







2014年8月28日19時37分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月28日付で同社HPにも同趣旨のニュースリリースが掲載されていた。
28日午後4時半ごろ、仙台市宮城野区にあるJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所から「タンクから煙が出ている」と消防に通報があった。
このため、化学消防車など26台が次々に駆けつけて消火作業を行い、午後6時前に火は消し止められた。
消防などによると、この火事で高さおよそ30m、直径およそ60mのタンク内に仮置きしていたウレタン資材が燃えたほか、60代の男性作業員1人が煙を吸って病院に運ばれたという。
同社によると、火事があったのは、プラスチックの原料のナフサを貯蔵しておくためのタンクで、当時はタンク内の溶接部分を補修しており、ナフサは入っていなかったという。
仙台製油所では、去年9月にも配電盤が焼ける火事が起きている。
仙台製油所は、「去年の火事を受け、安全と防災への取り組みを進めてきたが、再びこのような事態を起こし、申し訳ない。原因を究明した上で、再発防止に努めたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20140828/4160681.html
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/20140828_01_1026053.html
8月29日20時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月30日13時41分に読売新聞から、8月30日11時2分に新潟日報モアからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県南魚沼市を流れる伊田川で28日、魚が300匹以上死んでいるのが見つかった。
川の水から高濃度の塩素が検出され、県が排出源を調査していたところ、同市教育委員会が29日、「市立塩沢小学校のプールから高濃度の塩素を含む水を川に排水した」と発表した。
同小では今週初め、使用期限切れの固形塩素剤を処分するため、計約40kg分もの塩素剤をプールに投入しており、水中の塩素成分が極めて高濃度になっていたらしい。
市教委は、「基礎知識が足りなかった。申し訳ない」と謝罪している。
県環境対策課などによると、28日午後3時半ごろから、伊田川の島渡橋(同市島新田)付近などで、ウグイやアユなどの死骸が見つかった。
県職員は約300匹を確認。「長さ100mにわたり、約4mの川幅に、びっしりと魚が浮いて流れていた」との証言もあった。
川面には塩素臭が漂い、同日午後4時40分ごろ採取された川の水から、県の検査で1ℓあたり2mg以上の残留塩素が検出された。
遊泳用プールの水質基準値の2倍以上にあたる。
このため県は、原因としてプールを疑い、同日午後6時過ぎ、現場の上流にある同小に連絡していた。
市教委によると、同小では、プールの担当教諭が25、26の両日、使用期限切れの固形塩素剤計約40kgを、廃棄するためにプールに投入していた。
塩素剤の使用量は通常、1日2〜6kgで、その10倍近かった。
28日午後2〜3時ごろ、プールのろ過装置の洗浄を請け負った業者が、プールの水を使って洗浄。作業後、事情を知らずに、水約1トンを伊田川に排水していた。
担当教諭は、塩素剤を水に溶かして自然に塩素を揮発させるつもりだったという。
しかし塩素剤メーカーは、「日ごろ使う量なら1日で揮発するが、40kgも入れれば1週間程度かかるのではないか」と指摘。「塩素剤は扱いを間違うと有毒な塩素ガスを発生する。廃棄は原則として、専門の産業廃棄物処理業者に依頼してほしい」と訴える。
市教委は、「一度に処分しようと大量に投入したのは基礎知識が足りなかった」と話す。
県は、「29日の検査では伊田川の水から塩素は検出されず、今後は心配ない」としている。
同校ではこれまでも余った塩素剤をプールに投入して放置し、塩素濃度を下げていた。
県教育委員会によると、プールで使う塩素剤の処分方法についての規定はない。県教委は29日、塩素剤の処分方法などについて、他の小中学校からも聞き取りを始めた。
県環境対策課によると、伊田川だけでウグイなど約300匹が死んだ。
また、魚沼漁協がアユの販売所から聞き取り調査をしたところ、伊田川下流の魚野川でいけすに放してあったおとり用アユは3か所で計44匹が死んでいた。
同漁協は年6000万~7000万円かけてアユやイワナなどを放流しており、市と損害賠償について協議を始めた。
出典URL
http://mainichi.jp/feature/news/20140830k0000m040074000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140829-OYT1T50127.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20140830131838.html
(2014年11月14日 修正1 ;追記)
2014年11月12日17時44分にNHK新潟から、塩素剤投入を業者に知らせなかったなどとして2教諭が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月13日0時27分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、南魚沼市の川で魚が大量に死んでいるのが見つかったことについて、南魚沼署は、小学校のプールの水を塩素濃度が高いまま排水していたとして、12日、小学校の教諭2人を新潟県内水面漁業調整規則(有害物の遺棄禁止)に違反したとして、書類送検した。
これはことし8月末、南魚沼市の伊田川などでウグイやアユなどの魚が少なくとも300匹近く死んでいるのが見つかったもので、近くの小学校のプールの水を塩素濃度が高いまま排水し、川に流れ出たことが原因だと分かった。
同署によると、30代教諭は8月25、26の両日、今季使わなかった固形塩素剤をプールに投入して処分していたのに、同28日に濾過器の点検作業に来た業者に伝えず、気化せずに塩素濃度が高いままのプールの水約1トンを伊田川に通じる川に排水させた疑いがある。
