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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2010年12月6日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年12月5日20時6分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12月5日午後0時35分ごろ、「東京ドームシティアトラクションズ」の遊具からボルトが落下したと、来場者から110番通報があった。

警察によると、走行中のジェットコースター「サンダードルフィン」の、車両が安定して走行するように取り付けている装置を固定するボルトが突然折れ、約13m下に落下。地上で跳ね返って、歩いていた女児(9)の右わき腹に当たった。
女児は軽い打撲。折れたボルトは長さ約26cm、重さ約200gだったという。

同園によると遊具は1日2回点検しており、この日も、午前8~10時ごろに車両やレールを点検したが、異常はなかったという。
今年1~2月には、車両の部品を全て分解し、整備していた。

当該遊具は03年5月に営業開始。08年4月には、車両前部のカバーを取り付けているボルトが落下し、来場者の男性に当たる事故があったが、その時はけがなし。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□事故とヒヤリは紙一重。2度あることは3度ある。その意味、ヒヤリ対応が大切だ。

□この遊園地では、今年11月29日、従業員が別の遊具を点検中に指を切断する事故があったばかりだ。双方の事故に関連性はないが、以前から「事故が起きる時は続けて起きる」と言われている。不思議なものだ。
 
 
 
(2010年12月9日 修正1;情報追記)
 
 2010年12月9日0時22分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
今回の事故を受け、国土交通省は、8日、全国の遊園地が落下物への安全対策を講じているか確認するよう、所管する自治体に調査を求めた。

同省によると、全国では約300の遊園地がジェットコースターを設置しているが、部品の落下は想定されていないため、防護ネットなどの設置は義務付けられていない。

しかし、同省は、安全のために多重的な対策をとる必要があるとして、落下物対策を採っていない遊園地には、今後、改善指導を行うという。
 
 

 

(2012年9月7日 修正2 ;追記)


2012年9月3日19時41分に朝日新聞デジタルから、同日17時45分にmsn産経ニュースから、同日17時34分にNHK首都圏から、事故原因に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国交省は3日、コースターの横揺れが設計時に想定されておらず、ボルトに繰り返し力が加わって折れたとの事故原因を公表した。

コースターはインタミン社(スイス)製で、レールを上、横、下の3方向から車輪で挟む構造。
走行中、先頭車両の下側車輪の軸受けを固定するボルト(長さ約28cm)4本のうち1本が根元から折れ、落下した。
その断面には時間をかけて亀裂が進んだことを示す痕跡があり、ボルトが金属疲労を起こして破壊された可能性が高いとしている。
国交省は、車輪が外れる危険性はなかったとみている。

同社の設計では、下側車輪はコースターが上方向に浮き上がるのを抑える役割だったが、その際の振動で発生する横方向の力は想定されていなかった。
同省が実走試験をしたところ、ボルトに比較的大きな力が繰り返し加わることが確認されたという。

このコースターでは、事故の3年前にも同様の落下事故が起きていた。
施設を管理する東京ドームは部品交換をしただけで、事故原因は調べなかったという。
国交省に対し「部品の不良だと思った」などと話しているという。

 

出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY201209030342.html

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120903/dst12090317480011-n1.htm

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20120903/4691481_20120903173454_e382b3e383bce382b9e382bfe383bce3839ce383abe38388e890bde4b88be381a7e5a0b1e5918a.html




(2013年7月27日 修正3 ;追記)

 

20137261829分に朝日新聞から、運転が再開されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京ドームは26日、サンダードルフィンの運転を、来月1日から再開すると発表した。

 

2010年12月、車両と車輪をつなぐ装置を固定するボルト1本が折れて落下し、女児がけがをする事故が起き、運転を休止していた。

 

再発防止策として、ボルトに過度な負担がかからないように設計を変えたり、レールの下に防護ネットを設けたりした。

 

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0726/TKY201307260279.html

 

 

 

 



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2010.12.5 後楽園遊園地のボルト落下事件について
振動の有るものに取り付けられているボルトは、緩みやすい
その対処法はいろいろありますが、最近ゆるみ止めナットなるものが販売されています。
私は設備業者ですが、天井に吊るエアコン・ファン・その他の機器等を取り付けるのに
使用していますがなかなか良いと思います。参考まで。
大郷久明 2011/04/17(Sun)16:00:04 編集
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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