2015年8月6日19時1分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時半ごろ、姫路市広畑区にある新日鉄住金広畑製鉄所で、作業員の原田さん(43)の姿が見えないことから同僚の男性が探したところ、工場内にある鉄粉を再利用するための高さおよそ10mの装置の中で原田さんが倒れているのが見つかった。
原田さんは病院に運ばれたが、全身を強く打っており、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、原田さんは新日鉄住金の製鉄所で設備の保守などを担当している協力会社の社員で、6日朝6時ごろ、鉄粉を運ぶ装置の動きが悪くなったため、同僚に「装置を掃除しに行く」と声をかけたまま姿が見えなくなっていたという。
警察は、原田さんが作業中に誤って高さ10mの場所から転落したのではないかとみて、死亡した詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023948581.html?t=1438894426424
8月7日付で毎日新聞兵庫版から、8月7日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時20分ごろ、姫路市広畑区富士町の新日鉄住金広畑製鉄所から「転落事故があった」と119番通報があった。
消防などによると、構内の原料を一時的にためるタンク内で同社の下請け会社の男性社員(43)が鉄粉に埋まった状態で見つかり、搬送先の市内の病院で約1時間20分後に死亡が確認された。
7日以降に司法解剖し死因を調べる。
警察によると、午前6時ごろに男性から「機械の調子が悪い」との無線が入り、様子を見に行った同僚らがタンク内でぐったりした男性を見つけた。
警察によると、鉄粉は上部のベルトコンベヤーからタンクに落ちる仕組みとなっており、男性は、5日夜からタンクに入れる作業をしていたという。
警察は、作業中に何らかの原因でタンク内に転落したとみて調べている。
同製鉄所によると、タンクは直径4m、高さ6mの円すいのような形で、鉄粉と石炭を混ぜて製鉄するプラント内にある。
男性の発見時、タンク上部の口が一部開いていたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20150807ddlk28040453000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。