また、40代教諭は同日、高濃度の塩素水溶液が残った減菌装置に水を入れ続け、塩素濃度の高い水約850ℓを川に排水した疑いがある。
2人の教諭が在籍する小学校の岡村校長は、「子どもの教育をする学校ではあってはならないことで、事態を重く受け止めている。再発防止のための改善に職員全員で取り組みたい」と話している。
南魚沼市教育委員会では、来週19日に、市内の小中学校向けに、塩素濃度の測定方法などプール管理のしかたの研修を行うという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033144681.html?t=1415828481499
2014年8月30日13時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月29日11時51分に伊賀タウン情報ユーから、8月30日付で毎日新聞三重版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県伊賀市立友生小の給食調理場の洗浄室(広さ約32m2)で28日、9月1日からの給食開始に備え、食器の洗浄作業をしていた女性調理員3人が気分が悪くなり、うち、長く洗浄室にいた49歳と58歳の2人が一時入院、54歳の1人が手当を受けていたことが29日、わかった。市教委が同日発表した。
一酸化炭素中毒とみられるが、いずれも症状は軽いという。
この日は夏休み中で、児童に被害などはなかった。
警察は労災事故と判断、業務上過失傷害の疑いもあるとみて調べる。
市教委によると、3人は28日午前8時30分頃に作業を開始。同9時30分頃に、ガスボイラー式の食器洗浄機に点火した。
同11時頃になって、相次いで体のふらつきや顔がほてるなどの症状が出た。
同11時30分頃には3人とも作業ができなくなり、休憩室に移動。横になるなどして休憩していたが、頭痛や嘔吐の症状を訴える調理員もおり、教頭が午後3時30分頃、3人を車で市立上野総合市民病院へ搬送。
同6時頃、医師から、3人とも一酸化炭素中毒の診断を受けたという。
洗浄室は地下1階。本来は東側にある窓を開けて作業するが、この日は虫が入ってくることから閉めたままで、エアコンをつけた状態で食器洗浄機を使っていた。
一方の扉は開け、換気扇は一部で使っていたが、不十分だったとみられる。
今回の事故で、学校が警察へ通報したのは、調理員に最初の症状が出てから約8時間後。公表は翌日だった。
市教委の伊室教育次長は取材に、「容体の確認を優先したため、警察への通報が結果的に遅くなった。公表のタイミングも逃した」と釈明した。
市教委は9月1日から予定していた同校の給食を見合わせ、施設を点検。2日から給食を始めるという。
入院していた2人は、29日に退院した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140830-OYT1T50018.html
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2014/08/2-2.html
http://mainichi.jp/area/mie/news/20140830ddlk24040324000c.html
(2014年9月16日 修正1 ;追記)
2014年8月30日付の伊勢新聞紙面に、事故当時のやや詳細な状況が下記趣旨で掲載されていた。
食器とトレイを洗浄機に搬入後、1時間ほどで1人が体がふらついたため、休憩室に移動した。
しばらくして戻ると、他の2人は苦しそうな状態で、洗浄機にもたれたり、体がふらついていた。
休憩室で横になって休んだが回復せず、1人は嘔吐した。
病院で、医師から警察に連絡するよう言われて、6時40分ごろ、警察に連絡した。
作業していた食器洗浄室は中央にボイラーがあり、蒸気で洗浄するシステムという。
市教委は会見で、「熱中症かと思っていたという話もあり、状況や3人の健康状態の把握を優先した。医師に言われるまで、警察に通報しなければならないと思ってなかった」との認識を示した。
2014年8月28日22時48分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28午前9時半頃、富山市八尾町の八尾小学校の校庭で、「おわら風の盆」の特設ステージの設営作業をしていた61歳の男性に、ステージの背景として取り付ける予定だった縦4m、横1mのパネル7枚が、重なった状態で倒れかかった。
警察によると、パネルは重さが1枚で30kgあり、7枚で合わせて200kg余りあったという。
男性は腰や胸の骨を折る大けがをして病院に運ばれたが、命に別状はないという。
男性は看板の製作会社を営んでいて、祭りの主催者の依頼でパネルを製作し、事故が起きる30分前から他の作業員2人とともにパネルを取り付ける作業をしていたという。
警察は、一緒にいた作業員から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3064155141.html?t=1409262683982
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年8月29日付の北日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
パネルはステージ上にまとめて立て掛けてあり、男性らが移動させようとした際に倒れた。
2014年8月26日付で朝日新聞愛知版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊田労基署は25日、豊田市広久手町の自動車部品製造業「T社」と安全管理責任者の男性常務(64)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、同社と常務は6月13日、同社工場内のプレス機で男性派遣社員(50)が左手首を切断する大けがを負った際、設置が義務づけられている安全装置をプレス機につけていなかった疑い。
常務は、「安全装置をつけておらず、危険な状態だと認識していた」などと容疑を認めているという。
(ブログ者コメント)
