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2014年10月23日12時3分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時頃、静岡県富士市大淵の建材業「I社」作業場で、石を砂利にする破砕機に同社代表の男性(63)が挟まれているのを、出勤した従業員が見つけた。
男性は頭や胸を強く打っており、現場で死亡が確認された。
警察の発表によると、破砕機は大きな石を左右から挟んで砕く機械で、人間が入るだけの幅があるという。
警察は、同日午前7時頃から一人で作業をしていた男性が、何らかの原因で破砕機に巻き込まれたとみて、調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141022-OYT1T50160.html
10月23日付で朝日新聞伊豆岳南版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
建材業の男性が破砕機の上部にある破砕口に挟まっているのを男性の長男(40)が見つけ、119番通報した。男性は、すでに死亡していた。
警察によると、男性はこの日、午前7時ごろから、破砕機で石を砕いて砂利にする作業をしていた。
警察は、何らかの理由で誤って破砕機に落ちたとみて調べている。
2014年10月23日8時8分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市上下水道局は22日、左京区一乗寺東閉川原町の市道の地下約1mに埋設された鉛製の水道管(直径25mm)に直径1cmの穴が開いて漏水し、約40戸が断水したと発表した。
この影響で、水道管のすぐそばを通る鋼製のガス管(直径80mm)も破損し、一帯305戸でガスが使用できなくなった。
同局などによると、水道管の老朽化が原因で、噴出した水が地中の砂を巻き込んでガス管に当たり、破損させたらしい。
同日午前7時45分頃、住民から「ガスが使えない」との連絡が大阪ガスに入り、漏水がわかった。
給水は午後1時半に再開したが、ガス供給の全面復旧は23日午前になる見通し。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141022-OYT1T50193.html
(ブログ者コメント)
いわば、サンドブラスト状態。
過去に1度か2度、同種事例を見たような覚えがある。
2014年10月23日6時5分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東日本大震災で一部が崩落した旧鹿行大橋について、腐食が進んでいた橋脚の鋼管が地震の揺れで破断したのが原因とみられるとする報告書を、県がまとめていたことが分かった。
昭和43年に建設された鉾田市と行方市を結ぶ旧鹿行大橋は、東日本大震災で、中央部分がおよそ60mにわたって崩れ落ち、車で通行していた男性が転落して死亡した。
この橋の崩落の原因について、橋を管理する茨城県が、報告書をまとめていたことが、NHKの取材で分かった。
報告書によると、崩落の原因について、「設計当時の想定を超える地震の揺れで、橋脚の鋼管が破断し、橋桁が落下した」としている。
また、破断の原因について、水中にあった鋼管の溶接部分で腐食が進み、強度が弱くなっていたことが考えられるとしている。
県の担当者は、「隣に新しい橋の建設を進めていたために耐震性を高める工事は行っていなかった。遺族には原因を丁寧に説明したい」と話している。
また、亡くなった男性の遺族は、「点検や管理をもう少し実施できたのではないか。このような悲しい思いをほかの人がすることのないよう、しっかり対策をしてほしい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1075610671.html?t=1414014746992
2014年10月24日付で毎日新聞茨城版からは、腐食の影響という点で、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東日本大震災で全国で唯一、橋崩落に伴う死者を出した霞ケ浦の北浦にかかる旧鹿行(ろっこう)大橋について、橋本知事は23日の定例記者会見で、崩落の原因を「設計当時の想定基準を超える揺れ」とする報告書をまとめたことを明らかにした上で、「設計基準を満たしており、県の責任はない」と述べ、管理責任を否定した。
県は2013年4月、崩落した橋桁などを引き上げ、コンサルタント会社に委託して事故原因を調べていた。
県道路維持課によると、崩落しなかった橋桁のくいを調べたところ、日本工業規格(JIS)を満たしており、基準をクリアしていた。
さらに、腐食など老朽化との関連性を調べるため、シミュレーションを実施。
東日本大震災と同規模の揺れを受けた場合、建設直後の同橋でも崩落の可能性があるとの結果が出た。
このため、報告書は、「想定を超える揺れが崩落の原因」と結論付けている。
橋本知事は、「(崩落を)想定することは不可能だった。遺族には分かりやすく説明したい」と述べた。
補強対策の不備を問われると、「義務的な対策は怠っていない」と答えた。
鉾田市と行方市を結ぶ旧鹿行大橋は1968年に開通。全長は約404m。
