2014年9月13日付で毎日新聞島根版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浜田市は11日、旭温泉(浜田市旭町木田)にある公衆浴場「あさひ荘」で、基準値の8400倍のレジオネラ菌が検出されたと発表した。
8月3日にリニューアルオープンしたばかりで、9月30日まで営業停止し、施設の消毒や清掃を実施して原因を調査する。
健康被害は報告されていないという。
あさひ荘の温泉は循環式で、女湯で基準を大幅に超えるレジオネラ菌が見つかった。
女湯は営業再開前の検査でも基準値の2倍だったため、消毒を行った。
その後、予想を上回る入浴客があったため、念のために8月25日に検査し、9月11日に検査結果が判明したという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20140913ddlk32040564000c.html
2014年9月30日20時41分にNHK島根から、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
その後の市の調査で、お盆の期間中に多くの人が入浴し塩素濃度が低い状態が続いていたことが原因と見られることが分かった。
この施設では、さらに水質調査などを行うため、営業再開は来月末になる見通し。
同施設では、今月11日から営業停止が続いている。
浜田市がその後、施設を詳しく調べたところ、温泉を循環させる装置内の塩素濃度が、先月15日からの3日間、基準より低い状態が続いていたことが分かった。
この3日間はお盆の期間にあたり、ふだんの休日と比べると利用者が3倍以上に上っていたということで、市では、多くの人が入浴し塩素濃度が低下したため、レジオネラ菌が発生したのではないかとみている。
一方、営業の再開は、当初あすを予定していたが、水質調査をさらに進め、施設のスタッフの研修も行うことになり、来月末になる見通しになった。
浜田市旭支所産業課の塚田課長は、「市民の皆さんに安心して入浴してもらえるよう準備していきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034995071.html?t=1412110940867
2014年10月1日付で朝日新聞島根版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は30日、レジオネラ菌の感染者は確認されなかったと発表した。
41人が発熱などの症状を訴え、24人が医療機関を受診。
また、健康相談・苦情などが26日までに50件あったという。
今後、原因究明の調査などを済ませ、10月下旬に再開する予定。
(ブログ者コメント)
状況変化に対する対応が不備だったらしい事例として紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。