プレス機には最初から安全装置はついていないのだろうか?と疑問に思い、調べてみたところ、労安則第131条に、やり方は下記以外にも例示されてはいるが、いずれも事業者がつけるように定められていた。
『事業者は、プレス機械及びシヤー(以下「プレス等」という。)については、安全囲いを設ける等当該プレス等を用いて作業を行う労働者の身体の一部が危険限界に入らないような措置を講じなければならない。ただし、スライド又は刃物による危険を防止するための機構を有するプレス等については、この限りでない。』
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47F04101000032.html
2014年8月25日20時23分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR九州は25日、九州新幹線が7月14日に緊急停止したトラブルについて、コンプレッサー関係の弁に約0.2mmの鉄粉が挟まり、空気圧が低下したことが原因と発表した。
鉄粉はコンプレッサーの除湿装置の弁に付着し、弁が開いた状態となり、空気が漏れて自動非常ブレーキが作動した。
メンテナンス作業で、弁を覆うカバーを取り付ける際に、カバーに付着した鉄粉が弁に入ったとみられる。
同社は対策として今月22日から、微細な異物を確実に取り除けるように、メンテナンス時にカバーを洗浄液で洗う方法を取っている。
トラブルは14日夜、新水俣(熊本県水俣市)~出水(鹿児島県出水市)間で、博多発鹿児島中央行き「つばめ」のブレーキが作動し、出水駅の約1km手前で立ち往生した。
乗客にけがはなかったが、車内で約1時間待機させられるなどの影響が出た。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140826k0000m040084000c.html
(ブログ者コメント)
設備に不具合が生じた場合、安全サイドに設備が作動する。
これが、フェイルセーフの考え方だ。
2014年8月26日9時59分にNHK津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後8時45分ごろ、四日市市大協町にある「コスモ石油 四日市製油所」で「タンクの上の部分で炎があがっている」と、作業員から消防に通報があった。
消防などによると、プロパンガスを貯蔵している直径およそ15mの丸いタンクの上の部分で、内部のガスの圧力を調整する安全装置の役割を持つ配管部分から炎が出たと見られている。
炎は高さおよそ2mで、消防などでタンクを放水して冷やしながら中のガスを抜き取るなどした結果、出火からおよそ10時間たった26日午前6時半すぎに鎮火した。
消防によると有害物質は出ておらず、けが人もいなかった。
四日市市には26日夜、雷注意報が出ていて、消防はタンクの上の部分に雷が落ちた可能性もあるとみて、炎が出た詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3076487081.html?t=1409086107539
(ブログ者コメント)
ブログ者は、過去に1度か2度、球形タンクに落雷があって上部で火が出たという記事を見た覚えがある。
確認のためネットで検索したところ、以下の資料の14ページに1件、1975年倉敷事例が、タイトルだけだが掲載されていた。
http://www.janu-s.co.jp/risk/s201101.pdf
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年8月27日付の伊勢新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
タンク上部安全装置から、約2mの火柱が上がった。
消防など車両13台が出動し、タンクに散水して冷却。
他のタンクに液化ガスを移して、約10時間後に鎮火した。
2014年8月28日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
周防大島町小松の一本松川の橋で25日午後2時45分ごろ、同町職員の男性(35)が倒れてきたクレーン車と橋のガードレールの間に挟まれ、27日死亡した。
死因は、首を圧迫されたことによる低酸素脳症。
現場では来月の防災訓練の準備中で、男性も準備にあたっていた。
クレーン車は、土のうをつり下ろす作業中だったという。
(2014年9月16日 修正1 ;追記)
2014年8月28日付の山口新聞紙面に、当時の詳細な様子が下記趣旨で掲載されていた。
クレーン付きトラックで土嚢を川底に吊り下ろす作業をしていて、横転したトラックと橋のガードレールに挟まれた。
警察などによると、職員は午後1時ごろから、同僚2人とともに、9月に実施する防災訓練の放水用に水をせきとめる作業をしていた。
職員がトラック(3トン)のそばでクレーンを操縦し、橋上から約2.5m下の一本松川(幅約4m)に土嚢を吊り下ろそうとして、トラックが横転したらしい。
トラックを固定する4本の支柱は設置されていた。
同町は、現場そばのグラウンドで9月14日に予定している防災訓練は実施するが、放水の中止を決めた。
2014年8月25日12時51分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月26日付で毎日新聞神奈川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前11時ごろ、川崎市川崎区千鳥町にある屋外のスクラップ置き場から黒煙が上がっていると、119番通報があった。
警察によると、中国向け輸出用の非鉄金属を扱う港栄作業のスクラップ置き場で、作業員が金属やプラスチックなどを含むスクラップの山を重機を使って平らにする作業中に出火したという。
現場は、羽田空港の南西約4kmにある埋め立て地の一角。
消防によると、30m×50mにわたって約500m3が燃えており、消防車20台などで消火作業をしている。
いまのところけが人などの情報は入っていないという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG8T3T6VG8TULOB002.html
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20140826ddlk14040272000c.html
