







2015年5月22日23時37分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日夕方、徳島市の1万8500世帯あまりがおよそ1分間停電し、四国電力は、変電所の定期点検での作業ミスが原因だったとして陳謝した。
四国電力徳島支店によると、徳島市の助任変電所から電力の供給を受けている市内中心部の1万8500世帯あまりが、午後5時10分からおよそ1分間停電した。
変電所では、22日、定期点検が行われていて、一時電気を止めていた系統に再び電気を流した際、作業員が安全確保の装置を解除し忘れていたために回路がショートし、停電したという。
四国電力によると、22日午後9時現在、停電による被害などの連絡は入っていないということだが、苦情や問い合わせの電話が数10件寄せられたという。
四国電力徳島支店は、「お客様にご迷惑をおかけし、深くおわびします。今後このようなことを起こさないよう、再発防止に努めて参ります」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8024990711.html?t=1432331714322
関連URL
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20150524ddlk36040440000c.html
2015年5月23日7時8分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真と図解付きでネット配信されていた。
一歩間違えれば大惨事になる可能性もあった。
佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で22日起きた特急同士のすれ違いミス。
同一線路上で向かい合って停車した2本の特急の距離はわずか93mしかなかった。
JR九州は同日夜、記者会見で謝罪し、運転士と指示を出すJR九州指令との間の情報伝達ミスがトラブルにつながったことを明らかにした。
「(重大事故につながりかねない)インシデントを発生させてしまいました。それによりお客様に多大な迷惑をおかけして、深くおわび申し上げます」。トラブルから約7時間半後の午後8時、福岡市のJR九州本社で始まった会見には報道陣約40人が詰めかけ、冒頭、松本・安全推進部長は深々と頭を下げた。
同社によると、博多発長崎行きの「かもめ19号」と長崎発博多行きの「かもめ20号」は、一駅長崎寄りの肥前鹿島駅ですれ違うはずだった。
しかし、19号の運転士が肥前竜王駅に入る直前に異音に気付いたため、駅の手前の信号機のほぼ横で停車した。
この間に20号が一駅進み、肥前竜王駅ですれ違うことになった。
20号が肥前竜王駅の待避線に入ったことを受けて、JR九州指令が19号の運転再開を指示した。
この時点で、ポイントは両方向とも待避線側になっていたが、19号の運転士は自分の側は直進方向になっていると誤解。
約120m先のポイントを時速約35kmで通過して待避線に進入して初めて気付き、急ブレーキをかけた。
列車は、2両目まで待避線に入って停車した。
誤解が生じた理由が、19号の停車位置だった。
19号の運転士は、目視で既に信号機を越えていると認識していたが、信号機のセンサーを感知する車輪はまだセンサーを越えておらず、実際は信号機のわずか手前で止まっている状態だった。
一方、運転士は停車位置について指令に「鳥栖から49km地点」と伝えた。
だが厳密には、信号機は鳥栖から49.16kmの場所にあり、指令側は信号機の160m手前で停車していると理解した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150523k0000m040111000c.html
5月24日11時8分に産経新聞からは、より詳しい状況が、下記趣旨でネット配信されていた。
異音トラブルにより停止した特急の運転士が運転席のモニターに表示された位置情報を過度に信頼し、指令側に正確な停止位置の情報が伝わっていなかったことが、23日、JR九州への取材で分かった。
JR九州によると、特急かもめ20号が停車中の待避線に、本線から進入して衝突直前に緊急停止した特急かもめ19号は、現場の肥前竜王駅手前で異音トラブルにより停止していた。
この停止位置は、19号の運転席部分が駅側への進入の可否を伝える信号を通り過ぎた辺りだった。
運転士はトラブル時、指令に停止位置を伝えることになっており、19号の運転士も、運転席に表示される起点駅からの距離を報告。
しかし、車輪の回転から距離を計算するため厳密ではなく、報告された数字は実際の停止位置より約160m手前だった。
司令は、そうした認識のまま、運行再開を許可した。
指令は、19号を信号の手前まで進めて赤信号で一旦止め、待避線への進入に設定されていたポイントを切り替えた上で、本線を走らせようとしていた。
しかし、実際には19号の運転席部分は信号を通過しており、運転士が赤信号に気付くことはなく、指令の許可に従って運行を再開したため、待避線に進入してしまった。
一方、指令側にも車輪の位置から列車の大まかな位置を把握するシステムがあるが、19号の車両が信号を越えたと判定する位置まで届いておらず、指令のモニター上では、列車が信号手前の区間で停止していると表示されていたため、停止位置を正確に把握できていなかった。
運転席に表示される距離は、車輪の回転数に応じたものだが、車輪の摩耗などで誤差が生じることは知られていたという。
同社は今後、電柱や踏切など周囲の視覚情報から現在位置を判断するようマニュアルに盛り込むことも検討する。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150524/afr1505240005-n1.html
関連URL
(2015年6月13日 修正1 ;追記)
2015年6月12日15時33分に朝日新聞から、再発防止に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR九州は、同様の事故の再発を防ぐため、在来線に新たな標識を設置する方針を固めた。
不備のあった運行ルールはすでに改善したが、再発防止には設備面の対策も必要だと判断した。
同社によると、現場では、信号機の2.5m先の線路に電気を通さない絶縁箇所があり、一番前の車輪がそこまで進まないと、総合指令は列車が信号機を超えたことを認識できない。
