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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2010年11月26日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月26日1時32分に、msn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11月25日午後2時45分ごろ、静岡市清水区の第2東名の橋梁工事現場で、作業をしていた人が足場から転落し、全身を打って死亡した。
警察で原因を調べているが、同僚と2人で足場の組み立て作業中に、約12mの高さから転落したという。
 
 
 
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(2010年11月25日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月24日20時00分にTBS Newsから、同日20時30分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11月24日午前11時40分ごろ、埼玉県蕨市の「蕨スカイマンション」で、エレベーターのかごを8階部分に停止させ、かごを吊るすワイヤーの交換作業を行っていたところ、突然、かごが22m下の1階まで落下。かごの上に乗って作業していた人が全身を強く打ち、約2時間後に死亡した。
 
警察によると、被災者は、別の会社の人と2人で、23日から、ワイヤーとモーターの交換作業をしており、この日は午前9時ごろから、ワイヤーを交換する作業を行っていた。事故当時は一人で作業していた。
エレベーターのかごは鉄製のチェーンで支えられていたが、警察は、何らかの原因でチェーンが外れたとみて、一緒に作業していた人に話を聴くなどして、原因を調べている。
 

(ブログ者コメント)
 
記事から類推するに、かごをワイヤー交換の足場として使っていた可能性が高い。仮設足場に比べれば、下も見えず足場自体も堅固に思えるだろうが、それでも高所作業に変わりはない。基本を守り、安全帯を着用しておくべきだった。
 
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(2010年11月23日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月22日18時7分に、msn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11月22日午後1時ごろ、埼玉県久喜市の金属加工業「今井製作所」埼玉工場で、清掃中の作業員(70代)がうつぶせで倒れているのを従業員が発見し、119番通報。病院に運ばれたが、死亡した。
警察の調べでは、午前10時ごろから、地面を掘って作られた縦横約2m、深さ約1.5mの油槽内で、油を抜き取った後の清掃作業を一人で行っており、正午ごろ、工場の従業員が声をかけた時には返事があったが、しばらくしても現れないため、油槽内を見たところ、倒れていたという。目立った外傷はなく、警察で詳しく調べている。
 
 
(ブログ者コメント)
 
酸欠、ガス中毒にしては、作業開始から時間が経っている。病気だろうか?



(修正1;2010年11月28日 追記)
 
2010年11月23日付の埼玉新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
被災者は、この日から東京都内の同業会社から派遣され、午前10時ごろから一人で油を抜いた後の油槽内に入り、シンナーのようなものを使って、壁や床の清掃作業を行っていた。
油槽は、油圧機械から出た油を溜めるために使用していた。
 
(ブログ者コメント)
 
シンナーのようなものを使っていたのだとすれば、有機溶剤中毒の疑いがある。穴状の閉所で有機溶剤を使う場合は注意が必要だ。
同様な事例を、2010年8月24日に本ブログにアップしてある。
 

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(2010年11月22日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月21日2時9分に、下記趣旨の記事がmsn産経ニュースからネット配信されていた。
 
今年6月8日午後1時10分ごろ、彦根市の解体工事現場で、ショベルカーを使用する際に立ち入り禁止や誘導員の配置などの安全対策を行わずに作業させたため、近くで廃材の回収作業をしていた従業員がバックしてきたショベルカーに轢かれ、約5時間後に死亡したとして、労基署は、土田建材代表を労安法違反容疑で書類送検した。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
労安法には様々な規制があるが、記事の内容から考えると、安衛則158条の違反容疑かもしれない。

「158条の規制内容;接触の防止(略)」
車両系建設機械を用いるときは、接触危険のある箇所に労働者を立ち入らせてはならない。ただし誘導者を配置するときは、その限りではない。
 
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(2010年11月22日 旧ブログ掲載記事)
 
以下の情報が、2010年11月21日に、NHKデータ放送千葉から発信されていた。
 
今年8月11日、流山市の常盤松中学校で、作業員5人が屋上に樹脂製のシートを敷き詰める防水工事をしていたところ、作業員の一人が誤って16m下の路上に落ちて死亡した事故に関し、労基署は、19日、転落を防止するための十分な措置をとっていなかったとして、元請けの広島建設や現場の作業責任者(62才)らを、労安法違反容疑で書類送検した。
 
