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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月22日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
薩摩川内市の九州新幹線旧川内車両基地の下を通る市道トンネルで、天井からコンクリート片が落下した。けが人はなかった。
 
JR九州によると、天井から約1m四方(厚さ最大7cm)が剥がれ落ち、歩道周辺に十数個に割れていた。重さは約19kg。
通行人が20日午後4時20分ごろに見つけた。
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2011年12月24日付の毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午後5時50分ごろ、刈谷市のスーパーマーケット「B店」(2階建て)の屋上にあったアルミ製看板2枚(いずれも横9.5m、縦6.5m)が、約15m下の路上に落下した。
けが人はなかったが、建物2階の書店のガラス1枚が割れた。

警察によると、落下の約1時間前に通行人から「看板が落ちそうだ」と110番があった。
署員が付近の道路の通行を規制していたところ、落ちたという。

看板2枚はL字型に設置されボルトで固定されていた。警察が原因を調べている。
現場は刈谷駅前で、同店は08年12月にオープンした。


出典URL■■■

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2011年12月6日13時57分に、NHK大阪から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午前0時半ごろ、岩国市の山陽新幹線の「第2米川トンネル」で、線路の点検を行っていた係員が下り線の線路わきにコンクリート片が散らばっているのを見つけた。
JR西によると、コンクリート片は全部で10個見つかり、最も大きいもので長さ20cm重さ470g、10個合わせた重さは940gあった。
JR西は、高さ約6mのトンネルの天井付近からはがれ落ちたものとみて、詳しく調べている。
JR西はコンクリート片を撤去し、新幹線は始発から平常通り運行している。

山陽新幹線では、平成11年ごろからトンネル内でのコンクリート片の落下が相次ぎ、JR西は検査態勢を強化するなどの対策を取ってきた。
このトンネルでは、去年7月にトンネルの天井や壁をたたいてその音で異常の有無を調べ、はがれ落ちそうなところをたたき落とす措置を行っていて、JR西は、この時にたたき落とせずに残った部分が落下したのではないかとみている。




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2011年12月4日21時6分に下野新聞から、5日9時52分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後0時50分ごろ、那須塩原市の道の駅「湯の香しおばら」敷地内に設置された木製の看板が強風で飛ばされ、およそ8m離れた場所にいた買い物中の女性(61)の背中にぶつかった。
女性は転んで上っていた階段に顔などを打ち付け、額と鼻に各約5cmの傷を負った。

警察などによると、看板は高さ1m49cm、横96.5cm、厚さ3.5cmで重さ約11kg。 敷地内にある農産物直売所東側の障害者用トイレのスロープの手すりにビニールひもで固定されていた。
当時、栃木県には全域に強風注意報が出されていた。

警察は強風で看板をくくりつけていたひもが外れたとみてくわしく調べている。


出典URL■■■


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2011年12月4日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午前9時50分ごろ、JR博多駅1番ホームで、蛍光灯を天井から吊り下げるための鉄製の棒(直径9mm、長さ140cm、重さ約700g)が高さ3.5mから落ちているのを、出入り業者が見つけた。けが人はなかった。

JR九州によると、落下した場所は在来線ホームの端。
棒を天井と蛍光灯に固定する金具が折れたことが原因とみられるという。




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2011年12月2日付の毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本広島支社は1日、山陽線埴生駅の下りホームで、天井からつり下げていたアクリル製の案内板(重さ約3.8kg)が落下していたと発表した。けが人はいなかった。
同支社は、管内の同様の設備について一斉点検する。

同支社によると、同日午前6時ごろ、駅の管理をしていた関連会社の男性社員が落下していた「厚狭・新山口方面」などと書かれた案内板を発見。
案内板は03年10月に設置されたもので、大きさは縦30cm、横1.8m、ホームから約2.2mの位置につり下げられていた。
固定していたボルトの腐食が原因とみられる。


出典URL■■■


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2011年11月21日付で、朝日新聞三重全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後3時15分ごろ、近鉄宇治山田駅で、高さ4mのひさしから銅製の飾り板1枚(縦約20cm、横17cm、厚さ1cm、重さ126g)が地面に落ちているのが見つかった。けが人はなかった。