こうした場所は、各地にあるという。
緊急対策として、絶縁箇所にペンキで印をつけたが、運転士が気づきやすくするため、標識のような看板を設置することにした。設置する区間は、今後、検討する。
今回のトラブルでは、直前に特急がすれ違う駅を変更したことを、総合指令が下り列車の運転士に伝えていなかった。
緊急停止してから再出発する場合、総合指令が運転士にすべての重要事項を伝えるなど、意思疎通を徹底するよう、運行ルールも見直す。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH6C6CYQH6CTIPE03N.html
関連記事
6月12日 毎日新聞
衝突回避トラブル:乗務員マニュアルを改正 JR九州
http://mainichi.jp/select/news/20150613k0000m040079000c.html
6月12日 NHK佐賀
長崎線トラブルでJRが対策
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5085513061.html?t=1434142878625
2015年5月22日17時3分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月22日16時16分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前10時前、千葉県館山市の館山港に停泊していた砂利運搬船「光徳丸」で、作業をしていた男性2人が意識不明になっていると、消防に通報があった。
警察によると、60代と20代の男性2人が病院に搬送されたが、いずれも死亡が確認された。
2人は、バラストタンクという船のバランスをとるためのタンクの中で、油圧パイプを交換するため溶接作業をしていたということで、作業中に火柱があがったという。
また、館山港を管理する館山港港湾管理事務所によると、船内で火災が発生したという連絡があったという。
警察などによると、タンク内で油圧パイプの油漏れがみつかり、2人が修理のため溶接作業をしていた。
タンク内からは一酸化炭素が検出されており、警察は、一酸化炭素中毒の可能性もあるとして捜査している。
港湾管理事務所によると、船は館山市の海運会社のもので、土砂の陸揚げのために、同日朝から停泊していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086833591.html?t=1432331078428
http://www.sankei.com/affairs/news/150522/afr1505220026-n1.html
関連記事のURL
http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015052201001842.html
http://www.asahi.com/articles/ASH5Q42GSH5QUDCB00L.html
(2015年9月17日 修正1 ;追記)
2015年9月15日12時59分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
ことし5月、館山市の港に停泊していた砂利運搬船「光徳」で、船のバランスをとる「バラストタンク」にある油圧パイプの交換作業を行っていたところ、火災が発生し、作業員の男性2人が一酸化炭素中毒で死亡した。
木更津労基署が調べた結果、ガスの火を噴射して油圧パイプを切断する作業をした際、パイプ内の油を完全に取り除かずに作業を続けたため、油に引火して火災が起きた可能性が高いとして、同署は、市内の船舶修理会社「極洋船舶工業」と55歳の取締役を、労安法違反の疑いで14日、書類送検した。
同署の調べに対し取締役は、「危険だという認識はあったが、そのまま作業を続けてしまった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084956891.html?t=1442348400323
9月15日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
警察は、配管のつなぎ目のボルトをアセチレンガスの溶断装置を使って焼き切ろうとした際に出た炎か火花が作動油に引火して爆発、火災が起きたとみて、詳しい原因を調べている。
2015年5月21日19時55分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県が管理する大津市内の公園で、遊具の安全点検を終えた日に、18年前に設置されたブランコのチェーンが破断し、遊んでいた中学生がけがをする事故が起きていたことがわかった。
チェーンにはカバーが取り付けられ、内部で腐食が進んでいたことを確認していなかったということで、県は点検の見直しを検討するとしている。
滋賀県によると、先月4日の午後、大津市衣川の県営公園で、市内の中学1年の女子生徒がブランコに乗って遊んでいたところ、鉄製のチェーンが突然、破断し、生徒が左手や腰を打つけがをしたという。
18年前の平成9年に設置されたブランコで、県が調べたところ、指を挟むのを防ぐため取り付けたカバーの内部で、チェーンの腐食が進んでいたという。
県が管理する公園の遊具は、月に2回、点検を行う決まりで、事故当日の午前中、その点検を終えたばかりだったという。
滋賀県都市計画課は、「ふだんからカバーを外して確認すべきだったと反省しており、点検の見直しを検討したい」と話している。
事故を受けて、県は、各市と町に点検するよう通知し、チェーンにカバーを取り付けた同じようなブランコがあった8つの市で問題はなかったという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064901491.html?t=1432246352311
2015年3月17日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4699/
(2015年5月29日 修正3 ;追記)
2015年5月22日付で読売新聞山梨版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月21日17時40分にNHK甲府からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