大震災では、中央部の橋桁3カ所(計約58m)と橋脚2カ所が崩落し、鉾田市の男性(当時61歳)が自動車ごと転落して死亡した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20141024ddlk08040159000c.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、崩落前の橋を、新規建設中の橋を横目に見ながら、何回か通ったことがある。
1車線で橋の途中に何箇所かふくらみがあり、そこで対向車とすれ違うシステムで、いかにも古そうな橋だった。
もうすぐお役御免になる古い橋。
明らかに危険だと判断される理由でもない限り、耐震性アップ工事は困難だったのかもしれない。
2014年10月22日付で毎日新聞青森版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月22日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
青森労基署は21日、トラックの高さ2m強の荷台から人を降ろすためにフォークリフトを用途以外で使ったとして、外ケ浜漁業協同組合(外ケ浜町)と同組合の男性指導課長補佐(48)を、労安法違反(事業者の講ずべき措置)の疑いで書類送検した。
課長補佐は、容疑を認めているという。
容疑は7月2日午後2時10分ごろ、同町蟹田漁港で、課長補佐が荷物を動かす以外の目的でフォークリフトを使ったとしている。
課長補佐は、トラックの荷台にホタテ養殖用の籠を積み込んでいた作業員4人を地面に降ろす際、荷物を載せるバケットに乗るよう促したという。
このバケットが傾いて3人が転落し、足や腰を骨折する重軽傷を負った。
課長補佐は、作業の責任者だった。
出典URL
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20141022ddlk02040249000c.html
2014年10月21日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
磐田労基署は20日、大東建託(東京都)と現場責任者の男性(63)、下請けの奈良重機工事(名古屋市)と前静岡支店長の男性(61)のそれぞれを、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、2月18日、大東建託が元請け、奈良重機工事が1次下請けに入っていた菊川市本所の集合住宅工事現場で、3次下請けの男性作業員(48)が、重機から落下した掘削用器具にぶつかって死亡する事故があった。
両社や現場責任者らは、重機で掘削用器具を吊り上げる際、立ち入り禁止範囲の明示や、重機のクレーン機能を使うことなどをせず、労働災害を防止する義務を怠った疑いがある。
2014年10月22日7時32分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後1時40分ごろ、山辺町大蕨の大蕨沢橋で、清掃作業をしていた会社役員の男性(39)が鉄製の集じん機と作業車の間に挟まれているのを同僚が発見し、119番通報した。
男性は意識不明の状態で病院に搬送されたが、同3時43分に死亡が確認された。
死因は、胸部圧迫による窒息死。
警察によると、男性は同僚3人と橋の上で、剝がれた塗装や砂を吸い取る作業をしていた。
作業車の後方に置いていた集じん機が台座から倒れ、車との間に挟まれたという。
事故当時は、男性のみが橋の上にいた。
警察が、事故原因を調べている。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201410/22/kj_2014102200440.php
2014年10月20日7時1分に産経新聞広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市の土砂災害発生時の8月20日、安佐北区の藤本区長の登庁が大幅に遅れた原因が、区役所との連絡用にしていた携帯電話を藤本区長が就寝場所に置いていなかったためだったことが19日、分かった。
自宅の固定電話には連絡がなかったという。
安佐北区では20日午前4時15分、副区長が最初の避難勧告を発令したが、藤本区長が登庁したのは、それから約2時間半後の午前6時40分。
藤本区長によると、当日は午前2時前、区役所から災害警戒本部開設の連絡を携帯電話で受けたが、携帯電話が置いてある部屋とは違う部屋で寝たため、午前3時40分と同4時50分の連絡に気付かなかったという。
藤本区長は「申し訳ない。2度とこういうことがないようにしている」と話し、10月の台風19号の際には、大雨注意報が出た段階で職員約70人を招集。
土砂災害で被害の大きかった可部地区の自主防災会長や防災情報メール登録者に避難準備情報を流したほか、避難所の開設準備なども行った。
出典URL
http://www.sankei.com/region/news/141020/rgn1410200012-n1.html
(ブログ者コメント)
普段であれば、ついうっかり背広のポケットに入れていて・・・などといったことも考えられるのだが、なにせ今回は、災害警戒本部開設中のこと。
なぜ、携帯を身近に置いておくことを失念したのだろうか?
