2013年12月6日9時19分にNHK横浜から、12月6日17時53分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後、横浜市港北区の大曽根小学校で、6年生の理科の時間に金属繊維を塩酸で溶かして反応を観察する実験を行っていたところ、複数の児童が「気分が悪い」などと訴えた。
担当していた40代の女性教諭が児童を教室から出すなどしたが、このうち、男子5人と女子1人のあわせて6人の児童が体調不良を訴え、1人が嘔吐。学校近くの病院で治療を受けた。
横浜市教委によると、いずれも塩酸による軽い中毒とみられ、全員回復し自宅に戻ったという。
同教委によると、授業の終了時刻が近づいていたため、実験を早く進めようと塩酸を通常より2倍近い濃さにしたため、強い臭いが発生したとみられるということで、学校は児童の保護者に電話で謝罪した。
校長は「安全な実験の指導が徹底できずに大変申し訳ない。職員の研修を徹底し、このようなことが2度と起きないようにしたい」とコメントしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056694831.html?t=1386364740224
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131206-OYT1T00431.htm
2013年12月6日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
塩酸にスチールウールを入れて、溶ける様子を観察していた。
一部の児童が「変な臭いがする」と訴え、このうち6人は保健室で吐き気を訴えた。
担任教諭は「塩酸を濃くして、早く反応を見せてあげたかった」と話しているという。
(ブログ者コメント)
時間的余裕がなくなり、通常と違う操作をしたことによるトラブル事例として紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。