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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20145241220分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5241322分に読売新聞から、52530分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

海上自衛隊横須賀地方総監部は24日、神奈川県横須賀市にある海自潜水医学実験隊の訓練水槽で23日午後2時20分ごろ、40代の2等海尉と50代の海曹長の2人が意識を失ったと発表した。2人は病院に運ばれたが、2等海尉が死亡、海曹長が意識不明の重体。

海自横須賀地方警務隊が事故の詳しい原因を調べている。


総監部によると、2等海尉は訓練で浮上や潜水する際に使うブイのロープを水槽の底に固定する作業中、水底で動かなくなった。

様子がおかしいことに気付いた海曹長が救出に向かい、2等海尉を水面まで引き上げた後に意識を失った。


水槽は深さ10.5m、縦横10m。

2人はボンベではなく、水槽外に設置された高圧空気タンクからホースで空気を送る装置を使っていた。


27日と29日に東京湾で潜水訓練をするため、事前に6人で素潜りなどの基礎的な訓練をする予定で準備をしていた。

2人は訓練の教官。海曹長は潜水員になって30年、2等海尉は18年でそれぞれベテラン。訓練前の健康診断では問題はなかったという。

 

同隊は、1977年12月に潜水に関する医学や心理学、人間工学などを研究するために編成された自衛艦隊直轄の組織。

 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140524/dst14052412200004-n1.htm

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140524-OYT1T50092.html

http://www.kanaloco.jp/article/71882/cms_id/82640

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

考えられる原因はCO中毒。

この事故の第一報に接し、まず思ったのは、給油式の空気圧縮機を使っていたのではないだろうか?ということだ。

その危険性については、下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9/

 

ただ、潜水に関する医学などを研究している組織であれば、給油式を使っていたとは考え難い。

通常使っていた圧縮機が使えず、別のを持ってきて・・・ということだったのだろうか?

ちと考え過ぎかもしれないが・・・。

 

 

 

(2014年6月20日 修正1 ;追記)

 

2014619147分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

総監部は19日、意識不明の重体となっていた海曹長(50)が19日に死亡したと発表した。

        

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG6M46SZG6MULOB00C.html

 

 

 

(2016年6月30日 修正2 ;追記)

 

20166282225分に産経新聞から、空気管気密検査後の窒素抜きを別作業で中断中に空気管が使われたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

629日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

海自横須賀地方警務隊は、28日、事故防止の注意義務を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで、実験隊所属の40代の男性1等海曹を書類送検した。

 

実験隊は同日、2人に酸素を送る管の中に窒素ガスが残っていたことなどが原因とする調査結果を公表した。

 

実験隊によると、1曹は、管の気密性検査を監督。

検査の際に使用した窒素のガス抜き作業を始めたが、別の作業のため中断し、そのままになっていた。

 

死亡した2人は、窒素が残っていることを知らないまま潜水し、高濃度の窒素を含む低酸素ガスを吸入した。

 

海自は、今後、検査に窒素を使わず乾燥空気を使うなど、再発防止に取り組むとしている。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/160628/afr1606280022-n1.html

 

 

6291236分に読売新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故当日はタンクや管など装置の定期検査日で、専門業者が管に窒素ガスを注入するなどして空気漏れをチェックした。

 

終了後、検査の主任監督官だった1曹がガスを抜く作業をしたが、管が結露したため中断し、注意喚起しないまま放置。

それを知らずに2人が潜水具を使い、管に残留していたガスを吸い込んだという。

 

出典

水槽で海自2隊員死亡、空気送る装置に窒素ガス

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160629-OYT1T50059.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

液張り作業中に監視を中断し、現場を離れたためオーバーフローした・・・といった事例は聞いたことがあるが、今回のようなケースは初耳だ。

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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