労基署によれば、手すりを設置するなど、転落を防止するための十分な対策がとられてなかったという。現場責任者は、「作業員がベテランぞろいなので、注意してやってくれるだろうと思っていた」と話している。

  ※上記内容の一部は、11月20日付の毎日新聞千葉版ネット記事による。
 
 
(ブログ者コメント)
 
労安法には様々な規制があるが、記事の内容から考えると、安衛則563条違反容疑の可能性がある。

「563条の規制内容;作業床(略))
わく組足場には、「交さ筋かい」に加え、「下さん等」あるいは「手すりわく」を設けること。
 

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(2010年11月20日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月19日2時49分に、北海道新聞から、以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11月18日午後3時半ごろ、札幌市の橋の塗装現場の地面に作業員が倒れているのを同僚が発見。全身を強く打っており、間もなく死亡が確認された。
警察によると、被災者は同僚6人と橋にかけていた足場の撤去作業を行っており、作業中に誤って約15m下の地面に落ちた模様。被災者は命綱をしていたが、何らかの原因で切れたとみて調べている。
 

 
(ブログ者コメント)
 
□安全帯のどこが切れたのか?本当に切れたのか?外れたのではないか?など、原因を知りたいところだ。
□安全帯を使用する際の基本は、規格に合致した製品を正しく使うことだ。
安全帯の正しい使い方については、平成18年に厚生労働省から、直近の墜落事故に関連して、以下のパンフレットが紹介されている。
パンフレットに記載された内容の例は下記。
「安全帯の廃棄基準例(P7)」
・ベルトに3mm以上の摩耗、切り傷などがある。
・ロープに7ヤーン以上の摩耗、切れがあるもの。
・フックの外れ止め装置の開閉作動の悪いもの。
 
 
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(2010年11月19日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月18日17時31分に、msn産経ニュースから、以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11月18日午前3時20分ごろ、山梨県早川町の工事現場で、作業員がコンクリートミキサー車のドラムと外側の手すりの間に身体を挟まれているのを別の作業員が発見し、119番通報。病院に運ばれたが間もなく死亡した。死因は窒息死。
警察によると、被災者は17日午後7時ごろから一人でドラム内部の清掃などをしていた。ミキサー車のエンジンはかかったままであり、ドラム内に上半身を入れて作業中、何らかの原因でドラムが回転したとみて調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
同じような事故が、今年7月25日に名古屋、10月16日に川崎で起きており、このブログにも掲載した。
機械によって構造は異なるかもしれないが、一般的に言って、機械を動かすためのスイッチというものは、動力源をスイッチ部分で遮断する機能しか持っておらず、スイッチに不具合が出れば、すぐに動力源とつながり、機械は動きだしてしまう。
回転機の清掃や点検を行う場合は、必ず動力源のスイッチを切っておくことが大切だ。
 
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(2010年11月16日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月15日18時23分に、以下の趣旨の記事がmsn産経ニュースからネット配信されていた。
 
2010年5月14日、新日鉄君津製鉄所で、地上6.7mに設置された高濃度の一酸化炭素が通るガス管の支柱部分の塗装作業をしていた作業員が一酸化炭素中毒で死亡した事故に関し、労基は、当該ガス管は2年以内に1回は定期検査を行うことが義務づけられているにもかかわらず、平成20年1月1日から今年5月13日までの間、地上から見える部分の点検しか行っていなかったとして、11月15日に労安法違反容疑で、会社ならびに君津製鉄所の担当課長を書類送検した。
労基は、ガス管のつなぎ目に取りつけられたボルトが一部欠損していたことから、緩んだ部分から一酸化炭素が漏れ、事故につながった可能性もあるとみて調べている。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/101115/chb1011151825004-n1.htm

また、2010年11月16日付の朝日新聞千葉版に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
当該配管は直径約4mで、配管接続部分のボルト120本のうち、27本が折れていた。


事故発生当時のmns産経ニュースは、以下を参照。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100515/dst1005151319003-n1.htm
 

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(2010年11月16日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月13日19時35分に、以下の趣旨の記事がmsn産経ニュースからネット配信されていた。
 
11月13日午後1時ごろ、宮崎県国冨町の太陽電池パネル製造会社「ソーラーフロンティア」国冨工場で、生産ラインの整備・保守作業中の作業員が降下してきた資材用リフトの下敷きになり病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
警察によると、同工場は来年の稼働に向けて準備中だったという。
 