甲府市役所の窓ガラスが落下した問題で、市の専門委員会の第3回会合が21日、市役所で開かれ、委員は落下した窓ガラス部分は特殊な構造だったとし、「構造に合わせた施工監理が必要だった」と指摘した。
会合は非公開で行われ、委員の建築構造などに詳しい大学教授らが、施工や設計会社の担当者から聞き取り調査を行った。
会合後、委員長の西川孝夫・首都大学東京名誉教授(耐震構造などが専門)が記者会見に臨んだ。
西川名誉教授の説明によると、落下した窓ガラスがあった場所は、コンクリート床が外側にせり出す特殊な構造になっていた。
この場合、床を下部から支えるものがないため、コンクリートが十分に固まる養生期間が必要だったという。
しかし、工事ではコンクリートが完全に固まる前に窓を設置したため、重みで床が沈み、ガラスと窓枠の間に隙間が生じたとしている。
そのうえで、庁舎の完成時にサッシの取り付け部分などの詳しい検査をしていれば、落下を防げたのではないかと指摘した。
施工や設計で法律の基準から外れた点はなかったというが、西川名誉教授は、「養生期間は3週間と聞いたが、今回は気温が低い冬場。もっと時間が必要だったのではないか」と話した。
同様の構造の窓ガラスは市庁舎に複数あり、応急処置をしているが、次回以降の会合で、対応策を考え、原因を含めた報告書を7月にもまとめる予定という。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150521-OYTNT50416.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044934961.html?t=1432242613882
(2015年6月16日 修正4 ;追記)
2015年6月15日18時0分にNHK甲府から、対策案がまとまったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日、施工業者などが提出した報告書の内容を検証する専門家の委員会が甲府市役所で開かれ、業者側が示した複数の対策案について話し合い、対策案として、窓枠に落下防止のカバーを取り付けるなどとする方針をまとめた。
協議では、今後の対策として、今回は床がひずんで窓ガラスの上の部分に隙間が出来て落下につながったことから、窓枠の上部にアルミ製のカバーを取り付け、落下しないよう施工する案が妥当だとした。
また、窓枠を支えるコンクリートのひずみを抑えるため、4階の窓に近い床に炭素繊維の板を張って強度を高めるとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045534042.html?t=1434398792849
(2015年10月12日 修正5 ;追記)
2015年10月10日付で読売新聞山梨版から、検証報告書が発表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は9日、落下原因と市の対応についてまとめた検証報告書を発表した。
発生後の広報・周知が遅れたことを問題視。
市は、今年度内に危機管理に関わる公表のあり方について新たな指針を策定するとしている。
報告書は、工藤副市長をトップとする、庁内組織・本庁舎窓枠落下対策会議がまとめた。
この中で、落下事故を、「市民に不安を与え、防災拠点としての信頼性を傷つけた」と指摘。
さらに、事故の公表が発生から6日後だったことから、「発生後、速やかに公表する姿勢が必要だった」とした。
一方、原因については、すでに専門家委員会がまとめた通り、施工管理を主因とし、事故後の市の対応については「おおむね適切な対応が図られた」とした。
樋口市長は、この日の定例記者会見で、「市民に安心して庁舎を利用してもらえるよう、庁舎の安全確保に努める」と述べた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20151009-OYTNT50262.html
10月9日15時21分にNHK甲府からは、対策工事が完了したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
専門家で作る検証委員会では、現場で施工したコンクリートの床のひずみへの考慮が不十分な状態でサッシを取り付けたことが、窓が落下した大きな要因だとして、工事の手順や施工管理、それに最終的な確認作業にも問題があったとしている。
このため、甲府市は
▽窓枠の上の部分にアルミ製の落下防止材を取り付ける
▽窓枠を支えるコンクリートの床のひずみを抑えるため、4階の窓に近い床に炭素繊維の補強板をはる
などの対策工事を行い、検査を経て完了したという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045569281.html?t=1444423587027
2015年5月23日7時6分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後2時半ごろ、大分市佐賀関の沖を航行していた危険物運搬船(355トン)のタンク近くで火が出たと通報があり、船で作業していた男性2人が顔や腕をやけどした。
ベンゼンを大分港に運んだ後、タンクを開けて残った液体を乾かしていたという。
出典URL
http://www.sankei.com/region/news/150523/rgn1505230024-n1.html
2015年5月21日18時15分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前、七宗町の製材会社の倉庫で材木をトラックに積むため荷台の上で誘導をしていた男性が荷台から落ちる事故があり、男性が意識不明の重体。
警察によると、21日午前9時半ごろ、七宗町神渕の製材会社の倉庫で、材木をフォークリフトでトラックに積み込んでいたところ、荷台の上で作業していた53歳のトラック運転手の男性が地面に落ちた。
男性はドクターヘリで岐阜市内の病院に運ばれたが、頭を強く打ち、意識不明の重体。
警察によると、事故当時、フォークリフトで材木をトラックの荷台に積み重ねていたが、ずれた材木の位置を直そうとフォークリフトで材木を動かしたところ、荷台にいた男性が押し出され、2m50cmほど下の地面に落下したという。
