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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年5月23日14時24分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中央労働金庫の横須賀市役所ATMコーナーで昨年5月、閉店間際にATMを操作していた男性(43)の首に電動シャッターが当たり、男性は首に捻挫のけがを負ったことがわかった。
シャッターは首に当たった後も下がり続けており、同労金は原因を調べている。


現場は市役所北口駐車場の一角で、別の金融機関との共同無人コーナー。
自動ドアの奥にそれぞれATM1台を設置、シャッターはATMごとに付いている。

男性は昨年5月26日午後7時前に立ち寄り、下を向いてATMを操作している最中に突然、電動シャッターが下りて首に当たった。男性はあわてて体を引いたが、シャッターは停止も反転もしなかったという。

閉店を知らせるアナウンスは当時、東日本大震災の影響で、午後6時閉店に変更していた隣の金融機関に合わせて流しており、事故が起きた同7時頃には流れなかった。

ATMを管理している警備会社から労金への報告によると、室内には在室者を感知するセンサーを設置していたが、一時的に作動しない状態になっていた。
事故後、センサーを取り換え、単独で閉店のアナウンスを流すスピーカーを設置。
電動シャッターの最下部には安全装置が付いており、メーカーの点検では正常に作動するため、原因をさらに調べるという。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120523-OYT1T00472.htm
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2012年5月22日21時7分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午後3時前、苫小牧市の市道で、40トンの大型トレーラーが道路左脇の電柱に衝突して横転した。
この事故で、電柱は根元から折れて電線がトレーラーに垂れ下がり、運転手の男性(60)が感電しておよそ1時間半後に死亡した。


警察によると、現場は、苫東厚真火力発電所近くの片側1車線の直線の道路で、電線にはおよそ6600ボルトの高圧電流が流れていたという。

警察が現場近くにいた人に話を聞いたところ、トレーラーは走行中に突然、車線からはみ出し、そのまま電柱に衝突したということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。
トレーラーは肥料を積んで苫小牧港から釧路方面に向かう途中だったという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005298801.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
車の中にいた時に雷に撃たれたが無事だった、という話を聞いたことがある。
なぜか?
それは、人間が電気を通し難い材質でできたシートに座っていたため、電流は車の外側を流れるものの人体には流れず、よって感電せずに済んだ・・・ブログ者はそう考えている。
しかし、今回は、車の中にいた方が、10億ボルトともいわれる雷よりは、かなり低い電圧で感電死された(電圧と感電とは必ずしも比例関係にはないが)。
これは、トラック横転により身体がトラックボディに接触するなどして、人体経由の電気の通り道ができた・・・そういったことがあったからかもしれない。

 

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2012年5月22日10時7分に朝日新聞から写真付で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午前2時50分ごろ、岐阜県土岐市曽木町の「OMマグネシウム」の工場から出火、鉄筋スレートぶき平屋建ての工場が炎上した。
消防などによると、燃えているマグネシウムに水をかけると爆発する恐れがあり、消火作業はできないという。


マグネシウムは工場に100トン以上あり、鎮火には数日間かかる可能性もあるという。
今のところ、周辺の山林に散水して延焼を防いでいる。


警察によると、工場は約2100m2。自動車の廃材を溶かしてマグネシウムを精製し、自動車部品用として販売しているという。

 
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0522/NGY201205220003.html
 
 
5月23日17時59分にNHK岐阜から、また5月23日付で毎日新聞岐阜版から、1日経ってもくすぶり状態が続いているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この火事は、再生したマグネシウムを保管する倉庫兼工場から火が出たもので、22日夕まで燃え続け、鮮やかなオレンジ色の炎が周辺を不気味に照らし続けた。
これまでのところけがをした人はいない。

マグネシウムは、水をかけるとさらに火が強くなってしまう性質があるため、22日は直接の消火活動ができず、午後1時ごろ、小雨がぱらつき始めたため、警察は同社の前を走る国道363号を通行止めにし、報道関係者にも退去を求めた。
また、敷地内で延焼を防ぐ作業などをしていた従業員ら約20人も退出が求められ、遠巻きに燃える倉庫を見守った。


23日になって倉庫内の熱が弱まってきたため、午前11時から会社の従業員などが倉庫に入り、マグネシウムに専用の消火剤や砂をかける消火活動を始めたという。
しかし、倉庫内ではマグネシウムがくすぶっている状態が続き、消防によると、火が完全に消えるまでには、さらに時間がかかる見込み。


警察によると、倉庫にはおよそ200トンのマグネシウムが保管されていたが、出火当時、倉庫に従業員はおらず、作業は行われていなかったという。
警察と消防は、マグネシウムがくすぶっている状態がおさまり、倉庫内の熱が下がるのを待って、現場検証を行って、出火原因などを調べることにしている。


