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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011512日付で、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11日午前9時40分頃、群馬県の「甘楽カントリークラブ」の人工池(水深1~2m)に、プレー客2人(58、63)が浮いているのを、一緒にプレーしていた人が発見。2人とも死亡が確認された。
警察は水死と断定。誤って池に落ちたとみて原因を調べている。
現場は当時、雨が降っていた。池の広さは縦約60m、横約40mで、水辺の護岸に敷かれたゴム製の防水シートには藻が付着し、滑りやすくなっていた。
どちらかが池に足を突っ込んでボールを打とうとして滑って落ち、助けようとした人も溺れた可能性があるらしい。

ゴルフ場の池に転落して死亡する事故は、全国でも相次いでいる。
栃木市では06年8月、池に落ちた仲間を助けようとしてゴルフクラブを差し伸べた女性が、足を滑らせて水死した。
北見市では07年9月、池に落ちたボールを拾おうとしたとみられる男性が水死した。

社)日本ゴルフ場事業協会によると、池の深さに関する基準はない。芝の散水用や、近隣の農地への貯水池として利用されるなど、水深数m以上の池も少なくないという。
各ゴルフ場では、深い池の近くには、救助用に浮袋や長い棒を置いたり、看板や柵を設置したりするなど、対策をとっている。甘楽カントリークラブでも、今回の事故現場には、片岸にロープ付きの浮輪が二つと、両岸に竹製の棒(長さ3m)が1本ずつ置いてあった。
同協会は、「ボールが見えていると拾いに行きたくなる気持ちは分かるが、危険なので池の際には近付かないでほしい」と話している。
 
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□栃木と北見の事例は下記を参照。

※北見の事例については、別ブログに、「防水シートの水際には藻などが付着していた、落ちた男性のゴルフシューズにはスパイクピンがついていなかった」との書き込みもあった。
 
□ゴルフ場の池は、プレーに緊張感を持たせるために作られたもの?
もしそうなら、水深は50cmもあれば十分ではなかろうか?ゴルフをやらないブログ者は、そのように考える。
それを貯水など、他の目的にも使おうとするから深さが必要になり、結果、こういう事故が起きてしまった。
本来の目的以外、他の目的にも使おうとして作った設備や機器で事故が起きる・・・そういった事例は、産業界でも起きているかもしれない。
 
□池の中に入ったボールを水際で打つことができる、あるいは近づいて拾うことができる・・・。このような環境である限り、注意喚起などのソフト対応では限界がある。
水深を浅くするとか池に近づけなくするなどのハード対策をとらない限り、また、どこかのゴルフ場で同じような事故が起きるかもしれない。
 

 
(2011年5月15日 修正1; 追記)
 
朝日新聞「聞蔵」で、2000年以降、ゴルフ場の池でどの程度、死亡事故が発生しているか調べたところ、上記以外に4件あった。いずれも従業員の方だ。
この4件以外、建設中のゴルフ場の池で休憩中に泳いでいて水死したという事例もあったが、それはまた別の話しだ。
  
201132日午後245分ごろ
恵那市の山岡カントリークラブの人工池(深さ2.6m)で、ウエットスーツを着てロストボールを回収していた作業員が水死
 
20101030日午後140分ごろ
美濃市のぎふゴルフ倶楽部で、従業員が池に転落死
 
200743日午前1120分ごろ
津市のゴルフ場の池(深さ約2m)で、噴水設備内のパイプを水中に設置する準備をしていたパート従業員が溺死
 
2002817日午前1010分ごろ
松井田町の高梨子倶楽部で、草刈りしていたゴルフ場管理会社の社員が池に転落死


 
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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