本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015年5月27日17時37分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月27日16時30分に日テレNEWS24から、5月28日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日昼すぎ、桜川市富岡の岩瀬西中学校で、理科の実験のあと、13歳と14歳の2年生の男女2人が相次いで気分の悪さを訴えた。
2人は桜川市内の病院に運ばれたが、意識ははっきりしていて、症状は軽いという。
警察によると、当時、教室では、生徒32人が硫黄と鉄を混ぜて硫化鉄を作る実験を行っていて、理科の担当教師の女性(40)は、毒性のある硫化水素が発生することから、教室の窓を開けて換気を行ったり、実験後は速やかに隣の教室に移動するといった安全対策をとっていたという。
男子生徒は「硫化水素を強く吸い込んでしまった」、女子生徒は「臭いが鼻に残ってしまった」と話したという。
警察では、2人が硫化水素を吸ったとみて、詳しい原因を調べている。
岩瀬西中学校の川野邊教頭は、「カリキュラムに従って指導しているが、生徒の具合が悪くなるというようなことが起こったので、今後はこのようなことがないように十分配慮していく」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1075094721.html?t=1432759576756
http://www.news24.jp/articles/2015/05/27/07275960.html
(ブログ者コメント)
この実験では、過去に生徒が中毒症状をきたしたり、あるいは実験後の廃棄方法不適切でボヤになった事例が報道されている。本ブログでも何件か紹介済。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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