警察は、当時倉庫にいた社員から話を聞くなどして、事故の詳しい状況について調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084946061.html?t=1432243007287
(2015年6月20日 修正1 ;追記)
2015年5月22日付の岐阜新聞紙面に、同趣旨の記事が掲載されていた。
(新情報に基づき、タイトルも若干修正した)
荷台で誘導していたところ、フォークリフトの爪が材木に当たって荷崩れし、アスファルトの地面に転落した。
ヘルメットをかぶっていた。
2015年5月21日19時0分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月21日18時16分にテレビ長崎から、5月21日13時22分にTBS News iから、5月21日13時18分に朝日新聞からは2枚の写真付きで、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前2時半すぎ、長崎市の三菱重工業長崎造船所の香焼工場のドッグで、内装工事中の客船に作業用のごみ箱を積み込もうとした、軌道上を動く大型クレーンが、近くにあった別の自走式のクローラークレーンに接触した。
この事故で、高さおよそ15m、重さおよそ120トンあるクローラークレーンが倒れ、けが人はいなかったが、近くにあった工具を入れるコンテナ4台などが下敷きになって壊れた。
倒れたクローラークレーンは、建造中の大型客船に部品や資材を積み込むためのものだが、当時は稼働しておらず、ブームと呼ばれるつり上げる腕の部分は縮めた状態だった。
この事故をうけ、長崎労基署は21日、現場に署員2人を派遣し、接触したクレーンを操縦していた人や管理の責任者から、事故が起きた当時の状況などについて話しを聞いた。
同署では、工場内での安全管理などに問題がなかったか、今後、さらに詳しく調べることにしている。
三菱重工業長崎造船所によると、この事故によって客船の建造に遅れは出ないということだが、社内でも安全管理に問題なかったかどうか、調べるという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034953681.html?t=1432248365311
http://www.ktn.co.jp/news/2015052115380/
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2497222.html
http://www.asahi.com/articles/ASH5P3W9DH5PTOLB001.html
(ブログ者コメント)
朝日新聞掲載写真によれば、大型クレーンの軌道から3~4m程度離れた場所に自走式クレーンのキャタピラー先端があったようにも見える。
2015年5月20日3時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
東京電力福島第1原発事故で、2号機原子炉格納容器内の圧力を下げる「ベント」(排気)操作が難航したことについて、ベント用配管の途中にある安全装置が正常に作動しなかったことが原因だった可能性のあることが、19日、東電の調査で分かった。
安全装置は、格納容器内と排気筒とをつなぐ配管の途中に設置されている閉止板(ラプチャーディスク)。
本来は、一定の圧力がかかれば自動的に破れる仕組みだった。
東電が、ベント配管内の放射性物質による汚染状況を調べた結果、閉止板付近は汚染が確認されなかった。
このため、事故時に閉止板が破れず、格納容器から排出されたガスが閉止板より手前で止まっていた可能性がある。
閉止板は、外に放射性物質を漏らさないために設置されていた。
2号機は事故時、原子炉を冷やす電源を失ったため、格納容器内の圧力が異常に上昇。東電がベント作業を試みたが当時難航したたため、「未解明の事故原因」として再調査を進めていた。
2号機では格納容器から直接、放射性物質を含む気体が漏れたとみられ、1〜3号機の中で最も多くの放射性物質が放出されたと推定される。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150520k0000m040160000c.html
5月20日23時47分に朝日新聞からも、図解付きで同趣旨の記事がネット配信されていた。
東電は20日、2号機の格納容器から圧力を逃がすベントが失敗していた可能性が高いと発表した。
配管の放射線量を調べたところ、放射性物質が通過していないとみられるという。
東電は、事故で解明できていない部分の調査を続けており、結果の公表は2013年12月と昨年8月に続き3回目。
2号機では、11年3月13~14日、複数ある弁が開けられたが、ベントに成功したかどうか分からないまま、格納容器から直接、大量の放射性物質が漏れていた。
昨年10月、原子炉建屋にロボットを入れ、ベント配管がある部屋で放射線量を調べた。
配管のうち、圧力が高まると裂ける「ラプチャーディスク」と呼ばれる板がある付近の放射線量は、毎時0.08~0.30ミリシーベルトと低かった。
格納容器側にある弁の周囲も毎時0.15~0.70ミリシーベルトだった。
一方、ベントに成功した1号機と共用している排気筒の近くでは、毎時10シーベルト超の高い放射線量が計測されている。
東電が弁を開けた時点では、板が裂けるほど格納容器内の圧力が高くなく、その後、14日午前11時にあった3号機の水素爆発で一部の弁が閉まってしまい、ベントできずじまいだったとみられるという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH5N4R7RH5NULBJ007.html
関連URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150520/afr1505200014-n1.html
2015年5月20日10時27分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は19日、歩道などに設置した配電装置の爆発が相次いだため、管内で不具合が起こる可能性のある62台の一斉点検を始めたと発表した。
製造元の佐賀県内のメーカーに戻して、詳しく調べる。
62台のうち、県内では3台が対象となっている。
九電によると、配電装置は停電の際、他の変電所から電力を融通するためのもので、2月に大分市、4月に長崎市で爆発事故が発生。
