本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2011年3月4日 旧ブログ掲載記事)
2011年3月4日2時21分に、msn産経ニュース大阪から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時55分ごろ、大阪市の特殊鋼板販売会社「ハイスチール」で、鉄板の積み上げ作業をしていた従業員(24)が荷崩れした鉄板の下敷きになり、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、地上でクレーンをリモコン操作。1枚約30kgの鉄板30枚を移動させていた際、積み上げてあった別の鉄板に当たり、吊り上げていた鉄板が荷崩れしたとみられるという。
警察によると、地上でクレーンをリモコン操作。1枚約30kgの鉄板30枚を移動させていた際、積み上げてあった別の鉄板に当たり、吊り上げていた鉄板が荷崩れしたとみられるという。
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(2011年2月16日 旧ブログ掲載記事)
2011年2月15日付で、神奈川新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時50分ごろ、藤沢市のいすゞ自動車藤沢工場内で、外壁工事を行っていた作業員の男性(35)が、設置中のコンクリート壁(高さ約253cm、幅約87cm、厚さ約20cm、重さ約1トン)の下敷きとなり死亡した。
警察によると、コンクリート壁の固定作業後にクレーンから取り外したところ、倒れてきたという。
警察が事故原因などを調べている。
警察によると、コンクリート壁の固定作業後にクレーンから取り外したところ、倒れてきたという。
警察が事故原因などを調べている。
(2011年2月10日 旧ブログ掲載記事)
2011年2月9日付で、茨城新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後3時ごろ、水戸市の県民文化センター大ホール出入り口の防音ドアがホール外側に倒れ、女性(73)が左足首を骨折する全治4週間の重傷を負った。県などで原因を調査している。
県によると、防音ドアは鉄製で観音開き。縦約2・1m、横約1・5m、厚さ約10cm。重さは150~200kgとみられる。
ドアを支えているヒンジ(ちょうつがい)を固定するネジが外れて落下し、ドアが倒れたとみられる。ネジ側面にあててヒンジ落下を防止する金具「セットビス」がないことも判明した。県は「セットビスが最初からないのか、途中で落下したのかは分からない」としている。同ホールには防音ドアが12組計24枚あるが、倒れたドア以外にはセットビスがあったという。
催し物が終了した後、参加者がホールから出ようとした際に、ドアが倒れた。
防音ドアは委託業者が毎朝、正常に開閉するか点検するが、セットビスがあるかどうかまでは確認していないという。同日朝の点検の際は異常はなかった。
県によると、防音ドアは鉄製で観音開き。縦約2・1m、横約1・5m、厚さ約10cm。重さは150~200kgとみられる。
ドアを支えているヒンジ(ちょうつがい)を固定するネジが外れて落下し、ドアが倒れたとみられる。ネジ側面にあててヒンジ落下を防止する金具「セットビス」がないことも判明した。県は「セットビスが最初からないのか、途中で落下したのかは分からない」としている。同ホールには防音ドアが12組計24枚あるが、倒れたドア以外にはセットビスがあったという。
催し物が終了した後、参加者がホールから出ようとした際に、ドアが倒れた。
防音ドアは委託業者が毎朝、正常に開閉するか点検するが、セットビスがあるかどうかまでは確認していないという。同日朝の点検の際は異常はなかった。
(2011年1月23日 旧ブログ掲載記事)
2011年1月21日付で、伊勢新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時半ごろ、津市の中勢バイパス工事現場で、コンクリート製ブロック(約2m四方、厚さ約45cm、重さ約三トン)が倒れ、作業員(59)が下敷きになった。病院へ搬送されたが、約2時間半後に外傷性窒息で死亡。
警察によると、被災者は別の作業員と二人で河川ののり面の補強工事をしていた。コンクリートブロックから木製の型枠を外していた時、被災者の方にブロックが倒れてきたという。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、安全管理に問題がなかったか、関係者から事情を聴いている。