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年8月26日付と27日付の神奈川新聞紙面に、以下の補足的情報が掲載されていた。
警察などによると、現場は、自動車や木材など輸出用貨物の一時保管施設(約19万m2)の一部で、市が川崎港湾物流協同組合に貸与していた。
出火当時、約600トンの金属類のスクラップがあり、業者による集積作業中に出火したという。
この火災は、出火から、約22時間後の26日午前8時55分ごろに鎮火した。
現場では、約2ケ月半前にも火災があったばかりだ。
消防によると、現場では6月上旬、金属くず約200m3が燃える火災が発生、鎮火までに約12時間を要した。
出火原因は特定できていないが、自然発火の可能性が高く、消防は夏場の高温も影響したとみている。
川崎港は国内有数の金属クズの集積地で、2012年の取扱量は約138万トン。国内全体(1656万トン)の約8%を占める。約102万トンが輸出用で、9割は韓国、中国でリサイクルされるという。
現場周辺で働く男性(60)は、「(廃家電に含まれる)バッテリーや電池など、何が火元になるか分からない」と指摘。不測の事態に備え、集積場に消火器を置くなどして対応している。
2014年8月24日21時19分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月25日7時52分に山形新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時すぎ、酒田市の飛島で防波堤の復旧工事を行っていた作業員の男性(66)が、1m80cmほどの高さにあった足場からコンクリート地面に転落した。
地面には長さ80cm、直径1cmほどの鉄筋が突き出ていて、鉄筋が男性の右腰の部分に突き刺さったという。
転落後、助けを求め、同僚が島内の診療所に運んだ。その後、具合が悪くなり、ドクターヘリで酒田市内の病院に運ばれたが、警察によると、出血の量が多く、死亡が確認された。
警察によると、男性は数人で作業していた。
男性は、破損した防波堤の一部にコンクリートを流し込むための作業を1人でしていたという。
警察は、男性が足場から転落した原因などを調べている
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024045971.html?t=1408918549782
http://yamagata-np.jp/news/201408/25/kj_2014082500508.php
(ブログ者コメント)
2m以下の高さの足場から落ち、下から突き出ていた鋼材に突き刺さって死亡した事故は、今年7月に立山町でも起きている。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4089/
さほど高くない場所で作業する場合でも、下に突き出たものがあれば御用心。
2014年8月23日18時25分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月23日22時50分にmsn産経ニュースwestから、8月24日9時47分に読売新聞から、8月23日22時28分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日朝早く、大阪・堺市や河内長野市などで路上に油のようなものが流出していると、消防や警察に相次いで通報があった。
警察が調べたところ、油は大阪・堺市から和歌山県かつらぎ町までの約44kmに渡って道路上に流出していて、この区間の道路では、車がスリップしてガードレールに接触したりバイクや自転車が転倒したりする事故が、大阪府内で27件、和歌山県内で4件相次いだ。
警察によると、一連の事故で、大阪と和歌山であわせて16人が軽いけがをした。
警察は、油が特に多い道路については通行止めにして、スリップ防止のための砂をまいたり清掃車が路上を洗い流したりして対応にあたった。
警察は油の跡をたどって、かつらぎ町内の食品工場で、油を散乱させたとみられる大型トレーラーを発見。
トレーラーのコンテナ最後部の取り出し口から油が漏れたとみて、40代の男性運転手から事情を聴くなどして原因を調べている。
食品会社によると、トレーラーは外部の運送会社の車で、大阪の南港から植物油脂およそ20トンを運搬していたという。
トレーラーの車載重量は33トン。計20.8トンの植物油脂を入れた大きなビニール袋をコンテナに積み、大阪市内から食品関連会社に運んでいた。うち約5トンが漏れ出ていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2046194001.html?t=1408831224887
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140823/waf14082322500042-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140824-OYT1T50019.html
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014082300158&g=soc
(2014年10月25日 修正1 ;追記)
2014年10月24日18時27分にNHK和歌山から、油漏れに気付いた後も20kmにわたって運転を続けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月24日11時56分に朝日新聞から、10月25日17時33分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、大阪・堺市と和歌山県かつらぎ町の間の道路におよそ48kmにわたって植物性の油が流出して、車やバイクなどのスリップ事故が相次ぎ、20人余りがけがをした。
油は、大阪市の運送会社に勤務する44歳の運転手がトレーラーで運搬している間にコンテナから漏れたとみられ、警察によると、運転手は和歌山県に入った直後に、後ろを走っていた同僚から油漏れについての連絡を受けたという。