いずれも1988年に設置され、装置内の変圧器の回路がショートし、密閉状態の内部の圧力が急激に高まり爆発したとみられる。
九電は、管内の配電装置約5700台のうち、同機種62台は詳細に点検する必要があると判断。
応急措置として、爆発による飛散を防ぐ器具を既に取り付けているが、今月末までに装置を取り外し、製造元に搬入して点検する。
大分市の爆発事故は2月20日午前2時半過ぎに発生し、約2800戸が停電。
長崎市では4月2日午後3時半ごろに起き、破片が周囲に飛び散ったほか、約2000戸が4分間停電した。
出典URL
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/188589
(ブログ者コメント)
長崎市の事例は下記参照。
2015年4月9日掲載
2015年4月2日 長崎市の思案橋通りで歩道に設置されている開閉器塔が、突然、内部でショートして爆発、けが人なし
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4759/
2015年5月20日7時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県庄原市東城町川鳥の林道工事で、橋(長さ127m、幅6.5m)の橋台が、設計よりも約50cm高く造られていたことがわかったと、発注した県が19日、発表した。
施工業者の測量ミスが原因で、県は、業者に工事のやり直しを指示した。
追加工事にかかる約3000万円は、全額、業者が負担する。
林道は、県北部農林水産事務所が発注し、2016年度中に供用を開始する予定。
県によると、今年4月、橋りょうの施工業者が測量した際、左岸の橋台が設計図よりも高くなっていることが判明した。
その後の県の調査で、12~13年に橋台を施工した庄原市の業者が測量を行った際、機器の数値を見誤り、間違ったデータを基に工事が行われたことが原因とわかった。
橋台を約50cm削ると、橋の強度が保てないことから、県は一から造り直すように命じた。
橋りょう工事と並行して行うため、供用開始時期への影響はないという。
県林業課は、「工事後の県による確認も、業者のデータを基に行ったため、発覚が遅れた。再発防止策を検討したい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150519-OYT1T50141.html
2015年5月20日0時47分に日本経済新聞電子版から、『信号の制御機、2割が老朽化 管理の都道府県は財政難』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全国の信号機に設置された点灯時間などをコントロールする制御機の2割近くが耐用年数を過ぎて使われていることが、19日、警察庁への取材で分かった。
古くなると故障しやすくなるが、管理する都道府県の財政難などで、更新が進んでいない。
今のペースが続けば、10年後に3割が、耐用年数を過ぎて使われる恐れがあるとしている。
警察庁によると、2014年3月末時点で全国に設置された約20万3900基の信号機のうち、約3万8900基(19.1%)に、耐用年数を過ぎた制御機がついていた。
13年3月末時点は17.9%で、1年間で1.2ポイント上昇した。
13年度中にあった制御機の故障は803件。
このうち305件は、耐用年数を過ぎた制御機で起きていた。
一方、同年度に制御機が交換された信号機は約7300基。
交換は12年度より約2000基増えたが、このままのペースでは、10年後に更新時期を迎える制御機が、全体の3割以上になる可能性があるという。
信号機を取り付ける柱も、老朽化が進んでいる。
警察庁によると、14年3月末時点で、約89万8千本ある柱のうち、26.3%が、設置後30年以上経過していた。
柱はコンクリートや鋼管でできており、海岸など設置場所によって耐用年数に差がある。
各地の警察が点検などで改修時期を判断しているが、腐食などによる倒壊事故も発生している。
制御機や柱の更新・改修が遅れている大きな理由は、都道府県の財政難だ。
信号機など交通安全施設の整備費は、1993年度に全国で1465億円だったが、13年度は予算ベースで、約800億円にまで落ち込んでいる。
警察庁は今年3月、交通安全施設などの維持管理や更新、改修に関する中長期的な計画を作り、都道府県と連携して進めるよう、全国の警察に指示した。
同庁の担当者は、「信号機は国民を交通事故から守るために欠かせない。計画に基づいて着実に実行してほしい」と話している。
[信号の制御機]
主に信号機を支える柱に取り付けられ、点灯の自動切り替えや点灯時間などの電気系統を管理している。
警察庁は更新基準を19年と規定。更新時期を迎えて使っても、すぐにトラブルが発生するわけではないが、消灯などの故障が起きやすくなるとされる。
出典URL
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO87017600Q5A520C1CR8000/
2015年5月21日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時40分ごろ、柏市逆井の塗装会社「N社」の工場から出火、プレハブ平屋建て延べ約500m2を全焼したほか、近くに止めてあった消防車1台が半焼、消防隊員1人が消火中に顔や手足にやけどを負った。
市消防局などによると、午後3時20分ごろ、従業員から「火が出ていたが初期消火した」と119番があり、消防車1台が調査に向かった。
現場で調査中に再燃したため、動かすことができず焼損。17台が応援に駆けつけた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20150521ddlk12040149000c.html
5月20日21時33分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時半すぎ、柏市逆井の塗装工場「N社」で、「建物から煙が出ている」と、従業員から消防に通報があった。
消防車18台で消火に当たり、火はおよそ3時間後にほぼ消し止められたが、工場の建物、合わせておよそ500m2が全焼した。
従業員にけがはなかったが、消火活動に当たっていた46歳と19歳の男性消防隊員2人が、熱風を浴びて顔や腕にやけどするなど、軽いけがをした。