同社は「日本セラミックス」と同じ敷地内にある。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085312681.html
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120523ddlk21040041000c.html
 


(2012年5月29日 修正1 追記)
 
2012年5月28日20時10分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後3時、発生から6日ぶりに延焼の恐れがなくなったとして消防が鎮火を宣言し、市の対策本部も解散した。
警察と消防は29日、現場検証を行って、出火原因などを詳しく調べることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085431281.html
 


(2012年6月19日 修正2 ;追記)
 
2012年6月14日12時41分にNHK岐阜から、漏電が原因だったらしいというネット報道があった。
 
マグネシウムは水をかけると火の勢いが強まるため鎮火まで1週間かかり、その後もマグネシウムの高い熱で現場検証できない状態が続いていたが、鎮火から16日たってようやく温度が下がり、警察と消防では13日、現場検証を行った。

消防によると、燃え方が激しかった倉庫の北西部分を重点的に調べた結果、倉庫内の電線の一部が漏電によってショートし、溶けた跡が見つかったという。

消防では、ここから火花が飛び散るなどしてマグネシウムに燃え移り、倉庫全体に燃え広がったものと見てさらに詳しく調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085741082.html
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2012年5月22日1時42分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午後11時50分頃、富山県南砺市にある関西電力大牧発電所を監視している富山市の同社北陸支社から「水力発電所で煙が出ている」と消防に通報があった。

現場に到着した消防によると、変圧器の導線が一部溶け、火災は発生していなかった。けが人はない模様。電気系統のトラブルとみられるという。

同支社によると、同発電所は同県南西部の庄川沿いにある無人の水力発電所。
同11時40分頃、同発電所を遠隔モニターで監視している当直社員が発電機が煙を感知して止まったことを確認したという。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120522-OYT1T00138.htm
 
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2012年5月22日20時56分にNHK奈良から、23日2時15分にmsn産経ニュース奈良から、また5月23日付で朝日新聞大阪版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日の金環日食を観察するため、御所市の中学校の屋上に設けられた囲いなどを解体する作業を行っていた53歳の男性が誤って転落し、死亡した。
事故が起きたのは、御所市の市立大正中学校。


警察によると、生徒たちが金環日食を観察する際、誤って落ちないよう、市内の産業廃棄物処理会社の社員がボランティアで校舎の屋上に鉄パイプやコーンで囲いを設け、21日の朝、観察会を開いた。

その後、21日午後3時ごろからボランティアで足場の解体作業を行っていたところ、男性(53)が作業用の足場から誤って転落。病院で手当てを受けたが、頭を強く打っていて、22日午後、死亡した。
調べによると、男性は2階屋上に組んだ高さおよそ1m70cmの作業用の足場に上り、3階屋上から下される資材を受け取っていて足場から転落し、コンクリート製の屋上に頭を打ち付けたという。


作業は男性など4人の社員がボランティアで行い、ヘルメットはつけていなかったということで、警察は詳しい状況や原因を調べている。

校長は、「生徒たちにいい経験をさせたかったがこういう結果になり残念だ。ボランティアの人たちが工事に詳しいと聞いていたので安全管理は任せていた。観察会を一生懸命手伝ってもらっていたので、残念としかいいようがない」と話している。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2055301291.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120523/nar12052302150000-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
今回の事故は、業務遂行性という点から考えると、労災対象にならない可能性がある。
このような万一の事態をも考えると、危険を伴う工事をボランティアの人たちの善意に頼るのは、考えものかもしれない。

 
 
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2012年5月22日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
鹿児島労基署は21日、鹿児島市の杭打ち工事業「相互開発」と同社の現場責任者の取締役(51)を労安法違反の疑いで書類送検した。
 
同社が請け負った鹿児島市千日町のビル建築現場で1月23日、従業員の男性(当時53)が高さ4.3mの作業場から落ちて死亡した。
作業場に手すりを設けたり命綱をつけたりするなどの安全対策をしなかった疑いがある。

 
 
ちなみに2012年1月24日付の朝日新聞鹿児島全県版から、当時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
 
23日午後5時ごろ、鹿児島市千日町のマンション建設現場で会社員の男性(54)が倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが死亡した。
当時6人で杭打ち作業中だった。
高さ2mほどの足場から落ちた可能性があるという。
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2012年5月21日11時0分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午前9時15分ごろ、倉敷市にある旭化成ケミカルズの水島製造所で黒煙が立ち上っているのを、近くにある消防署の署員が見つけた。

