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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年9月10日0時7分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
8月中旬、人が寝静まる深夜の小倉北区の市街地で、硫化水素を含む気体が発生した。
発生から1カ月近くになるが、発生源を特定できず、原因も分からないまま。
なぜ、小倉の中心部近くで硫化水素を含む気体が発生したのか。その謎を追った。


■硫黄のにおい

小倉北区の中心市街地に、消防車両のサイレンが鳴り響いた。
市消防局に問い合わせたら「ガスのにおいがする、と通報があったようです」。
大型商業施設や住宅が立ち並ぶ現場付近に駆けつけると、消防車両や警察車両が停車し、物々しい雰囲気だ。


車から降りると、確かに卵が腐ったような、硫黄っぽい独特のにおいが鼻につく。
付近では、側溝をのぞくようにして発生した場所を探す消防隊員の姿も見られた。
硫化水素は無色の気体で、腐卵臭が特徴。今回は最大で約200ppmが検出された。約1時間吸い続けて、気分が悪くなる濃度だ。
今回はただちに健康に影響が出る濃度ではなかったというが、高濃度になれば死に至ることもある。


■歴史が背景?

警察などによると、建物内で硫化水素自殺があった場合、外に気体が漏れることもあるが、今回はそのような痕跡もないという。
火山ガスや温泉に含まれることはあるようだが、どうして小倉の市街地中心部で検知されたのか? 仮説を立ててみた。


(1)公害の名残説
 かつて、深刻な公害問題に悩んだ北九州市。洞海湾の海底には、いまだにダイオキシン類が残るとの話もある。街中の硫化水素も、その名残なのか。
小倉北区役所に尋ねると「今回のように一時的な発生の仕方はしないのでは」と否定された。

(2)化学工場説
 では、化学工場が近くにあるのではないか。地図を眺めてみるが、それらしきものは見当たらない。
過去にさかのぼっても、「そういった施設はなかったと思います」(同区役所)。


■汚泥原因説も

興味深い話が聞けたのは、小倉北消防署を訪れたときだった。
今回の原因が特定されたわけではないと前置きした上で、「不純物の混じった汚泥に何らかの液体が流れると、硫化水素が発生する可能性はある」と担当者が話してくれた。


担当者によると、例えば硫黄を多く含む入浴剤などが下水道管に流れ、そこに塩酸の入った液体が流れ込むと硫化水素が発生することもあり得るという。
ただ、下水道管の水量や気温、湿度などの条件がそろうことが必要なようだ。



対策はあるのだろうか。

下水道などの維持補修をする、小倉北区役所まちづくり整備課に聞くと、「これから硫化水素が発生したメカニズムについて調査する段階。原因が分からないので、対策の取りようがありません」とごもっともなお答えをいただいた。
ただ、小倉北消防署の担当者はこう注意を促す。
「外からにおいを感じたら、すぐに窓を閉めて通報してください」


出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/323160
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
どのくらいの範囲に、どのくらいの時間、異臭が漂ったのか定かではないが、そもそも硫化水素濃度200ppmというのは、どのような場所で測定した数値なのだろうか?
溝などの閉空間ではなく、道路上などの開空間での測定値だったとすれば、結構高い数字だ。
一般的に言えば、最大濃度を示した場所付近に発生源がありそうなものだが・・・。
 
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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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