運転手はその後、橋本インターチェンジ付近でいったん車を降りて状況を確認したにもかかわらず、およそ20kmにわたって運転を続けたということで、警察では過失運転傷害などの疑いで24日、書類送検した。
運転手は、かつらぎ町の食品会社に向かう途中で、警察の調べに対し、「油漏れに気付いたのは間違いありません。パニックになって、なるべく早く、目的地に到着しなければならないと思った。雨が降っていたので、流されるだろうと思った」などと話しているという。
これについて、運転手が所属する会社では、「事故のあと、社員教育を徹底している。今後も再発防止に努めたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045647581.html?t=1414185301341
http://www.asahi.com/articles/ASGBS36MKGBSPXLB005.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141024-OYT1T50149.html
(2014年12月29日 修正2 ;追記)
2014年12月26日付で朝日新聞和歌山版(聞蔵)から、運転手の男が略式起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
橋本地検は25日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)罪で、運転手の男(45)を略式起訴した。
業務上過失致傷の疑いについては、和歌山地検が22日付で不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
起訴状によると、男は、植物油約20トンを積んだコンテナを大型トレーラーで運ぶ際、橋本市内に入ったところで油漏れに気付いたにもかかわらず、約18.5km走り続け、他の車のスリップ事故など3件を起こし、3人にけがをさせたとされる。
警察の調べに対し、男は「滝のように流れ出る油を見てパニックになった」と、容疑を認める供述をしたという。
警察によると、男が油漏れに気づく以前を含む走行距離は約48kmで、油漏れの影響で起きた事故は計70件にのぼるとされていたが、地検は、男が油漏れを確認する以前の分は、罪に問えないと判断したという。
2014年8月23日2時56分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後7時ごろ、江戸川区西葛西のマンションの建設現場で、「鉄筋が倒れて作業員が下敷きになった」と消防に通報があった。
消防隊員などが駆けつけたところ、作業員の男性3人が鉄筋の下敷きになっていてまもなく救出されたが、このうち、30歳と29歳とみられる2人の作業員が全身を強く打って死亡した。
また、もう1人の42歳の作業員が腰の骨を折る大けがをした。
警察によると、鉄筋は長さが4m、重さが40kgあり、コンクリートの柱を補強するために使われていたという。
現場では、この鉄筋がおよそ200本立てかけられていたが、突然倒れて、近くで鉄筋を束ねる作業をしていたとみられる3人が下敷きになったという。
警察は、亡くなった2人の身元の確認を進めるとともに、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140823/k10014019691000.html
8月22日23時34分に東京新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京消防庁によると、鉄筋は長さ約4m、1本の重さが約42kgで、約220本を針金で束ねて立てていた。
何らかの原因で倒れ、針金が外れてばらばらになり、近くで作業していた4人のうち、3人が下敷きになったという。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082201001999.html
(2021年3月4日 修正1 ;追記)
2021年3月2日2時57分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、鉄筋を支えていた架台ごと倒壊したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2014年、東京・江戸川区で、マンションの建設作業中に鉄筋が崩れ作業員2人が死亡、1人が大けがをした事故で、警視庁は、業務上過失致死傷の疑いで現場の責任者ら2人を書類送検しました。
この事故は2014年8月、江戸川区でマンションの建設作業中、立てかけられていた鉄筋およそ150本が突然倒れ、男性作業員3人が下敷きになり、2人が死亡、1人が大けがをしたものです。
警視庁によりますと、鉄筋の重さは1本およそ40キログラムで、鉄筋を支えていた架台ごと倒壊したということです。
警視庁は、鉄筋が倒れないようにする措置を十分とっていなかったとして、現場を監督していた56歳の男性と現場で鉄筋の管理をしていた43歳の男性を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
2人は容疑を認め、「鉄筋が倒れるとは思っていなかった」「亡くなった方に申し訳ない」と話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1e8c4a4ea80bc04b15ff460fc98cce681ca4963
3月1日20時0分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、架台の安全性と耐久性を確認しなかった容疑だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この架台の安全性と耐久性を十分に確認しないまま作業させたことが事故につながったとして、警視庁は、現場責任者だった56歳と43歳の男性2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7237436a65844821f94d2539b4f6e8cfd3b692db
3月2日20時6分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