この工場ではポリエチレンなどの石油化学製品を製造していて、会社側によると、火災が起きたのは、「第2発電所」と呼ばれるボイラー施設で、現在は休止中だという。

岡山県に入った情報によると、施設の一部を解体中に配管から何らかの理由で火が出たとみられるという。
消防によると、消防車11台が出て消火活動にあたり、火は正午すぎに消し止められた。
この火災によるけが人はいないという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025258341.html
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2012年5月20日21時44分にmsn産経ニュース埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
20日午後5時55分ごろ、三郷市栄の印刷関連機器メーカー「Oクリーン」から出火、敷地内に積んであった廃材約47m2が焼けた。けが人はいなかった。

警察によると、焼けたのは印刷機の内部に取り付けられる布。出火当時、敷地内は無人だった。警察で出火原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120520/stm12052021440008-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
印刷インキが浸みこんだ布の自然発火の可能性もあるかと思い、紹介する。
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2012年5月20日12時29分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
繁殖期を迎え、動物が活発に動き出すこの時期、電力会社を悩ませる問題が発生する。
カラスが電柱に巣を作ったり、ヘビが電柱によじ登ったりして引き起こす停電だ。
岡山県内では、中国電力岡山支社が対策を講じているものの決め手はなく、毎週のようにどこかで家々の明かりが消えている。


同支社によると、動物による停電の大多数がカラスとヘビによるものだ。
カラスの巣に使われている金属製ハンガーや木の枝、電柱を登ってきたヘビが高圧配電線に触れ、本来流れてはいけない部分に電流が流れる(漏電)。
変電所は異常を感知して送電をストップし、停電となる。


岡山県内では2011年度、動物による停電が43件(カラス18件、ヘビ25件)発生した。12年度も4月1日~5月16日の1か月半で、24件(カラス13件、ヘビ11件)あり、延べ約3万9000戸が停電した。

同支社は、傘の骨組みのような形状でカラスの巣作りを妨げる「防巣具」の設置を進めているが、まだ一部の電柱にしか取り付けられていない。さらに、防巣具を付けてもわずかな隙間を見つけて巣を作るため効果は上がっていないという。
また、同支社では、定期パトロールでカラスの巣を見つけるたびに撤去しており、昨年度は2669個を外した。だが、カラスはすぐ別の電柱に巣を作るため、いたちごっこの状態だという。


カラスの生態に詳しい宇都宮大の杉田昭栄教授(動物機能形態学)は、「特にハシボソガラスは、見晴らしや日当たりのいい場所に巣を作る習性があり、電柱はうってつけの場所。カラスは頭のいい鳥なので、対策を講じてもすぐに抜け道を見つけてしまうところがやっかい」と指摘する。

一方、日本蛇族学術研究所(群馬県太田市)によると、停電の原因になるヘビの大半がアオダイショウだという。西日本では4月頃に冬眠から目覚め、5月に繁殖期を迎えると電柱や鉄塔をよじ登る習性があるが、同研究所は「なぜアオダイショウだけが登るのかは分かっていない」とする。
同支社では、約20年前にヘビが嫌がる匂いを電柱に付着させたが、効果はなかったといい、「ヘビ対策は難しいが、カラスの巣は撤去できる。見つけた場合は各営業所へ知らせてほしい」と呼びかけている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120520-OYT1T00243.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
よくまとめられた記事だ。
小動物による停電発生状況は、どの都道府県でも同じようなものだろう。
今後、カラスとヘビの事例については、特段のものでない限り、報道されても掲載は割愛する。

  
  
keyword ;小動物




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2012年4月24日付で、独)日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターHPに、下記趣旨の記事が公表されていた。
 
平成244232250分ごろ、深度350m東連絡坑道内の作業現場で、坑壁を保護するためのコンクリート吹付けの作業準備として、圧縮空気によりホース内の水の排水を行っていたところ、ホースが暴れ、その先端部(金属製)が、ホースを持っていた作業員1名の顔面に当たり負傷した。

直ちに救急車で外部医療機関へ搬送。診察の結果、顔面骨折および右顔面裂傷と診断され、入院した。
原因は調査中。

 
出典URL
http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/press/12/press0424.html
 
 
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2012年5月19日付で朝日新聞徳島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
三好市東祖谷での砂防ダム工事で起きた労災事故で、三好労基署は17日、建設会社2社と社員2人を労安法違反容疑で書類送検した。
 
同署によると、2月24日、三好市の建設会社に雇用された20代の男性労働者が鋼材の上から12m転落し、重傷を負った。

この会社と現場責任者の社員1人、元請けの建設会社と安全管理担当の社員1人は、手すりを設けるなど労働災害を防止する措置をとらなかった疑いがある。
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2012年5月19日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
十日町市で2月に建設会社社員の男性(当時29)が除雪車の点検中にロータリー部分に巻き込まれて死亡した事故で、十日町労基署は18日、同社取締役の男性(30)を労安法違反(危険防止措置義務違反)の疑いで書類送検した。
 