 
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(2010年11月15日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月14日13時52分に、以下の趣旨の記事が、福島民報よりネット配信されていた。
 
11月13日午後2時40分ごろ、南相馬市の東北電力原町火力発電所で、タービン棟の窓ふき作業の準備をしていたアルバイト作業員が、乗っていたゴンドラごと、約21m下の地面に落ち、全身を強く打って間もなく死亡した。
 
警察によると、2人1組で滑車移動機を使ったゴンドラに乗って上下に移動しながら窓ふきをしており、もう1人の作業員は、屋上で安全確認をしたり、滑車を横に移動させたりしていた。被災者は命綱をつけていなかった。
 
警察は、ゴンドラごと落下したことから、ロープが固定されていなかった可能性もあるとみて原因を調べている。
 
 
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(2010年11月15日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月13日23時38分に、以下の趣旨の記事が、福島民報よりネット配信されていた。
 
11月13日午後1時30分ごろ、南会津町の林道拡幅工事現場で、土留め用のブロックの積み上げ作業をしていた作業員2人が、倒れてきたブロック(約1m四方、重さ約800kg)の下敷きになった。1名は首、もう1名は右足を折る重傷。警察で原因を調べている。
 
 

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(2010年11月9日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月8日21時51分に朝日新聞から以下の趣旨の記事がネット配信されていた。また、11月9日の毎日新聞朝刊にも同様の趣旨の記事が掲載されていた。
 
11月8日午後4時20分ごろ、苫小牧市の港湾物流会社「苫小牧埠頭」から、倉庫で作業員が倒れたと119番通報があった。消防署員が2人を救出したが、まもなく死亡が確認された。現場の酸素濃度を測定したところ、約8%だった。
警察によると、被災者らは飼料袋の外側に付着したカビを除去するため倉庫内に入ろうと、出入り口のシャッターを開けようとしたが開かなかった。そこで、横の通用口から入ったところ、最初に入った人が突然倒れ、不審に思って後を追った人も入り口から約3mの場所で倒れた。もう一人後に続いていた人は、急いで脱出して無事だった。
倉庫(平屋、間口20m、奥行き17m)には、飼料として使うための、しょうゆ製造後の大豆搾りカスが約200袋保管されていたため、警察では、搾りカスが発酵して倉庫内が酸欠状態だった上、シャッターが開かず、換気が不十分だった可能性があるとみて原因を調べている。
 (ブログ者コメント)
 大豆搾りカスが発酵する際に、倉庫内の酸素を消費したことが原因だった可能性がある。
発酵するものとか腐るものが閉所に存在する、あるいは存在する可能性がある場合は要注意。また、鉄が錆びる際にも酸素を消費する。
よって、閉所に入る時には、十分な換気または事前に酸素濃度を測定しておいたほうが賢明だ。
 
 (修正1;2010年11月28日 追記)
 2010年11月9日付の北海道新聞の朝刊と夕刊、ならびに同日付の室蘭民報に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
倉庫は苫小牧港管理組合が所有し、苫小牧埠頭が飼料の保管のために使用している。
苫小牧埠頭によれば、飼料用サイロで作業する際は酸素濃度測定器を持って行くことが義務づけられているが、今回は倉庫内での作業のため、携帯していなかったという。
関係者によれば、倉庫は通常の出入り口が広く、出入りするたびに換気されるという。
労基署は、労安法で飼料貯蔵倉庫が酸欠危険場所に指定され、酸素濃度測定などの対策を義務づけられていることから、9日午後、立ち入り検査を行う。
苫小牧埠頭によると、事故のあった倉庫の扉を最後に開けたのは11月1日で、異常はなかったという。
倉庫の天井には換気扇があり、扉の開閉で換気されるため、作業中に酸素濃度測定器は使用していなかったという。
警察によると、倉庫の扉は横に開閉する鉄製の電動式。事故時、被災者Aさんともう一人の作業員(16歳)が扉を開けようとしたが開かず、被災者Bさんを呼んだ。Bさんが扉の点検のため狭い点検口から入ったが、出てこないため2人も点検口から入ったところAさんが倒れ、もう一人の作業員は逃げて通報した。
Aさんは入り口から10mほど入った地点で倒れていた。
 
