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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年10月2日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
1日午前9時半ごろ、周南市の出光興産徳山工場第1スチレンモノマー装置の気液分離槽の中で、貴陽興業社員の男性Fさん(57)と出光興産社員の男性Sさん(59)が酸欠状態で倒れているのを、槽の外にいた社員が発見した。
Sさんは意識を取り戻したが、Fさんは意識不明の重体。低酸素脳症とみられる。


同工場などによると、槽は直径約2m、長さ約6mの円柱状。
作業前に槽の内部の酸素濃度を計測したところ、通常の空気中の酸素濃度である20%以上だったため作業を始めたという。
作業中、出入りするマンホールは開けていた。


装置は4年に1度の定期修理作業中だった。
Sさんは修理の施工会社社員で、仕上がりを点検するために槽の内部へ入ったという。
スチレンモノマーは自動車のダッシュボードなど樹脂の原料。


同工場は「槽の外に監視人を置くなど、安全管理は徹底してきたが、低酸素になった原因を究明し、対応したい」と話している。


出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20121002ddlk35040546000c.html
 
 
一方、10月2日付で朝日新聞山東版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
周南市消防本部が測定したところ、酸素濃度は20%以上という基準を大きく下回っていた。
 
 
また、同工場のHPには、以下のような記事が10月1日付で掲載されていた。
 
9時31分頃 1SM装置の内部清掃終了後、内部確認のため装置内に入槽
9時31分頃 1SM装置気液分離槽(SA-V17)内において当社社員1名、協力会社社員1名、計2名が酸欠状態で倒れる。

http://www.idemitsu.co.jp/factory/tokuyama/topics/2012/121001.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□入槽とほぼ同時に酸欠で倒れたようだが、入槽前には、毎回、酸素濃度を測定している筈。
現に、「作業前に計測して20%以上だったので作業を始めた」と報道されている。
とすれば、入槽前の酸素濃度測定位置がマンホールの近傍だけで、槽の最深部の濃度は測定していなかったのかもしれない。
 
□「内部清掃確認のために入槽」したということは、内部清掃した時は酸欠状態ではなかったということだ。
時間的に考えると、内部清掃は前日だった可能性が高い。
とすれば、半日とか1日の間に、何らかの変化点があったということだ。
 
□なぜ、そう長くもない期間で酸欠状態になったのか?、
急激な錆びの発生?空気と間違って窒素を導入した?
両者ともに、ちょっと考え難い。
ブログ者には、推定理由すら思い浮かばない。

 
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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