2015年5月28日18時32分にNHK長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月28日付で信濃毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。5月29日付の信濃毎日新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
28日午前、茅野市の市道で工事のためクレーンでつり上げた電柱が落下して、62歳のアルバイト作業員の男性が下敷きになった。
男性はまもなく近くにいた同僚たちに救助され、病院に運ばれたが、頭などを強く打っていて、およそ4時間半後に死亡が確認された。
警察によると、男性は28日午前10時すぎ、茅野市北山の広域農道「八ヶ岳エコーライン」の道路脇で、上田市の同じ運送会社に勤める男性とともに2人で電柱を付け替える工事にあたり、使用を終えて道路脇に横たえてあった長さ14mの電柱をトラックに積み込むためにクレーンとワイヤーを使ってつり上げていたところ、突然、落下したという。
消防署員や警察署員が通報で駆け付けると、男性が側溝に体の半分が入った状態で倒れ、頭と胸から血を流していた。
中部電力によると、この事故で現場周辺で停電は起きなかったという。
警察は、つり上げた電柱がなぜ落下したのかなど、事故の詳しい状況を調べている。
中部電力によると、落下した電柱は前日の工事で取り替え、男性らが回収していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015116492.html?t=1432846686831
http://www.shinmai.co.jp/news/20150528/KT150528FSI090004000.php
(2015年6月20日 修正1 ;本文修正)
信濃毎日新聞掲載記事の内容を、本文に追記した。
(2016年3月12日 修正2 ;追記)
2016年3月11日18時23分にNHK長野から、現場責任者がワイヤ取り付け状態を確認していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年5月、茅野市で電柱をクレーンで運ぶ作業中に電柱が落下し作業員の男性が下敷きになって死亡した事故で、警察は、現場責任者の作業員がクレーンのフックにワイヤーがきちんと取り付けられているかを確認しないままクレーンを操作して事故を起こしたとして、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、上田市の運送会社に務める62歳の現場責任者の作業員。
警察によると、作業員は去年5月、茅野市北山の道路脇に置かれていた重さ1トン余りの電柱をクレーンでトラックに乗せようとしたところ、電柱が落下し、別の62歳の作業員の男性が下敷きになって死亡した事故で、電柱をつり下げるワイヤーがクレーンのフックから外れないように取り付けられているかを確認しなかったうえ、男性が電柱の真下にいたのに注意しないままクレーンを操作して事故を起こしたとして、業務上過失致死の疑いがもたれている。
調べに対し、作業員は容疑を認めているという。
一方、岡谷労基署は、死亡した男性が電柱にワイヤーをくくりつける作業ができる資格を持っていないのに作業をさせたとして、労安法違反の疑いで、作業員と会社を書類送検した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013623051.html?t=1457725092771
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。