同署によると、事故当時、除雪車に一緒にいた同僚が、男性の点検が終わったと思い込み、ロータリー部分の作動スイッチを押した可能性があるという。

取締役は、安全管理の責任があるのに、点検終了を確認するまでは作動させないよう指導していなかった疑いがある。
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2012年5月19日付で朝日新聞尾張知多版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
津島労基署は18日、大治町の出荷業務請負会社「A」と同社社長(40)を労安法(危険防止措置)違反の疑いで書類送検し、発表した。
 
発表によると、昨年12月21日、大治町の工場内で同社社員がフォークリフトと台車を連結する際、別の会社のトラック運転手にぶつかり、死亡させる事故が発生。
必要な作業計画を作成させず、目的外の牽引作業をさせた疑いがある。
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2012年5月19日付で朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
武雄労基署は17日、クレーン車のリース業を営むHクレーンと男性社長(63)を労安法違反の疑いで書類送検した。

下請けしていた有明海岸護岸工事で2010年8月、40代のアルバイト男性が業務中にはしごから落ちてけがをしたが、会社の車庫のはしごから落下したと、嘘の報告書を労基署に提出した疑い。
 
元請けの労災保険により補償されるため、社長は「迷惑をかけると仕事をもらえなくなると心配した」と話しているという。
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2012年5月19日18時23分にRKB Newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
飯塚市の建設会社で、資材置き場に置いてあった重さ400kgの鉄板と鉄板を支える鉄柱に運送業の男性が挟まれる事故があった。
男性は意識不明の重体。
警察によると、男性はクレーンを使って鉄板をトラックの荷台に載せようとしていたという。

 
出典URL
http://rkb.jp/news/news/7295/
 
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2012年5月20日付で朝日新聞尾張知多版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日午前11時5分ごろ、常滑市鯉江本町の「L社」の倉庫で屋根の雨漏り修理をしていた修繕会社の社員の男性(46)が転落したと119番通報があった。
男性は頭を強く打っており、病院で死亡が確認された。
 
警察によると、男性はL社から倉庫の屋根の雨漏り修理を依頼され、3人で作業していた。
ほかに雨漏りしている場所がないか確かめようと屋根の上で移動したところ、スレート屋根に穴が開き、約6m下に落ちたという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
仕事のできる人、責任感の強い人ほど事故を起こしやすいという見方がある。
今回のケースも、言われた場所だけ修理するのではなく、善意で他の場所を点検しようとして事故に遭ったのではないか?・・・全くの根拠レスだが、ブログ者はそう感じた。

 
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2012年5月19日19時21分にNHK北九州から、また5月19日付で朝日新聞西部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午前9時半ごろ、北九州市八幡東区の広場を整備する工事現場で、重機を使って斜面を切り開いて擁壁を作る工事をしていたところ、高さがおよそ5mの崖が崩れ、下にいた男性作業員1人がおよそ1mほどの土砂に埋まった。
男性(57)は、駆けつけた救急隊員らにおよそ20分後に救助され病院に運ばれたが、まもなく死亡した。


現場は急斜面にある住宅地で、北九州市が再開発事業の一環として広場の建設を計画して造成工事が行われ、来月工事が終了する予定だったという。
事故があった現場も斜面で、少なくとも作業員2人が石積みの壁を作っていた。
男性が深さ5mほどのくぼみで作業をしていたところ、土砂が崩れたという。


警察は、工事の安全管理に問題がなかったかなど事故の状況について調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025236861.html
 
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2012年5月19日3時13分に毎日新聞から、同日13時39分にmsn産経ニュースWESTから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大阪市内のオフセット校正印刷会社の工場で、1年以上働いた経験のある元従業員のうち、少なくとも5人が胆管がんを発症、4人が死亡していたことが、熊谷信二・産業医科大准教授(労働環境学)らの調査で分かった。
作業時に使われた化学物質が原因と強く推測されるという。
遺族らは労災認定を求め、厚生労働省は調査に乗り出した。


熊谷准教授によると、同社では91〜03年、「校正印刷部門」で1年以上働いていた男性従業員が33人いた。
発症当時の5人の年齢は25〜45歳と若く、入社から7〜19年目だった。
熊谷准教授が今回の死亡者数を解析したところ、胆管とその周辺臓器で発生するがんによる日本人男性の平均死亡者数に比べ約600倍になった。