駅舎は国の登録有形文化財。

近鉄によると、飾り板はひさしの側面に釘で打ちつけられていた。
計48枚あり、今年8月の点検では目視と手で触る程度だったという。

近鉄は、ゆるみのある板を取り外した。



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2011年11月21日12時30分に、中日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後2時ごろ、名古屋市の名鉄瀬戸線の架道橋下に、十数個のコンクリート片が落ちているのが見つかった。
橋の裏側のコンクリートが30cm×10cmにわたってはがれ、12m下の車道と歩道に落ちたとみられる。けが人はなかった。

名鉄によると、一番大きなものは縦8cm、横7cm、厚さ2.5cmで重さ160g。
架道橋は1983年から使用しており、雨水の浸透などによる鉄筋の腐食が原因とみられる。1月の目視点検で異常はなかったという。

通行人の通報を受けた交番から駅に連絡があった。
名鉄ははがれた周辺のコンクリートをたたき落とす応急措置を取った。
今後、ほかの架道橋の点検も検討する。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

以下は、名鉄ホームページに掲載されていたお詫び文。
この程度のトラブルでも情報公開する、そういった姿勢の企業が今後増えてくることを期待する。

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2011年11月17日付の毎日新聞京築版から、また16日13時47分にmsn産経ニュースから、16日19時8分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前8時55分ごろ、行橋市の飲食店が入居する「中央ビル」(鉄筋コンクリート4階建て)の外壁2~3階部分に設置していたプラスチック製看板(縦4m、横50cm)が約4m下の路上に落下。
歩いていた会社員男性(61)の背中に当たり、軽いけがをした。
警察によると、看板には、複数の飲食店の店舗名が記されていた。

看板はアルミの型枠に表裏2枚がはめ込まれ、型枠の下部からアルミの留め具をする仕組み。
型枠の底の部分も看板と一緒に落下したということで、警察は、留め具のねじがさびて欠けたとみて調べている。

県は「屋外看板に定期検査をする義務はないが、所有者は十分に気をつけてほしい」と話している。


出典URL■■■
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2011年11月12日付で、朝日新聞石川全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年9月、JR金沢駅東口の「もてなしドーム」の屋根ガラス1枚に破損が見つかった問題で、市は11日、「ガラス内部の硫化ニッケルの体積膨張が原因」とする調査結果を、都市整備常任委員会で報告した。
破損ガラスはすでに取り替えられおり、破片などの落下の恐れはないという。


ネタ元と思われる、市の記者会見資料は下記。
■■■
資料中
「上面ガラスが破損。2008年5月のトラブルと同様な破損状況につき、硫化ニッケルが原因と推定されるが、公的機関で確認する」

などと記されている。

今回のトラブルの様子は、以下の記事参照。 ※9月8日付の同紙(聞蔵)

金沢市は7日、JR金沢駅東口の「もてなしドーム」の屋根ガラス1枚に破損が見つかったと発表した。
ガラス全体にクモの巣状のヒビが入っているが、破片などの落下の恐れはないという。

市によると、6日夕、安全確認のために定期監視していた警備員が破損を見つけた。
ガラスは大きさ約1.5m四方で厚さ8mm。2枚のガラスを中間の膜で張り合わせている。 交
換まで1ケ月ほどかかるため、当面は割れたガラス表面に保護フィルムを装着する。

ドームの屋根ガラスを巡っては、2008年5月にも同様の破損が見つかっている。




一方、2008年に起きたトラブルの様子は、以下のように報道されていた。

2008年10月8日 朝日新聞石川全県版(聞蔵)

市が設置した調査検討委員会は、7日、「破損の原因はガラス内部の硫化ニッケルの体積膨張」とする報告書を市に提出した。

委員会は同日まで3回開かれ、ドーム自体の構造や温度差など、考えられる要因を検討。上からの落下物がなく、構造に変形もなかったが、ガラスの破断部分から硫化ニッケルを検出したことなどから、硫化ニッケルが熱エネルギーを溜めこんで膨張したことが原因と推定されるとした。

