2013年1月22日21時11分にNHK新潟から、1月23日13時30分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後2時半すぎ、長岡市の東北電力城岡変電所内にある訓練施設で、電線につり下げられた滑車付きの椅子に座って鉄塔間を移動する訓練を行っていた男性(20歳)が、椅子から鉄塔に移る際に誤って転落し、高さ約10mの電線で宙吊り状態になった。
男性はおよそ30分後に救助され病院に運ばれたが、死亡が確認された。
男性は鉄塔や電線の管理を担当していて、午後1時半から社員7人で訓練を行っていたという。
男性の腰には落下を防止するため電線とつなぐワイヤーが結ばれていたということで、警察は一緒に訓練を行っていた社員から当時の状況について話を聴くなどして事故の原因を調べている。
事故について、東北電力新潟支店は、「訓練中の死亡事故は誠に残念でご遺族にお詫びするとともに調査を行い、再発防止を徹底していきたい」とコメントしている。
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034979731.html?t=1358891291364
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130123-OYT1T00735.htm
(ブログ者コメント)
昨年10月、小国町で電話線工事中に転落して宙吊りとなり、胸部圧迫で死亡した事例があった。(本ブログ掲載済)
今回の事故の状況は定かでないが、両事例から言えることは、安全帯を着用していても100%安心ではないということだろう。
対策としては、ロープを短くする、フックを高い場所にかけるなど、いろいろ考えられる。
東北電力がどのような再発防止策をとるのか、知りたいところだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。