校正印刷では、本印刷前に少数枚だけ印刷し色味や文字間違いなどを確認するが、印刷機に付いたインキを頻繁に洗うので結果的に洗浄剤を多用する。
洗浄剤は、動物実験で肝臓にがんを発生させることが分かっている化学物質「1、2ジクロロプロパン」「ジクロロメタン」などを含む有機溶剤。
会社側は防毒マスクを提供していなかったという。


91〜03年当時、ジクロロメタンは厚労省規則で測定や発生源対策が求められていたが、1、2ジクロロプロパンは規制されていなかった。

熊谷准教授は「これほど高率になると、偶然とは考えられず、業務に起因している。校正印刷会社は他にもあると聞いており調査が必要だ」と話す。
元従業員らが労災認定を求めたことについて、会社側は「真摯に対応させていただいている。個人情報などもあり、お答えできない」としている。


上島通浩・名古屋市立大教授(労働衛生)の話、『大変重要な事例で、食事など地域性の要因も含め調査が必要だ。』

◇胆管がんとは 
肝臓で作られた胆汁を十二指腸まで運ぶ胆管に発生するがん。
早期発見が難しく、進行も早いことから、治療が困難ながんの一つとされる。
厚労省の人口動態統計によると、胆管および胆嚢のがんによる平成22年の国内の死者は、1万7585人(男8440人、女9145人)。
外科手術による切除が主な治療法となるが、切除できた場合の5年生存率は40~50%とされる。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120519k0000m040131000c.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120519/waf12051913460014-n1.htm
 
 
2012年5月19日2時34分に毎日新聞から、本件が明らかになった経緯について、下記趣旨でネット配信されていた。
 
「元同僚が同じようながんで次々死んでいく」−−。
西日本のオフセット印刷の校正印刷会社で発症が相次いだ「胆管がん」。遺族らは厚労省に全容の解明と被害拡大の防止を求めている。 

きっかけは昨年春から、胆管がんのため40歳で死亡した男性の遺族らが熊谷准教授に相談したことだった。
男性は両親に「職場は有機溶剤が漂い、環境が悪い」と言い退職した。
5年後に胆管がんを発症すると、両親に同僚が同様の病気で若くして亡くなっていることを明かし、苦しみながら帰らぬ人となっていた。
父は「人生半ばで亡くし非常にショックだったが、労働環境を改善してもらわねば」と調査を願った。

熊谷准教授は、男性が受け取っていた年賀状をもとに、31歳で死亡した同僚の兄あてに手紙を送って調査の協力を依頼。その母親から電話で「実は、兄も弟と同じ会社に勤めていましたが、4年前に46歳で亡くなった。2人とも胆管がんでした」と告げられた。

熊谷准教授が遺族らに手紙を書くなどして元従業員らに当たると、仕事中に吐き気がしたり、少しアルコールを飲んだだけで肌がまっ赤になる同僚もいて不思議だったなどとの証言も出てきた。
遺族に病院への開示請求などをしてもらい、医学資料を集めると、5人が胆管がんにかかり、うち4人が死亡していた。

息子2人を失った母親は「悔しくて無念です。これから働く人のために病気をなくしてほしい」と厚労省の調査の行方を見守っている。

 
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120519k0000m040133000c.html
 
 
2012年5月22日10時39分に毎日新聞から、厚労省の今後の取り組みについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
小宮山厚生労働相は22日の閣議後の記者会見で「まずは現場の状況を調べ、(原因調査を)どのようにやっていくか検討する」と、会社工場の実態把握から調査を進める方針を明らかにした。

印刷機の洗浄作業で使われた有機溶剤に含まれる化学物質が原因と推測されているが、厚労相は「全国には多くの印刷所があるが、ここだけで発生している。言われているものが原因として特定できるのかも調査していく」と述べた。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120522k0000e040166000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
報道されている化学物質が原因かどうかはまだ不明だが、ジクロロメタンはブログ者が勤務していた工場でも使用していた。
その際、安全スタッフとして有害性について調べたことがあるが、有害性はあるものの、極端に危険な物質だという認識はなかった。
最新情報をkis-netで確認しても、許容濃度が50ppm、発がん性はIARCで2Bと、やはりそう極端に危険な物質ではない。
一方の1,2ジクロロプロパンはといえば、許容濃度が75ppm、IARCで3と、ジクロロメタンよりも安全サイドだ。
原因解明が待たれる。

 


(2012年6月15日 修正1 ;追記)
 