硫化ニッケルを含むガラスは約4万枚に1枚とされ、破損は極めて稀という。



2008年5月18日 朝日新聞石川全県版(聞蔵)

金沢市は17日、「もてなしドーム」屋根のガラス1枚に破損が見つかったと発表した。
強化ガラスにクモの巣状にヒビが入っているが、破片が落下する恐れはないという。
 同市は事故調査委員会を設置し、ガラスの破損原因を調べる。

同市によると、16日午後2時半ごろ、周辺をパトロールしていた警備員が破損を発見。17日に市職員が屋根に上がって破損を確認した。
屋根は1.5m四方で厚さ8mmの強化ガラス2枚の合わせガラス。破損したのは上部のガラス1枚。ガラスには物が衝突した跡などはなかった。

「もてなしドーム」は2005年3月に完成。06年4月に不純物が原因で側面ガラスが破損したことがある。
ドームの屋根には合わせガラス1234枚が使われており、破損は初めてという。




(ブログ者コメント)

□ガラスが内部不純物の膨張で自然に割れることがあるなど、初耳だ。
そこでネットで調べたところ、事例を含め、硫化ニッケルによるガラスの割れに関する記事が多数見つかった。
どうも業界では常識レベルのことらしい。

以下、平成14年(2002年)に熊本で起きた事例に対する報文が分かりやすかったので紹介する。
    
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また、下記の記事には09年に三菱商事ビルで、04年に朱鷺メッセで同様な事故が起きたと書かれてある。
    
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□これだけ知られている現象に対し、「もてなしドーム」の設計者はどう評価を下し、どのように事故防止策を講じていたのだろうか?
事例の活用、再発防止という点で気になるところだ。




(2012年6月29日 修正1 ;追記)
 
2012年6月25日23時24分にNHK金沢から、またヒビが入ったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
金沢駅東口の「もてなしドーム」の屋根ガラスの1枚にヒビが入っているのが見つかり、金沢市では応急処置をしたうえですみやかにガラスを交換することにしている。
「もてなしドーム」のガラスが破損するのはこれで3回目。


金沢市によると、25日午後1時40分過ぎ、「もてなしドーム」の屋根ガラスにヒビが入っているのを警備員が見つけた。
市の職員が屋根に登って確認したところ、縦・横1.5mのガラス1枚にクモの巣状にヒビが入っているのが確認された。
この屋根ガラスは厚さ8mmの強化ガラス2枚を合わせたもので、ガラスの間には落下を防ぐため粘着力のある膜が張られているため、破損したガラスがただちに落下する危険はないという。


金沢市では26日、ビニール製の保護フィルムを割れたガラスの表面にはって安全をはかるほか、すみやかに破損したガラスを交換することにしている。

もてなしドームでは4年前と去年の9月にもガラスにひび割れが見つかっており、いずれもガラスの中にまれに含まれる「硫化ニッケル」という不純物が膨張したことが原因だったことから、金沢市では今回の破損も同じ原因とみて調べることにしています。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023092861.html
 


(2012年7月6日 修正2 ;追記)
 
2012年7月5日付で毎日新聞石川版から、市はメーカーに対策を要請する方針である旨、ネット配信されていた。
 
金沢市長は4日の定例会見で、「もてなしドーム」で先月25日に屋根ガラス1枚(縦横1・5m、重さ90kg)がひび割れて破損したことにふれ、「屋根ガラスの確認作業を徹底し、異常を確認した場合はすぐに対応したい」と話した。

同ドームでは既に計3回、ガラスが破損。
市は製造段階でガラス内に混入した不純物が原因とみており、近くメーカーに対策を要請する方針。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20120705ddlk17040666000c.html
 

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2011年11月10日付の毎日新聞佐賀版ならびに朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR九州は9日、唐津駅の改札口上にあるアクリル製案内板(縦34cm、横212cm、厚さ2mm、重さ1.1kg)が今月2日午後9時25分ごろ、約2m下の床に落下したと発表した。けが人はなかった。