2014年10月21日1時27分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後6時20分ごろ、大阪市中央区難波5の南海電鉄難波駅構内の上りエスカレーターから出火した。
火は約30分後にほぼ消し止められたが、周辺に白煙が立ち込め、隣接するホテルの男性従業員(28)が煙を吸って軽症。
当時、現場付近は帰宅ラッシュで混雑しており、騒然とした。
警察などによると、現場は1階北側と北改札口のある3階を結ぶ上下計4本のエスカレーター(長さ約20m、幅約1m)のうちの一つ。乗降客にけが人はいなかった。
エスカレーターのステップ内部が焦げており、警察は、機械の不具合が原因とみている。
南海電鉄によると、エスカレーターは国内メーカー製で2008年に設置された。
今月10日の定期点検の際には異常はなかった。
4本のエスカレーターや階段の一部を閉鎖したが、電車の運行に影響はなかった。
現場には消防車など計26台が出動し、消防隊員が放水作業に追われた。
1階の喫茶店で働く男性店員(27)は、「エスカレーター付近は焦げ臭く、白煙が充満して3階がまったく見通せないほどだった。怖かったが、大惨事にならなくてよかった」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141021k0000m040129000c.html
2012年2月12日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記を参照願います。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1372/
(2014年10月26日 修正3 ;追記)
2014年10月19日21時20分にNHK岡山から、本来とは異なる手順で作業されていた模様、複数の作業員が異変に気付いていたが・・・という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし、倉敷市の「JX日鉱日石エネルギー」の水島製油所で、掘削中の海底トンネルの壁が崩れて作業員5人が死亡した。
警察によると、当時、トンネル内では本来の手順と異なった手順で「セグメント」と呼ばれるコンクリート製の壁を組み上げる作業などが行われていたとみられている。
この際、死亡した複数の作業員が異変に気づき、トンネルの外の担当者に伝えたものの、トンネル内の作業員を避難させて安全を十分確認するなどの適切な対応が取られなかった結果、大きな被害につながったとみられることが、警察への取材でわかった。
事故は、作業員がトンネル内に戻った直後に起きたということで、警察は、工事を請け負った鹿島の複数の工事関係者について、業務上過失致死の疑いで書類送検する方針で詰めの捜査を進めている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025512171.html?t=1413755472374
(2014年11月25日 修正4 ;追記)
2014年11月21日23時21分に山陽新聞から、シールドマシンの進行方向のずれが基準値を超えていることを把握しながら、必要な措置をとらなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倉敷労基署は21日、工事に不具合が生じていることを認識しながら、危険防止に必要な措置を取らなかったとして、労安法違反容疑で、工事元請けの鹿島(東京)と同社水島海底シールド工事事務所の元所長(53)、1次下請けの「弘新建設」(愛知県知多市)と同社の元工事部長(47)を書類送検した。
書類送検容疑は、両社は大型掘削機(シールドマシン)でトンネルを掘り、コンクリート製の内壁(セグメント)を組み上げながら進むシールド工法で工事を実施。
元所長は事故の3週間前、シールドマシンの進行方向のずれが施工計画で定めた基準(水平方向に15cm)を超えていると把握したのに、計画の見直しなど危険防止措置を講じなかった疑い。
また、元所長と元工事部長は、災害時の避難に必要なはしごやロープをトンネル内に備えず、避難訓練もしなかった疑い。
倉敷労基署は関係者から事情聴取。
専門の研究機関・労働安全衛生総合研究所(東京)の意見を踏まえ、違反の有無を調べていた。
出典URL
http://www.sanyonews.jp/article/98691
(2015年1月25日 修正5; 追記)
2015年1月23日付で毎日新聞岡山版から、掘削機の進行方向を無理やり修正する際、掘削機後方にある手入れ不十分で固着したテールブラシが壁面を圧迫し破損したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警は22日、当時の現場責任者ら4人を業務上過失致死傷容疑で書類送検し、事故原因の一端に言及した。
