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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2010年12月22日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年12月21日18時30分に共同通信から、同日19時3分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午後0時20分ごろ、福岡県志免町のスーパー銭湯「雫の湯」で業務用ボイラーが爆発。重さ約400kgのボイラー(直径約1m、長さ約1.7m)が約100m離れた焼き鳥店の屋根を破り、突き刺さるようにして2階トイレを直撃した。銭湯は営業中、焼き鳥店では店員が仕込み中だったが、いずれもケガ人はなかった。また、銭湯隣の中古車販売店に停めてあった乗用車2台にボイラーの破片などが当たり、フロントガラスが割れるなどした。
警察によると、ボイラーは銭湯に隣接するプレハブ小屋に5台設置。午前10時45分ごろ、
女性従業員(44)が4台を稼働させたが、爆発数分前に1台から「シュー」という異常音がして白煙が噴き出しためスイッチを切り、消防に通報するため現場を離れた。その直後に、煙が上がったのとは別のボイラーが爆発したという。
ボイラーの製造会社によると、爆発したボイラーはプロパンガスを燃料とし、一定以上、温度が上がらない自動制御装置が付いていた。
警察によれば、従業員は、「少し前からボイラーの調子が悪かった」などと話しており、詳しく原因を調べる予定。



(2010年12月23日 修正1;加筆修正)
 
2010年12月22日付の西日本新聞に、事故当時のもう少し詳しい情報が掲載されていたので、当該部分を加筆修正した。
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20101222_news_012-nnp.html
 
 

(2011年1月16日 修正2; 追記)
 
2010年12月23日付の西日本新聞紙面に、下記情報が掲載されていた。
 
□警察などの調べで、22日、ボイラー内の過熱を防ぐ装置や圧力を外に逃がす装置がともに作動せず、内部の圧力が異常に高まり、破裂したとみられることが分った。
□ボイラー製造会社は、「何らかの原因で水が循環せずにボイラー内に滞留し、異常な高温となった可能性がある」と指摘している。
□当該ボイラーは、水を循環させながらプロパンガスで温める仕組み。
 
 
なお、12月22日付の西日本新聞紙面には、以下の情報も掲載されていた。
 
警察は、
□爆発時に火災が発生していない。
□ボイラーにすすが付着していない
などから、ボイラー内が過熱されて圧力が高まり、水蒸気爆発を起こした可能性が高いとみて調べている。
 



(2011年6月7日 修正3; 追記)
 
事故原因に関し、2011年2月28日付で福岡労働局から以下の趣旨の発表があった。
 
破裂した小型ボイラーは博多区の機械メーカーが製造したものだが、製造時において規格を具備しない欠陥があり、また同型式の小型ボイラーが複数製造販売されていることが判明した。
「欠陥例」
 □規定外材料が主要部分に使われている。
 □著しい曲げ応力を生じる部分を溶接している。
 □個別検定を受けていない。
 
 
また、2011年3月19日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
福岡労働局は、昨年12月に志免町の銭湯で起きた事故で、18日、規格外のボイラーを販売、使用したとして、製造会社「オオツカ・ガスエンジニアリング」と同社社長(61)、銭湯の社長(67)を労安法違反の疑いで書類送検した。
 
 
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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