同社によると、案内板は乗り換え案内などを表示したもので、約3年前から天井に固定された列車の発車情報の電光掲示板から針金5本でぶら下げられていたが、5本全てが切れたという。 針金が摩耗して切れるなどしたらしい。

同社ではトラブルがあった場合、速やかに本社に報告する決まりになっているが、けが人がいなかったことから駅長は8日になって報告したという。

同社管内の駅では今年度、同様の落下事故が3件発生しており、全駅で案内板などの設置状況を確認している最中だった。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

駅構内で案内板などが落下したトラブルは、本ブログでも何件か紹介しているが、今回の事例は、その横展開として設置状況を確認している最中の出来事とのこと。
実際に、唐津駅でも確認中だったのだろう。

そういった前提で話を進めれば、このような確認は、全てを一気呵成に、というわけにはいかない。
かかるマンパワーと潜在危険度とのバランスからみて、落ちて危険な案内板などから優先的に確認していくことになる。
厚さ2mmの案内板が後回しになっても、それは致し方ないことだ。

今回は、たまたま改札口の下に人がいなくて幸いだったと思うしかないのだろう。


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2011年11月5日9時16分に秋田魁新報から、同日20時18分と7日19時5分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

仙北市民会館のホールで3日午後3時25分ごろ、地元中学校の吹奏楽部が演奏会を開催中、石こうボードの一部が高さ約6.8mの天井から落下し、観客席にいた同市の60代女性を直撃した。女性は左肩鎖骨骨折のけが。
同館はこの事故を,翌4日になって警察に通報した。

同市教育委員会によると、女性を直撃した石こうボードは長さ約50cm、幅約30cmとみられる。女性は会館の職員が車で市内の病院に運んだ。
ホールには当時、観客が300人ほどいたが、他にけが人はいなかった。
警察が石こうボード落下の原因を調べている。

市民会館は築30年ほど。職員が演奏会の前に天井を目視で点検した際、異常は確認されなかったという。
市教委は「当方の管理上の問題であり、被害に遭った方には大変申し訳ない」と陳謝。警察への通報が翌日になったことについては「被害者への対応に追われ、遅れてしまった」と釈明した。

事故当時、場内は騒然となったが、事故後も席を一部移動させただけで、演奏会は続けられたという。 館長は、「私がけが人を病院に運んでいる間に現場の職員の判断で続けたようだ」と話している。

7日に開かれた市教委臨時会議では、警察への通報遅れや安全確認せずに演奏会を続けたこと、責任者である館長が現場を離れたことなどを糺す意見が相次いだ。
市教委では、こうした事故の際の対応マニュアルを作る意向を示した。
また、東日本大震災対応は職員による目視確認だけだったことも明らかになり、市教委の所有する施設を至急点検せよとの意見も出された。


出典URL■■■
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(ブログ者コメント)

報道によると、この館長、「けが人の対応で頭がいっぱいで動揺していた」と話しているという。 まさかの事態に動揺したことはわかるが、館長たる者、非常事態発生時には現場で指揮命令することが職務であり、自分が動いてはいけない。

一方、このような施設だと火災非難訓練などが行われていて、非常時の役割分担など、明確になっている筈。館長や従業員は、それに準拠して行動すればいいだけの話しだ。
新たに対応マニュアルを作るらしいが、どんなマニュアルを作ろうというのだろうか?




(2011年11月10日 修正1 ;追記)

2011年11月9日16時49分に読売新聞から、今後は既存の「危機管理マニュアル」に個別対応などを盛り込んでいく旨、ネット配信されていた。

市教委は、事故後の判断や対応に甘さがあったとして、市教委の「危機管理マニュアル」を見直し、施設の種類ごとに具体的な対応方法を盛り込むことを決めた。  

市教委には、既に学校、社会教育施設、社会体育施設などを対象にした危機管理マニュアルがあるが、職員の心構えや連絡体制などが中心となっている。
部長は、読売新聞の取材に対し、「施設の種類ごとに、危機発生時に個別・具体的な対応を盛り込む必要がある。近く作成を指示する」と話した。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

この報道からみる限り、火災対応など具体的なマニュアルは作られていなかったようだ。
火災以外、地震への備えも必要な筈。その辺、どう考えていたのだろう?