県警によると、計画から左方向にずれていた掘削機の進行方向を修正する際、掘削機の一部がトンネル最先端の枠となる「壁面ブロック」に当たって圧力がかかり、コンクリート製の枠を破損したという。
工事は、掘削機で穴を掘りながら鉄筋コンクリート製の壁面ブロックを円形に組み立てる「シールド工法」を採用。
県警によると、作業員らは2011年11月に掘削機を設置した際、進行方向の計測を怠り、左方向にずれた状態で掘っていた。
そのずれを修正するため、右方向に掘削機の向きを変えたという。
この際、掘削機の後方にあり、土砂などの流入を防ぐ役割の金属製はけ「テールブラシ」が、右上部の壁面ブロックを圧迫。ゆがみや隙間が生じ、外からの圧力に耐えられなくなって破損したという。
テールブラシには本来、壁面ブロックを破損するほどの硬度はない。
しかし、海底から引き揚げられた掘削機を調べたところ、テールブラシが壁面ブロックと地盤の隙間に詰めるセメント材などで固まっていたという。
県警は、「固着を防ぐための手入れが不十分だった」とみている。
また、進行方向を無理やり修正しようとしたことも一因となったとみている。
事故原因を巡っては、この工事で使われていた壁面ブロックの厚さが土木学会の定める標準より2割程度薄い16cmだったことから、「壁面ブロックの強度が不十分なのでは」といった見方もあった。
だが、県警は「壁面ブロックの厚さ、強度は問題なかった」との見方を示した。
発生から3年弱。海底に埋まった掘削機の引き揚げやコンピューターの解析、関係業者への聴取など捜査は多岐にわたり、専門性が高いこともあって困難が伴った。
現場責任者らの責任については、倉敷労基署も昨年11月、鹿島の当時の工事事務所長ら2人とそれぞれの会社を労安法違反容疑で書類送検したが、掘削位置のずれに気づきながら危険を防ぐ措置を怠ったとされる容疑については、不起訴となった。
出典URL
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20150123ddlk33040464000c.html
1月22日20時8分にNHK岡山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、元所長ら4人は、会社で定めた手順とは異なる方法で掘削コースを無理に元に戻そうとしたという。
このため、掘削機の後ろの部分が、組み上げた壁に接触して圧力がかかり、壁が崩れる事故につながったという。
また、法令で定められた避難訓練を行っておらず、事故が起きたときの作業員の避難が遅れて被害を拡大させたという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024879421.html?t=1421964130739
1月23日付 朝日新聞大阪版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4人は、左へのずれを把握しながら原因を検討せず、漫然と作業を進めたうえ、掘削機が壁に接触する部分の金属ブラシが正しく動かない状態だったのを放置したため、壁に余計な圧力がかかり、事故を引き起こした疑いがある。
捜査関係者によると、事故直前、左側に最大で28.2cmずれていた。
鹿島が定めた管理基準の許容範囲(15cm以内)の、ほぼ倍の状態だったという。
2014年10月19日16時54分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前9時40分ごろ、南アルプス市有野で下水道工事のために堀った幅2、3m、深さおよそ2mの溝が突然崩れる事故があった。
この事故で、会社員の男性(32)が崩れてきた土砂に埋まり、病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
現場は、特別支援学校の新しい校舎の建設に伴い下水道の工事中で、事故当時、男性は1人で溝に入って測量の作業をしていたという。
警察は、現場近くで作業していた男性と同じ会社の社員などから話を聞いて、事故の原因や工事の進め方に問題なかったかなどを調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045518281.html?t=1413755238985
2014年10月18日22時28分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前11時半ごろ、茨城県取手市白山の「キヤノン取手事業所」内にある6階建ての倉庫の6階で、棚を外に運び出す作業をしていた建設会社社員の男性(50)が転落した。