(ブログ者コメント)
 
飼料倉庫は酸欠危険場所だと分かってはいても、Aさんのような状況に置かれた場合、そのことが思い浮かばず、ついつい、私でも様子を見に中に入っていくかもしれない。
入口に「酸欠危険場所」という表示があれば、思いとどまるかもしれないが・・・。
 
 
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(2010年11月5日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月4日14時43分に静岡新聞から、同日18時26分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2010年11月4日午前8時40分ごろ、富士市の産業廃棄物処理会社「サニックス富士工場」から、社員2人が廃プラスチック破砕機の中で倒れていると119番通報があった。消防が救助に当たったが、2人の死亡が確認された。
警察によると、2人は3日午後9時から夜勤に就き、破砕機を動かしていた。
ベルトコンベアーから破砕機に送られてきたプラスチックごみが中間槽で詰まったため、槽の中に入って除去していた際、約3m3以上、重さ約1トンのプラスチックごみが落下してきて埋もれ、窒息死したとみて調べている。
 
 
(修正1; 2010年11月11日 情報追記)
 
2010年11月5日付の静岡新聞に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
同社は4日夜に記者会見し、「破砕機のタンク内に詰まったプラスチックゴミを下から除去する際に、ゴミが落下して埋もれたのではないか」との見方を示した。 「破砕機のタンク内でプラスチックゴミが詰まるケースは、同社の全国15工場でも年に1回程度で、ほとんどない」という。
同社は、同日、全工場に安全対策の徹底を伝えたとし、今後は「細やかなケースにもマニュアルを作り、徹底させたい」と話した。
破砕機は高さ7.4m、ベルトコンベアーで上部からプラスチックゴミを流し込み、下にある刃で細かくする構造。2人が埋もれたゴミは、同社の調べで約400kgであった。
また、11月6日付の静岡新聞には、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
5日までの警察の調べで、2人の死因は、廃プラスチックに埋まったことによる窒息死とみられることがわかった。
 


(修正2; 2011年5月18日 情報追記)
 
20115171651分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
富士労基署は17日、労安法違反の疑いで、サニックスと同社富士工場主任(32)を書類送検した。
ベルトコンベヤーに詰まった廃プラスチックの除去中、落下する危険性があったにもかかわらず、網を張るなどの対策を講じないまま作業させたため、作業員(45)ら2人が生き埋めとなり窒息死した、という容疑。
 
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(2010年11月4日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11日3日付で、下記趣旨の記事が神奈川新聞よりネット配信されていた。
 
11月1日午後3時半ごろ、厚木市の工場跡地で遺跡などの試掘調査中、作業員Aさんが崩れてきた土砂の下敷きになり、病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
Aさんは、市職員ら2人と、現場に試掘した縦19m、横2m、深さ2mの窪地内で地質などを調査していたが、突然土砂が崩れ、胸から下が埋まった。職員らに助け出された時には痛さで叫んでいる状態だったという。警察で死因などを調べている。
 
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(2010年11月2日 旧ブログ掲載記事)
 
以下の趣旨の記事が2010年11月2日付の毎日新聞朝刊に掲載され、11月1日18時39分に朝日新聞から、同日20時39分に共同通信からネット配信されていた。
 
11月1日午前10時30分ごろ、愛知県一宮市の染色加工会社「艶金興業」開発センターの解体工事現場で、敷地出入り口に設置された鉄製の門扉が突然、歩道側に倒れ、工事車両の交通整理をしていた警備員Aさんが下敷きになった。Aさんは全身を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、門扉は柵状のスライド式で、縦2.3m、横4.6m。幅9mの市道を半分程度塞ぐ形で倒れていた。門扉には、粉じんが敷地外に飛ぶのを防ぐため、3本の鉄パイプ支柱が立てられ、その上からシートをかぶせられていた。
事故当時、風速5~6mの風が吹いており、瞬間最大風速は10mくらいだったらしい。
警察では、シートが強風を受けた影響で門扉が倒れた可能性があり、安全管理に問題がなかったか、工事関係者から事情を聴いている。
 
 
(ブログ者コメント)
 