(2011年11月13日 修正2 ;追記)

2011年11月10日19時5分にNHK秋田から、その後の動きなどについて下記趣旨でネット配信されていた。

仙北市議会の教育民生委員会で、今月3日、事故について話し合われた。

この中で教育委員会側は、7日の会議で提出した報告書のなかで、「事故当時、周辺にいたのはけがをした女性1人だった」としていたが、実際には中学生7人にも石こうボードの破片があたったなどと、報告書の内容を修正したことを明らかにした。

また、建設業者が行った調査結果も報告され、今回の事故は、天井の石こうボードが劣化していたうえ、過去の地震が影響して落下したと見られるとしている。

これを受けて教育委員会側は、今後、すべての石こうボードを取り替え、万が一のときに備えて、石こうボードの下に金網を設置する予定だと明らかにした。

またこの日は市民会館のホールが公開され、天井の後方部分に長方形の大きな穴が開き、石こうボードが落下した周辺にはロープが張られていた。

市の教育委員会では今月19日に予定していたホールでの会議を予定通り開きたいとしていましたが、修理が終わるまですべての予定を中止するとしている。


出典URL■■■


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2010年10月30日16時50分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

下関市にある空きビル前の市道の通行が、約8か月にわたって制限されている。

ビル外壁のタイルが落下し、通行人に危険が及ぶ恐れがあるためで、市は所有者に落下防止策を要請しているが、資金難を理由に応じないという。
市は「個人資産なので、所有者に改善を求めるしかない」と頭を悩ませている。

ビルは歓楽街の一角にあり、市によると、10階建てで、1977年に完成。ホテルとして営業していたが、昨年廃業し、現在は使われていない。

最初に外壁が落下したのは今年2月19日。ビル前の歩道に粉々になったタイルの破片が落ちていたため、市は歩道の一部にフェンスを設置し、立ち入り禁止にした。
市はその後、所有者に文書や電話で防止措置を講じるよう再三求めたが、所有者は「資金がなく、対応できない」と回答し、放置されたままになった。

今月22日には再びタイルが落下し、車道に駐車していた車のトランクに当たっていたことが確認された。
市は「車道も危険」として規制を強め、ビルに面した道路を約30mにわたって立ち入れないようにした。

周辺には飲食店が並んでおり、通行人の男性は「店に行くのに不便」と話す。 市は「市が落下防止策を取るわけにもいかず、通行規制を解除する見通しは立っていない」としている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□ブログ者も、このビル所有者と同じ立場に立ったことがある。
それは、築40年で誰も住まなくなった田舎の実家で瓦が落ちたと、管理をお願いしている人から2年続けて連絡があった時のことだ。

□1回目は簡易補修で済ませてもらったが、2回目ともなると本格補修を考えざるを得ない。費用大。それに加え、管理をお願いしている人も高齢で、いつまでも管理をお願いするわけにもいかないという事情もある。
かといって解体して更地にすると、建物がある場合に比べ、固定資産税が5倍ほどかかるとのこと。これは痛い。田舎ゆえ、更地にしても、すぐ売れるとは限らないし・・・。

□ということでかなり迷ったが、結局は、管理する人もいなくなり、挙句、落ちた瓦で通行人にケガさせるよりはと、解体するほうを選んだ。

□そんな経験をしているブログ者からすれば、このビルの所有者、通行人の安全確保という、自分が果たすべき責任から逃げているとしか思えない。

□行政も、産業界には、潜在状態でしかない事故の未然防止を、時には過剰と思うほど強く指導するのに、市民生活に関する顕在化した危険な状態には、このように打つ手なしといったケースが多い。
産業界には許認可権限があるので強く出れるが、許認可権限のないところには強く出れないということなのだろう。

□今は市が通行制限して安全を確保しているとのことだが、想定外のことが起きて死亡事故が発生した場合、誰がどう責任を取るというのだろうか?
仮に誰かが責任をとったとしても、死亡した人は帰ってこないのだ。



