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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014102365分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東日本大震災で一部が崩落した旧鹿行大橋について、腐食が進んでいた橋脚の鋼管が地震の揺れで破断したのが原因とみられるとする報告書を、県がまとめていたことが分かった。


昭和43年に建設された鉾田市と行方市を結ぶ旧鹿行大橋は、東日本大震災で、中央部分がおよそ60mにわたって崩れ落ち、車で通行していた男性が転落して死亡した。


この橋の崩落の原因について、橋を管理する茨城県が、報告書をまとめていたことが、NHKの取材で分かった。


報告書によると、崩落の原因について、「設計当時の想定を超える地震の揺れで、橋脚の鋼管が破断し、橋桁が落下した」としている。
また、破断の原因について、水中にあった鋼管の溶接部分で腐食が進み、強度が弱くなっていたことが考えられるとしている。


県の担当者は、「隣に新しい橋の建設を進めていたために耐震性を高める工事は行っていなかった。遺族には原因を丁寧に説明したい」と話している。


また、亡くなった男性の遺族は、「点検や管理をもう少し実施できたのではないか。このような悲しい思いをほかの人がすることのないよう、しっかり対策をしてほしい」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1075610671.html?t=1414014746992

 

 

20141024日付で毎日新聞茨城版からは、腐食の影響という点で、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東日本大震災で全国で唯一、橋崩落に伴う死者を出した霞ケ浦の北浦にかかる旧鹿行(ろっこう)大橋について、橋本知事は23日の定例記者会見で、崩落の原因を「設計当時の想定基準を超える揺れ」とする報告書をまとめたことを明らかにした上で、「設計基準を満たしており、県の責任はない」と述べ、管理責任を否定した。


県は2013年4月、崩落した橋桁などを引き上げ、コンサルタント会社に委託して事故原因を調べていた。

県道路維持課によると、崩落しなかった橋桁のくいを調べたところ、日本工業規格(JIS)を満たしており、基準をクリアしていた。


さらに、腐食など老朽化との関連性を調べるため、シミュレーションを実施。

東日本大震災と同規模の揺れを受けた場合、建設直後の同橋でも崩落の可能性があるとの結果が出た。

このため、報告書は、「想定を超える揺れが崩落の原因」と結論付けている。


橋本知事は、「(崩落を)想定することは不可能だった。遺族には分かりやすく説明したい」と述べた。

補強対策の不備を問われると、「義務的な対策は怠っていない」と答えた。


鉾田市と行方市を結ぶ旧鹿行大橋は1968年に開通。全長は約404m。

大震災では、中央部の橋桁3カ所(計約58m)と橋脚2カ所が崩落し、鉾田市の男性(当時61歳)が自動車ごと転落して死亡した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20141024ddlk08040159000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブログ者は、崩落前の橋を、新規建設中の橋を横目に見ながら、何回か通ったことがある。

1車線で橋の途中に何箇所かふくらみがあり、そこで対向車とすれ違うシステムで、いかにも古そうな橋だった。

もうすぐお役御免になる古い橋。

明らかに危険だと判断される理由でもない限り、耐震性アップ工事は困難だったのかもしれない。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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