男性は病院で死亡し、一緒に作業していた同僚の男性2人が軽傷を負った。
警察によると、3人は当時、スチール製の棚をクレーン車で運び出すため6階の扉を開け、近くで棚にワイヤを取り付けていた。
男性は棚の上、同僚は近くにいたという。
警察は、棚のバランスが崩れて男性が落下、棚を押さえた際に同僚が負傷したとみて調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/141018/afr1410180029-n1.html
2014年10月17日0時27分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月17日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市は16日、小倉北区片野新町3丁目にある県警第2機動隊の食堂内で、有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)を使った蛍光灯の安定器(コンデンサー)が破裂する事故があったと発表した。
人体への影響や周囲への漏れは確認されていないという。
同様の事故は市内で初めて。
安定器は蛍光灯の設置装置の一部で、1970年製。
破裂の原因は、老朽化したためとみている。
市は、PCBを含む機器について、2001年度から使用を中止して処理するよう、呼びかけていたが、県警はすべてを把握できていなかった。
県警は今後、県内の施設について、PCBを含む機器があるかどうか調査するという。
市や県警によると、事故は10日午後11時10分ごろ、隊員食堂(約60席)で発生。
破裂音がし、2本組の蛍光灯を取り付けている天井から油が数滴飛び散った。
食堂には隊員2人がいたが、被害はなかった。
天井の蛍光灯設置箇所はほかに14カ所あるが、同年製の安定器はなかった。
県警は14日、市に報告。
市が即日立ち入り検査し、漏れた油を分析、高濃度のPCBを検出した。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/121074
2014年10月17日付で読売新聞中部版から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
2014年10月17日付で信濃毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
また、同社HPにもプレスリリース記事が掲載されていた。
中部電力は16日、電線を覆っているビニールが剝がれて漏電している電柱が、計38本見つかったと発表した。
このうち、通行人が触れると感電する恐れのある金属製の電柱が、三重県松阪市と静岡県川根本町で計2本見つかり、低圧電線(100~200Ⅴ)から漏電した電気が地上付近まで伝わっていた。
38本は、修理を終えた。
金属製電柱は、金属製の筒をつなぎ合せて立てるもので、同種の電柱は、コンクリート製と比べ運びやすいため、主に山間部に設置されている。
中電は、「電圧が低いため、漏電してい金属製の電柱に触れても人体への大きな影響はない」と説明しているが、事故防止のため、同種の電柱には近寄らないよう、注意を呼びかけている。
今年8月、長野県駒ヶ根市で、コンクリート製の電柱に登ってケーブルテレビの敷設工事をしていた男性が約8mの高さから転落し、死亡した。
不良部分は、電柱上部の腕金への取り付け箇所で、本来は、ガイシの溝に掛かってなければならない部分が、ガイシの溝から外れていた。
外れた部分を覆う塩化ビニール製の絶縁被覆も破れていたため、電柱本体に漏電していた。
男性は、感電して足を踏み外した可能性があるという。
この事故を受け、中電は営業エリア内の電柱計224万本を対象に調査を始めた。
このうち金属製の電柱は12万本あり、今月19日までに調査を完了する。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20141017-OYTNT50041.html
http://www.shinmai.co.jp/news/20141017/KT141016FTI090009000.php
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3241598_19386.html
2014年10月16日11時34分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
都市の水辺で問題になる「カビ臭」が、カビなどからではなく、家庭などで使われる塩素系薬剤が原因となっている可能性が高いとの分析結果を、東京工科大の浦瀬太郎教授(環境工学)らの研究チームがまとめた。