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2011年10月27日付で、朝日新聞福井全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、10月27日付の福井新聞紙面にも同趣旨の記事が掲載されていた。

26日午後0時20分ごろ、越前市の国道8号と365号の立体交差で「国道8号の高架のコンクリートが落下している」と、通行人から警察に連絡があった。
点検のため、通行禁止となっている。

警察などによると、国道8号の高架橋の裏側から剥がれた大きさ10~20cmのコンクリート片3個が、365号のほぼ中央に落下していた。
365号は終日交通量が多く、場合によっては大事故につながった恐れもある。

国交省福井河川国道事務所によると、8号中央部のアスファルト接合部から漏れた雨水がコンクリートを腐食し、崩れたとみられる。
同事務所は「定期的に検査はしていた」としている。

同事務所は腐食箇所を調べ、落下防止ネットを張る処置をとった。今後、補修工事を行う。




(2011年12月2日 修正1 ;本文修正)

福井新聞紙面に、かなり詳しい状況が掲載されていたので、本文を全面修正した。


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2011年10月24日8時33分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午後3時30分頃、さいたま市浦和区の商店街で、4階建てのビルの壁面からタイルが落下し、信号待ちをしていた女性(59)の頭に当たった。女性は頭を3針縫うけが。

警察によると、タイルはビルの2か所から落下したとみられ、破片は最大で縦14cm、横5cm、幅8cm。1階の飲食店のテントを突き破り地上に落下した。

警察でくわしい状況を調べている。現場はJR北浦和駅から約200m。


出典URL■■■


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2011年10月16日付で、朝日新聞福岡版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日正午ごろ、博多ポートタワーで、地上80階の部屋にいた博多ポートラジオの職員が落下物を目撃したと、市港湾局に連絡があった。
タワー従業員らが周囲を探したが見つからず、けが人の情報もないという。
市港湾局は、点検のため、併設のミュージアムを含め、同日夕から当面休館とした。

タワーは高さ100m。目撃情報と同じ頃、1階にいたタワーの女性従業員も、何かがぶつかったような鈍い音を聞いたという。
タワーでは、今年6月、約67m高さにあった鋼製の部品が落下したため、11月から本格的な補修工事が予定されている。



ちなみに、6月の事故については、6月7日付と6月17日付で、朝日新聞福岡版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前10時ごろ、約67mの高さにある展望室付近の金網を固定する鋼製の細長い枠(長さ約165cm、幅3.5cm、厚さ0.6cm、重さ約1.8kg)が地上に落下した。けが人はなかった。腐食するなどして落ちたとみられる。
市は、ポートタワーと併設するミュージアムを当面の間、休館とし、補修工事する。

その後、6月16日、市は、補修が終わったため、17日から再オープンすると発表した。




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2011年10月16日付で、毎日新聞大分版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午後5時10分ごろ、大分市のJR豊肥線敷戸駅で、改札口付近の自動券売機上にある運賃表示板(幅約1.4m、高さ約45cm、厚さ4cm、重さ約10kg)が落下し、切符を買っていた40代の男性客の頭を直撃した。
男性は、頭にコブができる怪我だけで済んだが、JR九州大分支社は警察に届け出なかった。

同支社によると、表示板はアルミ枠のアクリル板で、天井から塩化ビニール製のバンド2本で地上から高さ約1.8mの所につり下げていた。
設置した04年以降、バンドは替えていないといい、うち1本が劣化して切れたらしい。8月中旬の目視点検時には異常は見つかっていなかった。

同駅管理を受託するJRのグループ会社社員が男性に病院に行くよう勧めたが、男性は「用事がある」と大分駅に向かったという。
同支社は「けがの責任は当方にある。大分駅でもおわびし、今後も誠実に対応すると伝えた」として警察に届け出なかったという。
ワイヤ製のバンドに替えて再固定。近く、表示板の下を固定する器具も取り付ける。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