今回はシートが風圧を受けたことが原因だろうが、シートがなくても、この手の柵状スライド式門扉は、風で倒れることがある。ブログ者が勤務していた工場でも、強風の中、門を閉めようとした人が、倒れてきた柵状門扉の下敷きになったことがある。
重いので倒れないだろうとか、柵状、格子状なので風は通り抜けるだろう、などと思い込んでいたら大間違い。元勤務工場の事例に関し、柵の総面積に受ける風圧で門扉の転倒モーメントを計算したところ、思いのほか簡単に倒れることが、事故後に判明した。その後は、普通の引き戸のような、ほとんど支えるもののないスライド式だったものを、幼児用自転車のように門扉の横に転倒防止用の支え枠をコロ付きで設け、対策とした。
同種門扉を使っている事業所は、ご用心。
 

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(2010年10月30日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年10月29日14時31分に、北海道新聞から、以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10月29日午前7時10分ごろ、宗谷管内枝幸町のスーパー「西條枝幸店」の商品搬入口で、運転手のAさんが、高さ約90cmのトラック荷台から、重さ約300kgの鉄製カーゴとともに転落。Aさんはカーゴの下敷きになり、頭を強く打って死亡した。
警察によると、Aさんはスーパーに納入に来ていて、荷台からカーゴを降ろす作業をしていた。
 
 

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(2010年10月30日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年10月29日10時52分にMSN産経ニュースから、同日11時18分に読売新聞から、以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10月29日午前4時5分ごろ、埼玉県所沢市のタカタニ所沢物流センターで、同社社員のAさんが倉庫の搬入口で倒れているのを、離れた場所で作業していた人が発見。110番通報した。
Aさんは、屋外にある固定式のリフトと搬入口の床面(ヘリの部分?;高さ1.1m)との間に首を挟まれた状態で、すでに死亡していた。
警察によると、Aさんは、当時、一人でリフトを使ってパレットを倉庫から出し入れする作業を行っていた。リフトと床面の間には約10cmの隙間があったという。警察で事故原因を調べている。
 
 
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(2010年10月29日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年10月28日付で茨城新聞から、同日23時15分付で毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10月28日午前10時ごろ、古河市の下水道工事現場から、作業員がマンホール内で倒れた旨、119番通報があった。
現場に駆け付けた消防レスキュー隊が調べたところ、作業員2人が深さ4mのところで倒れており、内部から硫化水素が検知された。Aさんは心肺停止状態で救助されたが搬送先の病院で死亡。Bさんも意識不明の重体。
現場では、当日午前8時ごろから下水道管の新設工事が行われ、事故当時は7人の作業員が現場にいた。初めにAさんがマンホール内に入ったところ突然倒れ、Bさんが救出しようと中に入り、続けざまに倒れた。マンホールは深さ7m。2人は、途中にある転落防止用の蓋の上で倒れたという。
市によると、マンホール内で作業する場合は、事前に酸素濃度や硫化水素濃度を測定することが労安法で義務づけられているが、今回の作業では、測定せずに入った可能性が高いとみて調べている。
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12882687465794
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101029k0000m040127000c.html
 
(ブログ者コメント)
 
□硫化水素は腐った卵の臭いで、人間の鼻でも感知しやすい。データにもよるが、不快臭を感じる濃度は0.4~0.5ppm程度。急性中毒になる濃度は200~300ppm程度。死に至るのは1000ppm程度だと言われている。この点、被災者が突然倒れたということから考えると、硫化水素中毒ではなく、酸欠だったのではないか?でなければ臭くてたまらず、4mも降りては行けないはずだ。
□酸欠は恐ろしい。空気流れのない場所では、深さ1mであっても、死に至った事例がある。


(2010年10月31日 修正1; 情報追記)
 
10月29日付の朝日新聞茨城版ネット配信記事に、マンホール構造図が掲載されていた。
 
 
10月30日付の朝日新聞茨城版ネット配信記事に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
・午前10時過ぎ、マンホール内で66ppmの硫化水素を検知した。この値は換気後の測定値につき、事故当時は、もっと高濃度だった可能性がある。
・現場に酸素濃度や硫化水素濃度を測定する計器はなく、2人とも空気呼吸器を着けずにマンホール内に入って倒れた。
 