警察と消防は、火事の原因を調べている。
火事になった工場は、新京成電鉄五香駅から北東に2kmほどのところにあり、近くには小学校や高校もあるが、周辺の建物への被害はなかった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084926121.html?t=
5月21日付で千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、当時、工場では、高温の釜を使った作業が行われていたという。
工場作業員が「焼き付け作業中に煙が出てきたので消火したが、また煙が出てきた」と警察に通報した。
(ブログ者コメント)
3つの記事を読み比べても、今一つ、状況がはっきりしない。
タイトルは推察をまじえて書いた。
2015年5月19日12時29分に読売新聞から、『信号無視・逆走・・・ミス相次ぐ市バスで意識改革』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運行ミスや法令違反が相次いでいる名古屋市バス。
昨年度は、国交省中部運輸局による文書指導や監査が入るなど、異例の事態となったが、今年度に入っても初歩的なミスが止まらない。
名古屋市交通局では、外部の有識者の意見を取り入れたり、今年度予算に運転手が経路を間違えないためのシステム整備費を盛り込んだりするなどして、再発防止に向け躍起になっている。
先月22日、出勤した市交通局の職員が、「市バスが信号無視した」との市民からのメールを目にした。
運転手(36)に道交法違反(信号無視)の疑いが持たれたため、バスに取り付けられたドライブレコーダーを確認。
その結果、バスが赤信号で交差点に進入していたことが判明し、運転手はその後、警察に出頭、反則切符を切られた。
同局の聞き取り調査に対し、運転手は、道路上の段差を避けようと車線変更をし、その際、「路面を見ていて、信号の確認が遅れた」と話したという。
信号無視のほか、バスレーンの逆走や運行途中の燃料切れなど運行ミスや法令違反が続発した昨年度は、その数が計701件に上り、前年度の662件を上回った。
今年1月には、乗客がいないものと勝手に判断し、バスの運行を途中で打ち切る運転手(36)も出る始末で、市はこの運転手を停職10日の懲戒処分とした。
中部運輸局は昨年5月、市交通局に対し、安全確保と法令順守の徹底を文書で指導し、報告を求めた。
市交通局から「危機的な状況」、「基本的なことをやっていないからミスが起きる」との声が上がる中、河村たかし市長は、「民間ほどの競争意識もなく、緊張感が足りない」と厳しく批判。
市交通局は昨年12月、中部運輸局からも指摘された「職員の意識改革」に重点を置いた再発防止策をまとめ、同局に報告した。
ここには、これまで講義形式だった研修を、職員が顔を合わせて話し合うグループ形式に移行するなどして、主体的にミス防止に取り組むことが盛り込まれた。
「昔は休憩中、休憩室でいろいろな年代の運転手が顔を合わせて話すことが多かったが、今ではスマートフォンを触るなどバス内で一人で過ごす人も多い」と、市交通局の宗田自動車運転課長が語るように、職場内でのコミュニケーション不足を配慮した対策と言える。
また、ミスを繰り返す運転手の参考にしてもらおうと、優秀な運転手から聞き取りを行ったうえで、行動マニュアルを今年度内に作成することにしている。
さらに、運行経路や運行ダイヤを間違えないようなシフトを組んだり、経路ミスが起きやすい地点で曲がる方向などを音声で案内するカーナビのような「運行支援システム」を全バスに導入したりして、システム面の改善も進めていく計画だ。
ただ、こうした対策もどこまで効果が上がるかは未知数で、市交通局は「『これをやればミスや法令違反がゼロになる』という特効薬はない。研修などを繰り返し実施していく中で、防止を図っていきたい」としている。
[名古屋市バス]
名古屋市内を中心に163系統で運行している。計1012台あり、運転手は名鉄バスや三重交通の委託を含め約1700人いる。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150519-OYT1T50014.html
(ブログ者コメント)
名古屋市バスの運行ミスやミス防止活動に関する情報は、過去にも紹介済。
2014年7月15日掲載
2014年7月6日報道 名古屋市の市営バスで運行ミスを防ぐ活動を昨年から実施しているがミスは減らず
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4094/
2014年4月18日掲載
2014年4月13日 愛知県名古屋市で運行中の市バスが燃料切れ、前日の給油忘れと当日の燃料計確認忘れのダブルミス
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3832/
2015年5月19日11時1分に朝日新聞から、『洗濯機「カビ臭い」、原因はカビじゃなかった ライオン』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
洗濯機の「かび臭い」においの原因はかびではなく、細菌がつくる硫黄化合物であることが、日用品大手ライオンの分析でわかった。
家庭で2~15年使われた洗濯機14台の内部の空気を袋に集め、かび臭いにおいの成分を調べると、生ごみに含まれる硫黄化合物だと判明した。
においがするのにかびの生えていない洗濯機が2台あったため、洗濯槽の裏側にあるネバネバした汚れを採取、遺伝子解析したところ、マイコバクテリウムという土壌や河川に広く存在する細菌の仲間だとわかった。
この細菌は14台すべての洗濯機で見つかり、細菌を増殖させる実験では、硫黄化合物が増えるのを確認できた。
かびの生えた洗濯槽もあったが、においにはそれほど関係していないという。
同社で洗濯の研究をする「お洗濯マイスター」の山縣さんによると、この細菌は、洗濯機の内部が約30℃、湿度が90%以上になると増殖しやすくなる。
洗濯機を使った後はふたを開けて湿気を逃がすのが予防につながるという。
山縣さんは、「細菌はかびより増殖が早く、日ごろの手入れが大切」と話している。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH5L3HP6H5LULBJ007.html?iref=com_rnavi_arank_nr04