事故とヒヤリは紙一重。
本ブログでは、タマタマ下に人がいなかった物品落下事例を紹介することが多いが、これは久しぶりの、下に人がいた事例だ。
ハインリッヒの法則は、ここでも適用できる。  
  ※ハインリッヒの法則
   1つの大きな事故の陰には29の小さな事故があり、
         またその陰には300のヒヤリハットがある。




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2010年10月10日付で、西日本新聞朝刊ならびに毎日新聞熊本版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前8時前、JR熊本駅の在来線側にあるみどりの窓口の入り口付近上部(高さ約2.3m)に設置していた重さ4kgの案内板2枚が落下した。近くに数人がいたが、けがはなかった。

JR九州によると、案内板は九州新幹線乗り場への行き方を表示したもので、アルミなどでできている。1枚の大きさが縦87cm、横180cmのものを3枚並べ、工業用の両面粘着テープなどで壁に貼っていた。うち2枚がはがれ落ちたという。

新幹線開業後の今年3月23日に委託業者が設置した。接着していた粘着テープが剥がれたらしい。


出典URL■■■
            ■■■


一方、9日19時16分に、NHK熊本からは下記内容がネット配信されていた。

案内板は、今年、新幹線の乗り場や切符売り場への行き方を案内するために設置されたが、板を固定していた枠は2年ほど前から取り付けられていたものだという。
JR九州では、案内板の枠の部分を固定していた粘着テープが弱くなったことが原因と見ている。




(ブログ者コメント)

□案内板だけが外れるということは考え難いので、NHKの報道どおり、案内板を固定していた枠ごと落下した可能性がある。

□しかし、2年くらいで落下するような粘着テープでは困る。粗悪品?テープをケチって貼った?それとも枠設置時に想定していた以上の重さの案内板を今回取り付けた?




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2011年10月6日18時55分に読売新聞から、同日20時52分にNHK盛岡から、また、7日付の朝日新聞岩手版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また7日付の毎日新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。

6日午前11時50分頃、岩手県のJR新花巻駅で、東北新幹線上りホームに続く階段の天井から金属パネル(長さ約9m、幅約2.7m、重さ約200kg)が落下した。けが人はなかった。

JR東日本によると、新青森発東京行き「はやて・こまち22号」がホームを通過した際に大きな音がしたため、駅員が駆けつけると、約6mの高さにボルトやフックで36ケ所固定してあったパネルが外れて落下し、丸ごと階段を覆うような形で階段の手すりに引っ掛かっていた。
同社は、「はやて・こまち22号」の振動で落下したとみている。

パネルは駅舎が1985年3月に完成して以来、交換されていない。
天井の点検は年に2回行っていて、去年11月の定期点検と今年3月の東日本大震災の後の臨時の点検の際には、いずれも異常は見られなかったという。
駅員がこの日早朝に目視で確認した時にも異常はなかったという。

同支社は階段を立ち入り禁止にし、原因を調べている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

出典の読売新聞に写真が掲載されているが、人が通っていたらと思うと、ゾッとする。



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2011年10月6日付で、琉球新報から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後1時ごろ、石垣市の市立平真小学校のピロティのひさし部分に装飾された外壁モルタルが縦0.6m、横2.5m、厚さ12mmにわたって剥がれ落ちた。ひさしの高さは約3m。
5年の男子児童が落下で砕けた破片に当たり、右足首打撲のけがを負った。
5日、石垣市教育委員会が発表した。

市教委などによると、事故が起こったのは給食が終わり清掃活動が始まった直後。男子児童が清掃活動のためピロティにあるプランターを運んでいる最中にモルタルが剥がれ落ちたという。

学校は事故直後からピロティ周辺を立ち入り禁止にし、ピロティのひさしに残ったモルタルを5日に全て剥がした。

同校は1982年に建設され、目立った老朽はなかったという。
市内の幼小中学校は月1回、安全点検を行っているが、同校によると教室や遊具の点検が主体で、外壁のモルタルまでは注意が及んでいなかったという。
事故を受け、市教委は年内に幼小中全43校の調査を決定。モルタルの使用状況や安全点検を実施する。
 

出典URL■■■


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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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