これまでの事情聴取に2人は「きちんと確認すればよかった」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/103b82b67bfcbb0326b27c9cd2e6b7aaa365e61f
(ブログ者コメント)
どのような架台だったのか調べてみたが、分からなかった。
2014年8月22日付で東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月21日19時0分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前11時5分ごろ、東京都中央区日本橋人形町二のビル解体工事現場で、防音防塵用のフェンスが歩道側に倒れ、歩いていた会社員の男性(66)が下敷きになって死亡した。
警察は、業務上過失致死容疑で調べる。
警察によると、フェンスは鉄製の高さ約4.4mで、総重量約300kgのパネル計10数枚が、幅約15mにわたって倒れた。
パネルは鉄パイプの支柱で支えられていたが、土中から金属板を取り出す際に、支柱を外していたという。
工事責任者は、「ビル風が吹いて倒れた」と説明しているという。
警察は、フェンスが風にあおられて倒れた可能性があるとみて、作業の手順に問題がなかったか現場責任者らから事情を聴いている。
現場は、都営地下鉄人形町駅から東に約200mのオフィス街。
事故を目撃した男性(53)は、「男性がパネルの下敷きになったので、周囲にいた人たちでパネルを持ち上げた」と話した。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014082202000118.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140821-OYT1T50102.html
(2014年10月2日 修正1 ;追記)
2014年9月27日16時53分に朝日新聞から、工期が迫っていたため支柱を一気に外したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工事の現場責任者が警察の事情聴取に対して「工期が迫っていたため、(フェンスを支えていた)支柱を一気に外すよう指示した」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
警察は、業者の安全対策が不十分だったとみて、業務上過失致死容疑で立件する方針だ。
警察によると、事故があったのは8月21日午前11時すぎ。
同区日本橋人形町2丁目の工事現場を囲う鉄製フェンス(高さ3m、幅約12m、重さ約400kg)が道路側に倒れ、男性はフェンスと歩道のガードパイプに挟まれて死亡した。死因は胸肺部圧迫による心破裂だった。
フェンスは、鉄製の支柱で倒れないよう固定されていたが、事故当時は支柱の下に埋まっている鉄板を取り出すため、作業員が5本の支柱をすべて外していた。
警察は、業者が手順を省き、支柱を一度にすべて外したためにフェンスが倒れたとみている。
事故当時は、現場責任者を含め8人が居合わせていた。
捜査関係者によると、現場責任者は事故直後、「気付いた時には支柱がすべて外されており、風が吹いて倒れた」と話していた。
だが、その後の調べに対して、工期に間に合わせるため、支柱を一気に外すよう作業員に指示していたことを認めたという。
工期は、今月8日までだった。
支柱を外した作業員は、「危ないのではないかと思ったが、責任者の指示に従った」と話しているという。
警察は、ずさんな作業手順が事故を招いたとみている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG9K3JL4G9KUTIL00M.html
(2014年12月18日 修正2 ;追記)
2014年12月16日13時26分にNHK首都圏NEWS WEBから、現場責任者は作業手順書どおりに作業されていないのを見ていながら何も指示しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2014年12月15日15時36分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁は、作業員が作業手順書に従わずパネルの支柱を一気に外したことや、現場責任者がこの作業を見ていながら何も指示しなかったことが事故につながったとして、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、36歳の作業員と64歳の現場責任者の2人。
当時、現場では、パネルの支柱を取り外す作業が行われていたが、本来は、支柱を外すたびにワイヤなどでパネルを固定することが作業手順書で定められてあったのに、作業員が支柱12本すべてを一気に外したため、パネルが支えを失って倒れたことが警視庁の調べで分かった。
また、現場責任者は作業を見ていながら、何も指示しなかったという。
2人は、「支柱を抜いてもすぐ倒れないと思った」などと供述したが、同庁は、支柱を一気に外せばパネルが倒れる危険性があることは明らかで、2人が注意を怠った結果、事故が起きたと結論付けた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20141216/4005391.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141215-OYT1T50109.html
2014年8月22日付で朝日新聞東京都心版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月21日付で東京都水道局HPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。
21日午前9時20分ごろ、中野区上高田5丁目の東京水道局発注の配水小管布設替工事現場で、作業をしていた会社員の男性(38)がパワーショベルと電柱の間に体を挟まれ、心肺停止状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。
警察によると、当時、舗装本復旧工事に先立つ舗装こわし作業で、別の作業員がショベルで道路のアスファルトを掘り返す作業をしていた。