2015年5月21日付で読売新聞愛知版から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
5月21日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、5月20日19時29分にNHK東海NEWS WEBから、5月20日8時58分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大治町の大治西小学校の体育館で18日から19日にかけて、天井の吹き付け材の一部が2度にわたり落下した。
落下時に利用者らがいたが、けが人はなかった。
町では、第三者委員会を設置して原因を調べる。
町によると、最初の落下は18日午後8時過ぎで、町内のバレーボール団体が使っていた。
職員が調べたところ、高さ約10mの天井から、断熱や防音のためのウレタン製の吹き付け材がはがれて、床に落ちていたという。
その後、立ち入り禁止としていたが、19日午後2時過ぎに、町の職員が施工業者らとともに現場を調べていたところ、別の場所の吹き付け材が落下した。
はがれたのは、2m四方ほどと、1m四方ほどの2カ所で、床に落ちた際にバラバラになったという。
約50cm四方で、重さが約3kgほどある。
いずれも、けが人はなかった。
この体育館では、以前は断熱や吸音を吊り天井が担ったが、東日本大震災で各地の体育館で落下が相次いだため、町は昨夏に名古屋市の建設会社に発注し撤去、吹き付け材に変えた。
町立の学校で、他に同様の工事をした体育館はないという。
同社も、こうした工事は、この体育館のみ。担当者は、「設計図に基づき施工したつもり。落下の原因がわからないため、問題がどこにあったかも、今のところ、わからない」と話した。
工事に、下請け約10社も関わったという。
文部科学省は2013年に各都道府県教委に通知を出し、学校でのつり天井の原則撤去を求めた。
文科省の担当者は、「吹き付け材が落下したという事例は、知る限りでは聞いたことはない」と話している
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150520-OYTNT50110.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150520/4899921.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015052090085857.html
(2015年9月21日 修正1 ;追記)
2015年9月18日付で中日新聞から、施工業者、設計会社、部材メーカーそれぞれに言い分は違うものの施工不良が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町の調査委員会(委員長・伊藤副町長)は17日、工事が適切な施工方法で実施されず、天井と吹き付け材の間にすき間が生じたことが落下の原因とする最終報告書をまとめ、公表した。
施工業者、設計会社と部材メーカーそれぞれに過失があると断定、町は3者に損害賠償請求すべきだと結論付けた。
町によると、工事は昨年6月末~8月末に実施。
体育館の天井板を撤去後、もとあった天井吹き付け材に新たに吹き付けをし、吹き付け材同士を接着するために固化剤を注入した。
落下は、5月18日から複数回あった。
報告書では、いずれも名古屋市の施工業者、設計会社と部材メーカーとの間に十分な打ち合わせがなく、施工方法や使用する用具などで食い違いが生じたと指摘。
固化剤が十分に天井全体に浸透せず、接着力が足りない所から吹き付け材が落ちてきたと推定した。
調査委はこの日、町役場で最終会合を開き、報告書を村上町長に答申した。
伊藤委員長は取材に、「この調査報告を踏まえて、安心安全な施設になってほしい」と語った。
大治西小学校は、夏休み中に体育館の天井材をはがす工事を行い、9月から授業で使用している。
現時点で断熱や防音措置が施されていないため、町は今後、改修工事を実施していく予定だ。
大治町は17日、工事に関わった施工業者、設計会社と部材メーカーの3者に総額529万円の損害賠償を求めたと正式に発表した。
3者からの支払いがない場合、町は提訴も検討する。
『3者の言い分(最終報告書などから)』
「施工業者」
固化剤の注入は設計会社の了承を得て噴霧器で行った。
体育館は折板屋根だったが、平面の場合と同じ方法で注入し、余った分は気になった所に追加した。
「設計会社」
折板屋根だから、山、傾斜、谷の各部分に固化剤を注入するよう、施工業者には口頭で伝えた。
噴霧器で注入してよいと了承した事実はない。
「部材メーカー」
固化剤の注入は、注射器のような器具で行うように伝えた。
折板屋根だから、平面屋根と違い、各部分に注入するよう口頭で施工業者に伝えた。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150918/CK2015091802000053.html
9月17日19時48分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
町では調査委員会をつくって原因を調べたところ、工事を行った業者が天井表面の凹凸に合わせた方法で吹き付けをしていなかったため、接着面にむらができて落下したと結論づけた。
町は、大治西小学校以外の学校は吹きつけ材の工事をしておらず、問題はないとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150917/4923681.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、天井部の「折板」とは、三角状の山と谷とが繰り返されている板のこと。
2015年5月16日20時41分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後1時10分ごろ、長野県伊那市東春近の砂利採取場で人が乗った重機が水没した、と採取場運営会社から119番があった。
地元消防などが水たまり(深さ約5m)に水没していたショベルカーをつり上げ、乗っていた同社社員の70代男性を救助したが、死亡が確認された。
警察によると、男性は1人で水たまりの砂利を掘る作業をしていた。
水たまりは東西約18m、南北約80mの大きさ。採取場が天竜川の河川敷付近にあるため、採掘時に水が湧出、採掘のたびに大きくなっていたという。
