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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013615日付で読売新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。   

 

嬬恋村の遊園地「軽井沢おもちゃ王国」で昨年6月、走行中の遊具「ドラゴンコースター」から小学1年の男児が転落し、重傷を負った事故で、県警捜査1課などは14日、コースターを設計し、同園から管理を請け負っていた大阪府の遊具などの設計・施工会社社員の男性(69)を業務上過失傷害容疑で書類送検した。

 

発表によると、男性は、同遊園地施設の運行管理の総責任者だったが、コースターの整備手順を誤ったとの部下の報告を放置するなどして座席のシートベルトが外れる事故を招き、男児にけがを負わせた疑い。

 

男性は2011年5月29日、部下と共にシートベルトの交換作業を実施。終了時に部下からベルトの向きを誤って左右逆に取り付けたとの報告を受けたが、付け直すなどの措置を取らなかった。左右逆に取り付けたのは男児の席だけだった。
調べに対し男性は、「交換は面倒だし、反対に付いていてもベルトが外れることはないだろう(と思った)」などと話しているという。

 

ベルトの左右の向きを定めた決まりはないが、県警が検証した結果、事故が起きたベルトの向きでは遠心力に弱く、ベルトを止めるプラスチック製バックルがゆるむと、外れやすくなったという。

 

ただ、事故当時は運行前に係員がバックルが留まっているのを確認しており、バックルがゆるんだ原因は不明という。

 

コースターは全長約63mで、最大速度は時速約29km。男児は高さ約1.5mの地点で落下した。
同遊園地の遠藤支配人は改めて謝罪した上で、「再発防止と安全対策をしっかりと行っていきたい」と話した。  

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130614-OYT8T01505.htm

 

 

また、615日付の上毛新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。    

 

留め具の向きに関する規定はないが、警察は、時計回りに走行するコースターで留め具を左右逆に取り付けると、遠心力で体が傾いた際に手がひっかかり、緩む可能性が高くなると判断した。

 

 

 

(2013年11月9日 修正1 ;追記)

 

20131181930分にNHK前橋から、不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

業務上過失傷害の疑いで書類送検されていた70歳の男性の管理責任者について、前橋地方検察庁は、8日までに不起訴にした。
検察は,不起訴の理由を明らかにしていない。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065899911.html?t=1383945033248

 

 

 

(2014年10月31日 修正2 ;追記)

 

201410281036分にNHK NEWS WEBから、福井の同種事故と合せ、報告書がまとまったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1028日付で日本経済新聞夕刊からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

おととしと去年、群馬県と福井県の遊園地で走行中のジェットコースターから子どもが転落して大けがをした2つの事故について、原因調査に当たった国の審議会の部会は、国土交通省に座席の安全装置の基準を検討するなど、必要な措置を講じるよう求める報告書をまとめた。

このうち、群馬県の事故では、
1人で乗っていた6歳の男児が、カーブで高さ1~2m下のコンクリート地面に落ち、右腕を骨折するなどした。


報告書によると、コースターは1台に2人で乗り、1本のシートベルトを装着する。

ベルトはバックル(留め具)で固定し、つまみを引き上げれば外れる仕組み。

審議会は、シートベルトの留め具がベルトの余った部分を引き上げることで簡単に外れる構造だったため、ベルトに触れるなどして意図せずに外れた可能性が高いと分析。

男児がベルトの余った部分を引っ張ったためにつまみも引き上げられて外れてしまったとした。


そのうえで報告書では、国土交通省に対し、コースターの座席に生じる加速度を調査し、それに応じた安全装置の基準を検討するなど、必要な措置を講じるよう求めている。


国土交通省によると、群馬県のコースターと同じタイプのシートベルトを使用していた遊園地には都道府県を通じて改善を求め、これまでにすべて対策が取られたという。
国土交通省は、「すでに調査や検討は始めており、今後、指摘を踏まえて必要な措置を講じたい」としている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141028/k10015748571000.html

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO78980530Y4A021C1CC0000/記事保存

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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