ショベルが回転した際、近くにいた男性が機体と電柱に挟まれたという。
出典URL
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h26/press140821-1.html
2014年8月20日21時12分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、機械製造会社の工場で38歳の男性従業員が、レーザーを加工する機械に頭を挟まれ、意識不明の重体となる事故が起き、金沢労基署は20日、工場を運営する有限会社と代表取締役の男性を、危険を防ぐ措置を講じていなかったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、工場を運営する川北町の有限会社「T社」と会社の代表取締役の50代の男性。
同署によると、去年12月、白山市出合町の機械製造工場で、38歳の男性作業員がレーザーで鉄板を焼いて部品を作る機械の中に入り部品を探していたところ、別の従業員が中に人がいることに気づかず機械を作動させ、男性従業員が機械と材料を載せる台に頭を挟まれ、頭蓋骨骨折などで現在も意識不明の重体となっている。
同署によると、工場を運営する会社は事故当時、機械の作動を知らせる合図を定めておらず、運転禁止の表示板を取り付けるなどの安全対策も行っていなかったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023950351.html?t=1408571987293
2014年8月20日19時45分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月21日17時0分にわかやま新報からも、同趣旨の記事が掲載されていた。
和歌山市は、市の施設を解体した際に有害なPCB=ポリ塩化ビフェニルを含むコンデンサーを、誤って一般の産業廃棄物として処分していたと発表した。
これは20日、和歌山市が会見を開いて明らかにした。
会見によると、和歌山市は昭和62年から休止状態となっていた「福島浄水場」を去年7月からことし3月にかけて解体した際に、法律に基づいて市が保管する必要のあるPCBを含む2台のコンデンサーを、誤って一般の産業廃棄物として処分したという。
解体工事の担当職員が廃棄処分のリストを作成する際、PCBを含まない別のコンデンサー3台と問題の2台を逆に記入したことが原因で、その後も誤りに気付くことなく、「廃棄処分可」の印がコンデンサーにマーキングされたため、解体業者が誤ってPCB入り2台を持ち出し処分したという。
ことし6月、「PCB廃棄物の保管及び処分状況の届出書」を作成した職員が、資料とコンデンサを照合したところ、PCB入りの2台がないことに気付いた。
和歌山市は、この担当職員と管理責任者などあわせて3人を戒告の懲戒処分とした。
一方、和歌山市は調査の結果、コンデンサーに含まれるPCBは微量で、環境に影響はなかったとしている。
PCBは、変圧器などの絶縁用の油に使われていたが、皮膚炎などの健康被害が相次いだため、現在は製造や使用が禁止され、全国5か所の施設で無害化の処理が進められている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2043937581.html?t=1408572126001
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2014/08/20140821_41381.html
2014年8月21日3時0分に朝日新聞和歌山版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
有害物質の「ポリ塩化ビフェニール」(PCB)を含む蓄電器2台を誤って溶解処分したとして、和歌山市は20日、水道局企画建設課の技術主査(42)と上水道管理事務所の班長(49)と所長(57)を、それぞれ戒告の懲戒処分にした。監督責任を問い、企画建設課長(57)も訓告処分にした。
市水道局によると、技術主査は2012年3月、解体を予定している福島浄水場(同市福島)で、処分する蓄電器のリストを作成。
この際、PCB計約190gを含む蓄電器2台(高さ約65~70cm)に関して、誤って「含んでいない」と記載したという。
PCBを含む蓄電器は本来、専用の容器で保管すべきだった。
この蓄電器は、13年10月31日~11月12日の間に金属くずとして運び出され、他の廃棄物と一緒に溶解処分された。
水道局企画建設課は、「蓄電器は1000℃以上の高温で溶解しており、市民の健康や環境への影響はない。再発防止に努めたい」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG8N520TG8NPXLB00D.html
2014年8月20日21時35分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月21日付で毎日新聞千葉版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時20分ごろ、千葉市花見川区犢橋町の市道にあるマンホールで、作業員が落ちて流されたと、一緒に作業していた男性から119番通報があった。
作業員は誤って転落、流されたとみられ、県警と消防などは約100人体制で捜索したが、行方は分かっていない。
マンホールを管理する同市中央浄化センターによると、流されたのは会社員の男性(28)。
男性は、同市がマンホールの維持管理を委託する民間業者の作業員で、事故当時は計4人でマンホールの清掃をしていた。
警察によると男性は、マンホールの中に架けたアルミ製のはしごに足を掛けて頭だけを地上に出して排水管の清掃作業をしていた。
他の作業員が気付いたときには、姿が見えなくなっていた。
マンホールから地下の水面までは約4.3mあり、水深は約1.5mで、流れが速いという。
同日午後2時10分ごろには、現場から約6.5km下流の花見川終末処理場(同市美浜区)で、男性のものとみられる白いヘルメットが発見された。
会社の内規では、危険な場所では安全帯を身に付けることになっているが、男性は着用していなかったという。
県警と消防は周囲のマンホールと水路の下流域を捜索し、男性の発見を急ぐ。