10月30日付の茨城新聞ネット配信記事に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
・亡くなった人の死因は、司法解剖の結果、酸素欠乏による窒息死の疑いが強いことが判明した。
・先に倒れた人を救助しようとマンホール内に入って倒れた人は、マンホール内の異常に気付き、タオルで口を塞いで下に降りたところ、突然倒れた。
・工事を請け負った業者から市への事前説明では、当日、マンホールに入る作業はなかった。
 
 
(2010年11月23日 修正2; 情報追記)
 
2010年11月22日に、茨城新聞から以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
 
地元の工事関係者は、「県内で酸欠事故など聞いたことがなかった」と驚いており、今回の事故を教訓に、酸欠防止対策に乗り出す業者も出始めた。
当初は硫化水素中毒が疑われたが、警察の司法解剖で、死因は酸欠死だったことがわかった。
労安法では、酸欠の恐れがある危険な場所での作業は、有資格者が前もって酸素濃度などを測定するように定めており、基準値を超えた場合は換気や空気呼吸器などの装着を義務づけている。工事を請け負った業者は、「法令順守を徹底しなかったことが事故の原因」とする報告書を市に提出している。
 
(ブログ者コメント)
 
酸欠事故防止のための規制は、以下の労安法酸欠則に定められている。
 
 
(2010年12月12日 修正3; 情報追記)
 
2010年12月11日付で、茨城新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
労基署は、10日、労安法違反容疑で幸手市の下水道工事業者と同社社長(42)を書類送検した。容疑は、作業員をマンホール内に立ち入らせる際、酸欠知識を持った作業主任者を配置しなかった上、酸素濃度計を用意せず、作業開始前の濃度測定を怠った疑い。この社長は、事故時、救助に向かって酸欠になり、一時意識不明になっていた。
工事は市が市内の工事業者に発注しており、送検された業者は下請けとして工事に入っていた。
労基署は、10日、同種事故再発防止に向け、市や県の出先機関に対し緊急要請書を出し、工事業者に自主点検などの安全指導を図るように促した。
 

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(2010年10月29日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年10月29日2時31分に、下記趣旨の記事が福島民報よりネット配信されていた。
 
10月28日午前8時15分ごろ、会津坂下町の発泡スチロール製造工場の敷地内で、トラックに荷物を積む作業をしていた運送会社社員がトラックの荷台から落ち、頭を強打して間もなく死亡した。警察で原因を調べている。
 
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(2010年10月23日 旧ブログ掲載記事)
 
(事故の概要)
 
2009年5月27日付の赤穂民報ネット版に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
5月27日午後6時35分ごろ、赤穂市木津の大阪合成有機化学研究所の赤穂清水工場から、有機溶剤中毒で作業員が意識不明になったと119番通報があった。
警察によると、倒れたのは研究担当者1名と社員2名の計3人。3人とも意識を回復し、容態は安定。
事故のあった部屋では、同日午前10時から、タンクで医薬品原料となる二次加工物の製造を交代で行い、事故発生時は被害にあった3人で作業していた。何らかの原因でタンク内の温度が異常に上昇し、有機溶剤のテトラヒドロフランが気化したものとみられる。周辺への影響はないという。
 
(事故の原因と顛末)
 
2010年10月20日8時31分付で産経関西から、同日13時5分付で神戸新聞から、以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
 
□新しい医薬品を製造することを目指し、水素化ナトリウムなどを反応させていた時に有毒ガスが発生した。
□兵庫県警は、20日までに、消防法違反容疑で、同社の役員ら3人を書類送検した。
容疑は、危険物に指定されている水素化ナトリウム40kgを無許可で貯蔵したほか、22.9kgを危険物取扱者免状取得者を立ち会わせずに取り扱った疑い。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□水素化ナトリウムは固体で、一般的にはテトラヒドロフラン(THF)などの中で使われているらしい。もし、今回もそのようにして使われていたとしたら、事故当時に報道されたTHF中毒ではなく、反応で発生した別の有毒ガスによる中毒だったのかもしれない。
□水素化ナトリウムは固体で、危険物第3類の8.金属の水素化物に該当する。指定数量は10kg。今回、40kgを無許可貯蔵していたというが、新薬品試作ということで、タマタマ、一時的に指定数量をオーバーしたとか、新規に持ちこんだ、といった事情があったのではないのだろうか?もしそうだとすれば、この点、危険物管理上、注意すべきであろう。
 

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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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