2012年6月12日8時29分にmsn産経ニュースから、同日23時58分にNHK大阪から、また13日1時49分にmsn産経ニュースWESTから、①他にも事例があった②厚労省が全国調査に乗り出すという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
同様の事例が東京都と宮城県でも報告されていたことが11日、厚労省などへの取材で分かった。
同省は、特定の地域や事業所に限らず問題が全国的に拡大する可能性があると判断し、近く全国の事業所を対象に実態調査する方針を固めた。
 
同省が原因物質の特定を待たずに全国調査に乗り出すのは異例。
同省は、アスベスト(石綿)の健康被害と同様に問題が拡大する可能性もあるとみている。

一方、この会社では、ほかにも現在会社に勤めている従業員3人と元従業員2人が胆管がんを発症し、治療を受けるなどしていることがわかった。
新たにわかった5人は、いずれも30代前半から40歳前後と胆管がんとしては若い年齢で発症していて、このうち元従業員の男性1人は死亡している。
この5人も印刷機についたインクを洗浄する作業に関わっていたということで、これで、この会社で胆管がんを発症したのは、あわせて10人、このうち5人が死亡したことになる。

 
 
また、東京都と宮城県の印刷会社でも、勤務していた元従業員が胆管がんを発症したとの情報が遺族らから地元の労基署に寄せられた。
同省は確認を急いでいるが、同様の事例が他の地域で報告されたのは初めてという。

総務省の統計によると、全国の印刷会社は約1万8千社で、校正印刷を主とする会社は約150社に上る。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120612/crm12061208290008-n1.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2005764121.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120613/waf12061301510002-n1.htm
 


(2012年6月22日 修正2 ;追記)
 
2012年6月17日19時8分に朝日新聞から、洗浄剤を使った作業の実態が下記趣旨でネット配信されていた。
 
この問題で、元従業員の男性が作業の実態を語った。
原因の可能性が指摘されている臭いの強烈な洗浄剤を、マスクなしで常時使う状況だったという。


「刺すような鼻の奥に押しつけられるようなきつい臭い。顔に近づけたら痛くて目が開けられない。吐き気に襲われ、ウウッとなった。皮膚につくとピリピリし、赤くなる」。
大阪府内に住む40代の元従業員の男性は校正印刷部門で働き、洗浄剤を使い続けた。

男性によると、約100m2の作業場は地下にあり、校正印刷機は7台。プラスチック容器に入った洗浄剤はふたをあけた状態で機械の下に置かれていた。

校正印刷は印刷見本を作る仕事で、少ない枚数を試し刷りしては機械についたインクを拭き取る。
洗浄剤を布に染みこませる時、においがきついので両手を伸ばし顔から離していた。8時間労働の場合だと、拭き取る動作は200回以上。マスク着用を指示されたことはなかった。


在職中、肝臓を悪くした同僚がいた。同僚が「洗浄剤のせいではないか」とただすと、会社側は「何もわかっていないのに、洗浄剤のせいにするのはおかしい」と話したという。
男性は過酷な勤務のため、「体がもたない」と退職した。
男性は「もう犠牲者が出てほしくない」と話した。

 
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0617/OSK201206160168.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
いくらなんでも、今時、こんな劣悪な作業環境の職場があるとは・・・。
報道の通りだとすると、絶句である。

 


(2012年7月9日 修正3 ;追記)
 
2012年7月3日付の毎日新聞夕刊紙面に、「社屋移転後に発症」という見出しで、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
91年に現在の社屋を新築し、移転したのを機に、作業場の環境が悪化した可能性があることが分かった。
 
作業場は地下1階にあり、校正印刷は湿度や温度が安定しているほうが品質を保てるというが、厚労省は「有機溶剤を大量に使う場合に必要な換気量を満たしていなかった可能性がある」と指摘。
社屋の構造や効率優先の職場環境が、問題の背景に浮かび上がった。
 
同社では、91年~03年に働いた12人が発症、うち7人が死亡した。
毎日新聞の取材では、社屋新築前の退職者に発症者は確認されていない。
 
移転前後に校正部門で働いていた元従業員によると、旧工場は平屋建てで、校正印刷機は4台だった。有機溶剤の臭いで気分が悪くなると、扉を開けて換気し、屋外に出た。
しかし新社屋の作業場は、換気設備はあったが窓もなく、約100m2に校正印刷機を一時7台置いて作業していた。
有機溶剤は揮発性が高かったという。
 
さらに、移転後にノルマが厳しくなり、忙しくて地上に出る余裕もなくなった。
元従業員は「臭くて耐えられず辞めた。その後、同僚が次々亡くなった」と話す。
別の従業員によると、吐き気を催したり、吐く人を度々見かけたという。

 
 