同センターの担当者は、「現在は安否確認を最優先に進めている。原因を究明し、このようなことが二度と起こらないようにする」と話した
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/209860
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20140821ddlk12040115000c.html
2014年8月21日11時17分にmsn産経ニュースからは、男性が死亡したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は21日までに、マンホールから約6.5km離れた下水の処理場で遺体を発見し、不明になっていた男性(28)と確認した。
誤って中に落ち、流されて溺れたとみて、死因や事故原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140821/dst14082111170009-n1.htm
(2015年4月22日 修正1 ;追記)
2015年4月20日付で千葉テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月20日18時19分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年8月、男性がマンホール内での作業中に墜落して死亡した事件で、千葉労基署は、墜落の防止策をとらなかったとして、男性の上司と勤務先の会社を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、「N社」と44歳の上司で現場の責任者だった男性。
この事件は去年8月20日、N社に勤めていた当時28歳の男性作業員が千葉市花見川区のマンホール内で作業していたところ、バランスを崩して墜落し、下水管内に流されたもの。この翌日、男性作業員は約6km離れた終末処理場で遺体となって発見された。
同署によると、現場のマンホールは地上から水面まで約4mあり、副総括の上司には、作業員に安全帯を使用させるなど、墜落防止の措置をとる義務があったとしている。
深さが2m以上の場所で作業を行う際は、労働者が落ちないように命綱をつけることなどが義務づけられている。
上司の男性は容疑を認めていて、「安全帯が人数分は無く、準備しなかった」「能率優先で対策が疎かになった」などと話しているという。
出典URL
http://www.chiba-tv.com/info/detail/4423
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084188791.html?t=1429566251345
2014年8月21日8時43分に福島民報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時45分ごろ、南相馬市のS化学工場でガス漏れがあり、隣接する自動車リサイクル会社の従業員10人が体調不良を訴え、市内の病院に運ばれた。
このうち20代男性1人が入院した。警察によると全員意識はあり、軽症。
警察は、同工場の敷地内にあるタンクから塩素ガスが漏れて、風でシマ商会側に流れたとみている。
S社によると、塩素は除草剤の原料として使用しており、漏出量は推定で約2m3という。
塩素をタンクローリー車からタンクに移す作業中だった。
警察が、詳しい原因を調べている。
同工場は、昨年6月に有機化合物のトルエンに引火し、周囲が通行止めになる火災を起こしている。
重田工場長(45)は、「全職員を挙げて、二度とこのような事故がないように取り組んでいく」と述べた。
隣接地からの塩素ガス漏えいで従業員10人が搬送された自動車リサイクル会社の担当者は、「今までになかったことなので驚いた」と語った。
担当者によると、開放された工場内で作業していた従業員から「白い煙が見えた。せき込んでいる人がいる」と事務所棟に突然、電話連絡が入った。同社は屋外にいた従業員約50人を一時屋内に避難させた。
出典URL
http://www.minpo.jp/news/detail/2014082117578
8月20日20時19分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
S社によると、ガスが漏れたのは、工場の北側に設置されている、塩素ガスが入ったタンクで、タンク内の圧力を下げる作業中に、塩素ガスを中和する装置に何らかのトラブルが起き、中和されないまま外に出てしまったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053942251.html?t=1408571687728
8月20日付でテレビユー福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
除草剤を作る際塩素ガスを無害にする装置から処理する前の塩素ガスが漏れた。
工場長によると、事故の原因は、作業員が装置のバルブを開けすぎた操作ミスか装置の故障と見られていて、警察が調べている。
出典URL
8月21日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の調べなどによると、除草剤の製造過程でカセイソーダの中和に使う塩素ガスが最大で2m3、吸収装置から漏れたという。
折からの南風で北隣の会社の敷地内に流れ込み、働いていた10~60代の10人が「のどが痛い」、「呼吸が苦しい」と訴えた。
同工場では、2003年7月に硫酸約10トンが漏れる事故が起きたほか、同年12月には基準値超のダイオキシン類を排出したとして、県から改善命令を受けた。
昨年6月にも、設備の老朽化から有機溶剤に引火する事故が起き、爆発の危険性があったために近所の2世帯が避難させられる騒ぎがあった。
(ブログ者コメント)
各記事から類推するに、液体塩素受け入れ作業の一環としてタンク内の圧力を下げる際、塩素蒸気を中和装置に導くバルブを急速に開け過ぎたとか、あるいは中和装置そのものが故障した・・・ということだったのかもしれない。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。