4496本に上ることがわかった。
同県では昨年11月以降、信号柱の倒壊が2件続いた。
県警は全ての支柱の再点検を始めたが、「予算の制約があり、大規模な更新はできない。問題が見つかったものを優先的に取り換えたい」としている。


今年2月8日午後、名古屋市中区の下前津交差点で、高さ4.7m、直径10cmの歩行者用信号機が根元から折れて歩道上に横倒しになっているのを、パトロール中の県警中署員が見つけた。
設置は1991年で、同署は「点検したのは昨年6月だが、その時は異常がなかった」としている。


昨年11月には、同市中村区の交差点でも信号柱が倒壊。2例とも負傷者はいなかったが、歩行者や車に当たれば大事故になった恐れもある。
実際に、2008年10月には、中区の歩道で、倒れた道路標識が小学生の女児に当たり、女児は足の指を折るけがをしている。


いずれのケースも、鋼管製の支柱が根元から折れていた。根元部分は水たまりに接することが多いため腐食しやすい。年月が経過すれば倒壊の危険性が高まることから、更新の目安として耐用年数を定めている。

県警によると、県内の信号機は、鋼管支柱の2万2019本のうち399本が耐用年数の50年を、コンクリート製支柱は3万3805本のうち4097本が耐用年数の42年を超過。
道路脇に立てられる「路側標識」は、53万9948本のうち39万3427本が耐用年数の10年を、幹線道路上に掲げられる「大型標識」は、2万6321本のうち1万8652本が耐用年数の15年を超えている。


愛知県では、経済情勢の悪化に伴う税収不足のため、99年度に「あらゆる分野で予算や補助金を見直した」といい、信号機や標識の維持管理に充てるための交通安全施設整備費も大幅にカットされた。
同整備費は98年度まで約100億円だったが、99年度は約67億円に減額され、以後、ほぼ60億円台が続いている。


信号機の設置費用は交差点1か所あたり500万円かかり、県警幹部は「道路ができれば信号機や標識も新設しなければならず、どうしても既存の設備にしわ寄せが出てしまう。老朽化に更新が追いついていない」と話す。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120321-OYT1T00214.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
本件、どうしても、小中生転落事故の横展開で新年度予算案にポンと3億5千万円を予算計上した堺市と比較してしまう。(2012年3月24日掲載記事)
愛知県警の悩みのほうが現実的だ。
設備を増やせば、それだけメンテナンス費用も増えるのが道理で、そこにギャップが生じた場合に事故が起きてしまう。

 
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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