本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年9月11日付で毎日新聞東京版から、また10日23時38分に南日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時55分ごろ、鹿児島県の九電川内原子力発電所の2号機タービン建屋地下1階から出火。火は間もなく消し止められたが、男性作業員2人が軽いやけどを負った。
定期検査などのため1、2号機とも原子炉は停止しており、放射能漏れなどはないという。
九電によると、けがをしたのは協力会社の西日本プラント工業の社員(37)とサンシン工業の社員(28)。
出火当時、2人は復水器から蒸気発生器に水を送る「復水ブースターポンプ」を分解。1人が部品の一部に噴霧器で揮発性の石油系溶剤を吹きかけて洗い、もう1人が近くでポンプのボルトを金属製ブラシで手入れしていた際に、2人の作業場を仕切るビニールシート約1m2が燃えた。
ビニールシートの近くに溶剤を入れたトレイがあり、消防は溶剤が気化して引火した可能性があるとみている。
出典URL ■■■
■■■
(ブログ者コメント)
静電気が原因だった可能性が高いが、これだけの情報では、どこで放電が起きたかを推定することはできない。
まさか、ゴム手袋をして溶剤を吹きかけていたとも思えないし・・・。
(2011年9月18日 修正1 ;追記)
2011年9月15日22時20分に南日本新聞から、16日1時49分にMBS NEWSから、また16日付で毎日新聞鹿児島版と読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九電は15日、気化した石油系洗浄液の気体に、静電気で発生した火花が引火したのが原因とみられると発表した。
九電によると、現場は高さ約1.5mのビニールシートを1.5m四方に張り巡らした作業エリア。
男性作業員(28)1人がエリア内で石油系の洗浄液を復水ブースターポンプの部品の筒状フィルター(直径約8cm、長さ約20cm)に噴霧器で吹き付けていた最中に火事が起きた。
現場に火の気はなく、化学変化で発火を引き起こす物質も使用していなかった。
洗浄剤は揮発性が高く、エリア内にはプラスチック製の椅子やビニールシートなど帯電しやすい物があったことから、九電は、洗浄液が気化してエリア内に滞留、静電気で発火したと推定した。
シートやプラスチック製のいす、噴霧器などから静電気が発生した可能性があるという。
作業員は「突然、ボッと火がついた」と話しているという。
作業員の服装や作業手順は守られていたといい、静電気が発生した原因は不明という。
九電は
(1)揮発性の低い洗浄液への変更
(2)作業エリアの換気改善
(3)帯電防止シートや防炎シートの使用
(4)作業着などから静電気を取り除いたりする
など再発防止策を取る。
同日、国と県、薩摩川内市に火事の原因と防止策を報告した。
出典URL■■■
■■■
■■■
■■■
(ブログ者コメント)
□静電気発生原因について色々検討したが特定はできなかった、ということだろう。
□ただ、下記2点が気になるところではある。
①どこで「ボッと火がついた」のか?フィルター付近か?火がついた近くにあったものが帯電していた可能性が高いのだが・・・。
②人体やフィルターなどは、アースされた状態になっていたのだろうか?
10日午後2時55分ごろ、鹿児島県の九電川内原子力発電所の2号機タービン建屋地下1階から出火。火は間もなく消し止められたが、男性作業員2人が軽いやけどを負った。
定期検査などのため1、2号機とも原子炉は停止しており、放射能漏れなどはないという。
九電によると、けがをしたのは協力会社の西日本プラント工業の社員(37)とサンシン工業の社員(28)。
出火当時、2人は復水器から蒸気発生器に水を送る「復水ブースターポンプ」を分解。1人が部品の一部に噴霧器で揮発性の石油系溶剤を吹きかけて洗い、もう1人が近くでポンプのボルトを金属製ブラシで手入れしていた際に、2人の作業場を仕切るビニールシート約1m2が燃えた。
ビニールシートの近くに溶剤を入れたトレイがあり、消防は溶剤が気化して引火した可能性があるとみている。
出典URL ■■■
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(ブログ者コメント)
静電気が原因だった可能性が高いが、これだけの情報では、どこで放電が起きたかを推定することはできない。
まさか、ゴム手袋をして溶剤を吹きかけていたとも思えないし・・・。
(2011年9月18日 修正1 ;追記)
2011年9月15日22時20分に南日本新聞から、16日1時49分にMBS NEWSから、また16日付で毎日新聞鹿児島版と読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九電は15日、気化した石油系洗浄液の気体に、静電気で発生した火花が引火したのが原因とみられると発表した。
九電によると、現場は高さ約1.5mのビニールシートを1.5m四方に張り巡らした作業エリア。
男性作業員(28)1人がエリア内で石油系の洗浄液を復水ブースターポンプの部品の筒状フィルター(直径約8cm、長さ約20cm)に噴霧器で吹き付けていた最中に火事が起きた。
現場に火の気はなく、化学変化で発火を引き起こす物質も使用していなかった。
洗浄剤は揮発性が高く、エリア内にはプラスチック製の椅子やビニールシートなど帯電しやすい物があったことから、九電は、洗浄液が気化してエリア内に滞留、静電気で発火したと推定した。
シートやプラスチック製のいす、噴霧器などから静電気が発生した可能性があるという。
作業員は「突然、ボッと火がついた」と話しているという。
作業員の服装や作業手順は守られていたといい、静電気が発生した原因は不明という。
九電は
(1)揮発性の低い洗浄液への変更
(2)作業エリアの換気改善
(3)帯電防止シートや防炎シートの使用
(4)作業着などから静電気を取り除いたりする
など再発防止策を取る。
同日、国と県、薩摩川内市に火事の原因と防止策を報告した。
出典URL■■■
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(ブログ者コメント)
□静電気発生原因について色々検討したが特定はできなかった、ということだろう。
□ただ、下記2点が気になるところではある。
①どこで「ボッと火がついた」のか?フィルター付近か?火がついた近くにあったものが帯電していた可能性が高いのだが・・・。
②人体やフィルターなどは、アースされた状態になっていたのだろうか?
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。