警察が、事故の状況や原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150516/afr1505160021-n1.html
5月16日22時27分に信越放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後、伊那市の砂利の採取場で、水がたまっていた穴にショベルカーが転落し、運転していた74歳の男性が死亡した。
警察の調べによると、男性は、午後1時ごろ、伊那市の天竜川にある砂利の採取場で、ショベルカーを使って砂利を掘っていた際、水がたまっていた穴に機械ごと転落した。
水の深さは5mほどあり、会社の関係者が大型クレーンを使ってショベルカーを引き上げたが、男性は搬送された病院で死亡が確認された。
出典URL
http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20150516&id=0253396&action=details
2015年5月21日18時15分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月21日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
各務原市の県営公園で、今月16日、ゴムひもとトランポリンを使って飛び上がる遊具で遊んでいた小学生がけがをした事故で、ことし3月に遊具を設置して以降、体を支えるゴムひもがたびたび切れていたことが、公園側への取材で分かった。
けが人が出たのは今回が初めてだということで、警察は、事故の原因を調べている。
今月16日、各務原市の県営公園「世界淡水魚園」で、愛知県の小学生の10代の女の子が、ゴムひもとトランポリンを使って飛び上がる遊具で遊んでいたところ、4本のゴムひものうちの1本が突然切れて、女の子がバランスを崩し、金属製の支柱にぶつかって、顔などにおよそ2週間のけがをした。
警察は21日、事故の原因を究明するため、遊具を詳しく調べた。
公園側によると、ゴムひもの交換の目安は1年だが、この公園ではことし3月に設置して以降、たびたび切れることがあったという。
ただ、けが人が出たのは、今回が初めてだという。
警察は、公園側から当時の状況を詳しく聞くなどして、事故の原因を調べている。
公園側は、この遊具について、事故の2日後の今月18日以降、使用中止としてきたが、営業を取りやめることを決めた。
公園の管理をしているオアシスパークの森川社長は、「楽しく遊べるはずの公園で事故を起こし、申し訳ありません。今回の事故では、情報共有ができておらず、事故の重大性に関する認識が甘かったと反省しています。今後は事故の大小にかかわらず情報共有を徹底していきます」と話していた。
岐阜県によると、この遊具は、トランポリンの反動と体に付けたゴム4本の伸縮で高くジャンプできる。
一方、今回の事故では、発生から公表まで4日間もかかった。
これについて保護者からは、不安などを訴える声が聞かれた。
事故があった遊具は、『バンジートランポリン』と呼ばれる、主に子どもを対象にした仮設のアトラクション。
5分1000円の料金で、体重が9kgから80kgまで制限されている。
この公園では、ことし3月から7月まで、設置する予定だった。
事故が起きたのは、今月16日、土曜日の昼前だったが、公園側は、女の子に出血がなく、その後も遊び続けたことなどから重大な事故とせず、県に報告しなかった。
また、使用中止などの措置もとらなかった。
2日後の18日、女の子の保護者がけがの程度が2週間だったと伝えたため、公園側が県に報告した。
これを受けて翌日、県は公園側と現地調査を行い、さらに事故を公表したのは、発生から4日がたった20日の夜だった。
世界淡水魚園に子どもを連れて遊びに来ていた愛知県の32歳の母親は、「子どもが楽しみに来る場所で、こうした事故が起こると心配です。自分の子どもが事故に遭ってからでは遅いので、遊具での事故はすぐに公表して欲しい」と話していた。
公園を管理する岐阜県都市公園課の三浦課長は、「指定管理者には県への報告を迅速に行うよう指導するとともに、県としても事故に関する情報提供を早めるよう努力していく」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084933521.html?t=1432243089823
(ブログ者コメント)
過去にたびたび切れた際、どのように考えて対応したのだろうか?
2015年5月16日18時52分にNHK 四国 NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月17日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時ごろ、西条市小松町新屋敷の製材会社で社員の男性から、「おがくずをトラックに積み込む作業をしていた男性が荷台でおがくずに埋まっていて呼びかけても反応がない」と消防に通報があった。
消防や警察が駆けつけたところ、運送会社社員の清水さん(30)が10トントラックの荷台に積まれたおがくずの中から見つかり、病院に運ばれて手当てを受けたが、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、おがくずは深さ2m以上積もり、清水さんは全身が埋まった状態という。
警察によると、清水さんは以前からこの製材会社から出たおがくずを運び出す仕事を担当していて、朝から1人でサイロにたまったおがくずをトラックの荷台に落として積み込む作業をしていたという。
警察は、事故の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20150516/4816611.html
(2015年6月19日 修正1 ;追記)
2015年5月17日付の愛媛新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
製材会社「S社」から、「(協力会社の)会社員がおがくずの中に埋まったので助けた」と119番があった。
S社によると、通常収集を終える時間を過ぎてもトラックが移動しないため、不審に思った同社社員が清水さんを捜していた。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。