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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201466日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3960/

 

 

(2014年7月11日 修正1 ;追記)

 

2014531日付の神戸新聞紙面に、第1報の補足的内容の記事が、下記趣旨で掲載されていた。

 

同種のタンカーを持つ西日本の海運会社役員は、「内航船は、タンクを空にしても内部を洗浄せず、わずかに残った油の気化が進み、内気の引火性が増す」と話す。

 

このため、聖幸丸は23~24日、タンクに空気を送り込んで引火性ガスを抜く作業「ガスフリー」を実施。

しかし、次の積み荷待ちで、事故が起きた29日まで5日間、タンクを空にしたまま姫路沖に停泊していた。

 

 

 

(2014年11月5日 修正2 ;追記)

    

2014111日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)から、ガス検未実施でハッチの蓋も少し開けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1121052分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

乗員が船体の錆びを落とす作業を始める前に、同社のマニュアルで定められた原油タンク内の可燃性ガスの濃度を計測していなかった疑いがあることが、捜査関係者への取材で分かった。


捜査関係者によると、作業責任者の1等航海士(46)を含む複数の船員が、調べに対し、「検知をしなかった」と供述。

また、1等航海士は、会社への説明でも「以前には何度も検知をしたが、(高濃度のガスが)出たことがなかったので怠った」と話しているという。

 

船の原油タンクと直結する甲板上のハッチの蓋が開いていたことも判明。

海保は、電動研磨機などを使って錆びを落とす作業中、飛び散った火花が原油タンクから気化したガスに引火したとみて、業務上過失致死容疑で捜査している。

 

S海運によると、同社の安全管理マニュアルでは、電動研磨機などを使う前にタンク内の可燃性ガスの濃度を検知器で確認し、基準値を超えた場合は作業をしないよう定めていた。

 

だが、捜査関係者によると、複数の乗員が、事情聴取に対し、「ガス検知をしていなかった」と話し、甲板上にある、原油タンクとつながる大小16カ所のハッチの蓋についても、「作業時に開いていた」と証言しているという。

乗員の1人は、朝日新聞の取材に、「タンク内に残った原油から気化したガスを抜くため、2,3cmの隙間を開けていた」と話した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141101-OYT1T50073.html

 

 

 

(2015年12月23日 修正3 ;追記)

 

20151212日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1216208分にNHK神戸から、12162050分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

姫路海保は、16日、業務上過失致死傷の疑いで、事故で死亡した船長と負傷した1等航海士を書類送検した。

 

調べでは、事故の約1時間前から、船長や1等航海士ら5人が、原油タンクと直結した甲板上にある円筒形のハッチ(直径約72cm、高さ約62cm)付近などで、船体の塗装除去やさび落としの作業をしていた。

ガスバーナーや電動研磨機などを使っていたという。

 

S海運の安全管理マニュアルは、甲板上で火を使った作業をする場合は、事前にタンク内のガスを送風機を使って外に出す作業や、ガスの濃度を計測することを定めているが、海保によると、いずれも守られていなかった。

 

1等航海士は、調べに「(事故以前も)ガス抜きせず作業することがあった」と供述したという。

 

また、船上でバーナーなどの火気を使う場合に必要な、会社の許可もとっていなかった。

 

さらに、船長は、29日だけでなく、27日、28日の整備作業でも、バーナーを使って塗装除去の作業をしていたといい、1等航海士は27日に作業を中止するよう船長に申し出たものの、聞き入れられなかったため、その後は止めようとしなかったという。

 

沈没した船から、船長が使っていたバーナーは見つかっていないが、海保は、当時バーナーを使っていたのは船長だけで、その付近から最初に爆発したという乗組員の証言があることや、消防の実験では、29日の整備作業で使っていた電動研磨機の火花では引火しなかったことなどから、バーナーの火がタンク内に溜まっていた可燃性ガスに何らかの原因で引火し、爆発したと判断した。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024357951.html?t=1450299006176

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201512/0008652216.shtml 

 

 

 

また、12171059分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国の運輸安全委員会は、17日、デッキで使われたガスバーナーの火が、積み荷のオイルから発生したガスに着火した可能性が高いとする事故調査報告書を公表した。

 

報告書によると、船長は甲板上にあるオイルタンクのハッチ付近で、固着したハッチのネジをバーナーで温める作業を行っていたとみられる。

付近には、数日前に行ったオイルの荷揚げ作業で発生したガスが漂い、バーナーの火が着火した可能性が高いという。

 

安全委は、「タンカーで高熱の作業を行う際の安全に対する意識が十分でなかった可能性がある」と指摘。

同社に、乗組員の教育や訓練を徹底するよう求めた。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASHDJ655VHDJUTIL04K.html

 

 

※運輸委員会の報告書は下記参照。

http://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2015/MA2015-13-1_2014tk0011.pdf

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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