チームは、「不明だった臭いの原因が特定できたことで、対策が大きく前進する」と話す。
12月に甲府市で開かれる土木学会環境工学研究フォーラムで発表する。
チームは2013年6〜12月、多摩川など東京都内の河川計17カ所から、それぞれ3〜6回水を採取し、カビ臭の有無を調べた。
その結果、生活排水などを処理した水が流れ込む下流ほど、カビ臭が強かった。
一般に水道水のカビ臭は、藻類からできる物質が原因とされるが、チームが採取した水を調べたところ、それらの物質の濃度は低かった。
そこで、食品のカビ臭の原因となる物質「2、4、6−トリクロロアニソール」を調べたところ、無臭の水で100倍に薄めても臭う水では、1ℓ当たり13ng以上(n=ナノは10億分の1)と、高濃度で検出された。
浦瀬教授によると、家庭や医療機関、工場などで、消毒、漂白、脱臭のために使われた塩素系薬剤が有機物と反応すると、トリクロロアニソールのもとになる物質が作られる。
それが排水として川に流れ込むことによって、臭いが発生した可能性があるという。
浦瀬教授は、「臭いは都市の印象にもかかわる。東京五輪開催に向けて、臭いのもとを断ち切る対策を進めることが重要だ」と話す。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141016k0000e040191000c.html
2014年10月21日付で読売新聞九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は20日、石炭火力・苅田発電所新1号機(福岡県苅田町、出力36万KW)で排ガスが漏れたため、運転を停止したと発表した。
燃焼灰が通る管の一部が破れたのが原因。
修理が順調に進めば月内にも復旧する見通しで、電力の安定供給に支障はないとしている。
新1号機は稼働中の16日夜、ボイラーで石炭を燃焼させて出た灰を送り出す管と、灰を処理する装置の接続部から排ガスが漏れているのが見つかり、運転を止めた。
調べたところ、鋼製の接続部(直径11cm)の1か所に約1cm四方の穴が開いていた。
九電は、「何らかの原因で局所的な摩耗が起きた」とみている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141021-OYS1T50016.html
2014年10月23日13時1分にNHK北九州から、部品締め付け不十分が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の点検で、石炭灰を処理装置に運ぶ鋼管に穴が開いているのが見つかり、詳しく調べたところ、配管どうしをつなぐ部品の締め付けが不十分だったことがトラブルにつながったと分かったという。
九州電力は、損傷した部品の修理や、装置の中にあるトラブルが起きた部分に似た47か所の配管のつなぎ目を点検していた。
九州電力は、一連の修理や点検が完了したとして、けさ9時すぎから新1号機の運転を再開した。
九州電力は、「電力需給が厳しいなかでこのようなトラブルで運転が停止し、大変申し訳ありません。再発防止に努めて参ります」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025630581.html?t=1414099238132
10月23日12時38分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
配管のつなぎ方がゆるく、排ガスの流れが乱れて配管内が摩耗したのが原因とみられ、配管を補修して運転を再開した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGBR3HNVGBRTIPE00J.html
2014年10月14日21時37分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後2時40分ごろ、青森市新田の自動車整備工場に止められていたタンクローリーのタンク内で爆発事故があった。
タンク内で溶接作業をしていた溶接工の男性(39)が市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、男性は整備工場の社員。タンクの亀裂の溶接作業をしていたという。
警察が、爆発の原因などを調べる。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/141014/afr1410140049-n1.html
(2015年1月13日 修正1 ;追記)