また、2012年7月8日18時39分に朝日新聞からは、作業場の推定見取図付で、室内空気は循環式だったかも?といった記事がネット配信されていた。
 
法律で定められた排気装置がなかった疑いが強まった。有害物質を含む空気が循環し、換気が不十分だった恐れもある。窓もない作業場の劣悪な環境が長年続き、従業員の健康をむしばんだとみられる。

「作業場では校正印刷機の下に空気の吸い込み口があり、頭上の吹き出し口からも洗浄剤の刺激臭がしていた。循環する仕組みなんだと上司がいっていた」。1990年代後半からこの会社で働いていた30代の元従業員は話す。

印刷見本を刷る仕事で頻繁にインクを落とすため、洗浄作業はマスクもなしで1日300~1千回に及んだ。
印刷業関係者によると、きれいな色を出すには室温約25℃、湿度55%が理想だ。窓もない地下なら密閉性が高い。会社のPR文には「外気を完全にシャットアウト」とある。社長は温度と湿度を完全に管理できる「西日本一の環境や」と自慢していたという。


同業者はこの作業場に入った際、「臭いがきつく5分足らずで頭がクラクラした」。別の同業者はおもに有害性の低い洗浄剤を使用。定期的に窓を開けて換気している。

労安法有機則では、ジクロロメタンを使う場合、「局所排気装置」の設置が義務づけられている。発散源近くに取りつけたフードで吸い込み排気する仕組みだが、この物質を使っていた90年代、会社は装置を取りつけていなかった可能性が高い。

複数の元従業員が校正印刷機の下に吸い込み口があったという。厚労省は局排付きの校正印刷機を入れたのは数年前で、換気されたものの、大部分が作業場にもどってくる設計だったとする。  


定期健康診断結果を報告していなかった。産業医、衛生管理者、安全管理者をおいていなかった。衛生委員会もなく、作業リーダーの「職長教育」もしていなかった。厚労省は5、6月にかけ、会社に対して少なくとも六つの事柄について是正勧告した。
いずれも従業員の安全や健康を守る上で欠かせないものだ。


「従業員の健康より製品、もうけ優先。いまの時代にこんな会社があったのか」と厚労省関係者は驚く。
厚労省は全国約500の印刷事業所を調査し、作業環境や健康被害、法令順守の状況について近く結果を発表する。「これほどひどい会社が全国にどれだけあるのかということだ」


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0708/OSK201207070218.html
 


(2012年9月3日 修正4 ;追記)

2012年7月10日2時30分に毎日新聞から、米国でもメチクロ使用職場で発症例があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この印刷会社での使用が指摘される有機溶剤を使っていた米国の化学繊維工場で、胆管がんなどによる死者が高い率で発生していたという研究報告が行われていたことが分かった。
報告は90年、米国人の研究者が、欧州の専門誌で発表した。

問題の化学繊維工場は米国南東部サウスカロライナ州にあり、半合成繊維の「トリアセテート繊維」を製造。天然の木材と酢酸を混ぜ、溶剤として化学物質「ジクロロメタン」を使っていた。生産は86年に中止されたという。

研究では、この工場で1954〜77年に働いた従業員計1271人について、86年までの動向を調査。その結果、胆管がんで2人、関連するがんの胆管細胞がんで1人の計3人が死亡していたことが分かった。これらのがんの死亡率は米国平均の20倍だという。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120710k0000m040113000c.html


一方、2012年7月10日17時34分に朝日新聞からは、1,2ジクロロプロパン犯人説を示唆するような、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

発がん性の疑われる化学物質の暴露は許容濃度の最大20倍――。
10日、厚労省の調査結果が明らかにしたのは、胆管がんの発症が相次ぐ大阪市内の印刷会社で元従業員らが高濃度の化学物質を浴び続けていたという実態だった。
「20倍は非常に大きな数字。たとえると、アルコールを10倍摂取すればどうなるか、考えればいい」
 厚労基準局は発表の中で、胆管がんの発症が続出する大阪市中央区の印刷会社についてこう指摘した。

厚労省は納入業者から入手した伝票から、1997年から2006年まで、発がん性の疑いがある「1、2ジクロロプロパン」が洗浄剤に含まれていたことを確認。
問題の印刷会社の作業場を借り切り、元従業員の証言で同社で長期間使用されたとされるジクロロメタンとジクロロプロパンを含む洗浄剤を使うと、これらの化学物質にどれぐらい暴露されるのか再現した。

地下の作業場は換気が不十分で、揮発した洗浄剤の成分の大部分が室内に還流していた。
これらの状況を再現した結果、ジクロロメタンは360~130ppm、ジクロロプロパンは210~60ppmに達した。
これはそれぞれ、米国産業衛生学術会議の許容濃度の7.2~2.6倍、20~6倍にあたるという。