警察によると、被災者は別の作業員と二人で河川ののり面の補強工事をしていた。コンクリートブロックから木製の型枠を外していた時、被災者の方にブロックが倒れてきたという。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、安全管理に問題がなかったか、関係者から事情を聴いている。
(2011年1月21日 旧ブログ掲載記事)
2011年1月21日0時45分に、北海道新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時50分ごろ、函館市の市道で、大型トラックから積み荷の住宅用耐火ボードが荷崩れし、近くにいたトラック運転手(46)が下敷きになって脳挫傷のため死亡した。
警察によると、トラックは、現場付近の建材会社に耐火ボード約500枚(1枚約10kg)を運んできた。この会社の従業員(32)がフォークリフトでトラックの荷台からボードを降ろしていたところ、約100枚が荷崩れしたという。
警察によると、トラックは、現場付近の建材会社に耐火ボード約500枚(1枚約10kg)を運んできた。この会社の従業員(32)がフォークリフトでトラックの荷台からボードを降ろしていたところ、約100枚が荷崩れしたという。
(2010年11月15日 旧ブログ掲載記事)
2010年11月13日23時38分に、以下の趣旨の記事が、福島民報よりネット配信されていた。
11月13日午後1時30分ごろ、南会津町の林道拡幅工事現場で、土留め用のブロックの積み上げ作業をしていた作業員2人が、倒れてきたブロック(約1m四方、重さ約800kg)の下敷きになった。1名は首、もう1名は右足を折る重傷。警察で原因を調べている。
(2010年11月2日 旧ブログ掲載記事)
以下の趣旨の記事が2010年11月2日付の毎日新聞朝刊に掲載され、11月1日18時39分に朝日新聞から、同日20時39分に共同通信からネット配信されていた。
11月1日午前10時30分ごろ、愛知県一宮市の染色加工会社「艶金興業」開発センターの解体工事現場で、敷地出入り口に設置された鉄製の門扉が突然、歩道側に倒れ、工事車両の交通整理をしていた警備員Aさんが下敷きになった。Aさんは全身を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、門扉は柵状のスライド式で、縦2.3m、横4.6m。幅9mの市道を半分程度塞ぐ形で倒れていた。門扉には、粉じんが敷地外に飛ぶのを防ぐため、3本の鉄パイプ支柱が立てられ、その上からシートをかぶせられていた。
事故当時、風速5~6mの風が吹いており、瞬間最大風速は10mくらいだったらしい。
警察では、シートが強風を受けた影響で門扉が倒れた可能性があり、安全管理に問題がなかったか、工事関係者から事情を聴いている。
(ブログ者コメント)
今回はシートが風圧を受けたことが原因だろうが、シートがなくても、この手の柵状スライド式門扉は、風で倒れることがある。ブログ者が勤務していた工場でも、強風の中、門を閉めようとした人が、倒れてきた柵状門扉の下敷きになったことがある。
重いので倒れないだろうとか、柵状、格子状なので風は通り抜けるだろう、などと思い込んでいたら大間違い。元勤務工場の事例に関し、柵の総面積に受ける風圧で門扉の転倒モーメントを計算したところ、思いのほか簡単に倒れることが、事故後に判明した。その後は、普通の引き戸のような、ほとんど支えるもののないスライド式だったものを、幼児用自転車のように門扉の横に転倒防止用の支え枠をコロ付きで設け、対策とした。
同種門扉を使っている事業所は、ご用心。
(2010年9月14日 旧ブログ掲載記事)
ネットに、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
9月13日午後1時45分ごろ、鹿児島県霧島市の産業機械製造会社「アルバック」の工場で、運送会社の社員が重さ約1トンの機械の下敷きになったと119番があった。病院に搬送されたが、外傷性ショックで死亡が確認された。
警察によると、被災者は他の4人とセラミック粉砕機(縦約2.5m、横約1m、高さ約2m)を設置しようと、複数のジャッキを使用して作業していたところ、バランスが崩れ、下敷きになった。同機自体が片側が重い構造だったという。
警察によると、被災者は他の4人とセラミック粉砕機(縦約2.5m、横約1m、高さ約2m)を設置しようと、複数のジャッキを使用して作業していたところ、バランスが崩れ、下敷きになった。同機自体が片側が重い構造だったという。
(追加情報;10月4日追記)
9月14日付の南日本新聞に、手押し車から設置個所に降ろす作業中に機材のバランスが崩れ、前のめりに倒れたらしい、と書かれてあった。
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プロフィール Profile
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。