2015年1月10日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、油類を洗浄するなど爆発防止策をしなかった疑いで安全管理責任者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森労基署は9日、青森市新田の自動車整備会社「M社」と、現場の安全管理責任者の同社専務取締役の男(61)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、専務取締役は、昨年10月14日午後2時40分ごろ、引火性の油類を洗浄するなどの爆発防止策をしないまま、同社敷地内の作業所で、溶接工の男性(当時39)にタンクローリー内で亀裂補修の溶接作業をさせた疑いがある。
溶接の火花が軽油かガソリンが気化したガスに引火、男性は爆発による風圧でタンクの内壁に頭などを打って死亡した。
2014年10月15日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月15日0時52分に下野新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時35分ごろ、芳賀町の包装用品製造業「H社」の工場で、同社社員の男性(21)が角底の紙袋を製造する製袋機のローラーに左上半身を挟まれ、病院に搬送されたが、約7時間後に死亡した。
警察によると、死因は低酸素脳症。
警察が、事故原因を調べている。
男性は当時、1人で製袋機で作業していた。
警察によると、左手から巻き込まれた男性を近くにいた女性作業員らが発見し、119番通報した。
出典URL
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141015/1748603
2014年10月13日13時6分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
御嶽山(3067m)が噴火する数日前から、噴煙が普段と違う様子だったことが、現地の登山ガイドらへの取材で分かった。
気象庁は、「異変があれば公的機関に通報してもらうよう、火山防災協議会やパンフレットで広報している」としているが、事前の通報はなかった。
専門家は、「山に詳しい人たちに協力してもらう体制を構築することが必要だ」と指摘する。
「いつもと違った。違和感があった」。
長野県木曽町の開田高原でペンションを経営し、登山ガイドの資格を持つ鈴木さん(51)は、噴火5日前の9月22日正午ごろに見た光景が脳裏に焼き付いている。
御嶽山のピークの一つ、継母岳(2867m)の南東側の谷間から、もくもくと上がる白っぽい噴煙を目撃した。
年間20日以上登っているが、山頂より500m以上低い場所から噴煙が上るのを見たのは初めてだったという。
9合目の山小屋、覚明堂の管理人の瀬古さん(67)は、噴火の数日前から気にかかることがあった。
「山小屋まで硫化水素の臭いが漂ってきている」。
9月上旬に火山性地震が相次いでいたこともあり、噴火前日の同26日正午ごろ、山頂周辺の噴出口に向かうと、普段の倍以上の高さまで噴煙が上がっていた。
「いつもはふわふわと立ち上っているが、噴火前日は『シュー』と勢いよく出ていた」
御嶽山では、噴火の前兆や火山活動の変化をとらえるため、気象庁が関係機関とともに山頂周辺に地震計を、ふもとには監視カメラ2台などを設置し、火山監視・情報センターが24時間体制でモニター観測を続けている。
ただ、現地に常駐して観測する専門家はおらず、今回のような小さな異変を捉えることは難しいという。
気象庁火山課は、「噴煙の異変だけをもって噴火を予測することは難しいが、山をよく知る人たちからの情報は重要。もし、異変があるとの連絡を受けていれば、火山性地震が増加したこととの関連性を調べるために調査員が現地に赴き、噴煙の量や成分を調べることで噴火を察知できた可能性もある」と話す。
火山ガスに詳しい産業技術総合研究所活断層・火山研究部門の風早研究グループ長は、「噴気などの異常について、気象庁が常時、確認することはできない。山小屋のスタッフらに協力してもらう体制作りも必要」と提言している。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141013k0000e040143000c.html
(ブログ者コメント)
同様の異変を感じた人がいたという情報を、以前にも紹介済。
2014年10月12日掲載
2014年10月5日報道 御嶽山噴火に遭遇した山岳写真家が噴火のサインを見逃したと自責の念、過去の噴火時の教訓もいつしか風化していた
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4340/
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