厚労省は「有機溶剤は手の皮膚からも吸収され、容器のふたが開いたまま置かれていたという証言もある」とし、これらの物質が実際に使われた量がより多ければ、暴露量はさらに増えるとみている。
今後、大量の暴露による健康への影響を調べる方針だ。

一方、2人が胆管がんを発症したとして労災申請している宮城県の印刷事業所でも、96~11年にかけて使っていた有機溶剤に1、2ジクロロプロパンが含まれていたことがわかった。少量だったが、ジクロロメタンも納入されていた。

この事業所も地下室ではないが窓を閉めて作業しており、1日の洗浄時間が長時間に及んでいたという。
厚労省は大阪と宮城のケースの共通点について、「通風の不十分な環境で洗浄作業をしており、1、2ジクロロプロパンを大量に使用していた可能性がある」と指摘。
ただし、宮城の事業所は、東日本大震災で建物がなくなっており、過去の作業場の環境についての調査が困難だという。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0710/OSK201207100080.html


また、2012年9月2日11時9分に読売新聞から、現地での再現実験結果についての、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

多くの発症者が出た大阪市の校正印刷会社「S社」では、地下作業場内の場所によって、発症原因と疑われる化学物質の大気中の濃度に最大1.9倍の差があったことが厚労省の調査でわかった。

高濃度の場所には印刷機や作業台が集中。元従業員は、この付近で働いていた従業員の多くが発症したと証言している。同省は空調の配置が不適切だったことなどが原因とみている。

同省の委託を受けた労働安全衛生総合研究所が31日、作業場内の調査結果を公表した。
同研究所は、地下作業場を二つのエリアに分け、印刷機を洗浄する再現実験を実施。
洗浄剤に含まれていた「ジクロロメタン」と「1、2―ジクロロプロパン」にさらされる濃度を計測した。
その結果、印刷機が集中するエリアでは、各物質の濃度は最大で、メタンが許容範囲の7.2倍、プロパンが21倍で、もう一方の印刷機の少ないエリアでは5倍、11倍だった。

同研究所は、洗浄剤は揮発性が高いのに、換気装置の排気口は床面にあるなど配置が不適切なため、濃度差が生じたと分析している。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120831-OYT1T01272.htm
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2012年5月20日付で朝日新聞長野東北信版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午後5時半ごろ、上田市富士山の塗装業「P社」の工場から「硝酸の水溶液が外に漏れ、隣の尾根川に流れ出た」と上田市に連絡があった。
川の水は白く濁り、下流約150mにわたって魚が浮いて死んでいるのが確認された。
警察などが原因を調べている。
 
警察によると、硝酸の水溶液は、必要に応じてタンクから貯水槽に移し、機械に付着した塗料を洗い流すのに使われていた。
午後5時ごろ、タンクと貯水槽を結ぶパイプに穴が開き、水溶液が勢いよく噴き出しているのを従業員が発見。水溶液は、床から排水溝を通じて川に流れ出たらしい。
市などが土嚢を積んで川をせき止め、硝酸を回収した。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
事故は、偶然に支配されるところ大という一面を持つ。
今回のケースでも、もし真夜中に穴が開いていれば、もっと広範囲に汚染が拡がっていた恐れがある。
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2012年5月21日22時43分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また5月22日付の秋田魁新報紙面に同主旨の記事が掲載されていた。
 
小坂町のT社工場敷地内で、地下に埋めた配管から灯油約12kℓが漏れ出していたことが21日、分かった。
すべて地下に染み込んだとみられ、今のところ周囲への流出や飲料水などへの被害は確認されていない。


同社によると、18日午後4時半ごろ、従業員が敷地内にある地下灯油タンク(容量9.6kℓ)の残量が通常よりも少ないことに気づき、設備点検業者に連絡。
翌19日、工場敷地の南西端、地下約50cmに埋設された配管(鋼管、直径25mm)から漏出していることが分かり、同日夕に消防に通報した。
流出量はドラム缶にして60本分に相当する。


同社によると、工場では先月19日に空調設備を収めた建屋を全焼する火事があり、不要になった配管を撤去する工事を行っていた。
設備業者が11日に埋設された不要な配管を掘り出して切断した際、誤って5cmほど下を通っていた灯油の配管を切断した。

工場長は「灯油配管の位置について、設備業者との連絡が不十分だった」と説明している。


周辺は水田。100mほど西側に岩沢集落があるため、同社は保健所の指導で、21日から付近の用水路などを回って油漏れなどがないか調査している。
25日には地区住民を対象に説明会を開く。

 
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20120521m
 
 

(2012年7月1日 修正1 ;追記)
 
紙面情報に基づき、工場長説明内容を追記した。
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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